絵里「こだわり自作アクセ」
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花陽「わぁ……すごい色々あるんだね」
真姫「この中から必要なものをピックアップ出来るなんて凄いわね……」
絵里「そんなに凄い事じゃないわよ、迷い過ぎて困ったりもするわ」
真姫「これとこれなんかなんで値段が違うのかも分からないわよ」ウーン 絵里「作曲やお米だってそういうものじゃないの?」
真姫「んー……どうかしら」
花陽「1音違うだけで全然違ったりするの?」
真姫「まぁそうだけど……」
絵里「これだって穴の位置とか模様の入り方とかそういうちょっとの差よ」 花陽「お米も収穫時期とか産地とか水とか炊飯器とか精米の具合とか研ぎ具合とか」
真姫「お米の話はいいわよ」
花陽「ピャァッ」 絵里「ともかくイメージはある程度固まってるからあとはそれにピッタリのパーツを見つければいいだけだから」
花陽「どこに付けるアクセサリーなの?」
絵里「ブレスレットにアンクレットにブローチでしょ……バレッタと、腰周りにも色々付けたいってことりは言ってたし……」
真姫「とにかくいっぱいってことね」
花陽「だね」 絵里「まぁそうね、とりあえずあっちを見ましょうか」
花陽「はぁい」
真姫「最悪私達は荷物持ちね」ヤレヤレ
花陽「そうなりそうだね」アハハ… 絵里「んー」キョロキョロ
真姫「……」
花陽「土台だけでもすごい種類……」
絵里「これはちょっと大きいかしら……真姫」
真姫「なに?」 絵里「ちょっとじっとしてて」
真姫「……」
絵里「んー……やっぱりちょっと大きい気がするわね、これの一回り小さいのは……これね」
花陽「なにが違うのか分からない……」 絵里「とりあえずこれだけ買っておいて……レザーも一応見ましょうか」
真姫「本革まであるのね……」
花陽「ぶた…ひつじ…やぎ……牛以外にもいっぱいあるんだねー」
真姫「呆れた……コードバンにキッドスキンまであるわ」
花陽「こーどばん?きっどすきん?…高っ!?」ビクッ
真姫「動物革の中でもかなりの高級品よ」 絵里「それ使いたいの?」
真姫「ブレスレット一つで衣装一着より高くなりかねないわよ!」
花陽「ひぃぃ……こんなの付けて踊れないよぅ」
絵里「冗談よ、私だってそれで自作なんてしたくないわよ」
真姫「もう……」
花陽「心臓に悪いです……」 絵里「ベースはこれくらいでいいわ、家にもまだあるし」
花陽「次は?」
絵里「んー……とりあえずリボンを見ましょうか」
真姫「歯切れの悪い言い方ね」 絵里「リボンはほんとに見るだけで今日は買うつもりないのよ」
花陽「なんで買わないの?」
絵里「実際の衣装に合わせてリボンも素材から決めないとどうしても浮いちゃったりするのよ」
真姫「なかなか面倒臭いわね」 絵里「自分で使う分には好きにすればいいんだけれどね」
花陽「じゃあ今日は下見ってところだね」
絵里「ええ」 ーーー
絵里「次はメタリックパーツよ」
真姫「えっ……なにこれ?」
花陽「ちっちゃい…お米よりちっちゃいよ…」
絵里「それはパーツの間を埋めるのに挟んだりするのよ、ほらこの見本みたいに」 花陽「おぉ……これを一つ一つ通していくんだ……」
真姫「私には無理だってことがよく分かるわ」
絵里「そんなに難しいことじゃないわよ」クスクス 絵里ちゃんのアクセ作りが趣味な設定もっと生かして欲しかったよなぁ 真姫「作ってるうちにイライラしそうだわ……」
花陽「私はこういうちまちました作業好きかも」
絵里「ふふっ♪じゃあ今度一緒に作ってみる?」
花陽「うんっ♪」 ーーー
絵里「次はストーンねー」
花陽「真姫ちゃん真姫ちゃん」ツンツン
真姫「なに?」
花陽「砂が売ってる……しかも1グラム!」ガーン
真姫「イミワカンナイ……」 絵里「砂じゃないわよ、フレーク」
真姫「いやこれは砂よ」
花陽「砂だよね……」
絵里「一々面白い反応するわね」クスクス 真姫「だって変なものばっかり売ってるんだもの」
絵里「変って失礼ね、フレークだって立派なパーツよ」
花陽「凄い世界だねー」 ーーー
絵里「さて次で最後よ」
花陽「最後はなに?」
絵里「ここ、留め具よ」 真姫「留め具って……付けられれば何でもいいじゃない」
絵里「分かってないわね」
真姫「分からないわよ」
絵里「そういう細かいところに拘ってこそ自作アクセよ?」 花陽「お米みたいに奥の深い世界です……」
真姫「なんで毎回お米が出てくるの……」
絵里「んー」
真姫「……」
花陽「金色か銀色かで悩んでる……」 ーーー
絵里「さて、これくらいで十分かしら、支払いしてくるわ」
真姫「凄い量買うわね」
絵里「別に今回で全部使うわけじゃないわよ?」
真姫「むしろなんで使わないのに買うのよ」 絵里「だってパーツによっては1つ2つしか使わないのもあるんだからしょうがないじゃない」
花陽「持ってるので代用したらダメなの?」
絵里「妥協なんて以ての外よ」
花陽「ストイックなんだねー」
真姫「頑固なだけでしょ」 絵里「2人はまだ時間大丈夫?」
花陽「私は今日は特に予定はないから大丈夫だよ?」
真姫「んー、まだ少し余裕はあるわ」
絵里「じゃあこのままお昼でも一緒にどう?朝から付き合ってもらったお礼にご馳走してあげるわ」 花陽「いいの?じゃあお言葉に甘えちゃおうかな」
真姫「そうね、色んなもの見過ぎてちょっと休みたいし」
花陽「なんか凄い情報量だったよね」
絵里「ふふっ、じゃあ行きましょうか」 実はこれと繋がるSSを去年書いている
気になる人は勝手に探してくれ よかったよ〜
μ'sが仲良くしてるのは読んでて落ち着くね 趣味にも妥協しない絵里ちゃんは素敵
おつおつでした アクセ作りの他にキルトも趣味だったよな
なんで活かされなかったんだ… 可愛かった乙ハラショー
ちなみに絵里ちゃんの特技は衣装作り 中の人がシンフォギアライブで三人分のお揃いアクセ作ってきてたの思い出した ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています