凛「特に変わった所は見当たらないけど…いやこの甲冑そのものが特異な存在過ぎるけども」
凛「動くようには見えないにゃ。鎧や籠手も支柱に引っ掛けるタイプみたいだし」
凛「とりあえず今夜もいつもみたいに寝てみて、動き出したら呼んでほしいにゃ」
真姫「ダメ」
凛「にゃ?」
真姫「怖くて…金縛になっちゃうの。それでいつも怖いのに声が出せなくて…」
凛「ほうほう。じゃあどうしようかにゃ?」
真姫「ねぇ、このベッド広いでしょ?」
凛「そりゃ〜たいそうな大きさだと思うけど」
真姫「今日は一緒に寝てくれない?」
凛「えっ…凛が⁉」
真姫「他に誰がいるっていうのよ」
凛「わ、わかりましたですにゃ」