穂乃果「海未ちゃんも昔は可愛かったんだよね〜」
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真姫「“昔は”って……海未が聞いたら怒るわよ」
絵里「今は可愛くないわけ?」
穂乃果「もちろん今も可愛いけどさぁー、ちっちゃい頃は、ほら、海未ちゃん人見知りで恥ずかしがり屋だから、『ほのかちゃぁん、ほのかちゃぁん』ってずーっと後ろからついてきて、ああ、あの頃の海未ちゃん返してえぇ」
絵里「高校の時はもうそんな感じではなかったわね」
真姫「時の流れは残酷ね」
絵里「真姫もどうしてこんなに捻くれちゃったのかしら」
真姫「うるさいわね、昔からこうだったわよ」
穂乃果「捻くれてる自覚はあったんだ」
真姫「捻くれてませんケド? 別に今も捻くれてないし」 真姫「いやわかんないけど、希って勘が良さそうだし何かしようとしてるの気づいちゃうんじゃない?」
穂乃果「あ〜、かもね。希ちゃんならそうなのかも」
真姫「っていうか絵里が下手なのが悪いのよ」
絵里「私下手なの?」
穂乃果「あれだ、絵里ちゃん不法侵入事件だ」
絵里「違う、別にあれは失敗したんじゃないから」
穂乃果「でも危うく捕まるとこだったじゃん」
絵里「警察沙汰になんかなってないわよ」
真姫「なりかけたんじゃない」
穂乃果「帰ってきたら聞いてないのに誰か家いるって怖すぎるよね」
絵里「未だに何故バレたのかわからないのよね」
穂乃果「鍵かけ忘れたとか靴しまい忘れたとかでしょ〜?」
絵里「どっちもやった記憶あるんだって」
穂乃果「ん〜、スピリチュアルだね」
絵里「誰か希にリークしたわね?」
穂乃果「してないよ、そもそも聞いてなかったし」
真姫「どっちにしろ、絵里が希を驚かそうとか考えない方がいいわね」 隠れないといけないのに、部屋の電気つけっぱなし
とかしてそ 読みながらソロコレ聞いてたら丁度love wing bell流れてちょっとニヤッとなった 穂乃果「少なくともあれが何で失敗したのかわかんないうちはやんない方がいいね」
絵里「まあ……その後にもうああいうことはやらないでいいって言われたからやらないけど」
真姫「喜ばすのと驚かすのはイコールじゃないのよ」
穂乃果「だね」
絵里「じゃあ穂乃果はどうやる?」
穂乃果「私? ん〜、どうしよう」
絵里「まずセリフからね」
穂乃果「言わないよ恥ずかしい」
絵里「私も真姫もあなた達の夜の営み方まで知ってるんだから、今更恥ずかしがることないわよ」
穂乃果「それとこれとは別だよ」
真姫「あのね、私気づいたんだけど」
穂乃果「どうしたの真姫ちゃん」
真姫「さっきからどうしてあなた達が求婚する側だと思ってるの?」
穂乃果「え?」 真姫「海未と希も同じこと考えてて明日あなた達が言われる可能性もあるわよね」
穂乃果「うん。うん……おお?」
真姫「普通男の人からするような気がするけどあなた達そうじゃないし」
穂乃果「あれ? 確かに、なんで私からするもんだと思ってたんだろ? あれ?」
真姫「あれ? じゃないわよ」
穂乃果「え? じゃあ海未ちゃんから?」
真姫「そういうこともあるんじゃない?」
穂乃果「海未ちゃんから? え、やだ、どうしよう」
真姫「やなの?」
穂乃果「やじゃないよっ。え、ウソ、え、どうする?」
絵里「どうするって、私に聞かれても」
穂乃果「海未ちゃんから? やだ、それもいいな〜!」
真姫「やなのかいいのかどっちなの」
穂乃果「だからやじゃないって言ってるじゃん。ちょっと、それ考えてなかった、どうしよう!」 真姫「断るの?」
穂乃果「断わんないよっ、え、なんか緊張してきた」
真姫「まだ早いわよ」
穂乃果「でも海未ちゃんからか〜、あり寄りのありだね」
真姫「実際そうなるかは知らないけど」
穂乃果「ちょっとアピールしてみようかなぁ。あ、ことりちゃんからそれとな〜く言ってもらうってのもあり?」
真姫「ことりプランを伝えてもらえば?」
穂乃果「あれはちょっとやり過ぎな気がするんだよね。絵里ちゃんはどうなの? 希ちゃんからっていうの」
絵里「希から? う〜ん……」
穂乃果「ダメ?」
真姫「やっぱりまだ遊びたいのね」
絵里「違うわよ……嫌ってわけじゃないけど……もしいつかそういう日が来るなら私からだと思ってたから」
穂乃果「私もそんな気がしてたけど、確かに真姫ちゃんの言う通りそうとは限らないよね」 真姫「逆に何でそれ考えなかったのよ」
穂乃果「何でだろう、不思議だね。今日真姫ちゃん居てくれてよかった〜!」
真姫「他人事みたいに……」
穂乃果「むしろね、そういうのどうやって決めたらいいの?」
真姫「んー、普段リードしてるかしてないかとか?」
穂乃果「じゃあ私かな」
絵里「私振り回されてる」
穂乃果「絵里ちゃんはそんな感じだよね」
真姫「じゃあ希からってことにしましょ」
絵里「そうなる?」
穂乃果「真姫ちゃん理論だとそうなるよ」
真姫「私はあなた達のルールとかよくわからないけど」
穂乃果「真姫ちゃん以上にわかってくれる人他にいないよ」 絵里「でも希から……?」
穂乃果「なんか納得いってないみたいだから別の決め方真姫ちゃん教えてよ」
真姫「なんで私が」
穂乃果「会長のためにもお願いしますよ西木野大先生〜」
真姫「ええ……? じゃあプロポーズも告白した方からすれば?」
穂乃果「おお、これなら絵里ちゃんだ」
絵里「いや……希なの」
穂乃果「え? 違うよ、最初は絵里ちゃんでしょ」
絵里「最初は希からなのよ」
穂乃果「ええ? 何でこんなとこでウソつくの? 絵里ちゃんからだよね?」
絵里「何故そんな誤解をしているの?」
真姫「私も穂乃果と同じように思ってたけど」
穂乃果「だってあの感じは絵里ちゃん……だったよね」
絵里「まあ最初は私からだったかもしれないけど……」 穂乃果「じゃあそうじゃん」
絵里「でも最終的に、希に言わせたの」
穂乃果「言わせた? 最終的に?」
真姫「恐ろしいわね」
穂乃果「なんか違法なことしたんじゃないよね?」
絵里「合法よ。希から、こう……ね、付き合いましょうかって話になって」
穂乃果「じゃあもう今度も希ちゃんに言わせる方向でいこ。ゼクシィとか家に置いとく?」
絵里「それはなんか嫌」
穂乃果「絵里ちゃんどうしたいの?」
絵里「だって……」
真姫「絵里は自分のこと彼氏役だと思ってるんでしょ」
絵里「そういうわけじゃ……ないけど」 穂乃果「二人ともお姫様だもんね。何で普通は男の人がするもんなのかな」
真姫「それはプライドとかあるんじゃない? 多分」
穂乃果「ふ〜ん……俺が養っていくんだ、的な? 絵里ちゃんそうなの?」
絵里「……一応私の方が先にお給料貰う立場になるわけじゃない?」
穂乃果「でも同い年だよね?」
絵里「まあね」
真姫「むしろ希のほうが先に年取るわよね」
絵里「まあ、そうだけどでも立場的に、ほら」
穂乃果「これからも一緒なら二人三脚で歩いてくんだよ、どっちが上とか下とか、偉いとか偉くないとかじゃなくて」
絵里「それはその通りだと思うわよ。けど、もし、そのプロポーズ……のようなことをするならね……私がやりたい、かな」
穂乃果「お、聞きました?」
真姫「聞きました」
穂乃果「やりたいならやろうよ絵里ちゃん、やるしかないよ」
真姫「言質とったわね。いつにする?」
絵里「待って、待って」 絵里受け好きだけどプロポーズとかは絵里ちゃんからしそうな印象ある 穂乃果「やっぱりやるなら記念日とかだよね」
真姫「じゃあ次の希の誕生日」
穂乃果「いいね、6月にしよう」
絵里「待ちなさい」
穂乃果「違ったっけ?」
絵里「あってるけど……何? 穂乃果と真姫はブライダル業界の回し者なの?」
真姫「まさか」
穂乃果「むしろ恋のキューピッドと呼んでほしいよ」
絵里「そんな可愛いものには見えないわ……」
穂乃果「ディスられてるよ、真姫ちゃん」
真姫「穂乃果もだと思うけど」
絵里「いいから2人で勝手に話を進めないで。いい?」 穂乃果「だってやるって言ったし。ねえ」
絵里「やりたいとは言ったけど、やるとはまだ私言ってないからね?」
穂乃果「だからいつやろうかって話をしてるんだよ」
絵里「待って、待って、待って」
穂乃果「絵里ちゃんはいつがいい? 希ちゃんの誕生日か交際記念日」
絵里「だから待ちなさいって」
穂乃果「待ってるのは希ちゃんだよ〜」
真姫「そうよね」
穂乃果「イケると思うけどなぁ」
真姫「じゃ、私から探り入れとくから。それでいいでしょ」
絵里「真姫?」
穂乃果「凛ちゃんは?」
真姫「よくよく考えたら凛だけじゃちょっと不安よね」
穂乃果「そんなことないよ、凛ちゃんもリーダーだから。信じてあげて」 絵里「2人とも信じてるわよ。信じてるけどもね、そういうことじゃなくて」
穂乃果「じゃなくて?」
絵里「まあ……私だって、いつまでも学生気分じゃいられないのはわかってるわよ」
穂乃果「耳が痛いね」
絵里「でも現実として難しいのは穂乃果だって知ってるでしょう?」
穂乃果「ん〜、まあねぇ……」
絵里「私達、普通とは違うんだから」
真姫「“普通”ね」
穂乃果「難しいところだね」
真姫「でも『これが普通の生き方です』なんて、そんなの誰かが決めてるわけじゃないわよ?」
穂乃果「おお、確かに」
絵里「けれど暗黙の了解ってものがあるでしょう」
穂乃果「まあ、そうだね」 真姫「基準なんて人の数だけあるわよ。例えば私はあれ信じられないんだけど、講義で毎回最前列に座ってる人とかいるじゃない?」
穂乃果「あ、いるよね! で、授業中すんごい頷いてる人」
絵里「勉強熱心なんでしょ」
穂乃果「でもテスト前に話してみたりすると意外とそんなに成績良くなかったりするの」
真姫「それは……人それぞれだと思うけど」
穂乃果「そうかな。そっか」
真姫「まあとにかくその人にとっては最前列が定位置で当たり前なのよ」
穂乃果「真姫ちゃんはいっつも後ろの方にいそうだよね」
真姫「よくわかるわね」
穂乃果「なんかそんな感じする」
絵里「確かに真姫の言わんとすることはわかるわよ。そういう当たり前の違いは誰にだってあるわ。あくまで個人個人でみたらね」
穂乃果「んだね」
絵里「でもね、真姫は理解がある方だと思うけど、世の中わかってくれる人ばっかりじゃないの」
真姫「最初から全員と仲良くなろうと思うことが間違いなんじゃない?」
穂乃果「ええ?」 真姫「付き合う人って最後はどこかで選ぶ必要もあるのよ」
穂乃果「きっつ……それって真姫ちゃんの経験談?」
真姫「秘密」
穂乃果「出た、女の身だしなみ」
絵里「……わかるわ、わかるわよ。受け入れるかどうかは個々人に任せても、多様性は認めましょうって」
穂乃果「皆違って皆いいよね、うん」
絵里「でも現実にそんな社会がどこにあるの。まだ発展途中で色んな人がいるってことを皆が皆認められるわけじゃないのよ」
真姫「絵里は何がそんなに怖いの? 社会が嫌なら山にでも籠もってなさいよ」
絵里「あのね、山って……」
真姫「女同士は自然じゃないわね、自然じゃないからいけません? そんなの勝手に言わせておけばいいじゃない」
絵里「いいわよ私は今更どう言われたって。嫌でも目立っちゃうみたいだし。でもね、希を同じところにつれてはいけないの」
穂乃果「ちょ、ちょっとヒートアップしすぎじゃない……?」
真姫「……穂乃果も当事者でしょ」
穂乃果「あ、はい……」 絵里「さっきから穂乃果はどっちの味方なの」
穂乃果「うぇ? 私? 私は……弱い者の味方だよ?」
絵里「じゃあこっち」
穂乃果「や、やだよ、真姫ちゃん今日キレッキレだもん」
真姫「ならこっち」
絵里「ほーのーかー、言ってることが違うわよ」
穂乃果「まあまあちょっと2人とも落ち着こうよ」
真姫「別に……ケンカしたかったわけじゃないのよ……ごめん」
絵里「まあそうだろうと思ったわ」
真姫「私としては2人とも……希も海未も入れて4人? 周りがどうとか、社会がどうとか、親がどうとか、そういうことで生き方変えないで自分の道、貫いてほしいの。そしたら絶対、大物になるんだから」
穂乃果「なれます?」
真姫「なる。なりなさい」
穂乃果「そう言われてもなぁ……」
絵里「ねぇ」
穂乃果「まあ、さっき真姫ちゃんが言ったみたいに、何て言うか……最初っから喧嘩腰? の人ってたまにいるよね」 絵里「穂乃果にも?」
穂乃果「いるよ〜。私ネットで、あ、これ最近じゃなくて高校の時の話だけど、ちょっとあれこれ見ちゃったんだよね。μ'sの評価的な、サムシング?」
真姫「あれほどにこちゃんが止めろって言ってたじゃない」
穂乃果「だって気になるもん、好奇心に勝てなかったんだよ。まあね色々あったよ? 真姫ちゃん可愛いとか、絵里ちゃん格好良いとか、何で高坂がセンターなの、とか」
真姫「だから止めろって言われてたのよ」
穂乃果「あはは、そうだよね。すっごい凹んだもん」
絵里「そんな時あったの?」
穂乃果「あったんだよ。でも凹んだけどさ、最後はそういう人たちにも納得してもらえるように頑張るしかないよね」
真姫「メンタル強いわね」
穂乃果「私本番とか強いんだよ?」
絵里「……穂乃果がリーダーで本当良かったわ」
穂乃果「あ、やめてよ、そうやって煽って人のこと潰そうとしてるんでしょ。手口はもうわかってるんだから」
絵里「そんなつもりじゃ……でも頑張っても無理だったら穂乃果はどうする?」
穂乃果「そしたら? もっと頑張る?」
絵里「根性論?」 穂乃果「なんとかなるよ、やればできるって」
絵里「ヤッても子供はできないけどね」
穂乃果「……急にぶっ込んでくるよね」
絵里「もうここまで言われたら……わかったわよ。やる」
穂乃果「お、何を?」
絵里「プロポーズ、します」
穂乃果「おお……! おお!! イェーイ!!」
真姫「いぇーい」
絵里「こうでも言わないと今日帰れなさそうだし……」
穂乃果「当たり前じゃん、帰さないよ」
絵里「じゃあとりあえず前向きに検討するっていう方向で」
穂乃果「それじゃダメだよ、有限実行の女、絵里ちゃんでしょ」
真姫「意思が固まっただけ大きな一歩よ」 穂乃果「んー、そっか。じゃあ絵里ちゃん今年中ね」
絵里「ええ……?」
穂乃果「記念になんか良いの頼も。ボン・ジョヴィみたいな名前のやつ」
真姫「ボン・ジョヴィ?」
穂乃果「あ、ごめんあれだ、ドンペリ」
絵里「そんな良いお酒ないわよ。テキーラ持ってきて」
穂乃果「無理無理無理無理」
絵里「グっといくのよ、女は度胸と愛嬌よ?」
真姫「両方?」
穂乃果「じゃ、一週回って、ビール」
絵里「まあいいけど」
真姫「ちょっと微妙」
穂乃果「じゃあイケる」
真姫「ヴェエ……」 いつの間にか100レス超えてたけどまだ終わらないから続く えりちが本気になれば大丈夫
たまーに無理し過ぎるんやけど アイマスオタクさん、ラブライブに宣戦布告!新田恵海のキャラのぬいぐるみを自動車で引きずり回す [337287135]
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