『声に元気がないですね、あ、ルビィさんごっこします?』
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「……しないよ…」
『そうですか、まあ強要はしませんよ、それより何かあったんですか?』
「私そんなに落ち込んだ声してる?」
『ええ、何か悩みでも?』
「うーん…いや別に…そういうの、海潜ったりしてれば忘れちゃうからさ」
『そうですか、ですが無意識に何か問題を抱えてることもあるかもしれません、何かあったらいつでも電話してください』
「ん、ありがとう、じゃあね」
『ではまた』
「……悩み………ねぇ……」 ────
──
─
果南「ふぁぁ…おはよ…」トボトボ
母「あれ?まだ寝てたの?」
果南「…うん…寝るの遅くなって…」
母「何かあったの?」
果南「うーん…いや別に………」
母「何か悩んでんの?あんたが?珍し〜」
果南「…バカにしてる?」
母「してないしてない……ふぁぁ」
果南「お母さんだって眠そうじゃん…何か悩んでんの?お母さんが?珍し〜」
母「…親をバカにするとはいい度胸だね」
果南「してないしてなー…いたたたた!?!」
母「結構肩凝ってんね」ギュッギュッ ────
──
─
ザブンッ!
果南「…」ゴポゴポ...
果南「♪」
果南「(やっぱり海は落ち着くなぁ)」
果南「…」ゴポゴポ... ────
──
─
『やっぱり何かあったんですか?』
「へ?何かって?」
『何か嫌なこととか…私は心配しているんですよ?』
「いやいや…ホントに大丈夫だよ、むしろ好調だよ」
『そうでしょうか』
「……何さ?」
『…いえ、貴方が大丈夫というならいいんですが』
「心配しすぎ、まあ、でもありがとう」
『少しでも力になりたいんです、何かあれば…』
「はいはいわかったから、じゃあね」
『あ、はい』 ────
──
─
配達員「ではここにサインをお願いします」
果南「はーい」カキカキ
配達員「ありがとうございまーす」
果南「どーもー」
果南「(こっちは…お母さん宛…で)」
果南「(ん?これ私宛…?)」 ────
──
─
「ちょっと、聞いてないんだけど、これ何?」
『何って、シュシュですよ、お気に召しませんでしたか?』
「いやそういうことじゃ……6つも…しかもご丁寧に同じやつが2つずつになってるし…」
『やはり何に使うかはわかっているようですね』
「……前に強要はしないって言ってたよね?」
『おっと、そうでしたね、すみません。ではそれはただのプレゼントです。好きに使ってください』
「はぁ……じゃあ一応貰っとくけど…誰かにあげちゃうかもよ?こんなの」
『ええ、構いませんよ』
「……」 ────
──
─
千歌「わ、かわいい〜!果南ちゃん こんなの持ってたっけ?」
果南「ううん、最近貰ったんだ、今日初めてつけたんだけど…どうかな?」
千歌「似合ってる!すっごくオシャレ〜って感じするっ!」
果南「はは、ありがと」
果南「……千歌、髪伸びた?」
千歌「あ、果南ちゃんもやっぱそう思う?そろそろ切ろっかなぁ」
果南「…ちょっと後ろ向いて?」
千歌「え?」 果南「よい…しょっと」
果南「同じやつ2つあるんだ、1つあげるよ」
千歌「え!?いいよいいよ多分すぐ髪切っちゃうし」
果南「いいからいいから、元々ヘアゴムいっぱい持ってるし」
千歌「う〜ん……ん!わかった!じゃあ貰っちゃう!ありがと果南ちゃん!!」
果南「うむ」 曜「おっ!お2人さーん……あれっ!」
千歌「ふっふっふ〜、どうかな?」
曜「おおお…」パシャシャシャシャ
千歌「!」ドヤッ
曜「ん?もしかして果南ちゃんとお揃ーソローな感じです?」
千歌「です!」
果南「ちなみに曜揃ーの分は…」
曜「…分は?」
果南「ないです」
千歌「です!」
曜「……残念です…」 ────
──
─
ザブンッ!
果南「(久しぶりに千歌に自分のものあげた気がする)」ゴポゴポ...
果南「(小さい時は色々あげてたっけ、あんまり使わないうちに小さくなっちゃった靴とか)」
果南「(はは、懐かしいな)」
果南「(……今日はもうちょっと潜ってようかな)」ゴポゴポ... ────
──
─
果南「(はぁ…気分がノってたからって泳ぎすぎた……はぁ…流石に疲れた…)」ヌギヌギ
果南「(ウェットスーツは…いいや、あとで洗おう)」ポイッ
果南「(ちょっと横になろ……部屋行こ)」 ────
──
─
果南「すぅ……すぅ………ん…」
果南「ふぁ……あ…(寝ちゃってた)」
果南「(ウェットスーツ片付けに行かなきゃ)」 母「ちょっと果南!!!」
母「またウェットスーツ脱ぎっぱなしにして!!!」
母「使ったらすぐ片付けろっていつも言ってるっしょ!!?」
果南「…今片付けようとしてた」
母「またそんなこと言って!!この間だって結局お母さんが洗ったよ!?」
果南「それ1ヶ月も前じゃん、それからはちゃんと自分でやってたよ」
母「何言ってんの先週でしょ!??」
果南「はぁ!??先週なわけないじゃん!!記憶飛んでんじゃないの!!?」
母「いいからさっさとやんな!!お母さんやらないからね!!」
果南「最初から自分で洗うって言ってんじゃん!!何そんなキレてんの!!?」 ────
──
─
「はぁぁ〜〜〜………」
「………」イライラ
「………」
「………」
「………」
「………」チラッ
シュシュ(2×2)「」 「(…………いやぁ……)」
「………」
「………」
「………」チラッ
「(いやいやいや……)」
「………」
「………」
「………」チラッ
「(ないないないない!!!)」
「………」
「………」
「………」チラッ ────
──
─
鞠莉「かっな〜ん」ムギュッ
果南「おはよう、訴えるよ」
鞠莉「oh…そんなフランクに………シャンプー変えた?」
果南「あ、わかる?」
鞠莉「モチロンよ!でもまさか、マリーに内緒でダイヤとシャンプーの話なんかしてるなんてぇ〜妬いちゃうわ?」
果南「ダイヤ?ダイヤがどうしたの?」
鞠莉「えっ…?違うの?」
果南「?」
鞠莉「……新しいシャンプーってどこかで買ったの?」
果南「違うよ、贈り物。……ダイヤからじゃないよ?」
鞠莉「………そう」
果南「……??…もう何なの??」
鞠莉「果南!ハグ プリーズ!!!」ギュ-ッ
果南「あ!誤魔化した!!」 ────
──
─
「無理だよ、私には無理」
『そんなことありませんよ、無理だなんて言わないで下さい』
「無理なものは無理なの」
『…急ぐことはないんです、最初は一瞬、一瞬だけ髪を結んでみるとか』
「やらないってば」
『……まあ正直、こちらもあなたが今すぐ本格的に始めてしまったら慌ててしまいますけど』
「何?あんなに勧めといて?」
『ふふ、素質があるようなので時間はかからないと思いますが』
「…なんの話?」 ────
──
─
ダイヤ「これはどこに置いておけば?」
鞠莉「あら!もう終わったの!サンキュー助かるわ、こっちに持ってきて」
ダイヤ「まったく…仕事は毎日コツコツやれとあれほど」
鞠莉「じゃあ次そっちの山お願いネ」
ダイヤ「はぁ……」
果南「……」
鞠莉「…」カリカリ
ダイヤ「…」スラスラ
果南「……」
ダイヤ「…」カキカキ
鞠莉「…」
ダイヤ「……」 ダイヤ「あの…果南さん?」
果南「え、ん?何?」
ダイヤ「いえ…わたくしに何かついてます?」
果南「え、なんで?」
ダイヤ「先程から視線を感じるのですが、気のせいでしょうか…?」
果南「気のせいだよ気のせい」
鞠莉「……イーヤ見てたわ!マリーはダイヤを見てる果南を見てたもの!」
ダイヤ「やはり…」
ダイヤ「いやあなたは仕事をしてください!!」
鞠莉「oh!ソーリー…で?なんでダイヤのこと見てたの?」
果南「いや……ダイヤって姿勢いいなって」
鞠莉「え、そんなこと?」
ダイヤ「それだけ、ですか?」
果南「うん、それだけ。鞠莉もそう思わない?」
鞠莉「確かに思うけど…今更?」
果南「うん……ほら、続きやろ?早く終わらせなきゃなんでしょ?」
鞠莉「え…ええ、そうね」
ダイヤ「…?」 ────
──
─
「うわぁ……」
「……キッツ……」
「……」
「……///」
「………」
「………」ニヤニヤ ────
──
─
ルビィ「今日の夕御飯何かなぁ〜」
ダイヤ「ふふっ、ルビィったら…まだお夕食まで時間ありますわよ?」
ルビィ「だってぇ…最近お魚ばっかりなんだもん」
ダイヤ「こーら、そんなこと言うんじゃありません」
ルビィ「じゃあおねいちゃんはまたお魚でもいいの?」
ダイヤ「もちろん」
ルビィ「唐揚げとか食べたくないの?」
ダイヤ「それは…」
ルビィ「おいもの天ぷらとか食べたくないの?」
ダイヤ「ふふっ、それはあなたが食べたいだけでしょう」
ルビィ「えへへ」
果南「…」ジ---
善子「(怖っえっ何……『魚は一生でも食べられるだろうがッッ!!!』的な…?えっ怖…近寄らんとこ…)」
果南「……ふふっ」
善子「(ヒェッ)」 ────
──
─
「………」カチカチッ
『え、えと…Aqoursの黒澤ルビィですっ…よっよろしくおねがいしますっ!』
「………」カチカチッ
『ピギッ…も、もう撮ってるのぉ…?えぇえ聞いてないよぉぉ梨子ちゃん言ってよぉ』
「………」カチカチッ
『うゅ…えと…しょの……ふぇぇえ花丸ちゃぁぁあ!!』
「………」
「………」
「…うゅ…」 ────
──
─
「…うゅ…」
「…うゅぅ…」
「うゅ…?」
「うぅぅ……」
「くろ…」
「くろさ……くろしゃわ…」
「くりょしゃわ……」 ────
──
─
「…うゅ…」
「はぅ…」
「ほねいてゃあ…」
「えへへっ♪」
「るーんるるんっ♪♪」 ガチャッ
「ピ゛ギ゛ッ゛ッ゛!!?!?!!?」
「え!!?果南!!?!?」
「ち、違うのこれは、あの、いや違くて…ていうかまだ起きてたのあんた!?」
「……」
「………」
「…………」
「…果南…?」 「ふふっ」
「果南さんではありませんよ、ルビィ」
「まさか、わたくしのことがわからないのですか?」
「まったく…困った妹ですわね」 最後は果南がダイヤになって果南母がルビィになって俺があなたちゃんになる感じ? スクスタのかわいいボイスを取り入れている+210919点 ルビィちゃん本人もルビィさんにされてる可能性がある…? これ最後のやりとり果南と果南ママでいいのか
>>2>>6とか関係してるのかな 安易にルビィさんごっこに手を出してしまった者の末路 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています