かすみ「しず子〜涼みに行こっ?」 しずく「良いね♪どこに行くの?」
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かすみ「あっつい〜…こんな暑さじゃかすみんやる気出ない〜」
彼方「そうだねー…彼方ちゃんもこれは…エアコンの効いた部屋で寝ていたいよ〜…」
しずく「もうっ!2人ともしっかりしないとダメですよ?ていうか彼方さんはいつもそんな感じじゃないですか!」
彼方「むぅ〜しずくちゃん失礼だぞ〜?彼方ちゃん昨日は扇風機だけだったぞ〜?」
エマ「あはは…それじゃあ彼方ちゃん今度一緒に山に行かない?」
彼方「えぇ〜幾らエマちゃんのお誘いでも彼方ちゃん…今は動きたくないなぁ〜」
エマ「えぇ〜彼方ちゃ〜ん……もし彼方ちゃんが来てくれなかったら私…もう膝枕してあげないよ〜?」 彼方「むぅ…彼方ちゃん的には…それは困る。分かった〜♪それじゃあエマちゃんと一緒に山に行くよ〜♪でも…彼方ちゃん途中で倒れないか心配〜」
エマ「確かにそうだね…それなら私が何とかするよ♪って言いたいけど…さすがに不安かも…」
しずく「!エマさんそれなら私が!」
果林「ふふっ♪話は聞かせてもらったわ♡それなら私が一緒に行くわ♪」
エマ「果林ちゃん♪良かった〜♪それなら安心だよ〜♪」
彼方「おぉ〜♪果林ちゃんが一緒なら彼方ちゃんが寝ちゃっても一安心だよ〜♡」
果林「ちょっと彼方…あくまで避暑を目的に行くんでしょ?最初から寝るのが前提なのはなしよ?」
しずく (完全に・・・置いていかれちゃいました…でも涼みに行くというのは良いかもしれないですね…かすみさんを誘ってみようかな…?でも…エマさんたちと一緒に行きたい気持ちも…) 果林 「ふふっ♪それじゃあ3年生3人でってことで♪」チラッ
しずく (・・・?果林さんこっちを見てどうかしたんでしょうか…?」
果林「それじゃあ私たちはこれで♪彼方、エマ早速寮で計画立てましょう♪」
エマ「うん♪果林ちゃんありがと〜♪楽しみだね♡」
彼方「うぅ〜彼方ちゃん抱っこして〜…眠い…」
果林「もぅ…仕方ないわね♪それじゃあしずくちゃん?」
しずく「はい?」
果林「頑張って♡」チラッ
しずく「・・・!!は、はい!頑張ります!!」
エマ「それじゃあしずくちゃん、かすみちゃんまたね〜♪」 しずく「行ってしまいました…かすみさん?さっきからずっと黙ってるけど…大丈夫?」
かすみ「・・・・・よしっ…ね、ねぇしず子?」
しずく「あっ、寝てるわけじゃなかったんだ♪なに??」
かすみ「かすみんは彼方先輩じゃないんだから…じゃなくて〜か、かすみんたちもどこか涼みに行かない?ほら…かすみんたち…付き合ってるんだし……?」
しずく「かすみさん!」ガシッ
かすみ「わっ!な、何!?かすみん何か変なこと言った?」アセアセ
しずく「ううん…!!私…かすみさんが誘ってくれて本当に嬉しい♡」
かすみ「そ、そう///それじゃあかすみんが行くところ考えておくから…♪しず子は楽しみにしてて♪」
しずく「うん…♪」 桜坂家
しずく (・・・かすみさんから誘ってくれるなんてすごく嬉しかったな…♪)
しずく「ふふっ♪かすみさんとデートするのも2回目だけど…楽しみだなぁ…♡」
しずく (かすみさんは私をどこに連れて行ってくれるのかな?……図書館?……プール?そ、それとも…海とか…///)
中須家
かすみ (つ、ついにかすみんからしず子をデートに誘っちゃった…)ドキドキ
かすみ「お、思えば最初のデートはしず子から誘ってきたわけだし!これでイーブンなわけで……もっとかすみんが…しず子のことリードしたいなぁ…」
かすみ (・・・!ふっふっふ…かすみん良いこと思いついちゃいましたぁ〜♡) しず子♡
かすみ:しず子〜?
しずく:かすみさんどうしたの?
かすみ:で、デートのことなんだけど…
かすみ:日曜日に映画館でどう?
しずく:・・・すごく良いね♪
かすみ:でしょ〜?さっすがかすみん♪
しずく:それで何の映画を観にいくの?
かすみ:ふっふっふ♪それは当日のお楽しみってことで♪
しずく:分かった♪楽しみにしてるね♪
かすみ:早めになっちゃうけど10時に現地集合で大丈夫?
しずく:うん♪ しずく:かすみさんとのデートのためならそれくらい苦じゃないよ♪
かすみ:ちょ、しず子…
かすみ:かすみん恥ずかしいんだけど…///
しずく:ふふっ♪
しずく:楽しみにしてるね♪かすみさん♪
かすみ「むぅ〜///し、しず子め〜///……見ててしず子♪今回はかすみんがリードしちゃうんだから♪」
しずく「か、かすみさんが映画館に誘ってくるなんて思わなかった…」ドキドキ
しずく「かすみさん…私の好きそうなところを選んでくれるなんて優しいな…♡」
しずく (恋愛映画とかなら…それこそ映画館で…あの時みたいに手を繋いでくれたり…///も、もしかして…キスとか…///〜〜〜〜ダメダメ…///もう…顔熱くなっちゃった…) しずく「と、とにかく!今度はこの前みたいに風邪を引かせないように…念のため厚手の上着を持って行っておかないと…♪それに…新しく服も買っちゃおうかな♪エマさんや果林さんに選ぶの手伝ってもらって…♡」
日曜
かすみ「…しず子にしては遅い…大丈夫かなぁ?しず子…可愛いしもしかしてどこかでナンパとかされちゃってたり…!?も、もちろんかすみんの方が可愛いけど…!」
しずく「かすみさん!」
かすみ「も〜遅いよしず子………?」
しずく「どうかした?かすみさん?……もしかして…変だったかな?」
かすみ「そ、そんなことない!いつもと全然違ったから…す、すごく可愛いよしず子…」
しずく「そ、そう///良かった…♪」
しずく (果林さんから教えてもらったメイク…似合ってるか不安だったけど…良かった…♪) かすみ「しず子…」スッ
しずく「なに?かすみさん?」
かすみ「手…///きょ、今日はかすみんがしず子をリードするんだからね!」
しずく「///あ、ありがとう…♪かすみさん♪」
しずく (あぁ…///やっぱりかすみさんは優しくて…可愛くて…好きだな…♪)
かすみ (・・むぅ…しず子ってば全然照れない…っていうか表情に出ない…で、でもでもかすみんが本気を出せば…にひひ♪)
しずく「そういえばかすみさん?」
かすみ「な、なに?」
しずく「結局今日はなんの映画を…」
かすみ「ふふ〜ん♪よくぞ聞いてくれましたしず子♪今回は話題のホラー映画を観るよ♪」 しずく「ほ、ホラー映画…!!?」
かすみ「やっぱり〜夏といえばホラー怪談ってところがあるし〜♪良いかなーって♪」
しずく「あ、あの…かすみさん?」
かすみ「何〜?しず子♪」
しずく「や、やっぱり…別の映画にしない??」プルプル
かすみ「え〜?もうペアで予約しちゃったし…それに〜?たまにはこういうのもいいかなーって思って♪なんと絶叫OKな上映だし♪」
しずく「うぅ…わ、分かったそれならかすみさんと一緒に頑張るね♪」
(かすみさんも…ワザとやってるわけじゃないみたいだし…こういう時くらい頑張らないと…!)
かすみ「そうこなくっちゃ♪」(ふふっ♪しず子怖がってる怖がってる…♪これならかすみんがリードするのも簡単だし、映画の内容は事前にリサーチしたからきっと大丈夫…♪」 ___
_____
かすみ「かすみん映画の前にこの暗くなっていく感じが好きなんだけど〜しず子わかる?」
しずく「そ、そうだね…」ブルブル
かすみ「あれれ〜しず子…もしかして怖い?」
しずく「ま、まさか?これはちょっと武者震いですよ…いつかそういう死体の役とかも演じることがあるかもしれませんし…」ブルブル
かすみ「だ〜よね♪」(ぷぷっ…♪目に見えて怖がってる♪)
ジー
かすみ「あっ、始まるよしず子…♪」ヒソヒソ
しずく「うぅ……そうだね…」 ___
_____
かすみ(ふっふふ♪この次のシーンでヒロインがゾンビに…)
ギャアアアァァァァア
かすみ (あ、頭から食べられたぁ!!?ちょ…無理…予想外に怖すぎて…)
かすみ「」
しずく「ひいぃぃぃぃぃ…!!!かすみさん…かすみさん!!もう無理!」ガシッ
しずく「あれ…?かすみさん…?気絶してる…?」ガクガク
しずく「いやぁぁあぁあぁぁぁぁあ…!!!!」
___
_____
かすみ「い、いや〜かすみんがまさか気絶しちゃうなんて…」
しずく「・・・」スタスタ
かすみ「ご、ごめんねしず子?怒ってる…?」 しずく「・・別に怒ってないよ」
かすみ「だ、だよね〜♪そうだ!今度はお化け屋敷なんて…」
しずく「かすみさん!!!」
かすみ「し、しず子…?」
しずく「かすみさんは…私が怖がってても…手も握ってくれなかった…さ、最初に別の映画にしよ?って言ったのに…無理やり入って…」ウルウル
しずく「私だってガマンしたのに…それなのに…また怖いところ行こうなんて酷いよ…!」ポロポロ
かすみ「し、しず子!」
しずく「かすみさんなんて……かすみさんなんて…大嫌い!」ダッ
かすみ「ちょ、ちょっとまって!しず子!!!」バタッ
かすみ (・・・しず子…すっごく怒ってた…あれ…絶対演技じゃない…どうしようかすみんのせいだ…かすみんが…かすみんがぁ…うぅ…こんなつもりじゃなかったのに………) かすみ「しず子…ごめんね……」ボロボロ
かすみ (そこから先のことはよく覚えてなくて…気がつくとかすみんはお家にいた…出かける前とかみたいにキラキラした気持ちはなくて…今は大切な友達…恋人のしず子にただ謝りたい…そんな気持ちでいっぱいだった)
かすみ:…しず子見てる?
かすみ:今日のことは本当にごめんなさい
かすみ:かすみが悪かった。
かすみ:だから…明日かすみと話す時間をくれない?
かすみ:お願い。
しずく:・・・悪いけど今はかすみさんと会う気分じゃないから
しずく:しばらく顔、見たくない
かすみ 「うぅ…しず子ぉ…しず子ぉ……」ポロポロ 翌日
かすみ (・・・学校行きたくないな…)
かすみ (でも…サボったら授業とかまたせつ菜先輩とかに迷惑かけちゃう…)
かすみ「はぁ…」トボトボ
果林「あら…かすみちゃんおはよう♪」
かすみ「果林先輩…」
果林「しずくちゃんとのデート…ってあら?大丈夫?目が真っ赤よ??」
かすみ「だ、大丈夫です!!!ほっといてください!!」タッタッタ…
果林「かすみちゃん!!・・・一体どうしちゃったのかしら…?」
かすみ「はぁ…かすみん最低だ…果林先輩は心配してくれてたのに………やっぱり……しず子に謝りたいな…」トボトボ 璃奈「〜それでね、アランが今日のラッキーアイテムを占ってくれたの♪」
しずく「なるほど♪だから今日の璃奈ちゃんボードはリボンが描かれてるんだ♪」
璃奈「うん♪しずくちゃんとお揃い。」 璃奈ちゃんボード『ワーイ』
しずく「ふふっ♪そうだね♪」
璃奈「今度、オフィーリアとアランいっしょにお散歩しよ♪」
しずく「良いねそれ♪それじゃあまた後で♪」ニコッ
璃奈「はーい♪」 璃奈ちゃんボード『ブイッ』 昼休み
かすみ「はぁ…」 (しず子…やっぱりかすみんのこと嫌いになっちゃったのかな…ラインも返ってこないし…授業にも全然身が入らないし…やっぱり帰ろっかな…)
せつ菜「かすみさん!!」
かすみ「せ、せつ菜先輩!?どうしてここに?」
せつ菜「大変なんです!とにかくちょっと来てください…!」グイグイ
かすみ「ちょ、ちょっとせつ菜先輩引っ張らないでくださ〜い…伸びちゃいます〜…」
せつ菜「す、すみせまん!では、部室に一緒に行きましょう♪」
かすみ「はい…」
せつ菜「着きました♪失礼しま〜す♪かすみさん連れてきましたよ♪」 かすみ「?」
果林「は〜い♪かすみちゃん♡」
かすみ「か、果林先輩…!!せつ菜先輩!これって!!」
せつ菜「す、すみません…果林さんの名前は出さずにかすみさんを連れてきてと言われたので…やはりこういうときは熱血系主人公のようにと!勢いで連れて来ちゃいました♪」
果林「そういうことよ♪せつ菜♪かすみちゃんが逃げそうになったら抑えてね♪」
せつ菜「えぇ…良いんですか?」
果林「そうでもしないと今のかすみちゃんとはお話しできないと思うから…ね?」
かすみ「・・・」
せつ菜「は、はい…かすみさんごめんなさい!そういうことで私は部室の外で待ってます!!」バタン 果林「ーねえかすみちゃん?あなたが今日元気ないのって…しずくちゃん絡みのこと?」
かすみ「な、なんで果林先輩がそのことを!!」
果林「図星みたいね?実は彼方からしずくちゃんが元気がないって聞いてね…?」
___
_____
彼方「果林ちゃ〜ん」
果林「彼方どうしたの?宿題なら見せないわよ?」
彼方「そうじゃなくて〜しずくちゃんが元気がないみたいで…彼方ちゃん心配…おかげで今日は全然眠くないよ〜果林ちゃんは何か知ってる〜?」
果林「あら…昨日はデートだったはずなのに…きっと何かあったのね…私からかすみちゃんに聞いてみるわ♪彼方♪教えてくれてありがとう♪」
彼方「えへへ〜どういたしまして〜」
___
_____ 果林「それでかすみちゃんも元気がなかったし何かあったのかと思ったのよ…」
かすみ「・・・ふん!果林先輩ったらおせっかいですね」
果林「…かすみちゃんここではムリしないで良いのよ?お姉さんに甘えたって…誰もこないし笑わないわ…♪」
かすみ「・・・かすみん、しず子に嫌われちゃいました…」
果林「ええ!?」
かすみ「・・かすみんがしず子を怖い映画に連れて行って…そのあとお化け屋敷に行こうって言って……それでしず子を泣かせちゃって……うぅ…」グスッ
かすみ「あ、謝ろうとしても…会う気分じゃない…顔……見たくないって言われてぇ…」ボロボロ 果林「かすみちゃん…」ダキッ
かすみ「うぅ……か、果林先輩…?」
果林「辛かったわよね…大切な人からそういう風に言われて…しずくちゃんを傷つけちゃって」ナデナデ
果林「…私もかすみちゃんの立場でエマや彼方にそういうこと言われたら心ないことで傷つけちゃったら…すごく苦しいし…心が痛いと思うわ…」ナデナデ
かすみ「果林先輩…」ウルウル
果林「それで…かすみちゃんはどうしたいのかしら?」
かすみ「か、かすみんは……またしず子と仲直りしたいです…ひぅ……しず子に笑ってほしい…」ボロボロ
果林「・・・そうよね…♪好きになったんだもん諦められないわよね…」フニフニ
かすみ「で、でも…かすみん嫌われちゃって……どうすれば…」 果林「そうね……荒治療か…それとも…」
果林「かすみちゃん。」
かすみ「はい…」
果林「私もできるだけ手助けはするわ♪でも…もしかしたら本格的にしずくちゃんに嫌われてしまうことだってあるかもしれない…それでもね?かすみちゃんから諦めるってことだけはしないで?約束…できる?」
かすみ「…はい!かすみん…しず子にちゃんと謝りたいです……それで…また仲良くしたいです…///」
果林「ふふ♪分かったわ♡もちろんできることは手助けするけど・・・こういうことって最後に決めるのは自分よ♪かすみちゃん頑張って♡」
かすみ「はいっ!…かすみん頑張ります♪」
果林「ふふっ♪かすみちゃんはやっぱりこうじゃないと♪」
かすみ (しず子…待ってて…かすみん絶対謝るから…!) キーンコーンカーンコーン
果林「あら…お昼休みもおしまいね?それじゃあかすみちゃん♪また放課後ね♪」ガチャ バタン
かすみ「あぁ!果林先輩酷いですよぉ!・・・果林先輩…ありがとうございます…♪」
せつ菜「果林さん!中で何を話していたんですか??」
果林「うふふ♪気になる?」
せつ菜「は、はい…」
果林「と〜ってもオトナなお話よ♪せつ菜も聞く…♡?」
せつ菜「わ、私は結構です〜〜〜〜///」 かすみ (よし…かすみん今の時間の授業はちゃんと聞けてる……)カキカキ
かすみ (あっ…外で体育やってるのしず子のクラスだ…)
かすみ (しず子…怪我しないかな…大丈夫かな…?)
ボールソッチイッタヨー
かすみ (しず子!華麗なスパイクを…!)
バーン!
オウサカガンメンカライッタゾダイジョウブカ!?
センセーワタシホケンシツニツレテイキマス!
かすみ (し、しず子おぉぉぉ…!!?)
かすみ「す、すみませーん…かすみんちょっと気分が悪いので…保健室に行って熱を計ってきます…」 (しず子と話せるかも…) 保健室
かすみ「失礼しま〜す…ちょっと熱を計りたいんですけど…?」
保健室の先生「あら?あなたは…スクールアイドルをやってる娘…よね?」
かすみ「は、はい!普通科の中須かすみって言います…」
保健室の先生「ちょうど良かったわ…さっき体育で顔面からボールにぶつかっちゃった娘がいて…その娘も同じスクールアイドルやってる娘だから見ててくれないかしら?」
保健室の先生「その娘を運んでくれた娘が突き指して骨にひびが入ったかもしれなくて病院に連れて行かないといけないの…」
かすみ「は、はい!かすみんで良ければ!」
保健室の先生「ありがとう!それじゃあお願いね!」
ガラガラ かすみ「・・・2人きりだよしず子……」
しずく「・・・・・」
かすみ「…顔赤くなってる大丈夫かな……?かすみんが謝るより前にしず子ともう会えなくなっちゃう…そんなの嫌だよぉ…」
しずく「はっ!こ、ここは…??」
かすみ「しず子!!!良かった〜♪目が覚めたんだ♪」
しずく「……なんでここにいるの?」
かすみ「し、しず子が顔面レシーブしてるの見て…心配で……そ、そうだ!しず子駅前に新しくクレープ屋さんができたって…今度そこに……」
しずく「ごめんなさい。しばらく顔は見たくないって言ったと思ったんだけど中須さん?」
かすみ「・・・・!?し、しず子…今なんて……」
しずく「聞こえなかったの?悪いけど用がないなら保健室から出て行った方が良いと思うよ?」
かすみ「うぅ…」ウルウル かすみ「ご、ごめんねしず子…?」
かすみ「それじゃあ…また放課後…」
かすみ「うぅ…かすみんは…かすみんは大バカです…しず子のことも考えないで………でも…それでも…」
___
_____
しずく「かすみさん?またイタズラしたの?めっ♪」
しずく「かすみさんって…なんていうか…あざといっていうか…」
しずく「う、うん…やっぱり、可愛いって思った…///」
しずく「かすみさんも私もずるいもの同士かもしれません…でも私はかすみさんのそういうところも含めて好き…私と付き合って…もらえない?」
___
_____
かすみ「・・・またしず子と一緒に笑いたい…しず子のこと好きだから…諦められないもん…」 歩夢「・・・かすみちゃん?」
かすみ「ひぅ…歩夢先輩…どうして…?」ポロポロ
歩夢「もう掃除の時間だから…掃除場所に行こうとしたんだけど…どうしたの?大丈夫?」
かすみ「・・・何でもないです…かすみんは…やっぱりダメダメなんです…」
歩夢「どうしてそんなこと言うの…?かすみちゃんは可愛いし…頑張り屋さんだし…全然ダメなんかじゃないよ!」
かすみ「うぅ…あ、歩夢先輩…歩夢先輩はどうしてそんなに頑張れるんですか…?」
歩夢「え?」
かすみ「スクールアイドルとか、編み物とか…お料理とか…」
歩夢「・・・うーん…私が頑張れる理由…それは…やっぱり他のみんながいるからかなぁ?」 歩夢「私にとってスクールアイドル部のみんなって…それぞれ違ってみんなすごいな〜って思う人で…///だからそんなみんなと過ごしてるから…私も何か頑張りたいって…」
歩夢「ご、ごめんね?自分でもまだよく分かんなくて…」
かすみ「辛く…ないんですか?」
歩夢「・・・たまに辛くなることあるよ?でもね?大好きなみんながいるから辛いのは半分だし隣にいてくれるから…不安とか辛いことも乗り越えていけるって思うんだ♪」
かすみ「・・ありがとうございます歩夢先輩♪」
歩夢「う、うん♪それよりかすみちゃん大丈夫?すごく辛そうだけど…保健室いっしょに行く?」
かすみ「大丈夫です♪かすみんが辛そうだなんて〜歩夢先輩疲れてるんじゃないんですか〜♪それじゃあまた部活で♡」
歩夢「そう…なのかな??」
かすみ (・・・かすみんは同好会のみんながいてくれる…だから…まだ…辛くなんてないもん…) 放課後
かすみ「こ〜んに〜ちは〜♪かすみんが〜1番乗り♪」
璃奈「かすみちゃん、それは違うよ?」
かすみ「どぅわ!りな子!!?」
璃奈「1番乗りは私なの♪」 りなちゃんボード『ブイッ』
かすみ「ぐぬぬ・・・あっ、そういえばりな子〜?朝しず子と話してたけどなに話してたの?」
璃奈「えっ?アランの話と…しずくちゃん演劇部の活動で今日はこっちお休みするって」
かすみ「そっか…」 璃奈「どうかしたの?」璃奈ちゃんボード『?』
かすみ「ん〜ん♪なんでもないよ〜!かすみんしず子がいない間にもっとも〜っと上手くなっちゃおっと♡」
愛「おお〜♪テンアゲだね〜かすみん♪」
かすみ「あ、愛先輩!!こんにちは〜♪」
璃奈「愛さん♪」璃奈ちゃんボード『ニャンニャン』
果林「あら?愛だけじゃないわよ?」
エマ「こんにちはー♪」
彼方「今日は少し暑くないから…絶好のお昼寝日和だね〜」
果林「歩夢とせつ菜は部室の物をまとめて収納できるような収納BOXを買いに行ってもらってるわ♡」 エマ「それまでは自由だって〜♪だから彼方ちゃん♪おいで〜♡」
彼方「わぁ〜♪エマちゃんありがと〜…やっぱりエマちゃんの膝枕は最高だよ〜♪」
果林「かすみちゃん…?こっちにいらっしゃい?」
かすみ「は、はい!」
愛「よ〜し♪それじゃあ愛さんとりなりーは一足先に練習してくるよ♪」
璃奈「うん♪愛さんと一緒に頑張る♪」璃奈ちゃんボード『ムンッ』
果林「愛〜?私もあとから行くからよろしくね♪」
愛「お〜♪果林もやるき満々じゃん♪オッケー♪」
果林「ふふっ♪これでこの部屋は3年生とかすみちゃんだけよ?」 エマ「かすみちゃん!なんでも話してくれて良いからね?」
彼方「良いのだよ〜♪」
果林「どう?…ちょっと時間が経って…何か気持ちは変わった…?」
かすみ「気持ち…っていうか……しず子から…中須さんって言われちゃいました…」
エマ「!!!!」
彼方「ええ…彼方ちゃんも思わずお目目ぱっちりだよ〜…」
エマ「あんなに良い子なしずくちゃんが…そんなこと言うなんて…」 かすみ「でもでも?元を辿ればかすみんが悪いんだし仕方ないんです…」
果林「・・・それでも仲直りしたいのよね…?」
かすみ「はい…」ウルウル
エマ「かすみちゃん!!わたしにできることがあれば何でも言って?」
かすみ「エマ先輩…ありがとうございます…」
彼方「・・・かすみちゃん…彼方ちゃんのここ使っていいんだよ〜?」ポンポン
かすみ「彼方先輩も…」
エマ「でもしずくちゃんがどうしてそんなに怒っちゃったのかな?」
彼方「ん〜…意地になっちゃったとか…?」
エマ「それはあるかも…」
彼方「ん〜あとは……」
かすみ「エマ先輩、彼方先輩、果林先輩ありがとうございます…♪」ペコリ 果林「良いのよ…♪私にとってかすみちゃんは妹みたいなものだもの…♪」
エマ「うんうん♪私たちも一緒に考えるからね?」
彼方「彼方ちゃんたちにお任せだよ〜♪」
かすみ「そ、そのことなんですけど…その……しず子にどう謝るかはかすみんが考えたいんです…!先輩たちにばっかり頼るのも違うと思うし…しず子に悪いことしちゃったのはかすみんだから……」
果林「ええ♪分かってるわ♡私も最後に決めるのはかすみちゃんって言っちゃってるものね♪」
エマ「・・・そういうことなら仕方ないよね…かすみちゃん!頑張って♪」
彼方「彼方ちゃんたち全員応援してるぞ〜♪」
かすみ「・・・それで…かすみんからお願いしたいことがあるんですが……」
かりかなエマ「??」 ___
_____
愛「ふぅ〜今日の練習終わり♪」
璃奈「愛さんとずっと練習してたからすっごくハードだった」璃奈ちゃんボード『ヘロヘロ』
せつ菜「みなさん!熱中症にならないようちゃんと水分はとりましょうね♪」
歩夢「少しずつだけど…上手くなってるよね♪」
エマ「うん♪歩夢ちゃんとっても上手だったよ♪私ももっと頑張らなきゃ♪」
彼方「果林ちゃ〜ん」
果林「あら?どうしたの彼方?」
彼方「明日の朝…彼方ちゃん起きれるかな〜?」
果林「ふふっ♪可愛い妹のためでしょ?頑張りましょう♪」
彼方「は〜い♪」 中須家
かすみ「よし…かすみんのありったけの想いを込めたものを作ります…」コネコネ
かすみ「・・・それと手紙も…」カキカキ
かすみ (もし…これだけやってもしず子に嫌われたままだったら…かすみん…もうしず子には……)
しず子♡
かすみ:しず子、明日の朝講堂で待ってる。
かすみ「送信完了っと…」 翌朝
かすみ「よしっと…準備はバッチリ…」
かすみ「今日でしず子と仲直り…できるか……それとも…お別れなのかな…」ズキッ
かすみ「ううん!かすみんはどうなっても…後悔しない…」
講堂
かすみ「しず子ー?いる…?」ガチャ
シーン
かすみ「・・・いないか…」
かすみ「仕方ない…よね…」 しずく「・・・かすみさんいるの?」ガチャ
かすみ「しず子!!来てくれたんだ…ありがと♪」
しずく「・・・3分だけだからね?」
かすみ「ごめん、悪いけど3分と言わずかすみんが全部言い終わるまで付き合ってもらうから…」
しずく「・・・?」
かすみ「しず子が入ってきた扉もう開かないから♪」
しずく「なっ…!!?」
しずく「ほ、本当だ…開かない…」
扉の外
果林「はぁ…扉を開かないようにするのも楽じゃないわね…」
彼方「彼方ちゃんも…辛い…Zzzz」
エマ「か、彼方ちゃん!まだ寝ないで〜!」
かすみ「まず…最初に…本当にごめんなさい!!!」
かすみ「かすみん…しず子をリードしたいなって気持ちからしず子がホラー苦手なのに……選んじゃって…しず子は嫌って言ってたのに…最低だよね…?」
しずく「・・・・」 かすみ「…それでね?しず子はかすみんのこと嫌いになってる…きっとまだそうだと思う…それでね?これ…食べてほしい♪」スッ
しずく「これって…コッペパン…?」
かすみ「そうだよ♪かすみんが気持ちを込めて作ったの…食べてもらえないかな?」
しずく「・・・いただきます…はむっ……これって…」
かすみ「覚えてる…?かすみんがしず子に催眠術かける時に作ってた…」
しずく「…クルミとブルーベリーのコッペパンだよね?美味しい…♪」クスッ
かすみ「…しず子と付き合えたのってかすみんからしたらこれがあったからだって思ってるの…だからかすみんにとってこれは大事な思い出の味なの…♪」
かすみ「そ、それでね!しず子に…かすみんの思いを聞いてほしいの…!」 かすみ「しず子へ。かすみんのことを好きになってくれてありがとう…かすみん最初はしず子のこと注意してくるお母さんみたいだな〜って思ってた。」
かすみ「でも、前からかすみんのこと可愛いって言ってくれたり認めてくれてるのは嬉しかったよ。」
かすみ「それでしず子と付き合って…まだ全然経ってなくて…かすみん正直あんまり実感湧いてなかったんだけど…しず子が笑うところとか…恥ずかしがるところ…一生懸命かすみんのこと看病してくれるしず子…風邪ひいてても可愛いって言ってくれたしず子…」
かすみ「短い間だけど…しず子のことで思い出せることはいっぱいある…」ポロポロ
しずく「かすみさん…」
かすみ「だから!……だからぁ…かすみんのこと嫌いになってしまったかもしれないけど…かすみんは…しず子の事が…………大好き…♡」ポロポロ
かすみ「・・あれ?かすみんってば…な、なんで泣いてるんだろ……こんなこと言われて泣きたいのはしず子の方なのにね…えへへ…ごめんね……?」
かすみ「自分勝手ってことはわかってるけど…悪いところは頑張って直すから……またかすみんと付き合って…ください…♡」 しずく「かすみさん!・・・ごめんね…?」
かすみ「えへへ…や、やっぱりダメだよね…こっちこそごめんね…」
しずく「違うの…!私…私は絶対かすみさんの側にいるよ?って言ったのに…かすみさんの側から逃げちゃった…そんな自分が許せなくて……かすみさんの側にいる資格なんてないなって…」
かすみ「で、でも!あれはかすみんがぁ…」
しずく「だから…謝らなきゃいけないのは私の方だよ?ごめんね…ごめんねかすみさん…///」ギュッ
かすみ「し、しず子ぉ…///」
しずく「それでね…さっきのお返事だけど……」
しずく「こんな私で良ければ…改めてよろしくお願いします///」 かすみ「しず子ぉ…ありがとう…♡」
しずく「そ、それでねかすみさん…?」
かすみ「な、なに?」
スッ
しずく「・・・仲直りの印がほしいな…♪」ギュッ
かすみ (・・・目を閉じたしず子…こ、これって………)ゴクリ…
かすみ「わ、分かった…かすみんからで良いんだよね…?」
スー
しずく (・・・目を閉じていても分かる…かすみさん今とっても…緊張してる…もちろん私も///)
かすみ (・・・目を閉じたしず子めちゃ綺麗なんだけど…ど、ど、どうしよ…)ドキドキドキ
かすみ (……迷ってちゃダメ……かすみんいきます…!)
チュッ♡
かすみ「こ、これで良い…///?」
しずく「か、かすみさん…今…なんでほっぺたにしたんですか…///」プルプル かすみ「だ、だって…」
しずく「今のは…どう考えても唇に…///」
かすみ「し、しず子との初めてのキスはもっとステキな場所が良かったんだもん!」
しずく「なっ///」
かすみ「だから…しず子……またデートしよ…?」
しずく「は、はい…♪喜んで♡・・・でも今度は怖いところ以外にしてね…?」
かすみ「それはもちろん…かすみんも反省してるあっでも……」
しずく「でも…?」
かすみ「泣いてるしず子も…すっごく可愛かったよ…??今度は恋愛物の映画とかにする…///?」
しずく「か、かすみさん…///」
かすみ「で、でも…どんな恋愛物語よりも…かすみんは笑ってるしず子といれるのが幸せだから…覚えといてよね!」
しずく「もうっ…♡やっぱりかすみさん…可愛いな♡」
終わり
しずかす良いよね…
アイデアくれた筆さんありがとうございました! やったーーありがとうございます
変わったけど筆です最高です おつおつ、ペースが早くてすごい
しずかすはもちろんだけど、3年生のお姉さんらしい活躍も良かった 見てくださったみなさんありがとうございます。
次は恐らくエマかり書くと思いますのでよろしくお願いします!
引き続き見たいカプ、シチュなども教えていただけると嬉しいです。 誰かしずかすの2作目のURLください
途中までしか読めてない... >>58
カードゲームしずかす
プルプルしずかす
せつあゆ(えっち系)
かりあい(えっち系)
等です
前に地域表示が違った時があったので...
違っていたら本当に申し訳ないです >>59
カードゲームしずかす覚えてくださってる方がいて嬉しいです…
残り3作品は自分ではないですね。上がってないのだとかなエマかりのガールズトークがあります! >>61
こちらこそありがとうございます!
カードのも続き書きたいですが…デッキ崩したのが致命的で厳しいですね… >>63
その2つは自分のではないですね
自分の書いたものは上の方が上げてくれたもので全部ですね。 >>64
そうなのか
虹のSS書く人少ないからこれからもよろしくお願いします 3年生ガールズトークも書いてたのか、すごい
いつも素敵な虹ヶ咲SSをありがとう
エマかりも楽しみに待ってる
カプならかなしず読みたい
頑張り屋しずくちゃんを癒そうとする彼方ちゃんの膝枕や添い寝にドキドキ、みたいな >>66
いつもコメントありがとうございます!
少しでも多くの方に虹ヶ咲メンバーに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
かなしずも良いですね!!いつか書きたいです かなしずイイネと思ったけどカップリング表記すると果南ちゃんと混ざってややこしいな
果林果南問題もあるし。。。 >>67
ありがたい、もちろん書きたいときがあればでいいので楽しみに待ってます〜
>>68
書き込むときよぎった違和感はそれか
グループ越境のときはややこしいな…… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています