侑「……」

侑(午後のテスト科目の勉強しなきゃ…)

侑(お腹空いなぁ……)
グー

せつ菜「!」

せつ菜「侑さん!!」
タタタタッ

侑「せ、せつ菜さん…?」

せつ菜「もしかしてお腹空いてるんですか!?!! はっ!! まさかさっきゴミ箱に入ってたのって侑さんのお弁当だったんですか!?!!」

侑「もう大丈夫ですから…」

せつ菜「そんなこととは知らずにゴミ出ししてしまってすいませんでした!!!!」

侑「い、いいですから……そんな大きい声でやめてください……」

せつ菜「私のパンあげます!! 食べてください!!」
ポイッ

侑「あ、ありがとうござ」


愛「そういうことなら愛さんもあげるしー! みんなも侑に分けてあげなよー!」

クラスメイト「まあ愛ちゃんがそう言うなら」

クラスメイト「愛ちゃん優しいー!」

クラスメイト「あたしのもあげるー!」

クラスメイト「私もお菓子とか持ってるしー!」

クラスメイト「わたしもー!」「あっしも!」「せっしゃのも恵んであげるでござる」「わがはいも!」「おいどんも!」「それがしも!」


ドッサリ……


侑「え、えっ……」

せつ菜「よかったですね!!」

愛「モチ全部食べるよね? つーか食べきるまでテスト受けるの禁止だからw」

侑「そ、そんな……」