海未「うるさいっ!口答えするなっ!」パンッ!
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かもめ「う……うわぁぁぁぁぁん!!!海未ちゃんがぶった〜!!!」
海未「うるさい!!泣くな!!」グイッ パシン!
かもめ「ひっ…!うわぁぁぁぁん!!!」
海未「……あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」グシャグシャグシャグシャ
スタスタスタスタ、 バタン! ガチャ
海未「ふーっ!ふーっ!」
海未「何なの…何なんですかもう…!!」
海未「私が悪いの…!?私が悪魔なの!?!?」
海未「なんで…私だけこんな目に遭わなくちゃいけないの…!?」
海未「うくぅ……」ポロッ… 翌朝
海未「ぐぅ〜…」
ドンドン
海未「…?」
かもめ「海未ちゃん、お腹空いたよぉ…」ドンドン
海未「ひっ!?」
海未「来ないで!来ないでぇ!!」ガタガタ…
かもめ「…!」
かもめ「…」
トボトボ…
海未「ふーっ、ふーっ…!」ガタガタ… 私とことりは想い人同士でした。
高校卒業後、穂乃果やμ'sのみんなと別れ、ことりを独り占め出来る環境になってすぐに告白。大学時代は恋人としてお付き合いしていました。
大学を卒業と同時に結婚。その後しばらくして女の子が生まれ、二人の名前を取って、かもめと名付けました。
かもめが全くの赤ん坊の頃は、ことりはよく面倒を見ていました。
しかし、かもめがハイハイが出来るようになった頃から、ことりは会社の保育施設(ことりは社内施設の充実した大企業でデザイナーの仕事をしていました)を上手く利用し、自分自身は仕事にのめり込んでいました。
決して自分の子供に興味がなかったわけではなく、ただ、家庭の優先順位を、自分の夢、仕事の上に置くことをしなかったということでしょう。
接する時間は少ないながらも、ことりはかもめに確かな愛情を注いでいたように思います。
そんなある日、ことりはデザイナーとして大成する野心を胸に、書き置きを残して家を飛び出して行きました。
私とかもめを捨てて…
深い悲しみに襲われましたが、残されたかもめのために、くよくよしてはいられません。それまで以上に道場で必死で働きました。
収入の多くをことりに頼っていたため、大変でしたが、少ないながらも道場の収入と、大手習い事教室の日舞コースの仕事(本当に下らない仕事でしたが、
生活のためにプライドを捨てました)で、何とか糊口をしのいできました。
しかし、道場は経営難により1年ほど前に閉鎖。
生き甲斐を失って憂鬱になっていた矢先、さらに続けて最愛の父が突然病に倒れ、長くは持たずに他界。精神的にボロボロの状態でした。
私は抜け殻のようになってしまい、大手習い事教室の仕事も手に付かなくなり、生活保護の手続きをし、そのまま家に引きこもってしまいました。 そしてその翌日…
かもめは風呂場で手首を切りました。
遺書と私達家族の似顔絵を残して…
私は急いで病院に駆けつけましたがもう助かる見込みは0に等しいと…
「かもめ!お願い!死なないで…!」
「あ…う…お母さん…お母さんの声が…聴きたい…」
私は急いでことりに電話しました。
…にもかかわらずことりは
「ごめんねー仕事があるから」
「なっ…」
「でもせっかく邪魔な子供も死ぬんだから、これからは自分の為に生きたら?正直うざかったんだよねぇ〜…あっ駄目だよ絵里ちゃんそこは…あんっ❤」
「ことり!?あなたまさか!?」
ツーツー
それから1時間後…かもめは死にました。
私は大バカ者です。自分が憎い…。自分はダメな母親。
私がかもめを殺した。殺人鬼。
死にたい。早く楽になりたい。
かもめに会いたい。
…しかしこのままでは死ねない。
ことりが私達を捨てなければ…ことりが声を聞かせてあげていれば…かもめは助かったかもしれない!
そうだ…まだ死なない!
南に復讐するまでは…。 >>11
最後の名字呼びは悪手
唐突であり、たいした憎しみも表現しきれてない 海未「…」サッ
本屋の店主「?」
海未「これください」
店主「いくら出すの?」
海未「給料の…3ヶ月分で」
店主「なるほどねぇ」
レスラー「辛かったやろなアンタ」
海未「…」
レスラー「でもお前…そりゃアンタにも問題あるやんけ」
海未「わかってます…この復讐が終わったら…私もかもめの後を追います」
レスラー「はぁ!?お前…何言っとんかわかってんのか!?」
店主「やめろトラ。俺たちはあくまで復讐屋だ。この人がその後何しようが関係ない」
トラ「う…」
海未「ありがとうございます…その…」
カモ「カモだ」
海未「……カモさん」 実際ことりってアニメの一期はそんな感じだからな
地雷丸だし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています