善子「千歌さんと付き合ったはいいけどヨハネ、千歌さんのことあんまりわかってないわね…」
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帰りのバス
ブロロロロ…
曜「ふぇ?私に相談?」
善子「頼れるのが曜さんしかいなくて……」
曜「どーんと任せなさい!!」ニコッ
善子「あ、ありがと…///」
曜「それで?悩みってなに?」
善子「あの……その…」
善子「千歌さんのことがよくわかんなくて…」
曜「……千歌ちゃん?」
善子「うん…」 善子「ほら…私と千歌さんって付き合い始めたじゃん?」
曜「…ふ〜ん、そうだったんだ。」
善子「…あれ?言ってなかったっけ?」
曜「……………」
善子「…………」
曜「うん!」ニコッ
善子「あ、ごめんなさい…」 善子「まぁ、千歌さんと付き合ったのよ。」
曜「…………へぇ〜」
曜「…どっちから告白したの?」
善子「え?千歌さんだけど…」
曜「……ふ〜ん」
曜「今付き合ってどのくらい?」
善子「1週間…ぐらい?」
曜「そうなんだ!」ニコッ 善子「まぁ付き合ったはいいんだけど…」
善子「ぶっちゃけ付き合う前ってあんまり接点なくて…」
曜「…あ〜、そうだったね〜」
善子「だから…千歌さんのこともっと知りたくて……」
曜「だったら本人に聞けばいいんじゃないかな?」
善子「いやぁ…それだとメンツが立たないって言うか…」
曜「……………」
善子「…………」
曜「そっか!」ニコッ 善子「一体どうすれば千歌さんを喜ばせられるのかしら…」
曜「そうだね、千歌ちゃんはサプライズとか好きだよ!」
善子「へぇ…サプライズ……」
曜「それと、あんまり背伸びしない方がいいかも!」
善子「な、なんで?」
曜「…………」
曜「…千歌ちゃん鈍い所あるからやっても無駄になっちゃうかも!」
善子「へ、へぇ…」 善子「確かにこの前デートした時もそう感じたわね…」
曜「…………へぇ、デートしたんだ。」
善子「い、一応恋人だし…///」
曜「………そうだね!」
曜「…ちなみにだけどさ。」
善子「…ん?」 曜「どこにデートしたの?」
善子「…あー、みとシーよ。」
曜「……ふ〜ん。」
善子「千歌ったら子供みたいにはしゃいでて…///」
善子「可愛かったなぁ…///」ボソッ
曜「…………」 善子「あと先週の休みの日はヨハネの家で一緒にゲームしたわよ。」
曜「……へぇ〜」
善子「千歌ったらいちいち一喜一憂してて……」
善子「ほんっと、可愛いわよ…///」
善子「あぁ…幸せだなぁ…」
曜「……………」
善子「あ、最後にいい?」
曜「…ん?」 嵐の前の静けさ
いや、台風の目に入っているのに気づいていないだけか 善子「千歌さんの子供の頃ってどんな感じだったの?」
曜「……あ〜、聞いちゃう?」
善子「そりゃ、気になるし…///」
曜「千歌ちゃんってばいっつも私にくっついてたんだよ。」
善子「へぇ〜」
曜「私が水泳始める!って言ったら『千歌も始める!』って言うし、」
曜「飲み物もいっつも一緒のやつ頼んでたし!」
曜「なにかと私の真似ばっかりするんだよね〜」
善子「へぇ…意外……」 曜「ほんっと、千歌ちゃんって私の好きなものぜ〜んぶとるんだよ〜?」
善子「千歌さんらしいわね。」クスッ
曜「あはは〜!でしょ〜?」ニコニコ
善子「あ、じゃあヨハネここだから。」
曜「バイバ〜イ!」
プシュー、ガチャ
善子「……………」
善子「……………」
善子「………え?」ゾワッ
おわり 曜ちゃんが好きなのはヨーシコーで最後は拘束しちゃったってオチかな? なんか分かりやすい極端な結果見つけないと納得できないやついるよね
ぬるりとしたオチでしょ こういうTHE SS的なやつめっちゃ好き
短いのにすごいわ これ千歌ちゃん絶対すべて知った上でヨーシコに告白したよね
歪海千歌いいぞ 読み終えた後にまた最初から読みたくなる良いオチだったな \(*> ᴗ <*)/「覆水盆に返らずであります!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています