にこ「災害対策よっ」
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※北海道で起きた地震やそれに伴う停電で感じた事をSS風に纏めました
絵里「唐突にどうしたの?」
希「避難訓練、先週学校でやったやん」
にこ「そうじゃなくて、家にいるときに何かあったら大変でしょ」
にこ「希と絵里は自分で何とかしないといけない可能性があるんだから」
絵里・希「…」 にこ「な…なによ…」
希「にこっちはやさしいなあ」ナデナデ
絵里「ええ…本当に…」ナデナデ
にこ「あーっ!人の頭を撫でないでいいから話を聞きなさいっ!」
絵里・希「ふふっ」
にこ「全く…」 にこ「万が一の災害が起こった時に備えて、準備が大事なのよ」
希「準備っていってもそんな直ぐに何か起こるわけないやん」
にこ「その思考がもうアウトね」
にこ「一番大事なのは、思い立ったらまず準備をすること」
にこ「準備をして損をすることはないけど、準備が整ってなくて困る事は沢山あるのよ」
希「ま、まあ…そうやね…」
絵里「さすがにこね」 絵里「具体的に何を始めたらいいのかしら?」
にこ「そうねえ…何をって言ったら沢山あるんだけど」
にこ「一番怖いのは停電ね」
絵里「そ…そうね…電気がつかないのは大変よね…」
にこ「明かりを確保すること大事だし、家によってはIHの調理器や給湯設備が使えなくなるわ」
にこ「マンションだと、水をくみ上げるポンプに電気が通らなくて水道が使えなくなる可能性もあるわね」 絵里「明かりだけじゃなくて火や水も使えなくなる可能性もあるのね…」
希「水道が使えないと飲み水もないしトイレも使えなくなるから大変やなあ」
にこ「そうよ」
にこ「だから、飲料としての水と、生活のための水は分けて準備しておくといいわ」
にこ「水だけじゃなくて日持ちするご飯もあるともっといいわね」 にこ「後は、お湯を沸かしたり調理ができるようにカセットコンロと予備のガスボンベがあるといいわ」
にこ「お湯があればインスタント食品を作れるし、足が早い食材はさっさと火を通しておくのも手ね」
にこ「アウトドアが好きな人は外で炭をおこしてバーベキューするのもいいんじゃないかしら」
絵里「バ…バーベキュー…?」
にこ「あら、食材をダメにするぐらいならいいと思うし、ご近所さんとの情報交換の場にもなるからいいと思うわ」
にこ「それに、こういう時は不安になりやすいから人と話したり暖かいものを口にするだけで少しは安心するの」 にこ「生活の面でも電気は大切なんだけど」
にこ「連絡手段の確保や情報収集をするためにも電気が必要になるの」
にこ「スマートフォンがあれば電話やメール・LINE・SNSで連絡が取れるし」
にこ「懐中電灯の代わりにもなるし、TVを見たりラジオを聴くことだってできるわ」
希「こう考えると、スマートフォンは万能やね」
絵里「スマホに限らず携帯電話がないと困るわね…」 にこ「その通りよ」
にこ「まず大切なのは、スマホを使っているならアプリをDLしておくこと」
にこ「ラジオを無料で聞けるradikoや防災アプリや地図アプリ」
にこ「後はニュースのアプリは最低限あるといいわね」
絵里「いろいろなアプリがあるのね…今のうちにDLしておこうかしら」
にこ「その精神が大切よ。絵里」 ほんとキャラの扱い適当だな
体験談はいいがキャラdisの理由にはならないぞ 希「それなら、スマホがあれば何とかなりそうやね」
にこ「そこが落とし穴なのよ」
希「えっ?」
にこ「確かにスマホがあれば色々なことができるわ」
にこ「でも、あれもこれもスマホでやったらどうなると思う?」
希「う〜ん…充電がなくなる…とか?」 にこ「そうよ。だから、他の物で代用できるものは備えておくべきなの」
にこ「万が一スマホが壊れてしまった時にも困るしね」
にこ「それは別としてもスマホはあくまでも連絡手段として使うべきだわ」
にこ「他の用途で使うのは最終手段として考えておくべきね」
にこ「だから、電池で動く懐中電灯や小型のラジオは最低限用意しておくといいわ」
にこ「一番いいのはレバーを回して発電できるタイプの物ね」 にこ「中にはスマートフォンの充電ができるものもあるし、多少値が張っても買った方がいいと思うわ」
絵里「停電が長期化したと考えたら、自分で出来たほうがいいものね」
希「電池式の物は安く済むけど、電池が切れたら大変やもんなあ」
にこ「そうよ…いざ使おうと思ったら電池切れで動かないなんて事もあるんだから…」
絵里「そ…それは大変よね…」 にこ「二人には関係ないけど、車があるならラジオも聞けるし、発電機にもなるからガソリンはこまめに入れておくといいわ」
にこ「シガーソケットから充電できるようにアダプタを買っておくのも必須ね」
にこ「モバイルバッテリーは常に充電を満タンにしておくのも大事よ」
にこ「モバイルバッテリーはあるだけじゃ意味がないのよ…3つ持ってても充電がされてないんじゃ意味がないのよ…」
希「宝の持ち腐れやんなあ…」
にこ「何はともあれ、電気がなくなると色々困る事が多いからその対策は確実にしておいた方がいいわ」 にこ「停電の原因が地震だった時の場合なんだけど」
にこ「家具や棚の上の物が落ちてくる場合があるし」
にこ「暗闇の中を歩かないといけない可能性があるの」
にこ「だから、就寝スペース周りには大きい家具を置かないとか、部屋は常に掃除しておくことが大事ね」
絵里「そうね。寝てる時に起こったら大変よね…」
希「そういう時には枕元にスマホがあると便利やね」 にこ「最後は災害が起こってしまった時の連絡と情報収集の手段ね」
希「家族と連絡つかないと不安になるしなあ」
にこ「災害時はみんなが電話やメールを使うから繋がりにくい時もあるのよ」
にこ「そういう時はLINEみたいなアプリや、携帯会社が用意する災害時の伝言板を使うといいわ」 にこ「情報収集の手段なんだけど、一番いいのはラジオね」
にこ「確実な情報が入ってくるし、聞き慣れたパーソナリティーやアナウンサーの声を聴くだけでも安心するわ」
にこ「音楽を聴くだけでも気晴らしになるし」
絵里「大変な時は知ってる声を聴くだけでも安心するものね」 にこ「テレビに関しては、悪くないんだけど緊急時には見られないし」
にこ「電力の消費も多いからお勧めしないわね」
にこ「ローカル局の番組なら災害時の情報は手に入りやすいんだけど、全国ニュースやワイドショーは見ない方がいいわ」
にこ「悲惨な状況やたらればの話や検証ばかりで、被災地の人が欲しい情報は何一つ入ってこないの」
希「確かにそんな感じがするなあ…」
にこ「ローカル局は地元の情報を流してくれるし、災害時の行動を分かりやすく教えてくれるから情報源として役に立つわよ」
希「動画で分かりやすく教えてくれるのは助かるね」 にこ「最後はSNSなんだけど」
にこ「被害状況・復旧状況に関して信頼していいのは、各自治体の公式アカウント」
にこ「次に地元メディアの公式アカウント」
にこ「インフラの公式アカウントの3つよ」
にこ「他の情報に関しては、あまり信頼しない方がいいわ」 にこ「知り合いの○○から聞いたなんて情報はデマがほとんどだし」
にこ「仮に事実だとしても、正式な発表じゃないし5分後には状況が変わってるかもしれないの」
にこ「だから、確かな情報を見極める事が大切なのよ」
にこ「善意だとしても間違えている情報や不安をあおるだけのデマを広める人もいるからね」
絵里「正しい情報は自治体やメディアから仕入れることがいいのね」
にこ「そういう事」 にこ「まあ、色々話したけど」
にこ「何かが起こってからじゃ遅いから、その前にしっかりと準備をしておくこと」
にこ「災害時の情報の見極めはしっかりする事」
にこ「の2点が大切よ」
絵里「分かったわ」
希「じゃあ、さっそく買い物にでも行こか」 大雑把に纏めてみたけどおわり
今回の地震で災害が起こる前の準備の大切さを身に染みて理解しました
停電が未だに続いている関西の皆様、どうかお気をつけて… 生意気な犬は蹴り飛ばしたくなるかやな
力関係わからせないと噛みつくわ吠えるわで最悪な生き物 Twitterとかマジで震災時にウソ情報多いのな
発信者もウソのつもりないから余計質悪い
乙 自分もBBQしたけどこんなことできるの北海道だからこそだよね >>19
6時間後に断水とかいうデマはほんとに死ねと思ったぜ 最近ssに沸くとりあえずディスる茸はなんなんだ
乙 >>27
茸だぞ、察するしか
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