善子「ルビィに後ろからギュッてされると死ぬ」
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善子「ルビィに後ろからギュッてされると死ぬ」
花丸「・・・」
善子「・・・」
花丸「・・・」
善子「・・・ルビィに後ろから」
花丸「わかる」 善子「・・・」
花丸「・・・」
善子「・・・やっp」
花丸「わかる」 善子「・・・」
花丸「・・・」
善子「・・・」
花丸「・・・続けて?」 善子「・・・この前生徒会室に忍び込んだらね 」
花丸「唐突なるスニーキング」
善子「ダイヤさんがだらしなく口開けてぐーすか寝てたの」
花丸「もう少しオブラートに包もうよ」
善子「あぁ、ダイヤお疲れなのねって思って」
花丸「そういう所善子ニズム感じてすき」
善子「とりあえず垂れてるヨダレをハンカチで採取して」
花丸「そういう所善子ニズム感じて嫌い」 善子「用事も忘れてじーーーっと寝顔眺めてたのよ」
花丸「百合の花が咲きそうずら」
善子「いやw鼻からw漫画みたいにチョウチン出ててw」
花丸「残念、善子ちゃんへの誕プレは彼岸花に決定」
善子「話を戻すとね」
花丸「どこまで」
善子「寝てる隙に、ダイヤの頭にもお団子付けてみたのよ」 花丸「ダイヤさん善子ちゃんみたいな黒髪ストレートだもんね」
善子「そう、もうスパパーってできたわ。自分の髪のように」
花丸「それでそれで」
善子「さすがに察知したのか、ダイヤが起きたの」
善子「何となく咄嗟に隠れたのね。そしたら」
(ダイヤ『あら…私(わたくし)としたことが、居眠りしていましたわ…』) 善子「いや独り言でその口調かいwってw」
花丸「善子ちゃんは話したいことがいっぱいあると溜め込んで溜め込んで
一気に放出するから話全体にまとまりがないんだよ
今はルビィちゃんのハグパワーについての討論でしょ
いつまで姉御を引っ張るつもりなのその姉が関係あるならとりあえず
議題にそってルビィちゃんと繋がる場面から話すものでしょ」
善子「・・・」
花丸「・・・続けて」 善子「・・・んで、小走りで生徒会室を後にするダイヤ。それにこっそり着いてったのね。」
花丸「団子は」
善子「当然そのまま」
善子「廊下をはしたなくならない程度に急ぎ足で歩くダイヤ。尾行する私。そして背後から聞こえるわかりやすい足音」
花丸「・・・どんな」
善子「トテテテテ…って感じ」
花丸「わかる」 善子「その時はたぶん耳には入っていたんだと思うのよ。でもそれよりダイヤが気になってて、後ろまで気が回らなかったのね」
(ルビィ『ょしこちゃぁぁ!』ばふっギュッ)
花丸「あー…」
善子「ほぎゅっ?!?!ってなったわね」
花丸「心臓が運動エネルギーを超過して飛び出そうになるよね」
善子「あんたもわかると思うけど、あの子のギュッはギュッじゃないのよ」
花丸「両手首をグリップして徹底したホールドを作り上げるよね」 善子「そこそこの速度で移動してたのにあの子のホールドでそこからミリもうごけなくなるのよね」
花丸「何気に体幹がしっかりしてるから予想外の力の差に慄くよね」
善子「…いつもならこれで終わりなのよ。」
花丸「ほぉ」
善子「今回は凄かったの」 善子「私の ほぎゅっ?!?! に驚いてか、先方にいたダイヤが振り返った。それに気づいたルビィが」
(ルビィ『ありぇ?!ょしこちゃぁ?!ぇすみませんっ人違いで… ありぇえ!?ょしこちゃぁがふたりぃ?!』)
花丸「…おほーー…」(目を覆い顔を顰める)
善子「THUNDER CLAP─落雷の如き衝撃─」
花丸「その ぇすみません人違いで のところ急によそよそしい丁寧さ出してくるの好き」
善子「それ」
花丸「そこからの『あ、おねぇちゃあだったんだ!』にならずに『ょしこちゃぁがふたりぃ?!』になるという発想」
善子「それ」
──────── ────────
善子「というわけで、みんなの反応を見て楽しむわよ」
花丸「人生楽しく生きなきゃ損だもんね」
ルビィ「いやいやいやいやいや質問質問」
善子「はい、そこの赤毛の天使!」
ルビィ「(イラッ)…な…なんでそんなことしなくちゃ」
善子「面白そうだからよ」
ルビィ「えぇ…意味わかんないよぉ」
花丸「大丈夫、だいたい面白くなるから」
ルビィ「そっち側かぁ…」 善子「…! ターゲット補足!」
梨子「〜♪」スタスタ
花丸「エレガントずら〜」
善子「風にそよぐ紅色の髪が、なんてことない鼻歌に踊るオペラの演者のよう」
花丸「優雅にリズムをとる足音は、その背中に続くスタンディング・オベーションのようでいて」
善子「名残惜しさを体現させたアンコールでもある」 花丸「…しかしそこに射す一条の光」
善子「隙だらけの背中を狙う、その光は桃色」
ルビィ「・・・」
よしまる「・・・」クイックイッ
ルビィ「えぇ…なにその舞台背景…」
花丸「早く!コンサートが終わる!」
ルビィ「教室に着いちゃうって言いたいの?」
善子「いつも通りギュッっと行きなさい!」
ルビィ「えぇ〜…」トテテテテ…
花丸「ポニテがもちもちしてる」
善子「…あー、たしかに、あれはもちもちだわ」
花丸「ふわふわでもない、サラサラでもない」
よしまる「もちもちだ」
・・・・・・・ ・・・・・・・
梨子「ふんふーん♪」
ルビィ「…りこちゃあ〜♪」ギュッ
梨子「んひゃっ?!」ドキキーン
ルビィ「…えへへぇ…」ガッシリホールド
梨子「ルルルルビィちゃんっ?!びっくりした〜どうしたの?」ドキドキドキドキ
ルビィ「んふぅ〜♪梨子ちゃぁぃいにおい〜♡」スリスリ 梨子「あ……はわわぁ〜……♡♡(もう!からかわないでよ!)」
ルビィ「りこちゃあ、きょうもれんしゅうがんばルビィ♡♡」ギュー
梨子「お"っ…(ええ、皆で頑張りましょう♪)」
ルビィ「えへぇ♪りこちゃあだいすきぃ♡」
梨子「(私もよルビィちゃん)」
ルビィ「じゃあね〜〜♪」トテテテテ…
梨子「」
・・・・・・ ・・・・・・
ルビィ「ひぃいぃ…」トテテテテ…
善子「殺人者が帰ってきた」
花丸「あまり近づかん方がいい。脳が融解する」
ルビィ「あー恥ずかしかったぁ…」
善子「マーヴェラス、素晴らしかったわ」 花丸「世の中には、何かをさせている時人格が変わる者がいる。
運転中、料理中、競技中などがある。
彼女の場合は…背中を襲う時だ」
ルビィ「花丸ちゃあ昨日ディスカバリーチャンネル観たでしょ」
善子「どんどん行くわよ!」
ルビィ「えぇ…」
・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・
千歌「(また学校にテロリストが来る妄想しちゃった…千歌なんて普通に襲われてなんのイベントもなく死ぬ役だよね…どうせ…)」テクテク
ルビィ「…ちーかーちゃあ!!」ばふっギュー!
千歌「ぃひゃあ?!なん突?!(笑)」ドッキーン
ルビィ「…んぅ、ちかちゃ…大丈夫…?」
千歌「ふぇ?!…な、なにが…?」
ルビィ「なんかね…わかるの…ちかちゃあ、暗い顔してた……」ぅゅ
千歌「・・・」 ルビィ「るびぃ…ちかちゃあのあの笑顔が好き…だから…ちかちゃあは、いつもあかるくいてほしいの…」ギュッ
千歌「…ルビィちゃん…」
ルビィ「ぅゅ…」
千歌「んもおおお!可愛い奴めーー!」ギュッ
ルビィ「ぴっ?!」
千歌「ルビィちゃんのハグパワーで、千歌っち悩み解決!!こころに青空が広がってるよぉー♪」
ルビィ「やったぁ♡♡」
千歌「はわぁぁ…いい子だぁ…」ナデナデ
ルビィ「んー♡」
・・・・・・ ・・・・・
ルビィ「♪」トテテテテッ
善子「」
花丸「」
ルビィ「…何故体育座りしながらサムズアップを…?」
善子「あんたの存在に感謝してるのよ」
花丸「ノーベル平和賞が土下座して泣いてるずら…」
ルビィ「よく分からない…」
・・・・・・ ・・・・・・
ルビィ「まりちゃあ!」ギュッ
鞠莉「おぅ?!な、なに?!」ドッキリコ
ルビィ「んーー♪」スリスリ
鞠莉「る、ルビィ?どうしたのデスカ?」
ルビィ「・・・」
鞠莉「な、なんデショウ…」ドキドキ
ルビィ「シャンプー変えたね」
鞠莉「!わ、わか…よ、よく…分かりましたネー…」 ルビィ「わかるよ」
ルビィ「鞠莉ちゃんのことなら、なんでもわかる」
鞠莉「ルビィ……?」
ルビィ「昨日の練習で右足首痛めたね。歩き方が不規則だった」
ルビィ「ドアの左側についてるノブを右手で開けてたね。左手を怪我してる」
ルビィ「すれ違う生徒とぶつかりそうになってたね。パソコン仕事のせいで視力が著しく低下してる」 鞠莉「…」
ルビィ「なんで」
鞠莉「なんでと言われても…」
ルビィ「なんでそんなに頑張るの…」ギュッ
鞠莉「・・・」
ルビィ「今は…みんながいるよ…もっと頼って……」
鞠莉「・・・っ」
・・・・・・ 善子「ずら丸、ティッシュ…」グスッ
花丸「はい…」グスッ
善子「わたしはいらない、鞠莉にあげてきて」
花丸「うん…」
ルビィ「もうやめとこうよぉ…」
善子「目的がかわった」
花丸「目的がわかった」
善子「あんた、今日は神になれるわよ」
ルビィ「へぇー?」(分かってない) ・・・・・・
ルビィ「ハグゥ♪」
果南「…ふぁぁん…?!///」
善子「ルビィなら勝てる…と」メモメモ ・・・・・
ルビィ「…えいっ!」ギュッ
曜「はひゃぁあ…♡♡」
花丸「弱い」 ・・・・・・
ルビィ「いつもありがとう…」ギュー
ダイヤ「わ、わだ…わだぐじも"…あ"な"た"がい"て"よ"か"っ"た"で"す"わ"」ボロボロ
花丸「団子まだついてる…」
・・・・・・ ・・・・・
ルビィ「似てるー!!」ギュッ
月「はひゃぁぁ…?!?!///」
善子「動機が雑」
・・・・・・ ・・・・・
ルビィ「おねぇちゃあ♪」ギュッ
聖良「んっ…///いけません…そんな…姉妹でなんて…」
花丸「なぜいる」
理亞「…姉様を奪われてなるものか!!許せん!」ギリッ
・・・・・・ ルビィ「りあちゃあ♡♡」ヴォン
理亞「な?!いつの間に後ろに?!」
ルビィ「ぎゅーー♡♡」
理亞「ふぁぁん…♡ 許すぅ…♡♡」ヘロヘロ
善子「学校は?」
・・・・・・ ・・・・・・
善子「うーーん、強い」
花丸「まさか響転(ソニード)まで使えるとは」
ルビィ「ただギュッってしてるだけなのに…」
善子「当の本人がこれだもんねぇ」
花丸「天賦の才ずら」
善子「ん?グループLINEから…」 ダイヤ:誠に勝手ながら本日は真っ直ぐ帰宅させていただきます。申し訳ありません
梨子:ごめんなさい、風邪みたい、熱が下がらないの
鞠莉:おう!大丈夫?お大事にねっ♪ それで私もちょっと学校の仕事が残っててね…今日はちょっと…Sorry!
果南:マリに仕事手伝うように頼まれた
曜:上に同じ
千歌:えぇぇぇぇ!!ちか今日やる気に満ち溢れてたのに!!! よしまるびぃ「・・・」
善子「・・・帰ろっか」
花丸「・・・うん」
ルビィ「うゅ…」 てくてくてく…
善子「・・・ねぇルビィ」
ルビィ「んー?」
善子「今日のあなたはとても楽しそうだった」
花丸「ルビィちゃんが楽しそうだと、まる達もとってもたのしいずら」 ルビィ「そうかな…へへ…」
善子「半ばむりやりやらせて、ちょっと申し訳なかったわね」
花丸「今日は付き合ってくれてありがとうね」
ルビィ「そんなこと…ルビィは、いっつもみんなに助けられてばかりだったし…少しでも…みんなの役に立ちたかったし…」
よしまる「・・・」ギュー
ルビィ「ぴっ…」ビクッ ルビィ「・・・ふふ…」ギュッ
・・・
ルビィに後ろからギュッてされると死ぬ
ルビィに後ろからギュッてされると照れる
ルビィに後ろからギュッてされると癒される
ルビィに後ろからギュッてされると救われる
そんなルビィを、2人で一緒にギュッてした
3人固まってギュッてした ずーっと、ずーっと、友達でいよう
声に出ずとも、願いは同じ
この3人の、思いは同じ らっかせいさんのss、いつも楽しく読んでいます
ありがとうございました うむ乙
>>35
この鞠莉のohがおう!なの最高におてんば >千歌なんて普通に襲われてなんのイベントもなく死ぬ役だよね…どうせ…
イベントは起こるんだよなぁ・・・ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています