ルビィ「……」

善子「……もし」

ルビィ「ん?」

善子「もし、あそこでダイヤがこれからも続けようとしてたら」

善子「あんたはどうしてた?」

ルビィ「……どうだろ」

ルビィ「あんまり考えてなかったよ」

ルビィ「断ってくれるって信頼があったからね」

ルビィ「でももし断らなければ」

ルビィ「男の人の車に乗り込んで」

ルビィ「……嘘つき」

善子「っ」ビクッ

ルビィ「とか、やってたかな」ニコッ

善子「そ、そう……」

善子(ダイヤ含めて後ろから刺し殺しかねないわね、ルビィは)

善子(……でも)

善子(大丈夫……断ってくれたんだから)

ルビィ「あ、バス来ちゃうよ」

善子「え、あ……」

ルビィ「また、明後日? かな」

ルビィ「ばいばい」

善子「ん、また月曜日」タタタッ