歩夢「あなたは鈍感」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
あなた「それでね!その時かすみちゃんが〜」
歩夢「ふふ、そうなんだ♪あなたは本当にかすみちゃんのことが好きだね。」
あなた「えー、そう見える?」
歩夢「冗談だよ、同好会のみんなのことが大好きだもんね。」
あなた「あはは…歩夢ちゃんには敵わないなぁ」
歩夢「でも…私嬉しい……あなたが私のこと頼ってくれて」
あなた「え?歩夢ちゃん、何か言った?」
歩夢「な、なんでもないよ!?」 歩夢「それにしても…あなたがお母さんと喧嘩しちゃうなんて。珍しいね」
あなた「こんなこと話せるの歩夢ちゃんくらいだよ」
歩夢「私からも話してみるね。」
あなた「ありがとう!…まさか、作曲に熱中するあまり騒音で迷惑になってたなんて…」
歩夢「懐かしいね、ねえ覚えてる?」
あなた「?」
歩夢「幼稚園の時あなたがおばさんに犬を飼いたいってずっと譲らなくて…私もあなたの味方をして一緒にお願いしに行ったよね」
あなた「そ、そんなことあったかな?」
歩夢「あっ、覚えてないんだ・・」シュン
あなた「ご、ごめんね?でも…歩夢ちゃんは昔から変わらないね」 歩夢「えっ?」
あなた「私のこといつも側で支えてくれて…味方でいて、助けてくれる…」
あなた「本当になんでも話せる友達っていうか…大切な子で…」
歩夢「・・・////」
あなた「あれ?歩夢ちゃん顔赤くなってるよ。」
歩夢「えっ?そ、そうかな?」
あなた「ちょっとごめんね…」ピトッ
歩夢「〜〜〜〜」
あなた「熱はないみたいだね。良かった♪」
歩夢「あ、あのね…私……」 ピロン
あなた「あれ?絵里さんから……ええ!!?フェスのための受付用紙のフォーマットがまだ出ていない…も、もしかして私やり忘れてた…?」
歩夢「だ、大丈夫?私も手伝うよ?」
あなた「・・・・大丈夫だよ、こういうところは私がやっていかないといけないし。それより歩夢ちゃんは次のソロライブのための練習頑張って!お金置いていくね!」タッタッタッ
歩夢「あっ…」
歩夢 (こんなに長く一緒にいるのに……私とあなた…何も変わらないよね) ___
_____
音ノ木坂
絵里「もう、キミったら…しっかりしてるように見えて偶に抜けてるところがあるのよね。」
あなた「あはは…面目ない。」
絵里「でも、この短時間で仕上げるなんて流石ね♪チュウしちゃおうかしら?」
あなた「ええ!?え、絵里さんにチューしてもらえる……ってそんなのダメ!」
絵里「ふふ、じょーだんよ♪」
あなた「じょ、冗談…」ホッ
絵里「キミってからかいがいがあって面白いわね♡」
あなた「むぅ…絵里さんだって暗いの怖がって犬に怯えてたのに」
絵里「そ、それは…その…」 絵里「それより、歩夢と話してたんでしょ?ごめんなさいね。」
あなた「ううん、こっちこそ大事な書類なのに…忘れててごめんなさい。」
絵里「気にしないで♪私たちチームみたいなものじゃない、それに上等な物に仕上がったわけだし結果オーライよ。」
絵里「…そういえば、あなた明日は空いてるかしら?」
あなた「えっ?・・お休みだし予定は何もないけど」
絵里「良かったらこれもらってくれないかしら?」スッ
あなた「水族館無料券?」
絵里「福引きで当たって亜里沙と行く予定だったんだけど…真姫たちに海上アスレチックに誘われて…」 真姫「…μ’sのみんなで行きたいんだけど…ダメかしら?」
海未「良いですね!…あの限定かき氷にもリベンジしたいものです。」
絵里「ーそんな調子で亜里沙も海未が行くっていうものだから行きたいの一点張りなのよ」
あなた「亜里沙ちゃんは本当に海未ちゃんが好きなんだね。」
絵里「そうね、だからこそどうしても譲れないみたいで…これ明日までなのよ。良かったら使ってほしいわ」
あなた「あ、ありがとう。それじゃあいただきます」
絵里「ふふっ♪君は誰を誘うのかしら?」
あなた (・・・・・2人用か) ___
_____
あなた「ただいま〜」ガチャ
あなた「って言っても…まだ帰ってきてないよね。」
あなた「歩夢ちゃんいるかな?」ガラッ
歩夢「あれ?帰ってきてたの?気づかなかった」
あなた「歩夢ちゃん!ナイスタイミングだよ!」
歩夢「えっ?」
あなた「・・・実はね、絵里さんから水族館の無料券を貰っちゃったんだ。…2人まで大丈夫みたいなんだけど一緒に行かない?」
歩夢「・・・・・えっ?」
あなた「い、嫌だった?」 歩夢「ううん!嫌じゃないよ。でも、どうして?」
あなた「さっき、せっかく歩夢ちゃんに相談に乗ってもらってたのに…途中で出て行っちゃったし…
歩夢「それは気にしてないよ?…あなたがいつも頑張ってることも大変なことも知ってるから」
あなた「それに……」
歩夢「?」
あなた「私が…歩夢ちゃんと行きたいって思った、これじゃダメかな?」
歩夢「!!!!」
あなた「あはは…私ったら何言ってるんだろう。変だったかな?」
歩夢「ううん!全然変じゃないよ!
歩夢「…むしろ嬉しい」ボソッ あなた「よかったぁ…それじゃあ、明日9時に出発で良いかな?」
歩夢「うん、楽しみにしてるね♪私お弁当作っていくから♡」
あなた「えっ?本当に!?すっごく嬉しい!」
歩夢「ふふ♪あなたってば子供みたい」
あなた「うぅ…///ついテンションが上がっちゃって…そ、それじゃあチケットは明日渡すね!!また明日!」ガララ
歩夢「それじゃあ、またね♪」
___
_____
ーあなたちゃんの部屋ー
あなた「はぁぁぁ…良かった、歩夢ちゃんに断られたらどうしようかと思ったよ…」
あなた (・・・やっぱり2人で行くなら歩夢ちゃんとって決めてた…)
あなた (だってね、私…歩夢ちゃんのこと…)
あなた (・・・Zzzzzzz) ___
_____
チュンチュン
あなた「!?」
あなた「あれ、、、」
あなた「あぁ!!!昨日お母さん同窓会で遅くなるって言ってたの忘れてた…」
あなた「今は…8時半!?」
あなた「あ、歩夢ちゃんとの待ち合わせに遅れちゃうよ〜!!」
ドタバタ
ー歩夢の部屋ー
歩夢「ふふっ♪あの子ってばすごく騒いでる♪」ジュー
歩夢「うん、今日の卵焼きも大丈夫♡」
歩夢 (…喜んでくれるかな?) ___
_____
あなた「…それじゃあ行ってきま〜す!!!」ガチャ バタン
歩夢「おはよう、朝から元気だね♪間に合ったみたいで良かった」
あなた「あはは…ちょっと昨日色々あって」
歩夢「大丈夫?私…今日は遊びに行かない方が良かった?」
あなた「あっ、そういうことじゃなくて…ちょっと考えごとしてたら…寝落ちしちゃって・・」
歩夢「そういうこと…良かった…のかな?」
あなた「うん!私は心配ないから、さあさあ歩夢ちゃん!水族館が待ってるよ!」グイグイ
歩夢「わっ!ちょ、ちょっと〜?」 ___
_____
ガタンガタン
歩夢「あんまり混んでなくて良かったね♪」
あなた「そうだね、これも余裕をもって出発できたおかげかな?」
歩夢「ふふっ♪本当かな〜?」
あなた (・・・こうして見ると今日の歩夢ちゃん……とっても可愛い!!いつも思うけど私なんかとは違ってザ・女の子って感じだもん。とっても優しいし真心系っていう紹介も歩夢ちゃんにとってもマッチにしてるよね。私としてはコツコツ系も合ってたと………)
歩夢「ねえ、聞いてる?」
あなた「えっ?ご、ごめん!なんの話だっけ?」
歩夢「も〜ボーっとしてたから心配したよ?次の駅で着くねって言ってたんだよ?」
あなた「えっ!?もうそんな時間?」
歩夢「も〜さっきからずっとうわの空で…」 あなた (歩夢ちゃんのこと見てたらそんなに時間が経ってたなんて…思いもしなかった…)
歩夢「ね、ねえ?」.
あなた「?」
歩夢「その…さっきから私のことずっと見てたけど…変だったかな?」
あなた「!!!」
あなた「変じゃないよ!これまで歩夢ちゃんがそんな服着てるの見たことなくて…その…可愛いって思ったから」
歩夢「そ、そうかな?…この前のテストの結果が良かったからお母さんに買ってもらったの♪」
あなた「な、なるほどね。」
ぽむあな「・・・・・」
アナウンス「まもなく、○○駅○○駅お出口は〜」
歩夢「あっ、着いちゃうね。」
あなた「そ、そうだね!」 プシュー
あなた「それにしても、水族館なんて久しぶりに来たかも」
歩夢「あっ、私もそうかも♪最後に来たのは小学校のころかな?」
あなた「・・・あっ、違った曜ちゃんと淡島マリンパークに行ったからつい最近だったや。」
歩夢「」
あなた「あはは…最近忙しくて物忘れが激しいのが困るね。歩夢ちゃん!?」
スタスタ
歩夢 (もうっ…あなたを独占できないのは分かるけど…あなたのバカ)
あなた「歩夢ちゃん!そんなに早く歩くと…疲れちゃうよ?」スタスタ 歩夢「・・」プイッ
あなた (参ったなー歩夢ちゃんを怒らせちゃった…どうしよう…)
グゥー
歩夢「!」
あなた「あはは…そういえば…今日の朝身だしなみとかでバタバタして…何も食べてないや…」
歩夢「・・・わ、私のお弁当。少し食べる?」
あなた「いいの?」
歩夢「あなたがお腹を空かせてるなら…放っておけないよ♪」ニコッ
あなた「歩夢ちゃん…!!」 あなた「…!!歩夢ちゃんの玉子焼きやっぱり美味しい〜!」
歩夢「ふふっ、良かった♪」
あなた「この焼き加減とふわふわさが絶妙だよ…!何個でも食べられるよ」
歩夢「そ、そうかな?でも、お昼の分がなくなっちゃうからほどほどにね?」
あなた「はーい♪」パクパク
歩夢 (・・・こうやって美味しそうに食べてるあなたを見ていると私までお腹いっぱいだよ♪)
あなた「ふぅ…ごちそうさまでした♪それじゃあ入ろっか?」
歩夢「うん♪」 ー館内ー
歩夢「わぁ…水族館の中って暗くて涼しくて…別の世界に来たみたいだよね♪」
あなた「おー歩夢ちゃんが詩的な表現を…」
歩夢「そ、そんなことないと思うけど…」
あなた「あはは♪ごめんね、困らせちゃったね。」
歩夢「もぅ・・こうして広い海の中を見ていると自分の考えていることはちっぽけに思えてくるね。」
あなた「確かにそれはそうかも。」
あなた (果南ちゃんから似たようなことを聞いたのは黙っておこっと。) あなた「あっ、サメだ。」
歩夢「本当だ。サメって水槽の中にいる他の魚を食べたりしないのかな?」
あなた「サメも空腹じゃない限りは食べることはないみたいだよ?でも、たまに食べちゃうことがあるみたい。」
歩夢「そうなんだ、あなたは物知りだね」
あなた「あはは…ってパネルに書いてあったんだ」
歩夢「も〜あなたってば〜」
あなた「んっ…?サメの写真をジョーズに撮れるかな…?ぷぷっ…!!!」
歩夢 (あっ、あなたが笑ってる♪せっかくだし写真撮っておこうかな♪) パシャ あなたの頭の中の愛さん「も〜ぶちょーってばそんなダジャレでも笑っちゃうなんて愛さん悔しいぞ〜!冷められないよう注意しなよ?サメだけに!愛さんにかかればサメのダジャレなんて朝飯前!なんつって〜!!」
あなた「さ、冷められたくはないよね…」プルプル
歩夢「どうしたの?大丈夫?」
あなた「だ、大丈夫だよ…?」
プルプル
あなた「歩夢ちゃんこそ、震えてるよ?」
歩夢「えっ?そ、そうかな?」プルプル
あなた「やっぱり、外と中の気温差が大きいもんね。これ着て」 フワッ
歩夢「えっ…?こ、これ…あなたの上着…」
あなた「えへへ、こうなることを見越してもう1枚持って来てたんだ♪」
歩夢「・・・ありがとう♪」
あなた「どういたしまして♪」
あなた「それにしても…水族館って昔は広く感じたけど…今はそんなに広く感じないのはなんでだろう?」
歩夢「わたしもあなたも大きくなったってことじゃないかな?」
あなた「なるほど、それもそうかも♪」
あなた (・・・それにしても…分かってはいたけどカップルでいっぱいだよね) ギュッ
あなた「わっ!?あ、歩夢ちゃん?」
歩夢「ふふっ♪どうしたの?そんなにぼーっとして?」
あなた「えっ、あっ…いやー周りがカップルでいっぱいだな〜って…」
歩夢「…そうだね。あなたもやっぱりあんな感じになりたい?」
あなた「・・・ま、まあそうかな…」
歩夢「そっか…」
あなた (・・・歩夢ちゃんにちゃんと言えたらだけどね。) 歩夢「あっ、クラゲのコーナーだよ♪綺麗だね…」
あなた「本当だね、ライトアップされて…色んな色に光って…銀河みたい」
あなた (よしっ…ここ、ここしかないよ!…静かな場所に2人……曜ちゃん験担ぎさせてください…!!)
あなた「あ、あのね!歩夢ちゃん!!」
歩夢「どうしたの?」
あなた「この、クラゲたちも綺麗だけど……だけど・・・」
歩夢「?」
あなた「わ、私としては………」
あなた (ど、どうしよう…ここに来て…緊張で胸が張り裂けそう…////) 歩夢「私としては…?」
あなた「あ、あゆ………!」
??「せんぱ〜い!!!!」ダッ
歩夢「!?」
かすみ「やっぱり!歩夢先輩に先輩じゃないですかぁ〜♪こんなところで会うなんて偶然ですね♪」
あなた「か、かすみちゃん!?なんでここに?」
かすみ「えっと…それはですね…」
果林「・・順路はこっちで合ってるわよね?」
せつ菜「はい!バッチリです!!」
果林「あら?歩夢じゃないどうしたのこんなところ・・・・なるほどね。」 せつ菜「歩夢さん!それに部長!!お2人もここに来ていたなんて奇遇ですね!」
歩夢「せ、せつ菜ちゃんに果林さんも…」
かすみ「果林先輩がシャチが見た〜いって言ってたのを動物園の方面で発見して…成り行きと言いますか…」
あなた「なるほどね…かすみちゃんせつ菜ちゃんありがとう♪」
かすみ「いえいえ!かすみんはいい子なので〜♪」
かすみ「それにしても先輩〜歩夢先輩とデートですかぁ〜?かすみんも誘って欲しかったです!!」
あなた「で、デートってそんな……チケットが2枚しかなくて…ごめんね?」
せつ菜「そうです!ここで会ったのも何かの縁ですし、一緒にシャチのショーを観にいきませんか!?」
あなた「えっ…せ、せつ菜ちゃんちょっとそれは…」
かすみ「良いですねー♪果林先輩もそう思いますよね?・・果林先輩?」 せつ菜「か、果林さん…まさかまた道に迷って…!?」
あなた「この水族館広いし…果林さんならあり得るかも」
歩夢「それじゃあ、一緒に行こう?果林さんも心配だもん♡」
あなた「えっ、あっ…うん。」
かすみ「さすが歩夢先輩ですね!それじゃあ早速行きましょう!」
あなた (うぅ…せっかく言葉もムードも用意したのに…) @cメ*◉ _ ◉リ ふふっ、やっぱりあなたちゃんは歩夢ちゃんのお嫁さんなんだよなあ
@メ*◉ _ ◉ リ 覚えてるなあ 果林 (もう…せつ菜とかすみちゃんったら…邪魔したら悪いじゃない)
___
_____
かすみ「わぁ〜シャチもちゃんと言う事聞くんですね〜♪それに〜よく見たらお目目も可愛いし…あっ、もちろんかすみんの方が〜」
せつ菜「最強なのに可愛い…!これもまたギャップなんでしょうか?」ブツブツ
果林「ふふっ♪水が気持ちいいわね歩夢♡」
歩夢「は、はい…でも、この服あんまり濡らさないようにしないと…」ボソッ
あなた (うぅ…迫力満点だしこんな間近で見れたのは幸運だけど…歩夢ちゃんと距離が遠いよ…)
果林「・・・・」ジー
ーお土産コーナー
あなた (・・結局かすみちゃんやせつ菜ちゃんの勢いに負けて果林さんと合流してシャチのショーを見て一緒に回って今日は終わっちゃった…) ガクッ
果林 (もうっ…そんなに落ち込まないで…?上手く2人をどうにかしてあげられなかった私のせいでもあるんだけど…)
せつ菜「果林さんどうかしたんですか?」
果林「へっ!?な、何でもないわよ?エマに何か買って帰ろうかなって…」
かすみ「果林先輩ってばやっさしい〜♪かすみんにも何か買ってください♡」
せつ菜「ちょ、かすみさん!?」
果林「・・・良いわよ?その代わり今私の目の前にある棚の中からとかでどうかしら?せつ菜もよかったら選んで?」 せつ菜「ええっ!?そんなの悪いです…」
果林「良いのよ、私1人だともっと時間もお金もかかったかもしれないし…お礼よ♪」
せつ菜「あ、ありがとうございます…ああ!!!!こ、これは…!アニメとのコラボグッズ…!盲点でした…こんなところでも取り扱ってるなんて…!」
かすみ「かすみんは〜これとこれと〜♪あっ、この付箋も可愛いですねぇ♪」
果林「かすみちゃん、1人1つよ?」
かすみ「は〜い」
果林「・・・♪」ウィンク
あなた「・・・!」
果林 (もうっ…手のかかる子なんだから♪) あなた「歩夢ちゃん。」
歩夢「あっ、このしおりどうかな?イルカの絵が入ってて可愛いと思うの」
あなた「うん、確かに可愛いね。」
歩夢「それとも…このクラゲのかな?」
あなた「・・!!」
あなた「あ、あのね…歩夢ちゃん…!」
歩夢「なあに?」
あなた「そ、そのね…さっき言いかけてたことなんだけど…」
歩夢「うん…」
あなた「わ、私としては……ね…」
あなた「あの、クラゲのキラキラよりも……」
あなた「わ、私と歩夢ちゃんの友情の方がキラキラしてるねって…!」 あなた (ああ…違うよ……そうじゃないのに…)
歩夢「・・・・」ポカーン
あなた (・・歩夢ちゃん呆気に取られてる)
歩夢「ふふっ♪ありがとう♡それって…親友ってことだよね♪」
あなた「う、うん!私と歩夢ちゃんは親友だよ!」
歩夢「あなたと…親友……うん♪」
果林「・・・・」ヤレヤレ
かすみ「果林先輩〜♪かすみんこれに決めましたぁ♡」
せつ菜「わ、私はこれで…///」
果林「分かったわ♪それじゃあレジまで行こうかしら?」 せつ菜「歩夢さんたちは待たなくて良いんですか?」
果林「せつ菜ってば…歩夢たちならせつ菜たちを置いて行っちゃったわよ?」
かすみ「えー先輩酷いです〜」
果林「選ぶ時間が長すぎたのよしょうがないわ」
せつ菜「確かにそうですね…果林さんもすみません。」
果林 (2人とも良い子なんだけどね…) ー翌日ー あなたside
あなた「・・・うぅ…私のバカいくじなし…にぶちん…」
ミンミンミンミン
あなた「煩いし…これじゃあ作曲もできないよ…」ムクッ
あなた「・・・よしっ!気分転換に走ってみようかな!」
あなた「海未ちゃんたちを見習ってランニング10kmだ!やるぞ〜!」
タッタッタッ‥ あなた「はぁはぁ……暑い……Tシャツがびちょびちょ…」
あなた「ちょっと涼もう…」
ウィーン イラッシャーセ
あなた「あっ、懐かしいな…この漫画まだやってたんだ。」
あなた「…昔、歩夢ちゃんとよく読んでたっけ。内容はよく分かんなかったけど…よく笑ってたな〜」
あなた「・・・今でも一緒に笑えるかな?」
アザーシタ
あなた「買っちゃったけど…この間の巻も買わないと意味ないよね…?」
あなた (そんなことも…歩夢ちゃんなら笑ってくれるかな) 歩夢side
あなた「周りがカップルでいっぱいだな〜って…」
歩夢「…そうだね。あなたもやっぱりあんな感じになりたい?」
あなた「・・・ま、まあそうかな…」
あなた「私と歩夢ちゃんは親友だよ!」
___
_____
歩夢「はぁ…分かってはいたけど…ちょっと悲しいな…」 〜回想〜
あなた「あ、あのね歩夢ちゃん…」モジモジ
歩夢「どうしたの?そんなにモジモジして…あなたにしては珍しいね」
あなた「じ、実は私…」
歩夢「?」
あなた「こ、告白されちゃって…///」
歩夢「ええ!!?あなたが!?」
あなた「う、うん…隣のクラスの子なんだけど」
歩夢「それであなたはどうするの?」
あなた「ど、どうしようかなって歩夢ちゃんに相談したくて…」 歩夢「な、なんだ〜そういうこと」
あなた「大体私なんかよりもっと可愛い子いっぱいいるのに…それこそ歩夢ちゃんなんて…家事もできて優しくて、女の子らしくて…スタイルもいいし」
歩夢「す、ストップ〜!!!そんなに褒めないでよ〜!…恥ずかしいから//」
あなた「ご、ごめん。でも、本当私なんかのどこが良いのかな?」
歩夢 (それはやっぱり…いつも引っ張ってくれる行動力に満ちていて…作曲も作詞もできるけど鼻につかない親しみやすさがあって…赤ちゃんみたいによく笑う可愛いところだと思うけど…)
歩夢「その人はあなたのことをよく見てたってことじゃないかな?」
あなた「そ、そうなのかな…?」
歩夢「でも…あなたがこうして相談に来るってことはその人のことよく知らないんでしょ?」
あなた「う、うん。隣のクラスだし…話したこともないと思う。」 歩夢「それなら…それを理由に断ってもいいんじゃないかな?悪い人じゃないなら分かってくれると思うよ?」
あなた「…そうだよね、ありがとう歩夢ちゃん!やっぱり歩夢ちゃんに相談して良かったよ〜♪」ニコニコ
あなた「やっぱり歩夢ちゃんには相談しやすいから…」
歩夢「う、うん。そう言ってもらえて嬉しい…また何かあったら相談してね?」
あなた「ありがとう♪これからも頼りにしてるね?」 歩夢 (あれから暫く経つけど…あなたは色々な人から告白されてるよね…その度に1番に相談されて…幼なじみ、親友って立場…距離感はすごく好き…でも辛いよ。)
歩夢 (それに…) ソッ‥
歩夢「こうして、画面越しに見えるあなたは…もっと遠くに映って見えるね」
歩夢「…本当は近くにいるのに」
歩夢 (・・・私だけがあなたの笑顔を独り占めなんてできないし…いつかはあなたも……)
歩夢「こんなこと考えても仕方ないよね…ちょっとランニングしようかな」
ガチャ タッタッタッ‥ あなた「あはは…暑すぎる…」
あなた (・・・もし、あの時思いを伝えられていたら…何か変わっていたかな?でも、歩夢ちゃんと私の仲って…そう簡単に変わるのかな…?)
あなた「はぁ…だからって動けないのは私らしくない!…そうだよね、動かないと…」
ベットリ
あなた「このアイスみたいに悲惨なことになっちゃう。」
あなた「・・エマさんが見たら怒っちゃうかもな〜まさか食べる前にアイスが溶けちゃうなんて…」
あなた (…私が歩夢ちゃんに告白しなかったら歩夢ちゃんみたいに可愛い子だもん…きっと誰かに取られちゃう)
あなた (…歩夢ちゃん今どうしてるかな?) あなた「会いたいな…」ボソッ
あなた「・・・・」プルルル
タダイマデンワニデルコトガデキマセンピーット
あなた「・・歩夢ちゃん、今から◯◯の前で会えないかな?いきなりでごめんね、お返事待ってるね。」
ピッ
あなた (ふぅ…誘っちゃった、我ながらいきなりすぎるけど…歩夢ちゃん来てくれるかな?) ___
_____
あなた「うぅ…暑い…こんなことなら何か飲み物くらい買っておけば良かったよ…」
あなた (さすがにいきなりすぎたよね…それに、歩夢ちゃんが今取り込み中かもしれなかったし…また別の日にしようかな)
歩夢「あれ?あなたもランニング?」
あなた「あ、歩夢ちゃん!?」
歩夢「ふふっ、もしそうならすごい偶然だね♪私もだよ。」
あなた「も、もしかしてメッセージ気が付いてなかった…?」
歩夢「・・・?あっ、本当だ。あなたからボイスメッセージなんて珍しいね♪どうしたの?」
あなた 「じ、実はね…」モジモジ
歩夢 (・・・?あなた…いつになくモジモジしてる。も、もしかして…また告白されたのかな?) あなた「わ、私ね!…歩夢ちゃんといると、胸がドキドキして…笑顔を見ると幸せで、いつもより本当に幸せで…!」
あなた (わ、私何言ってるの!?勢いまかせでよく分かんないよ…!)
あなた「それで…それで……歩夢ちゃんのこと!〜〜〜〜〜」
キーーーーーーン
あなた「ええっ…?」
歩夢「ふふっ…すごい飛行機の音だったね?」
あなた「そ、そうだね…それでね?」
歩夢「・・・あなた、顔真っ赤になってるよ?」
あなた「えっ!?嘘!!」
歩夢「私のこと…そんなに待っててくれたんだね。どこか涼しいお店に一緒に行こ?」ニコッ
あなた「・・・うん」 歩夢「それじゃあ、今度は私があなたに奢る番だね♡」
あなた「えっ、良いの!?」
歩夢「この前のお礼だよ♪あなた、私の分のお金も出してくれたから…♡」
あなた「あ、ありがとう…そんなつもりじゃなかったんだけど…っていうか歩夢ちゃん何だか上機嫌?」
歩夢「えっ!?そ、そんなことないよ?」
あなた「気のせいだった…」ガックリ
あなた (あぁ…夏…過ぎていっちゃうな。でも、今は…今だけはもう少しこの関係に甘えさせてください。)
歩夢 (…私が思ってる通りなら…あなたはあの時………なんて都合よく考えすぎかな…///)
あなた「歩夢ちゃんのこと!…恋愛的な意味で…大好きです…///」
おわり
あなぽむがくっつきそうで中々届かない…そういうのが似合うと思いました。 供養
あなぽむの案をくださったSIMさんありがとうございます!
私用で投稿遅れましたすみません デートパートがときメモっぽくてなつかしさを覚えた
これからもよきあなぽむを期待しております 尊いあなぽむをありがとう
純粋なあなぽむを読んだの何気に初な気がするわ 見てくださった方及びにコメントしてくださった方ありがとうございます!
次にこういうカプで見てみたいとかシチュとかあれば参考にさせていただきたいので是非お願いします…! 憧れが恋に変わる璃奈ちゃんと自分の恋心に気づけない愛さんの話は何個あっても困らないですね >>81
あいりなも良いですねシチュまでありがとうございます…!
考えてみます! 現在の検討ss一覧
・果林さん主役安価ss
・あいりなで何か
・しずりな
一応現在この辺りを考えてるのでこんなシチュでとかこれ優先してほしいとかあればそちらも遠慮なく言ってもらえると嬉しいです。 猛烈なりなあいプッシュ…りなあいは一応過去に2作書いたことがあるのでよろしければそちらの方も見てもらえれば…! >>88
遅くなりました申し訳ないです!
璃奈「ファーストキスはボードの裏で」
愛「ん?あの娘…」
です。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています