小林「ほら、さっさと盗んだモノ出して」りきゃこ「う、うん……」
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小林「ねー、早く」バンッ
りきゃこ「……」
つ【梅干し】
小林「……」
りきゃこ「……」
小林「他には?」
りきゃこ「こ、これだけ……」
小林「じゃあバッグの中見せて」
りきゃこ「ちょ、ちょっと?!やめてよあいきゃん!!」
つ【梅干し】
小林「……」
りきゃこ「……」
小林「まだあるよね?」
りきゃこ「も、もうないから!!」 小林「ねー、りきゃこ何やってんの?」
りきゃこ「……」
小林「何でスーパーで万引きなんてしたの!!」バンッ
りきゃこ「……」
小林「私、悲しいよ」
りきゃこ「……」
小林「まさかこんな形で再会するなんて夢にも思わなかった」
りきゃこ「……」
小林「今までどこで何してたの?」
りきゃこ「……」
小林「どうして連絡してくれなかったの!!」バンバンッ
りきゃこ「……」 りきゃこ「も、もういいでしょ……」
小林「えっ?りきゃこ??」
りきゃこ「ほら、盗んだモノは返したじゃん。だからもう帰るね」
小林「ま、待って!」ガシッ
りきゃこ「な、何?痛いから離して……」
小林「バッグの中もう一回見せて」
りきゃこ「はっ?ちょ、ちょっと?!やめてよあいきゃん!!」
つ【ハンバーグ】
小林「……」
りきゃこ「……」 小林「ねー、りきゃこ」
りきゃこ「……」
小林「今、何の仕事してるの?」
りきゃこ「えっ……し、仕事?」
小林「うん。あれから一体何やってたの?」
りきゃこ「そんなのあいきゃんに関係ないじゃん!」
小林「何でそんな事言うの?関係無くないよ!」
りきゃこ「ああ、もういいって。ほら、さっさと警察でも呼べば?」
小林「はっ?」
りきゃこ「それで満足なんでしょ……」
小林「……!」
パシーン 小林「……」
りきゃこ「……」
小林「目を覚ましてよ!」バンッ
りきゃこ「……」
小林「りきゃこはそんな人じゃない!」
りきゃこ「あいきゃん……」
小林「それはメンバーで誰よりも私が一番よくわかってた!!」バンッ
りきゃこ「……」
小林「お願い!目を覚ましてりきゃこ!!」
小林「今のりきゃこ……」
小林「全然輝いてないよ!!」
りきゃこ「……」 りーちゃんすまんな、貯金全部北斗の拳ですってしもたんや いや、あいきゃんも何やってんだよ
何で万引きGメンやってんだよ りきゃこ「じゃあ、言わせてもらうけどさ……」
小林「えっ」
りきゃこ「あいきゃんの方こそ何やってんの?」
小林「こ、これはその……違くて……」
りきゃこ「スーパーのバイト?何その格好ウケんだけど(笑)」
りきゃこ「これがあいきゃんがやりたかった事なの?」
りきゃこ「偉そうに私に説教しないでもらえるかな?」
小林「……」
りきゃこ「今のあいきゃんは……」
りきゃこ「私の知ってるあいきゃんじゃないよ」
小林「」 りきゃこ「……」
小林「……」
りきゃこ「ねぇ、どうして黙ってるの?」
小林「……」
りきゃこ「頼むから言い返してきてよ……」
小林「……」
りきゃこ「昔みたいにさ……!」
小林「……」
りきゃこ「あの頃のあいきゃんみたいに言い返してきなよ!!」バンッ
小林「……」
小林「そんなの当たり前じゃん……」
小林「私だって、好きでこんな仕事してるわけじゃないよ」
りきゃこ「……」 お願いだからじゃなくて
頼むから←やけにりきゃこらしくて良い お前らりきゃこをなんだと思ってるんだ
犯罪するような顔に見えますか!! 小林「私もあれからソロデビューが決まって、やっとチャンスを掴んだんだよ」
小林「でも……」
小林「やっぱり、現実はそんなに甘くなかった」
りきゃこ「……」
小林「そして、その時に気づいたの」
小林「あの頃、私が輝けたのは……」
小林「きっとみんながいてくれたからなんだって」
りきゃこ「……」
小林「今でもね、たまに夢に出てくるの……」
小林「私の中のもう一人の堕天使が……」
小林「頑張れ……頑張れ……って」ポロポロッ
りきゃこ「」ポロポロッ りきゃこ「あいきゃんゴメン……本当にごめんなさい……」ギュッ
小林「ゔっ……!」
小林「り”き”ゃこ”ぉ〜!」ポロポロッ
りきゃこ「あの頃の私、どうかしてた……」
りきゃこ「写真集なんか出して天狗になってたんだと思う……」ポロポロッ
小林「ゔぇ〜〜ん!そんな事ないからぁ〜!!」ポロポロッ
小林「あれ凄い良かったよぉ!5冊買ったもぉ〜ん!!」ポロポロッ
りきゃこ「ねぇ、あいきゃん……」
小林「う”え”っ……ひ”っぐ……」
りきゃこ「もしかして、私達はまだ……」
りきゃこ「輝けるのかな……」
今……みらい、変えてみたくなったよ!
だって僕たちはまだ夢に
気づいたばかり りきゃこ「あいきゃん、私もう一回仕事頑張ってみる!」
小林「りきゃこ……!」
りきゃこ「だからあいきゃんも一緒に頑張ろう!」
小林「えっ?わ、私も……?」
りきゃこ「一人じゃ出来ない事も二人なら出来るかもしれないじゃん!!」
小林「り”き”ゃ”こ”ぉ〜!」ポロポロッ
りきゃこ「二人でもう一度立とう!あのステージに!!」
ポロッ……
小林「んっ?」
りきゃこ「えっ?」
つ【オムライス】
小林「ちょ、何コレ……」
りきゃこ「」 ──
マミー「なんやこのジャグラー、全然出る気せぇへんわ〜」
マミー「ホンマに設定つこてるんかコレ?おぉん?」
マミー「こちとらナンボ入れとると思てんねん」
マミー「……あっ、当たったわ」
prrrrrrrrrr
マミー「んっ?りーちゃんから電話やな……」
マミー「はい、もしもし?りーちゃん?」 マミー「──上手く行ったみたいやな……」
マミー「ああ、安心してええで」
マミー「りーちゃんはマミーの言う通りにしてればいいさかい」
マミー「ほなな〜!」ピッ
マミー「……」
マミー「それにしても、アソコの事務所もホンマあほやでぇ〜」
マミー「“小林愛香”……」
マミー「あの娘はまだまだ金になるでぇ〜」
マミー「あっ、また当たったわ(笑)」
マミ「蓮チャンの始まりやな」
続く? ちょっと胸糞で終わるのが青年誌で実際ありそうな展開でワロタ 折しもパチンコ屋に営業にきたありしゃがマミーを見かけて… 小林「おはようございまーす!」
りきゃこ「『きゃん☆りか』です!本日は宜しくお願いします!!」
小林「うわー!テレビ局に入るのなんて超久しぶりなんだけど!!」テクテク
りきゃこ「あいきゃんテンション上がり過ぎだってば」テクテク
小林「だってさ、今からTVの収録やるんでしょ?緊張しちゃうよ〜!」
りきゃこ「……ぷっ!」クスッ
小林「あれ?どうしたの……りきゃこ?」
小林「ねーねー!何で笑ってるの〜?」
りきゃこ「あっ、ううん。なんか今のあいきゃん……」
りきゃこ「あの頃と同じ笑顔してたなって♪」クスクスッ
小林「えっ……///」カアアアア……
小林「もぅ〜!ちょっとからかわないでよりきゃこ!!」
りきゃこ「ゴメンゴメン……ぷっ!」クスクスッ 小林「そういえば、今日は一体何の歌を唄うの?」
りきゃこ「えっ?」
小林「いや、えっ?じゃなくて。私達今から歌の収録をするんだよね?」
りきゃこ「……」
小林「ちょ、りきゃこなんで急に黙るの……?」
りきゃこ「あれ、言ってなかったっけ?」
小林「何が?」
りきゃこ「私達は今からバラエティ番組に出るんだよ」
小林「……バ、バラエティ?!」
りきゃこ「二人で熱湯風呂に入るの」ニコッ
小林「」 りきゃこ「ねぇ、あいきゃん。どっちの水着にする?私はコッチが──」
小林「ちょ、ちょっと待って!」バンッ
りきゃこ「んっ?もしかして、あいきゃんもコッチの水着が良かった?」
小林「いや、そうじゃなくて!!」バンバンッ
小林「私、バラエティ番組なんて一言も聞いてないよ!?」
りきゃこ「……」
小林「まさか、りきゃこ……」
りきゃこ「……」
小林「私を騙したの……?」
りきゃこ「……」 りきゃこ「あのね、あいきゃん……」ギュッ
小林「……」
りきゃこ「私達がもう一度輝く為には……」
りきゃこ「メディアに沢山露出して、それを記事に取り上げてもらって」
りきゃこ「まずはみんなにきゃん☆りかの存在を知ってもらう事なんだよ」
小林「……で、でも!」
小林「私はアーティストととして……歌手として輝きたくって!!」
りきゃこ「……」
りきゃこ「あいきゃんがどんなに素敵な歌声を持っててもさ」
りきゃこ「それに耳を傾けてくれる人がいないと……」
小林「……」
りきゃこ「何の意味も……無いんだよ……」 ──
司会「さぁ、続いてはこのコンビ!」
司会「元声優という異色の経歴を持つ女芸人!!」
司会「きゃん☆りかのお二人でぇーす!!!!!」
りきゃこ「どうも〜〜〜!!!!!」
あいきゃん「……」
司会「それでは早速挑戦して頂きましょう!お二方は前へどうぞ!!」
りきゃこ「ほら、いくよ。あいきゃん」
小林「……」
りきゃこ「ちょっと……カメラ回ってるんだよ?」
小林「わ、わかってるって……」 りきゃこ「押すなよ〜!押すなよ〜!!」ガクガク
小林「……」
りきゃこ「ぜっt
小林「……」ドンッ
\ ざぶ〜〜〜んッッ!!!!! /
りきゃこ「……ぷはぁ?!」
りきゃこ「ねー!あいきゃん!!」
りきゃこ「『絶対に押すなよ!』で押してって言ったじゃ〜ん?!」
小林「えっ?あっ、ゴメン……」
\ ドッ!!ワハハハハ!!!!! /
司会「おーっと!会場からは今日一番の笑いが起きてますねぇ!!」
りきゃこ「ウソ?マジ?!やったぁあああーーー!!!!!」
あいきゃん「……」 りきゃこ「ねー、あいきゃん。ダメだよさっきのは」
あいきゃん「だからゴメンって誤ってるじゃん……」
りきゃこ「約束事は守らないと、怪我しちゃうかもしれないんだよ?」
りきゃこ「いい?カラダを張る仕事っていうのはさ──」
小林「そ、そういうの後にして!」
小林「今は何も考えたくないの……」
司会「さぁ、そろそろ番組も架橋に入って参りました!」
司会「ここでなんと!スペシャルゲストの登場です!!」
りきゃこ「へぇ〜、スペシャルゲストだって。あいきゃん」
あいきゃん「……」
司会「本日はこの方をお呼びしました!」
司会「あの超人気声優で超人気歌手のこの方!!」
司会「“鈴木愛奈”ちゃんで〜〜〜す!!!!!」 あいなちゃんが売れっ子になって実家帰りしない世界線だったのか… ──
小林「ただいま……」ガチャ
きゃんママ「あら、愛香ちゃんお帰り〜♪」
小林「……」
きゃんママ「どうだったの?久しぶりのお仕事は??」
小林「えっ?」
きゃんママ「どんな曲歌ったの?それはいつ放送されるの??」
小林「あっ、あのね……ママ……」
きゃんママ「ママ、今から楽しみでもう待ちきれないわ〜!」ギュッ
小林「……」 きゃんママ「そうそう!今日は愛香ちゃんの為にね……ジャジャーン!!」
小林「……」
きゃんママ「愛香ちゃんの大好きなチョコレートケーキを作ったのよ!」
小林「……」
きゃんママ「あっ、中にちゃんと苺も入ってるからね♪うふふっ♡」
小林「……」
きゃんママ「んっ?」
きゃんママ「どうしたの愛香ちゃん?なんか元気ないみたいだけど??」
小林「あ、あのね……ママ……」
小林「そのケーキ、明日食べるから……」
きゃんママ「えっ?」
小林「今日はもう色々疲れたっていうか……ゴメンね……」
きゃんママ「あ、愛香ちゃん……?」 小林「……」ガラッ
小林「あいにゃ……」
小林「……」バタッ
───────
─────
─── 司会「ありがとうございました!」
司会「超人気声優で超人気歌手の鈴木愛奈ちゃんでした〜!」
あいにゃ「ありがとうございましたー!」
司会「それではまた来週もこの時間にお会いしましょう!」
あいにゃ「ばいば〜い☆」
\ ハイッ!オッケーでーす!! /
あいにゃ「皆さんありがとうございました〜!」
りきゃこ「まさかスペシャルゲストがあいにゃの事だったなんて……」
小林「……」
りきゃこ「じゃあ、私達も帰ろうっか。あいきゃん」
小林「……!」 あいにゃ「……」テクテク
小林「あ、あいにゃ!!」
あいにゃ「……」
小林「ひ、久しぶり!」
あいにゃ「……」
小林「元気だった?」
あいにゃ「……」
小林「私、小林愛香!ほら、あいきゃんだよ!あいきゃん!!」
あいにゃ「……」
小林「ビックリしたよ!あいにゃ、しばらく見ないうちにキレイに──」
あいにゃ「すみません。誰ですか?」 小林「……」
あいにゃ「……」
小林「嘘でしょ……?」
小林「な、何言ってんの?!あいにゃ??」
マネージャー「んっ?」
マネージャー「すみません。ウチの愛奈に何か用事?」スッ
小林「えっ?いや、あの……」
マネージャー「愛奈は次の仕事に行かなくちゃいけないの」
マネージャー「貴方達みたいなヨゴレ芸人と違ってコッチは忙しいから」
小林「」
マネージャー「ほら、愛奈。そろそろ次の現場に行くよ」
あいにゃ「……」テクテク
小林「ま、待ってよ!あいにゃ!!」ポロッ
りきゃこ「あいきゃん……」ガシッ りきゃこ「……」ギュッ
小林「なんで……どうして……」ポロッ
りきゃこ「聞いて、あいきゃん」
小林「嘘だって言ってよ……」ポロッ
りきゃこ「私達はね、もう過去には戻れないんだよ」
小林「おじさんみたいに笑ってよ……」ポロッ
りきゃこ「だから私達は──」
りきゃこ「前に進まなきゃいけないの」ポロポロッ
小林「あいにゃあああああーーーーーッッ!!!!!」ポロポロッ
あいにゃ「……」 マネージャー「あっ、そうそう……」
あいにゃ「……」
マネージャー「愛奈、次のシングルについてなんだけど」
あいにゃ「……」
マネージャー「ジャケットの試作品が上がったから、一度目を通してもらえる?」
あいにゃ「……」
マネージャー「ちょっと、聞いてるの??」
あいにゃ「えっ?あっ、ごめんなさい……」
マネージャー「……」
マネージャー「まさか、あの二人に何か言われたの?」
あいにゃ「いえ、別に……」
マネージャー「愛奈。貴方、デビューが決まった時に約束したでしょ?」
あいにゃ「……」
マネージャー「“逢田梨香子”にはもう二度と関わるな、って……」 あいにゃ「大丈夫。ホントに大丈夫だから……」
マネージャー「そう、ならいいけど」
あいにゃ「……」
マネージャー「それと、前々から思ってたんだけど……」
あいにゃ「?」
マネージャー「愛奈はどうして用意した衣装を着てくれないの?」
マネージャー「スタイリストさんが合わないならコッチで変えるわよ?」
マネージャー「本当にその洋服が気にいっているのね」
あいにゃ「……」
あいにゃ「ううん。いいの……」
あいにゃ「だって、これは……たくさんの思い出が…ッ…詰まった……」
あいにゃ「大切な衣装だから」ニコッ 真面目系キャラSSはクサくて読めなくなったが、キャストSSは読めちゃうからすごい 成功させてもいいし夢破れて挫折させてもいい
にゃーさん便利すぎや >>90
この板のせいで関西弁がマミーでしか再生されなくなった
訴訟 店員「いらっしゃいませー!二名様で宜しいですか?」
りきゃこ「はい」
店員「お煙草はお吸いになられますか?」
小林「いえ、吸いません」
店員「かしこまりました!」
店員「では御案内します!御新規二名様御来店でーす!!」 りきゃこ「それじゃあ、始めよっか」
小林「今からM-1グランプリのネタ作りをするんだよね」
りきゃこ「うん。予選までもうあんまり時間は残されてないから」
小林「でもさー、漫才のネタ作りってどうやるの?」
小林「だって、私達素人なんだよ?」
りきゃこ「えっ」
小林「ホントに大丈夫なのかな?」
りきゃこ「だ、大丈夫!私こういうの結構得意だから!!アハハハハ……」
小林「へぇ!りきゃこって何でも出来るんだね!!」
りきゃこ「う、うん。まぁね……」
店員「お待たせしましたー!こちらドリンクバーのグラスになります!!」スッ 小林「あ、あとね!」
りきゃこ「んっ?どうしたの??」
小林「ネタ作りの前に、りきゃこに話しておきたい事があってさ……」
りきゃこ「……何?」
小林「この前、バラエティ番組であいにゃと一緒になったでしょ?」
りきゃこ「……」
りきゃこ「ああ、あの熱湯風呂のやつね」
小林「あの時、久しぶりにあいにゃに会って思ったの……」
小林「私、小林愛香は……このままでは絶対に終わりたくないって……」
りきゃこ「……」
小林「例えそれが遠回りだとしても、必ず歌手として成功して……!」
小林「今度はあいにゃと同じステージに立つんだって!!」
小林「だからね!私、M-1グランプリで絶対に優勝したいの!!」
小林「きゃん☆りかとして!!」
りきゃこ「……」 小林「い、いきなりゴメン……///」
小林「なんか私、今凄く恥ずかしい事言ってるよね……///」カアアアアアアアア……
りきゃこ「ううん。全然恥ずかしくないよ」
りきゃこ「寧ろ、私もあいきゃんの口からそれが聞けて少し安心した」
小林「えっ」
りきゃこ「あいきゃんを芸人の道に無理矢理連れて来たのは私だし」
りきゃこ「あいきゃんが内心どう思っているのか」
りきゃこ「正直、怖くて自分からは聞けなかったから……」
小林「りきゃこ……」
りきゃこ「私も絶対に優勝したい!」
りきゃこ「M-1グランプリで!!」 店員「ありがとうございましたー!」
りきゃこ「結構いい感じに書けたね、ネタ」
小林「うん。ってかさ、普通に面白いよコレ!」
りきゃこ「あと、練習する場所と時間が決まったら連絡するから」
小林「わかった!」
りきゃこ「じゃあ、今日はもう遅いし帰ろっか」
小林「そうだね。バイバイりきゃこ〜!」
りきゃこ「……」
りきゃこ「あっ!あいきゃん!!」
小林「んっ?」
りきゃこ「優勝ーッ!」
小林「……ぷっ!」
小林「優勝ーッ!」 小林「バイバ〜イ!」
小林「……」
小林「行っちゃった……」
小林「さてと、私も帰ろっ〜と!」
prrrrrrrrrr
小林「あっ、電話鳴ってる」
小林「こんな時間に誰からだろう?」スッ
小林「えっ……」
小林「すわわ……?」 ──
りきゃこ「ただいま……」ガチャ
マミー「あっ、お帰りりーちゃん。……ヒッグ!」
りきゃこ「……」
りきゃこ「またお酒飲んでたの……?」
マミー「ヒッグ!ええやんか、別にお酒くらい……」ゴクゴク
りきゃこ「……」
マミー「それより、りーちゃんこそこんな時間までどこに行ってたん?」
りきゃこ「うん……」
りきゃこ「あいきゃんとM-1グランプリの打ち合わせしてたの……」
マミー「打ち合わせ……?」
マミー「……ぷっ!」
りきゃこ「ちょ、ちょっと!どうして笑うの?」
マミー「あんなぁ、りーちゃん……ヒッグ!」 マミー「そんなに根詰めんでも大丈夫やで」
りきゃこ「ど、どういう事……?」
マミー「今日な、マミーが偉い人達に話つけてきたさかい」ゴクゴク
りきゃこ「……!」
マミー「ヒッグ……」
マミー「きゃん☆りかは……」ガシッ
マミー「負けへんよ」ニヤリ おいっ!おいっ!マミーのインパクトでおすわの登場がかすんでるんだよ! 小林「えーっと、ここでいいんだよね……?」カランコロン
すわわ「んあ」
小林「あっ!すわわー!!」ギュッ
すわわ「久しぶり、あいきゃん」ギュッ
小林「やばーい!なんかすわわも大人っぽくなってる!!」
すわわ「そうかな?あいきゃんは全然変わってないね」
小林「えー?何それ酷いよー??」
すわわ「ううん。良い意味でさ」
すわわ「とりあえず座ろっか」
小林「うん!」 すわわ「あいきゃん、聞いたよ。また芸能界に復帰したんだって?」
小林「えっ?何で知ってるの??」
すわわ「まぁ、小耳に挟んだっていうか」
小林「あっ……もしかしてあいにゃとか?」
すわわ「うむ」
小林「そっか……」
すわわ「あいにゃも突然だったからビックリしてたらしいよ」
小林「そりゃ、そうだよね」
小林「一度はこの世界を離れてたから……」
すわわ「ねー、あいきゃん」
小林「んっ?」
すわわ「どうして急にお笑い芸人なんか始めたの?」 小林「まぁ、色々とね……」
すわわ「色々って何?」
小林「うん。実は私、まだ歌手になる夢は諦めてないんだ」
すわわ「……」
小林「少し遠回りかもしれないけど、お笑い芸人としてもう一度ブレイクして」
小林「まずは世間の人達に自分の存在を知ってもらたい、って思ったから」
すわわ「……」
小林「だって、今の私を受け入れてくれる事務所を探すのだって」
小林「そんな簡単な話じゃないし……」
すわわ「……」
すわわ「それでりかこと一緒にお笑いを始めたの?」
小林「う、うん……」 すわわ「ねー、あいきゃん」
小林「んっ?」
すわわ「私の事務所に来る気はない?」
小林「えっ?すわわの事務所に……?」
小林「・・・。」
小林「ゔぇ?!!」ガタッ
すわわ「だって、あいきゃん歌手になりたいんでしょ?」
小林「そりゃ、そうだけど……」
小林「でも、何でいきなり?」
すわわ「ウチの事務所なら、私が色々と口を聞くことができるかもしれない」
小林「すわわ……」 すわわ「あいきゃん、覚えてる?」
小林「?」
すわわ「私がAqoursの3rdシングルでセンターを務める事になった時の話」
小林「3rdって、確かハッピーパーティトレインだよね?」
すわわ「私が居残りで練習してた時、いつもあいきゃんは側にいてくれたよね」
小林「……」
すわわ「何かあるとすぐに寄ってきて、私に歌のアドバイしてくれた」
小林「そんなの当たり前じゃん!だって、仲間なんだから……」
すわわ「でも、当たり前の事を当たり前に出来るあいきゃんはカッコ良かったし」
すわわ「そんなあいきゃんに、私はいつも救われてたんだよ」
小林「すわわ……」
すわわ「ねー、あいきゃん」
小林「……」
すわわ「だから、今度は私が──」
すわわ「あいきゃんを救う番なんだよ」 ──
マネージャー「愛奈、あけるわよ?」ガチャ
あいにゃ「……」
マネージャー「レコーディングの準備は出来た?」
あいにゃ「うん……」
マネージャー「んっ?どうしたの、浮かない顔して?」
あいにゃ「えっ」
マネージャー「ダメよ、愛奈……」
マネージャー「あなたから元気を取ったら何も残らないでしょ(笑)」
あいにゃ「大丈夫、心配しないで。ちょっと疲れてるだけだから(笑)」 マネージャー「もうすぐ武道館だって控えてるんだから……」
マネージャー「貴方にはまだまだ頑張って貰わないとね」
あいにゃ「平気だって!」
あいにゃ「それに……武道館は私の小さな頃からの一つの夢だったから」
あいにゃ「またみんなに会えるってだけで今からワクワクしてるの!」
マネージャー「そう。なら良かった」
マネージャー「貴方はもう昔の鈴木愛奈じゃないの……」
マネージャー「これからはみんなの鈴木愛奈なんだから。ねっ?」
\ それではレコーディングの方お願いしまーす! /
マネージャー「頑張ってちょうだい」
あいにゃ「じゃあ、行ってくるね!」
フラッ…… ほかのメンバーのその後とどう関わってくるかが気になる 宅配業者で働くふりりん「ありゃー、しゅかとうとう死んじゃったのか」 小林「……」
小林「どうしよう……」
小林「まさか、すわわの方から事務所に誘われるなんて」
小林「思っても見なかったよ……」
小林「上手くいけばもう一度歌手デビューができるかもしれない」
小林「だけど……」
小林「それじゃあ、りきゃこを裏切る事になっちゃうじゃん……」
小林「そんな事……絶対にできないよ……」
小林「でも……こんなチャンスはもう二度と無いかもしれない……」
小林「……」
小林「私、どうすればいいのかな……」ポロッ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b) 善子「何泣いてんのよっ!」
小林「あっ、ヨハネ……」
善子「いい?愛香は歌手になりたいんでしょ?」
小林「そうだよ。だって、それは私の小さな頃からの夢だったんだもん……」
善子「じゃあ、答えは決まってるじゃない?」
小林「えっ?」
善子「愛香はこのチャンスを逃しちゃダメ!」
小林「ヨハネ……」
善子「だって、ヨハネも愛香と一緒に……!」
善子「またあの景色をみたいのっ!」
善子「二人で一緒に輝きたいのっ!!」
小林「ヨハネ……」ポロポロッ
善子「……」ギュッ 善子「りかこだって、きっとわかってくれる」
善子「愛香の夢はりかこの夢でもあるんだよ」
小林「私の夢が……」
小林「りきゃこの夢……?」
善子「一番大切な事は……」
善子「自分の気持ちを正直に伝える事!」
小林「……」ポロッ
善子「私はいつだって愛香の味方だよ」ギュッ
善子「愛香は私のリトルデーモンなんだから。ねっ?」
小林「ヨハネ……」ポロポロッ スゥ……
小林「……」
小林「ありがとう。ヨハネ……」
小林「自分の気持ちを正直に、かぁ……」
小林「……」
prrrrrrrrrr
小林「えっ?」
小林「……」
小林「り、りきゃこから……着信……?」 りきゃこ「……」
小林「おーい!りきゃこー!!」タッタッタッ……
りきゃこ「あっ、あいきゃん……」
小林「ハァハァ……ど、どうしたの?こんな夜中に呼び出して……」
りきゃこ「実はさ、あいきゃんに話したい事があって」
小林「えっ、私に……?」
りきゃこ「うん……」
小林「そ、そっか。わ、私もね!りきゃこに話したい事があるの……」
りきゃこ「……あいきゃんも?」
小林「う、うん……」
りきゃこ「わかった。とりあえず、あそこの公園に行こっか」 りきゃこ「──はい、コレ。ジュース買ってきたよ」スッ
小林「ありがとう……」
りきゃこ「ところでさ、あいきゃんの話って何?」ゴクゴク
小林「えっ?あ、うん……」
りきゃこ「……どうしたの?」
小林「り、りきゃこから先に話していいよ……」
りきゃこ「……」
りきゃこ「そっか」
りきゃこ「それじゃあ、私から話すね」
小林「……」
りきゃこ「『きゃん☆りか』は──」
りきゃこ「今日を持って解散します」 ─────
───
──
マミー「……」ゴクゴク
マミー「……はぁ〜?」
りきゃこ「……」
マミー「りーちゃん、今何言うたん?」
りきゃこ「……聞こえなかった?」
りきゃこ「『きゃん☆りか』は解散するって言ったの」
マミー「……」
マミー「だから心配せんでもええゆうたやろ……」
マミー「マミーがりーちゃんの為に偉い人達に話つけてきたんや」ゴクゴク
マミー「りーちゃんは大人しくマミーのゆうことだけ聞いてればええって」
りきゃこ「……!」 りきゃこ「もういいから……そういうの……」
マミー「何がや?」
りきゃこ「私はもう、貴方の指図は受けない……」
りきゃこ「やっぱり、貴方のやり方は間違ってる……」
マミー「……」
りきゃこ「私には私の夢があるし、あいきゃんにはあいきゃんの夢があるんだよ……」
マミー「……あいきゃん?ああ、小林愛香の事かいな」
りきゃこ「……」
マミー「あの娘はまだまだ金になんねん……」ゴクゴク
マミー「歌手なんかより芸人の方がよっぽど輝けるさかい(笑)」
マミー「ええか、りーちゃん」
マミー「絶対に手を離したらアカンよ?」
マミー「そんな勝手な事したら、このワシが許さへんからな?」 りきゃこ「……」
“りきゃこはそんな人じゃない!”
“それはメンバーで誰よりも私が一番よくわかってた!!”
りきゃこ「……」
“私、バラエティ番組なんて一言も聞いてないよ!?”
“まさか、りきゃこ……私を騙したの……?”
りきゃこ「……」
“私、小林愛香は……このままでは絶対に終わりたくないって……”
“例えそれが遠回りだとしても、必ず歌手として成功して……!”
“今度はあいにゃと同じステージに立つんだって!!”
りきゃこ「……」ポロッ
りきゃこ「あいきゃんは……!!」ポロポロッ
りきゃこ「あいきゃんは貴方のお人形じゃない!!!!!」バンッ クラピカの言うところの「鎖を取り上げられた状態」ってやつだな マミー「……」
りきゃこ「……」
マミー「りーちゃんもゆうようになったさかい……」
りきゃこ「……」
マミー「せやけど、忘れたとは言わせへんで?」
りきゃこ「……」
マミー「りーちゃんがラブライブのオーディション勝ち取れたのは……」
マミー「まさか自分一人だけのチカラやと思てるんとちゃうよな?」
りきゃこ「……」
マミー「マミーがりーちゃんの為に……」ゴクゴク
マミー「一体……どれだけ……」
マミー「汚れてきた事か……!」
りきゃこ「……」 りきゃこ「今までありがとうね」
マミー「りーちゃん……?」
りきゃこ「もう、貴方に頼るつもりはないの……」
りきゃこ「私、もう一回演技の勉強をして……」
りきゃこ「今度は自分のチカラだけで歩いて行くって決めたから」
マミー「……」
りきゃこ「体に気をつけてね」
マミー「……」
りきゃこ「あんまりお酒は飲み過ぎちゃダメだよ?」
マミー「……」
りきゃこ「バイバイ……」
りきゃこ「“お母さん”」
─────
───
── 今までずっとマミーのことをマミーって呼んでたみたいな空気出すのやめろ 小林「か、かいさん……?!」
りきゃこ「そう。今日できゃん☆りかはおしまーい」
りきゃこ「やっぱり、私はあいきゃんに歌手として頑張って欲しいんだ」
りきゃこ「あいきゃんの歌声はさ、きっとたくさんの人達の心を動かせると思うから」
りきゃこ「それにあいきゃん、芸人向いてないと思うし(笑)」
小林「……」
小林「わ、私もね。実はすわわから事務所に来ないかって誘われてて……」
りきゃこ「……」
小林「今度、オーディションに参加させてもらえる事になったの」
小林「こんなチャンス、もう二度と無いと思ったから……」
小林「でも、りきゃこを裏切るようなマネはしたくないって思ったし……」
小林「こんな事言ったら、りきゃこに嫌われるんじゃないかって……」
りきゃこ「……」
小林「後ろめたい気持ちがどうしてもあって……正直に言えなくて…………」 りきゃこ「ばーかっ」
小林「……」
りきゃこ「そんなんで私があいきゃんの事を嫌いになるわけないじゃん」ギュッ
小林「りきゃこ……」
りきゃこ「前にも言ったでしょ。私達はもう過去には戻れないんだって……」
りきゃこ「だから前に進むんだって」
小林「……」ポロッ
りきゃこ「私ね、思ったの……」
りきゃこ「“輝く”って、きっとそういう事なんじゃないかなって」
小林「ゔっ……!」ポロッ
りきゃこ「だって、今のあいきゃん──」
りきゃこ「すっごく輝いてるもん♪」
小林「り”き”ゃこ”ぉ〜!」ポロポロッ りきゃこ「……」ポロッ
りきゃこ「あいきゃんってさ、ホント泣き虫だよね〜」ポロポロッ
小林「り”き”ゃこ”だって”泣き虫じゃ”〜〜〜ん”!!」ポロポロッ
りきゃこ「あの頃から…ッ…何も変わってなくって……」ポロポロッ
小林「り”き”ゃこ”ま”でそ”ん”な”事言わ”な”い”でぇ〜」ポロポロッ
りきゃこ「もちろん、いい意味でね。ふふっ♪」ポロポロッ
prrrrrrrrrr
りきゃこ「ほら、あいきゃん。電話鳴ってるよ」
小林「う、うん……」 小林「あっ、もしもし。すわわ?」
小林「あのね!今、ちょうどりきゃこと一緒にいて……」
小林「………………」
小林「えっ……」
小林「嘘……でしょ……??」
りきゃこ「んっ?あいきゃん??」
小林「あ、あいにゃの……声が……?」
カーン
カランコロン…… ──
マネージャー「大変申し訳ありませんでした……」
マネージャー「はい……はい…………ええ…………」
マネージャー「そちらの方は代わりの者を手配させて頂きましたので……」
マネージャー「すみません、今後とも宜しくお願い致します……」
マネージャー「それでは失礼致します……」
ピッ
マネージャー「……」 マネージャー「こんな事、全く想定していなかった……」
マネージャー「まさか、愛奈の声が出なくなるなんて……」
マネージャー「先生も原因がわからないみたいだし……」
マネージャー「しばらくは入院せざるを得ない状況ね……」
マネージャー「そんなにスケジュールを詰め込んだつもりは無かったけど……」
マネージャー「知らず知らずの内に、愛奈に無理をさせていたのかもしれないわ……」
マネージャー「ごめんね、愛奈……」
マネージャー「これは完全に……私の責任よ……」 りきゃこ「あの、すみません……」
マネージャー「んっ?」
りきゃこ「あいな……鈴木愛奈さんのマネージャーさんですよね?」
マネージャー「逢田梨香子……!」
りきゃこ「私の事知ってるんですか……?」
マネージャー「ええ。当然でしょ?」
マネージャー「この業界じゃ、あなたの名前は色々と有名だから……」
りきゃこ「そうなんですね……」
マネージャー「それで、何か用かしら?」
りきゃこ「はい。あの……愛奈さんのお見舞いに来ました」 マネージャー「帰ってもらえる?」
りきゃこ「……」
マネージャー「悪いけど、ここから先へ貴方を通すわけには行かないの」
りきゃこ「……」
マネージャー「わかった?」
りきゃこ「ええ。わかりました」
マネージャー「……」
りきゃこ「そんな事もあろうかと思って、手紙を書いて来たんです」スッ
マネージャー「……手紙?」
りきゃこ「これを愛奈さんに渡して貰えますか?」
マネージャー「……」 りきゃこ「じゃあ、私はこれで……」
マネージャー「……」
マネージャー「待ちなさい」
りきゃこ「……えっ?」
マネージャー「この手紙は受け取れないわ」
りきゃこ「……」
マネージャー「それと、一つ聞かせてもらえる?」
マネージャー「貴方、愛奈とどういう関係なの?」
りきゃこ「……」
マネージャー「知ってるのよ。愛奈がいつも着ている衣装……」
マネージャー「アレ、貴方のAqours時代のお下がりらしいわね?」
マネージャー「逢田梨香子……」
マネージャー「貴方一体何者なの……?」
りきゃこ「……」
りきゃこ「そうですね」
りきゃこ「あいなは私にとって──」
りきゃこ「ただの家族みたいなものですから」ニコッ ほんとスレタイからは想像出来ないくらい素晴らしい話になってる あいにゃ「……」
ガラッ
マネージャー「愛奈、入るわよ?」
あいにゃ「…ァ…」
マネージャー「ああ、いいのよ。無理して喋らなくて大丈夫だから」
あいにゃ「……」
マネージャー「具合は大丈夫?」
あいにゃ「……」コクン
マネージャー「ご飯はちゃんと食べれた?」
あいにゃ「……」コクン
マネージャー「そう。なら良かった」ニコッ マネージャー「実は今日ね……」
マネージャー「貴方の“家族”の方が面会に来てくれてるのよ」
あいにゃ「……?」
マネージャー「入ってもらってもいいかしら?」
あいにゃ「……」コクン
マネージャー「じゃあ、私は席を外すから……」
あいにゃ「……?」
ガラッ ジャーマネが思ったよりいい奴だった
てっきりあいにゃを見捨てるものかと りきゃこ「久しぶり、あいな!」
りきゃこ「入院してるって聞いたからビックリしたんだよ?」
りきゃこ「なんか、いてもたってもいられなくってさ〜」
りきゃこ「ごめんね。急に押しかけちゃって」
りきゃこ「もちろん、あいなの事情も知ってるけど……」
りきゃこ「でも、ほら!私、空気とか全然読めないっていうか──── 」 ギュッ……
あいにゃ「…ッ…」ポロポロッ
りきゃこ「……」 りきゃこ「ちょっと、あいな〜?」
あいにゃ「……」ポロポロッ
りきゃこ「ダメだよ……そんなに強く…ッ…掴んだら……」ポロッ
あいにゃ「……」ポロポロッ
りきゃこ「骨……折れちゃう…じゃん……」ポロポロッ
あいにゃ「……ャ…コ!!」ポロポロッ あいにゃ「り”き”ゃ”こ”ぉおおお〜〜ッッ!!!!!」ポロポロッ
ガラッ
小林「あ”い”に"ゃぁあ”あ”〜〜!!!!!」ポロポロッ
あいにゃ「あ”い”ぎゃや”や”あ”あ”ん”〜〜!!!!!」ポロポロッ
ギルキス「ゔっ……ひっぐ……ッ……!」ポロポロッ
ギルキス「ゔわ”ぁ”あ”あ”〜〜んッッ!!!!!」ポロポロッ \ ゔわ”ぁ”あ”あ”〜〜んッッ!!!!! /
マネージャー「……」
すわわ「良かったですね」
マネージャー「……」
すわわ「あいにゃ、元に戻ったみたいで♪」
マネージャー「……」
マネージャー「フンッ!……///」 ──
マミー「……」ゴクゴク
マミー「ぷはぁ〜!」
マミー「マスター、おかわりもらえる〜?」
マミー「ヒッグ……」
マミー「それにしても、まっずい酒つこてんなぁ……」
マミー「まぁ、やっすいからしゃーないわな……」 カランコロン
マネージャー「……んっ?」
マミー「うわ、まっず……ヒッグ」
マネージャー「あら?衣梨花さん」
マミー「あぁん?なんや、誰かと思たらあんさんかいな……」
マネージャー「お久しぶりですね」
マミー「堪忍して〜な」
マミー「ただでさえまっずい酒が余計まずなるわ……」ゴクゴク
マネージャー「マスター、私も同じ物を」 マネージャー「相変わらず、お元気そうですね」
マミー「……それはどういう意味や?」
マネージャー「さぁ?どう捉えるかはお任せします♪」
マミー「……」
マネージャー「ああ、今日は私が奢りますから。好きなもの呑んで下さい」
マミー「あぁん?」
マミー「どういう風の吹き回しや?」
マネージャー「ええ。実は先日、衣梨花さんの娘さんにお世話になったもので……」 マミー「なんやそれ?」
マミー「礼なら本人に直接ゆうたらええやんか」
マネージャー「まぁまぁ、いいじゃないですか。今日は飲みましょうよ」
マミー「……」
マミー「ほんなら、一つお願いがあんねんけど?」
マネージャー「はい、なんですか?」
マミー「今晩泊めてくれへん?」
マネージャー「・・・。」
マネージャー「はっ?」 はっ?
はこっちのセリフじゃw
せめてマネージャーの説明してくれ いい話をクソみたいなスレタイとオチでサンドイッチするのやめーや >>1ですが、すいません……
今回、こういうのエタる人の気持ちがクソほどわかりました
他にもオチは用意してましたが、どうしても今日中に終わらせたかったので
見切り発車故の稚拙な文章ではありましたが、最後まで読んで下さってありがとうございました いやいや、待つから満足いくまで書いてくれよ
りきゃこもあいにゃも小林も浮かばれねえよ エタられるより100倍マシだから評価するぞ
作品の空気感は好きだから違うネタでまたキャストSS書いてね ちゃんと弁明してくれたから良し
続き書いてくれてもいいし、また次回作にも期待してるよ ギルキスとすわわ以外もそのうち出るのかなと思ってたら打ち切りで草
でも面白かったのです 面白かったからこそ不完全燃焼ですごい残念
長くなってもいいから切実に続き書いてほしい 病院のシーンでいい区切りではあったからね
乙でした ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています