あなた「何度目の朝だろう?」
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あなた「歩夢ちゃんッッ!!!」
あなた「ハァ……ハァ……」
あなた「歩夢……ちゃん……」
ガチャッ
歩夢「おはよう、あなたちゃん」
あなた「……へ?」 あなせつ書いてくれる人ほとんど居ないからとても嬉しい。長すぎと言わず存分にやってくれたまえ あなた「あ、そうなんだ……っていうか、マネージャーなら当たり前のことだと思ってたけど」
せつ菜「いえ。きっと、当たり前ではないと思いますよ」
あなた「そう……なんだ」
せつ菜「あなたは、特別です。少なくとも、私にとっては」
あなた「っ……!///」
あなた「えと……ご飯にしよっか!何があったかな〜……」 あなた「……あれ?」
せつ菜「どうしたんですか?」
あなた「冷蔵庫にタッパーが……それに、鍋にみそ汁が作ってある」
せつ菜「ご両親が作り置きしてくださったんですね」
あなた「それは……有り得ないよ。だって、どっちもニューヨークに出張してて、今この家には、私1人しか住んでいないんだ」 せつ菜「あっ……そうだったんですか。では、これは一体誰が……?」
あなた「……むちゃん」
せつ菜「え?」
あなた「歩夢ちゃんしかいない。だって、家族の他に合鍵を持ってるのは、歩夢ちゃんしかいないから!」
せつ菜「えっ……えぇ!?」 〜〜〜
あなた「……ダメだ。ラインにも反応してくれないし、インターホン押しても出てくれなかった」
せつ菜「単に出かけているのではないでしょうか。ラインに反応する余裕がないくらい忙しいのだと思います」
あなた「だといいけど……」
せつ菜「それより、せっかく作ってもらったんですし、食べない方が失礼ですよ」
あなた「……うん、そうだね。私、お腹空いちゃったよ」 〜〜〜
せつ菜「では、いただきましょう」
あなた「そうだね」
あなせつ「「いただきます」」
あなた「モグモグ……やっぱ歩夢ちゃんだよ。玉子焼きの味でわかった」
せつ菜「確かに、味付けが絶妙ですね」
あなた「美味しかったって、ちゃんと言ってあげなきゃ」 せつ菜「……その、実はですね」
あなた「うん?」
せつ菜「私、料理の練習をしているんです」
あなた「……え」
せつ菜「仕事がオフで時間がある日には、自分で食材を買ってきて、両親に食べてもらったりしていて」
あなた「それで……ご両親は?」
せつ菜「これから、いっぱい練習しようね、って」
あなた「な、なるほど……ゴクリ」 せつ菜「もし、たくさん練習して、美味しく料理を作れるようになったら……あなたにご飯を作りたいなって」
あなた「へ?」
せつ菜「ダメ、ですか?」
あなた「ダメじゃない!っていうか、全然いつでも作ってくれて構わないよ!」
せつ菜「ほっ、ホントですか!?」
あなた「ほら、作ってるところ見てたら、色々アドバイスもできると思うし」
せつ菜「ありがとうございます……!やった。えへへ……嬉しいです」 こんな幸せ空間だけど行き着く先は何かしらの不幸なんですよねつらすぎます………!!! あなた「そういえば、今日のデートだけど」
せつ菜「あっ……はい」
あなた「どこか、行きたい所でもあるの?スクールアイドルのイベントがあるとか?」
せつ菜「いえ。今日は、ただ純粋に、あなたとデートがしたいです」
あなた「ふーん純粋にデートね……え?」
せつ菜「なんていうんでしょう……あ、アイドルって、そういうのも必要というか!」
あなた「そうなの!?」 せつ菜「恋愛経験があると、表現の幅が広がるというか!」
あなた「れっ恋愛経験んんん!??」
せつ菜「はっ……ち、違うんですぅ!」
あなた「ち、違うの……?」
せつ菜「う……違うんですけど、違わないんです!」
あなた「よくわかんなくなってきたよぉ……」 せつ菜「分からなくても問題ありませんから!とにかく、今日のデートは、だ……男女が、デートで行くようなところに行きたいんです……!!///」
あなた「男女……カップルってこと!?」
せつ菜「……///」コクリ
あなた「っ……!///」
あなた「わ……わかった!こうなったら覚悟決めるよ!」
あなた「行こう!2人で、デートスポット!!」
せつ菜「わぁっ……!ありがとうございます!!」 今更ですがスクスタのあなたと歩夢の家ってマンションなんですね
千歌たちみたいに一戸建てなのかと勘違いしてました
>>75とかは適当に読み替えてくださると助かります 細かい事はこっちの方で勝手に脳内変換するから気にせず書いてくれて構わないぞ 〜〜〜
あなた「というわけで……デックスビーチに来たわけだけど」
せつ菜「ワクワクしますね!」
あなた「そうなの?地元民だし、飽きちゃってるもんだと思ってたんだけど」
せつ菜「そんなことないですよ!距離的には近いですけど、私はあんまりここに来たことが無いんです」
あなた「あー、せつ菜ちゃん忙しそうだもんね」
せつ菜「そういうあなたは、何度も来ているんですか?」
あなた「ううん。お台場は広すぎて、今でもどこに何があるのか正直よくわかんないよ」
せつ菜「えへへ……一緒ですね」
あなた「一緒だねー、なんか頼りなくて申し訳なくなってくるよ」
せつ菜「そんなことないですよ!これから2人で知っていきましょう!」
あなた「うん!そうだね!」 〜〜〜
せつ菜「ここがかの有名なジョイポリスですか」
あなた「へー、色々なアトラクションがあるなあ」
せつ菜「何だかいっぱいあり過ぎて選べないです」
あなた「ここは定番のジェットコースターとか?」
せつ菜「音ゲー?ジェットコースターなのに?興味深いですね」
あなた「VRアトラクションだって!これもいいんじゃないかな?」 せつ菜「……生き人形の間?」
あなた「え?」
せつ菜「なんでしょう、名前が一際目立ってますね」
あなた「人形がたくさん展示してあるのかな」
せつ菜「ちょっと行ってみませんか?ジェットコースターだと、少し心の準備が必要ですし……」
あなた「そ、そうだね……心の準備は大事だよね!」 あなた「……これって」
せつ菜「入ってみましょう!面白そうです!」
あなた「……せつ菜ちゃんって怖いのいける方だっけ?」
せつ菜「へ?どうしてです?」
あなた「多分これ、お化け屋敷……だよ」
せつ菜「い、言われてみれば……確かにそんな感じがします」
あなた「ね、今日はやめとこ?また次の機会に」
せつ菜「いえ!なんだか今日はいけそうな感じがします!」
あなた「えぇ!?」 せつ菜「私、ホラー映画も嗜んでいるので!」
あなた「それとこれとは……えぇ……」
せつ菜「私の勘が、ここに入るべきだと叫んでいます!さあ行きましょう!!」
あなた「うぅ……そこまでいうなら……仕方ないなあ」
せつ菜「ブツブツ……怖がって私に抱き着いて……フフッ……」
あなた「……え?せつ菜ちゃん、何か言った?」
せつ菜「はっ!な、なにも言ってませんよ?」
あなた「そう?ならいいんだけど」 〜〜〜
『遂に人の道に反した邪道に手を染めて……』
あなた(だっ、ダメ!やめて!!)
『人形の材料に使って』
ジョキィッッッ!!!
あなた「ひゃあああああああああああああ!!!!」
あなた(も、もうダメ……帰らせて……) ギュッ
あなた(へ?)
ニギニギ
あなた(せ、せつ菜ちゃん?)
ギュウウッ
あなた(部屋が真っ暗で、ヘッドホンしてるから何も聞こえないけど)
あなた(せつ菜ちゃんが、私の手を握り締めてくれてるのはわかる)
あなた(うぅ……死ぬほど怖いけど、せつ菜ちゃんがいれば頑張れるかも……!)
せつ菜「助けて……誰か……お願いだからぁ……」ブルブル 生き人形の間って無くなっちゃったんですかね
面白かったのに残念
続きます スレタイを変更したいのでこのスレを落として立て直します スレタイ変更初めて見た
こっちのスレで誘導してくれると助かる 中々立てられないので書き終えたら立てたいと思います ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています