あなた「演劇の練習のお手伝いを?」
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ある日の部室
歩夢「あ、それ、この前二人でお出かけした時買ったお揃いのリストバンド!」
あなた「うん、せっかくお揃いの物買ったから着けてみたんだ」
歩夢「嬉しいなぁ♥またお出かけしようね」
あなた「うん、楽しみだね!」
しずく「…」 ……
…
かすみ「せんぱーい♥昨日は楽しかったですね!また今度お泊まりして一緒にかすみんのファンイベントの企画考えましょう♥」
あなた「うん!もちろんだよ」
しずく「…」
しずく (やっぱり、先輩って人気者ですね…先日の私とのデートは果たして楽しかったでしょうか……)
しずく (先輩は楽しかったと言ってくれましたけど失敗ばかりでしたしやっぱり不安です……)
しずく (また、先輩とデートしたいなぁ)
彼方「んふふ、大人しく彼方ちゃんの抱き枕になるのだ〜」
あなた「も〜さすがにそれは恥ずかしいよ彼方さん」///
彼方「あなたを抱き枕にして眠ったらスッキリした気分で練習できると思うんだ〜これもスクールアイドル活動の為だよ〜」
あなた「ええっ、ん…でも確かに彼方さん、勉強もスクールアイドルも良いお姉ちゃんの役目も毎日頑張ってるんだし、私の添い寝なんかで元気になれるならまぁいっか」
彼方「そんなにあなたに褒められると恥ずかしいな〜」///
しずく (スクールアイドルの為……!!!これです!) ……
…
あなた「演劇の練習?」
しずく「はい、最近担当するようになった配役の演技に躓いていて…この役を何とかこなせばスクールアイドルの活動にも上手く活かせそうな気がするんです!あの…手伝ってくれますか…?」
あなた「スクールアイドル活動に…うん!私で良ければいくらだって手伝うよ!で、どんな役?」
しずく「その///…新婚の団地妻の役なんです///」
あなた「へぇ、そうなんだ…えっ、ええ!?」
あなた「高校演劇部の作品の配役にしては随分と変わった役だね…」
しずく「っ!そ、そうですよね!私もこういう役は初めてで困ってました。アハハ…」アセアセ
あなた「それで私は何をすればいいのかな?」
しずく「あ、はい、それがですね…」 ……
…
あなた「…」テクテク
歩夢「うん?あの子だ。今家に帰ってきたのかな?お〜い」
ガチャ
しずく「お帰りなさい、あなた……」
歩夢 (!?!?!?!?) あなた「わっビックリしたぁ。たまいだ、『しずく』。よく来るタイミング気づいたんだね?」
しずく「はい♥愛する旦那様をお迎えするのは嫁の役目ですから」
あなた「///そ、そうだね。入ろっか」
バタン
歩夢「え、え……?どういうこと?」 ……
…
放課後 部室前
あなた「着いたね」
歩夢「う、うん」
歩夢 (結局、聞くのが怖くて何も言えず部活の時間になっちゃった……)ソワソワ
あなた (何か歩夢ちゃん今日ずっとそわそわしてるけど、どうしたんだろ)ガチャ
しずく「あ、先輩に歩夢さん」
歩夢 (!?) あなた「あ、しずくちゃん来てたんだ。他の皆は?」キョロキョロ
しずく「まだ私たちだけですよ」
あなた「そっかー」
歩夢 (あれ……?いつも通り?)
しずく (昨日は凄く幸せな時間でした。団地妻の演技練習を装った先輩とのお家デート♥私自身もこの言い訳は流石に無理かなと思ってはいましたが物事は挑戦してみるべきですね!) >>1
あ、ちなみにキズナエピソード15話のしずくちゃんをみてかいたSSです ガチャ
せつ菜「こんにちは!!!って他の皆さんはまだですか?」
あなた「こんばんは、せつ菜ちゃん。うん、そうだよ。あ、せっかくA・ZU・NAのメンバー揃ってるしユニット曲の練習しとく?」
せつ菜「それは良いアイデアですね!」
あなた「じゃあ、曲流すね〜」ポチッ ……
…
〜♪
しずく「とんでけ♥ゴォ♥」ゴゴゴゴー♪
〜♪
あなた (何か今日のしずくちゃんの歌声、前より凄く魅力的だなぁ) ドキドキ
あなた (色気があるというか、その…やらしいっ!)///
あなた (とにかく、凄くいい感じになってる。まさか本当にあの団地妻の演技練習が役に立った……?) 下校時刻
あなた「みんなお疲れ様。あ、しずくちゃんはちょっと話があるから残って貰えるかな」
しずく「はい」
しずく (話ってなんでしょうか?)
歩夢「あの!私、よかったら話終わるまで外で待っていてもいいかな?一緒に帰りたいし……」
あなた「えっ、長くなるかも知れないし、先に帰っていいよ?」
歩夢「う、うん。わかった。先に帰るね」ショボン ……
…
バタン
しずく「先輩、話って……?」
あなた「あ……その、今日のしずくちゃんの声がなんだかすごく魅力的に聞こえて、昨日の演技練習がもしかしたら本当に効果があったんじゃないかなと思ってね」
しずく「えっ、それだけで一日で私の歌のレベルが上がったんですか?」
しずく (あれって本当はお家デートの為の適当な言い訳でしたけどまさか本当に……?) あなた「その……歌が上手くなったというより、人を引き寄せる魅力というか、色気?がついた感じかなぁ」///
しずく「い、色気ですか?」///
あなた「これがよく巷で言う、歌に感情がこもるってことなのかも。歌詞の感情を伝達するには恋愛を含めて色んな人生経験か役に立つってよく言うし。その点についてはやっぱりしずくちゃんの演劇部としての素質はすごい武器になるんだと改めて思ったよ。またこんな風に演技を手伝えることがあったらいつでも言ってね!」
しずく「は、はい!」 しずく (先輩はいつでも真面目に私のことを思って色々助けてくださるんですね……そんな誰にでも優しいところ本当ズルいです……でもやっぱりまたそんなところが好き♥)
しずく (演技の練習……歌の感情……もしやこれはまたチャンスなのでは?) 〜一方、下校中の歩夢とかすみ〜
かすみ「何だか怪しいです!」
歩夢「えっ、どうしたの、かすみちゃん?」
かすみ「先輩としず子のことですよ!先輩、今日の練習中ずっとしず子の方ばっか見てましたしその後かすみん達を差し置いて2人っきり残って話なんって絶対怪しいです!」 歩夢「まぁまぁ、相談とかあるんじゃないかな?悩み事くらい誰にでもあるよ」
かすみ「2年生の先輩が幼馴染の歩夢先輩や3年生を置いてしず子にだけですよ?」
歩夢「そ、それは……」
歩夢 (確かに 、昨日のあの子としずくちゃんを考えるとかすみちゃんの言う通り……うぅ、あなた、どうして……)ショボン その週の日曜日 駅前
しずく「はうぅ……」ソワソワ
〜離れた所物陰〜
歩夢「か、かすみちゃん……やっぱりこういうことよくないよ……」ボソボソ
かすみ「歩夢先輩も2人のこと気になるじゃないですか!先輩をこのまま取られてもいいんですか!?」ボソボソ
歩夢「い、いやだよぉ」ウルウル かすみ (歩夢先輩ってちょっとメンヘラっぽくて隙あらばよくマウント取ろうとするくせにこういうことに限って内気なんですよねぇ)
かすみ「あ!先輩来ました!」
あなた「おーい〜しずく〜」フリフリ
しずく「あ、せんぱーい♥」フリフリ かすみ (呼び捨てぇ!?)
あなた「ごめんね?待ってた?」
しずく「いえ、私も今来たところですよ」
あなた「ふふっじゃあ、行こっか」ギュッ
しずく「はいっ♥」ギュッ
かすみ「て、手まで繋ぎました!かすみんもまだなのに……」
歩夢「あの子、すごく楽しそう……」
かすみ「ぐぬぬぬぅ……歩夢先輩!先輩たちを着いていきますよ!」
歩夢「う、うん!」タタタッ 〜2日前〜
あなた「幼馴染の恋人の演技?」
しずく「はい、演劇部で演じる訳ではありませんがこの前書いた自作キャラ設定集の子を先輩と演じてみたいです」
あなた「そうなんだ〜この前言った通り、もちろん手伝うよ!」
あなた「それで正確にどんな演技をすればいい?」
しずく「それがですね。私が先輩の隣家で昔から住んでいる後輩で先輩にはやっと最近長年の想いを告白して付き合ったばかりという設定なんです」
あなた「ふむふむ」
しずく「それで−−−」 〜現在に至る〜
しずく「今日はとっても楽しかったです」
あなた「私もこうして久しぶりにしずくと遊園地に来て楽しかったよ」
しずく「先輩と遊園地なんて小学校以来初めてでしたね」
あなた「あ〜あの時は確かしずく、観覧車が上るのを怖がって泣きながら私に抱きついたっけ」フフッ
しずく「もぉ///先輩、そんなことは忘れてくださいよ〜」カアアア やっぱり歩夢ちゃんはヤンデレメンヘラ扱いよりも
こうやってションボリしたりウルウルしたりして(最後は報われ)る方が似合うよ…可愛いよ… あなた「忘れないよ。全部しずくとの大切な思い出だから」
しずく「せ、先輩」///
しずく「今思い返せば私はあの幼い頃、既に先輩のことを……」ボソッ
あなた「うん?今何か言った?」キョトン
しずく「ふふっ、にぶにぶの先輩には教えません♥」
しずく「あ、そろそろ私帰りますね」
あなた「本当に送らなくてもいいの?鎌倉まで遠いし遅くなって危ないよ?」
しずく「そしたら今度は先輩の方がもっと遅く帰ることになりますよ?先輩だって可愛い女の子なんですから私心配です……」
あなた「もう、わかったよ。気をつけて帰ってね〜」フリフリ
しずく「はい、また学校で」フリフリ 〜離れた所物陰〜
かすみ「え?えええ!?!?一体どういうことですか!?幼馴染ぃ!?」
歩夢「あの子としずくちゃんが幼馴染……?聞いたことないよ……どうして秘密にしたの?どうして私、知らなかったの?どうして?」
歩夢「どうして……」 翌日朝 登校中
あゆかす「……」
あなた (2人とも今日は様子がおかしいな。具合悪いのかな)
あなた (そういえば、今日の昼休みもしずくちゃんと一緒に演技の練習するんだっけ)
あなた (しずくちゃんの表現力の為、頑張らないと)フンスッ 昼休み
キンコンカンコン-♪
あなた「あ、昼休みだ行かなきゃ」ガタッ タタタッ
あゆかす「……」ソッ
……
…
あなた「お待たせ、しずく」ボソッ
しずく「お姉さん!」ダキッ
あなた「ちょっ、しずく、声抑えて!誰かに見られたらどうするの!?」ボソッ
しずく「あっ、す、すみません。そうですよね……私達の関係は禁断の姉妹愛、決して許されない愛……」
あなた「うん、卒業して家族と知り合いから離れて誰も知らない所で2人で暮らすその時が来るまで、私たちの関係は隠さなきゃいけないんだ」 あゆかす (!?!?!?)
しずく「お姉さん……」
あなた「しずく……」
しずく (キス待ち顔で近ずいて来る)
あゆかす (ええええええ!?!?!?!?)
あなた「えっ!?」
あなた (これって今キスしろってこと???で、でもいくら演技でも流石に本当にキスする訳には……)
しずく (キス待ち顔で接近中)
あゆかす「ダ、ダメぇぇぇええええ!!!!!!!」タタタッ
あなしず「えっ」 かすみ「コラァしず子ォ先輩から離れて!!!」グイッ
しずく「ちょっ、かすみさん!?」
あなた「かすみちゃんに歩夢ちゃんもどうしてここに!?」
歩夢「あなた!どういう事情があなたとしずくちゃんの間にあるか知らないけど……お願いだから私を置いて行かないでっ!」ポロポロ
あなた「ええっ」
かすみ「せんぱぁい……かすみん、先輩がずっと傍にいないと全然可愛くなれないんですぅ……先輩がいないと嫌なんですぅ!」ポロポロ
あなた「えええっ???」
ダキッ
あゆかす「ふえええええ〜ん」ポロポロ
あなた「えええええええ!?!?!?」 ……
…
あゆかす「演技の練習ぅ!?!?」
あなた「うん、そうなんだ」
かすみ「なんだ〜そういう事だたんですね」ホッ
歩夢「よかった……本当によかったよぉ」ズビズビ
かすみ「でも、いくら何でもキスはやりすぎですよ!」
あなた「うん、流石に私も戸惑ったよ」アハハ
しずく「その、演技に夢中になりすぎて……」///
しずく (はぁ……後もうちょっとだったのに……) 歩夢「でも、なんでスクールアイドルの為の演技練習なのに誰にも言わずにしてたの?」
あなた「それが、しずくちゃんが演技に集中するために秘密にしましょうって……」
あゆかす (絶対嘘だね……)
しずく「」ギクッ
かすみ「別にスクールアイドルのレッスンですし、かすみん達とも演技の練習してもいいですよね?」
あなた「ん……確かに同好会のみんなにこのトレーニングをやらせてみるのもいいかも!」
歩夢「うん♥楽しみだねあなたとの恋人の練習♥」 数ヶ月後 ライブ会場
〜♪♥♥♥
観客1「なんか最近、虹学のスクールアイドル達ってさぁ」
観客2「うん」
観客1「なんというか、その……」
観客2「うん……」
観客1「すっごいやらしい声になってない?」
観客2「うん……」///
おわり SS書くの初めてだったけど
ss writer勧めてくれた人ありがとう
すごく便利なアプリだった 最高でした!
あなしずほんと良いわ
また書いてください しずくちゃん可愛くて最高だった
ぽむかす2人の嫉妬劇もほっこりしてて好き >40 ss増えてきたスレの鱒寿司かな?
お役に立てて嬉しい。もっと書いてくれ! あなしずはもちろんぽむかすの反応もかわいいね
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