千歌「びっくりしたよ……。あのときの犯人がまさか曜ちゃんのパパだったなんてね」
曜パパ「千歌ちゃん、あまり大人をからかうもんじゃないよ……」ガシッ
千歌「きゃっ!?」
曜「パパ!! やめて!!!」
曜パパ「本当に男の子なのか確かめさせてもらう。悪く思わないでくれ」スッ
曜「パパ!!!」ガシッ!
曜パパ「曜、お前が悪いんだぞ。パパがホモだって分かってて千歌ちゃんを……男の子だなんてバラすから」ムクムク
千歌「曜ちゃんだって男の子じゃん」
曜「え」
曜パパ「……」
千歌「あのとき連れ去られたのは……曜ちゃんだよ」
曜「何言ってるの? 私は誘拐なんてされたことないよ」
千歌「よく思い出して。曜ちゃんのお父さんとパパ、どっちから産まれてきたのかを」
曜パパ「もういい。やめろ」
曜「私は……お父さんとパパから産まれて」
千歌「男の人が赤ちゃんを産めるわけないじゃん」
曜「産めるよ!! 出産のときの写真見たもん! お父さんとパパが赤ん坊の私を抱っこして……」
曜パパ「やめてくれ……! 頼む、その話は」
千歌「じゃあ確かめてみよっか?」フフッ
曜「え……」
千歌「曜ちゃんのパパが本当に赤ちゃんを産めたのかどうか」
曜パパ「何を言っているんだ君は……?」
曜「分かった。パパ……脱いでくれる?」
曜パパ「曜まで何を言い出すんだ!? 私はホモだぞ!? 二人を襲うかもしれない……!」
千歌「脱げって言ってるの。聞こえなかった?」ニコニコ
曜パパ「ひっ……」
曜「パパ、お願い。脱いで……」
曜パパ「くそっ……。後悔しても知らんぞ」
ゞ 考えるな、感じろ……(?)