穂乃果「真剣ゼミ」
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前回のラブライブ
こないだのテストで赤点ギリギリの点数を取ってしまった私。
海未「なんですか?この点数は!!!」
穂乃果「えっと…」
絵里「このままだと…結構まずいわね…」
穂乃果「あはは…」
海未「笑い事ではありません!!」
海未ちゃんと絵里ちゃんにも怒られちゃったしそろそろ本気でヤバイかも。 海未「だってあれほど言ってもやらなかったのに…」
ことり「ふふっ、ちょっと気になる?」
海未「え?」
ことり「穂乃果ちゃんをやる気にさせちゃった真剣ゼミ」
海未「べ、別に私は…興味ないです。私は毎日コツコツと勉強してますから。そんな事より早く行きましょう」
穂乃果「あっ!待ってよ〜」
ことり「海未ちゃん可愛いな〜」 キーンコーンカーンコーン
部室
ガチャ
穂乃果「お疲れ〜」
真姫「遅かったわね」
海未「生徒会の方に顔を出していたので」
花陽「そうだったんだ」
穂乃果「あれ?まだ凛ちゃんとにこちゃんは?」
希「あの二人ならえりちとお勉強会をしてるよ」
真姫「こないだのテストで赤点ギリギリで補習を受けなきゃいけないから絵里に泣きついきたんだって」
穂乃果「うへ〜大変そう」
真姫「穂乃果も他人事じゃないでしょ?」
穂乃果「私?」 真姫「そうよ。赤点ギリギリだったんでしょ?」
穂乃果「まあ…私は大丈夫だよ!ね?」
ことり「うん」
真姫「本当に平気なの?」
穂乃果「まあね〜」
真姫「ならいいけど」
海未「……」
希「穂乃果ちゃん、何かいい事始めたみたいやね?」
海未「え?どうして?」
スッ
希「ん?カードが教えてくれたんよ」
海未「そ、そうですか」 高坂家
穂乃果「あはは〜」
雪穂「お姉ちゃん…またテレビ観てるの?」
穂乃果「だって面白いんだもん」
雪穂「テレビもいいけどさ…ゼミはちゃんとやってるの?」
穂乃果「え?今日もやったよ?」
雪穂「え?いつ?さっき部活から帰って来たばかりだよね?」
穂乃果「ふっふっふ…実はね、このニガテ解消ブックは一回五分で終わっちゃうんだよ」
雪穂「え?五分?」
穂乃果「そう。だからどんなに忙しくても出来るの」
雪穂「へ〜でもさぁ、五分で何が分かるの?」
穂乃果「このニガテ解消ブックはね私のニガテの要点をまとめて書いてあるから五分で出来るの。試しに何か問題だしてみなよ?」
雪穂「じゃあ…この問題は?」
穂乃果「え〜…2π!」
雪穂「正確だ…じゃあ、次は…」 次の日
キーンコーンカーンコーン
凛「ぐへ〜疲れたにゃ〜」
にこ「勉強してこの後部活なんて…地獄ね…」
穂乃果「ふんふ〜ん。このおにぎり美味しいねぇ」
花陽「でしょ?やっぱりおにぎりは塩だよね〜。おいし」
にこ「あんた…随分余裕じゃない?」
穂乃果「え?そう?」
凛「そうだにゃ。穂乃果ちゃんも赤点ギリギリ組なのに一人だけ涼しい顔して…納得いかないにゃ」
穂乃果「えへへ」
にこ「なんでそんなに余裕なのよ?」
凛「何か隠してるの?」
穂乃果「ん?実はねぇ…」
凛「実は?」
にこ「何よ?」
花陽「…」モグモグ 一週間後
海未「御機嫌よう」
ガチャ
穂乃果「でね〜」
にこ「なるほど!ここがこうなる訳ね」
凛「すっごく分かりやすいにゃ〜」
海未「え?」
希「あっ!海未ちゃん。遅かったやん」
海未「あ、あぁ…ちょっと弓道部に顔を出してて…それよりも…」
絵里「なんかねぇ…凛もにこも真剣ゼミを始めたらしいのよ」
海未「え?」
絵里「あんなに勉強嫌いだったのに…ふふっ。そんなに凄いのかしら?私も始めちゃおうかな」
希「いや〜えりちは今更やない?」
絵里「そんな事ないわよ〜…ん?どうしたの?海未?」
海未「いえ…」 穂乃果「ん〜そうなるとぉ…あっ!海未ちゃん!」
海未「穂乃果…随分と集中してますね」
穂乃果「いやぁ〜ニガテを克服するのが楽しくってさぁ」
海未「そうですか…」
穂乃果「ん?…海未ちゃん何か疲れてない?」
海未「いえ…大丈夫ですよ」
穂乃果「そう?」
海未「はい。元気ですから」 弓道場
海未「…」
スパン
海未「あっ…」
部員「外したの?」
海未「あっ…いえ…たまたまです」
部員「大丈夫?最近疲れてるみたいだけど?」
海未「へ、平気ですから」
部員「そう…」
海未「はあ…私は一体何をやっているのでしょう…」 絵里「海未」
海未「絵里?どうしたのですか?μ'sの練習ならこの後…」
絵里「そうじゃなくて。あなたに用があってね」
海未「はあ…」 絵里「最近、疲れてるんじゃない?」
海未「いえ…そんな…そう見えますか?」
絵里「ええ…凄く…」
海未「ちょっと…生徒会が忙しかったり弓道も大会が近かったり日舞の稽古もあったりと…日々の勉強も怠る訳にはいきませんし…」
絵里「そうだったの」
海未「弓道とスクールアイドルを掛け持ちしてるのも生徒会に入ったのも全て自分の意志ですから。それで稽古や勉強を疎かにするのも許せなくて…」
絵里「なるほど。不器用ね…」 ゼミやってない奴はここから転落していくからな…
ところで今はweb提出なんてあるんすね 進研ゼミってすごいんだな
今高3でもう9月だが、進研ゼミをやるべきなのかな 海未「捨てられないんです…日舞も弓道も絵里達から引き継いだ生徒会も…μ'sも…」
絵里「海未…」
海未「なんて…ちょっと大袈裟に言いましたけど。私は大丈夫ですから」
絵里「でも…」
海未「本当に…大丈夫ですから」 教室
海未「はあ…何をやってるんでしょう…」
………。
海未「………」
穂乃果「海未ちゃん」
海未「穂乃果?」
穂乃果「海未ちゃん…お願いがあるんだ」
海未「お願い?μ'sの練習にならこれから行くつもりで…」
穂乃果「海未ちゃん。一緒に真剣ゼミをやってよ。やっぱり、私とことりちゃんが一緒にやってて海未ちゃんが一緒じゃないなんて嫌だしさ」
海未「そんな…私は…だいたい…私が真剣ゼミなんて…」
希「やってみればええやん?」
海未「希?」
希「やりたいから、やってみる。本当にやりたい事はそんな感じで始まるんやない?」
海未「でも…」
にこ「全く…素直じゃないわねぇ」
真姫「にこちゃんに言われたくないけど」 絵里「海未!」
海未「絵里…」
絵里「ふふっ」
海未「…」
スッ
穂乃果「海未ちゃん?どこへ行くの?」
海未「決まっているでしょう?」
穂乃果「え?」
海未「勉強よ」 ♪〜僕とのLIVE 君とのLIFE
穂乃果「へ〜海未ちゃんと穂乃果のニガテ解消ブック内容が全然違うね」
海未「私と穂乃果ではニガテな部分が違いますからね」
穂乃果「なるほど」
にこ「ん〜…」
絵里「にこ?そこに代入するのよ?」
希「よ〜く計算式を見てな?」
真姫「絵里と希と真剣ゼミがついてるなんて。にこちゃんは物凄い贅沢な環境ね」
凛「えっと…ここは過去形だからぁ」
ガチャ
ことり「皆んなお疲れさまぁ」
花陽「ハンバーガー買ってきたよ〜」 穂乃果「わぁ〜」
絵里「少し休憩にしましょうか!」
にこ「賛成の人〜?」
凛「は〜い!はい!」
希「ふふっ。それじゃあみんなでハンバーガー食べようなぁ」
花陽「はむっ」モグモグ
真姫「って言うかもう食べてる…」
にこ「なんで花陽だけおにぎりなのよ…」 真剣ゼミでニガテをゼロにしたお陰で部活をしながら皆んなで楽しい時間を過ごせた私は補習に向けて準備万端!
充実して毎日を過ごせた! 補習当日。
先生「よ〜し、高坂!今から用紙を配るぞ」
穂乃果「はいっ!」
穂乃果(あれ?この問題…ゼミで見た事ある!スラスラと解ける!)
……。
先生「終了〜」
穂乃果(よしっ!) 部室
花陽「穂乃果ちゃん達帰ってこないね」
真姫「三人共そろそろ終わるはずだけど」
海未「心配しなくても大丈夫ですよ。あの三人なら」
ガチャ
穂乃果「…」
絵里「穂乃果!」
ことり「補習どうだった?」
穂乃果「えへへ…」
真姫「え?もしかして?」
穂乃果「出来たよ!ゼミでニガテを克服したお陰でね」
海未「穂乃果!」
ことり「穂乃果ちゃ〜ん」ダキッ
穂乃果「いてて、大袈裟だってば。ことりちゃん」 ガチャ
凛「やってやったにゃ〜」
にこ「まあ、余裕だったわね」
花陽「凛ちゃん!」
希「にこっち!」
穂乃果「っていう事は〜」
凛「穂乃果ちゃんも?」
穂乃果「うん」
ほのりん「イェーイ」 ♪〜どんな時もずっと
絵里「三人も帰って来たし練習始めましょうか?」
海未「そうですね」
凛「この調子でラブライブも優勝だね!」
にこ「当たり前よ!」
穂乃果「よ〜し。燃えて来たゾォ〜」
ニガテをゼロにして勉強もラブライブもーーー
そんなに上手く行く訳ないって?
そうかもしれない。でも、それはニガテを見て見ぬ振りして来た時の話を。
もし、今少しでもニガテを克服したいって気持ちがあるなら!
穂乃果「1」
ことり「2」
海未「3」
真姫「4」
凛「5」
花陽「6」
にこ「7」
希「8」
絵里「9」
穂乃果「μ's!ミュージック〜スタート!」
キミは大丈夫!
どんなに小さな目標でもキミの成功の原動力になる!
だから、絶対その気持ちをなくさないで!
穂乃果「やり遂げるよ、最後まで!」 良かった、ゼミやらず落ちぶれる海未ちゃんは居なかったんだね ○研ゼミもアニメとコラボとかして
入会特典にコラボマンガ渡せば一気に人増えそう よかた乙
真剣だし最後は海未ちゃんが真剣持って穂乃果を追いかけるオチかとおもたのは秘密だ 冗談抜きで入会特典にμ'sの新曲でも付こうもんなら進研ゼミだろうが幸福の科学だろうがかなりの数は集まるだろうな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています