花丸「夏休み」
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ミーンミーン
花丸「……」
花丸「……」
花丸「……はっ」
花丸「ご、ごめん、本に夢中で気が付かなかったずら」
花丸「もう来てたんだね」 一日中吠えている場合は「飼育放棄、虐待」の可能性を保健所に電話しても良い
何回かは電話で訓令で、治らなければ直接指導、合意の上引き取りもありえる。 花丸「ちょっとそこに座ってて」
タッタッタッ
花丸「おまたせ」
花丸「今日は暑いから、心太養育費してたの」
花丸「一緒にたべてから行こ?」 チュルチュル
花丸「んんっ」
花丸「美味しいずらぁ……」
花丸「いくらでも食べられちゃうね……」
花丸「……へ?」
花丸「た、食べすぎてなんて無いずら!」 10秒考えたけど心太養育費がなんなのかわからなかった 花丸「もう、女の子にそんな事言っちゃだめだよ?」
花丸「今日はこれからもっといっぱい食べるんだから……」
花丸「……えへへ」
花丸「楽しみずらぁ……」 花丸「ごちそうさま」
花丸「ふぅ、心做しかひんやりした気がするね」
花丸「……そろそろ日が落ちてきたから……着替えてくるね」
花丸「少し待ってて」 タッタッタッ
タッタッタッ
ガラガラ
花丸「た、ただいま……」
花丸「ど、どうかな……?」
花丸「今年から新しい浴衣にしてみたんだけど……」 花丸「へ?」
花丸「ち、違うずらぁ!今までのが着れなくなったんじゃないずらぁ!」
花丸「ただちょっと……」
花丸「今年のお祭りが……楽しみだったから……」
花丸「変……かな……?」 花丸「……」
花丸「……えへへ」
花丸「……そっかぁ……嬉しいなぁ……」
花丸「えへへ……」
花丸「じゃあ……行こうか……」 スタスタ
花丸「……」
花丸「毎年こうやって一緒にお祭り行くけど……」
花丸「何だか今年は照れくさいな……」
花丸「なんでだろうね」クスクス >>6
トコロテン良く冷やしてたの
あたりジャネット? 花丸「まる達……昔からこうやって一緒に遊びに行って……」
花丸「同じ友達でずっといるのに……」
花丸「どうして今年は……」
花丸「不思議な感じがするんだろうね……」
花丸「まる、わかんないや……」
花丸「えへへ……」 花丸「人が増えて来たね」
花丸「まる、またお腹空いてきちゃった……」
花丸「あなたは……ご飯沢山食べる子は嫌ずら……?」
花丸「……」
花丸「そっか……良かった……」 花丸「……へ?」
花丸「食べ物買ってくれるずらか!?」
花丸「やったぁ……嬉しいずらぁ……」
花丸「じゃあ焼きそばとたこ焼きとお好み焼きとりんご飴とチョコバナナと……!」
花丸「……え」
花丸「お、多くないずらよぉ……」 ヒュウゥ……
パァン
花丸「あ……」
花丸「花火……始まったね……」
花丸「……」
花丸「……初めて二人で来たときの事……覚えてる?」 花丸「あなたが、将来はスパイになりたいって言って……スパイごっこしてたときに転んで泣いちゃったり……」
花丸「次の年は、熊と戦って勝てる様になるとか言って柔道ごっこをしてたずら……」
花丸「それで屋台にぶつかって、おじさんに怒られたっけ……」
花丸「でも、あなたは今、まるより大きくなっちゃって……」
花丸「ちょっと悔しいずら……」 花丸「私達は変わっちゃったけど……」
花丸「この花火は……いつも変わらず綺麗ずら……」
花丸「……ねえ」
花丸「あなたは……」
花丸「……あなたは、どう思う?」 花丸「あなたの目には、私はこの花火と同じ様に変わらないまま?」
花丸「それとも、あなたにとって……今の私は……」
チュッ
花丸「……へ?」
花丸「い、今のって……」 花丸「ほ、本当に……?」
花丸「いつもの冗談じゃ……ないずら……?」
花丸「まるをからかってるだけじゃ……」
花丸「……本当に本当……?」 花丸「……良かった……」
花丸「……何だか夢見たいずら……」
花丸「あなたにそんな事言ってもらえる日が来るなんて……」
花丸「まる……まるは本当に……」 花丸「……ね、ねえ……」
花丸「……その……手……」
花丸「繋ぎたい……かも……」
ギュッ……
花丸「……暖かい……」
花丸「きっとあなたは……ずっと冷たい場所に居たから……」
花丸「心だけは……暖かくなったんだよね……」 心太養育費のせいで何も入ってこないし読む気もしない 花丸「大好き……プーチン大統領……」
花丸「当選おめでとう……」
花丸「ロシアは実質、あなたの帝国ずら……」
花丸「誰もあなたを支持しない者は居ない……」
花丸「だから……」
花丸「……あ」 花丸「やばい!メリケンがいるずら!」
パァン
花丸「あぁっ!大統領がメリケンを撃ったずら!」
花丸「プーチン大統領がプッチン」
花丸「なんつってwwwwwwwwwwww」
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