千歌「私の、片想い奮闘記////」
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※このssは
从/*^ヮ^§从「終電・・・無くなっちゃったね・・・///」
をはじめとした、
从/*^ヮ^§从×メイ*σ_ σリの顔文字なしverです 梨子「あの、ここは東京だからまだ後何本か残って・・・」
千歌「は?」 千歌「梨子ちゃんさぁ・・・チカが今から電車で内浦に帰れるとでも思ってるの?」
梨子「え、えっと・・・それは・・・・」
千歌「無理だよね!じゃあ梨子ちゃんの・・・」
梨子「あっ!!夜行バス!!電車が無くても夜行バスなら!!最悪タクシーでも・・・」 ビターン!!
梨子「何で叩かれたの?」グスンッ 梨子(浦の星女学院が統廃合してから3年。色々あって、私は現在東京にある大学に通っています。最初は、内浦で仲良くなれた皆とすぐにお別れになることに寂しさを感じましたが・・・
梨子(千歌ちゃん始め、Aqoursの皆が、こうして時々遊びに来てくれることを嬉しく思います♡)
梨子(ただ最近になってちょっぴり悩み事が・・・)
千歌「あーあ、結局こっちの終電も無くなっちゃったよ」
梨子(千歌ちゃんが何か冷たいです・・・) 梨子(ここ最近電話してもそっけないし、今日もビンタされるし、私は一体何をしてしまったのでしょうか?)
千歌「そういう訳だから、仕方なく!!梨子ちゃんの家に泊まってくね!終電無いんじゃ仕方ないよね♪」 梨子ちゃんの部屋
梨子「あ、あの・・・・千歌ちゃん?」
千歌 「ん?なーに♡」ゴロゴロ
梨子「あの、怒らないで聞いて欲しいんだけどね・・・」
千歌「んー?」ペラッ
梨子「あの、もしかして私・・・千歌ちゃんに何か嫌なことしちゃった?」 千歌「・・・・」
梨子「その、最近の千歌ちゃん・・・・」
千歌「・・・・冷たいって?」
梨子「あ、いやぁそんな・・・」
千歌「はっきり言ってくれていいよ。チカにも自覚はあるし」
梨子「あ、あぅぅ・・・」オロオロ 梨子(ど、どうしよう!気不味いよぉ・・・)
千歌「・・・・」ペラッ
梨子(あぅぅ、こんなことなら何も聞かなきゃよかったぁ!) 千歌「・・・・・ふわぁ〜〜」
梨子「!!もう遅いし、そろそろ布団用意するね」シュババババ
千歌「・・・・・♪」 布団「俺1人だけだぞ」
梨子「ご、ごめんなさい!1人暮らしだし来客が来るなんて思ってなかったから・・・・」
千歌「//////」
梨子「布団一式しかないです・・・・」 梨子「あっ!?だ、大丈夫!私ソファーで寝るから!」
千歌「・・・・いいよ。チカがソファーで寝るから////」
梨子「ああっ!そ、そうだよね!そっちの方がいいかもね!」
梨子(そうだよね・・・私が毎日寝てる布団なんて、嫌だもんね) 夜中
コンコン・・・・ガチャリ
千歌「梨子ちゃん、おじゃしまーす」
梨子「zzzz」
千歌「・・・寝てる、よね?」 梨子「zzzz」
千歌「えへへ///お邪魔します///」ゴソゴソ
梨子「zzzz」
千歌「・・・ごめんね、梨子ちゃん」 千歌「最近ずっと素っ気なかったり、ビンタまでしちゃって・・・本当にごめんね」
千歌「チカね、梨子ちゃんが東京に戻った時、すごく悲しかった・・・もう会えないのかな?って思うと、涙が止まらなくて・・・」 千歌「でも梨子ちゃんが毎日電話してくれて、凄く嬉しかった!不安もちょっと和らいで・・・そうして毎日ふわっとした会話をしてるうちにね、
梨子ちゃんのこと大好きだって気付いたの」 千歌「でも梨子ちゃんは可愛いから、東京で・・・自分の知らないところで好きな人が出来たらどうしようって・・・不安と焦りが生まれて、勝手な嫉妬で、梨子ちゃんのこと傷付けて・・・」
梨子「zzzz」
千歌「ぐすっ、・・・ねぇ、梨子ちゃん」
梨子「zzzz」
千歌「・・・やっぱり、自分勝手な嫉妬して、大人になっても未だに自分のこと『チカ』って言っちゃう・・・こんなガキ、意識してくれる訳・・・ないよね?」 ポロポロ
梨子「zzzz」
千歌「・・・・ごめんね。寝てるときにしかこんなこと言えなくて、素直になれなくて・・・本当にごめんね」
・
・
・
・ 翌朝
梨子「ふわぁ〜〜昨日はよく寝られ・・・!?」
千歌「zzzzz」
梨子(もしかして大変なことになった!?) 梨子(えっ!?待って待って!どうして千歌ちゃんが私の布団に!?寝ボケて入ってきた!?な、何にしてもこの状況で千歌ちゃんが起きちゃったら・・・)
『さ、最っ低!!ここまでするなんて思わなかった!梨子ちゃんなんて大っ嫌い!』
梨子(なんてことになっちゃう!)
千歌「zzzzz・・・んんんっ」 (・・・もうこうなったら、この手で!)
千歌「ふわぁ〜〜」
梨子「あ、千歌ちゃんおはよう!」
千歌「あれ?梨子ちゃん?・・・うわっ!ち、チカっ!なんで!?なんで梨子ちゃんの部屋に!?////」
梨子「な、何でって・・・昨日千歌ちゃんが終電逃して・・・それで、『私が千歌ちゃんに布団を貸した』んだよ?覚えてない?」
梨子(お願い!誤魔化されてっ!) 千歌「・・・あ、ああっ!!そうだった!チカってばうっかり☆」
梨子(よかった!セーフ!)
千歌(何て思ってるんだろうなぁ・・・まあ、チカからしてもこの誘いに乗らない手はないしね) 梨子「と、とりあえず布団から出てきて・・・」
千歌「・・・やっぱりまだ眠い。おやすみ」
梨子「えっ!?千歌ちゃん!」
千歌(えへへ///このチャンスに梨子ちゃんの匂いを堪能するのだ♡)
梨子「千歌ちゃん、起きてよぉ〜・・・」
千歌(梨子ちゃんは誰にも譲らないんだから♡)
おしまい 梨子「あの、私これからバイトだからしばらく帰って来ない・・・」
千歌「は?」 千歌「梨子ちゃんさぁ・・・こんな大雨と強風の中バイト行こうって言うの?」
梨子「え、えっと・・・それは・・・・」
千歌「無理だよね!じゃあ今日は1日中・・・」
梨子「病気でもないのにバイトをサボるなんて、やっぱり良くないよ・・・」 約10時間後
梨子「あぅぅ・・・全身びしょびしょ・・・」
千歌「あ、梨子ちゃんおかえり〜♡晩ごはん作っておいたよ♡」
梨子(あ、なんだかいい匂いがします♡)
千歌(最初は梨子ちゃんが居なくなる寂しさがあったけど・・・よく考えると仕事帰りの夫を迎える妻というシチュエーションが味わえるからこれはこれでアリかも♡) 食卓
千歌 「じゃーん!チカ特製のハンバーグとピーマン中心の野菜炒めなのだ♡」
梨子「」 梨子「あ、あの・・・私、ピーマンはちょっと・・・」
千歌「は?」
梨子「ひっ!?そ、それに・・・ハンバーグを見ると何故か頭が・・・・痛っ!!」ズキズキ 千歌「そんなんじゃだめだよ!もし将来結婚して子供が出来た時どうするの!?」
梨子「ふ、普通にピーマンを食べなきゃいいだけじゃ・・・」
千歌「甘いよ梨子ちゃん!そんな逃げ、チカが絶対許さないからね!!」 プンプン
梨子「そ、そんなぁ・・・」 千歌「はい、あーん♡」
梨子(せっかく千歌ちゃんが作ってくれた手料理だもんね・・・食べなきゃ申し訳ないよね。でも・・・)
梨子「・・・ええい、ままよ!」パクッ
梨子「モグモグ・・・?モグモグ、苦くない?」
千歌「えへへ///実はそれ、梨子ちゃんでもちゃんと食べられるようにって(何年も前から入念に)改良した野菜炒めなんだ♡」
千歌(実際それでも苦いって言われたらどうしよう、って肝が冷えてたのは内緒だけどね) 作者以外が1レスしかないところがちかりこの不人気さが実感できてむなしいな 梨子「あー、美味しかった♡ごちそうさまでした♡」
千歌 「お粗末様!」
梨子「それにしても千歌ちゃん、料理出来たんだねぇ」
千歌「・・・これでも旅館の娘なんだから1通りの家事ぐらい出来るんですけどぉ?」ジトー
梨子「ご、ごめんなさい!そんな・・・馬鹿にしたつもりは」アセアセ
千歌 「・・・なーんて、冗談だよ♡」
梨子「ほっ、よかったぁ・・・」
千歌「あ、お風呂も沸かせてあるよ!梨子ちゃん入ってきなよ?」
梨子「うん!そうするね」 お風呂
梨子「ああ^〜気持ちいい♪」チャプン
千歌 「梨子ちゃん、タオル置いていくね♡」
梨子「はーい♡」 梨子(それにしても千歌ちゃん。この数年で大部印象が変わった、というか・・・元々友達思いなのは知ってたけど、何度もわざわざ東京まで遊びに来てくれて、台風になって帰れなくなっても泣き言言わないで色々してくれて・・・)
梨子「・・・それと同じぐらいひっぱたかれもしたけど・・・」 梨子「ただの友達のためにここまで尽くしてくれるなら、好きな人が出来た時どうなっちゃうのかな?」
・
・
・
・
・
梨子「ああ^〜、さっぱりした♡」
千歌「じゃあチカ、お風呂入るね♡(梨子ちゃんの残り湯に包まれるのだ♡)」
梨子「・・・やっぱり、あんな天真爛漫な娘が恋をするって、想像し辛いかな?千歌ちゃんには悪いけど」 なんやかんや就寝時間前
梨子「しまった・・・こっちの問題を忘れてた」
布団「俺1人だけだぞ」 梨子「・・・布団かソファー、千歌ちゃんはどっちにする?
千歌「・・・布団で///(頑張れチカ!ここで勇気出せ!///)」
千歌「そ、それでね・・・・梨子ちゃんさえ良かったら一緒に・・・・・////」モジモジ
ポツーン
从/*・ヮ・§从「」 ソファー
梨子「zzzz」
千歌「〜〜っ!////」ズンズンズン! ビターン!!
梨子「ひぇっ!?何事!!あと何故かほっぺた痛い・・・」 翌日
駅「本日は台風の影響により、運転を見合わせております。復旧は未定」
梨子「」
千歌「あーあ、帰れないなぁ♪残念だなぁ♪」
梨子「・・・良かったら、しばらく家で暮らす?」
千歌 「仕方ないなぁ♪」
おしまい 千歌(チカもいつか、近い将来梨子ちゃんと・・・////)
梨子「夫婦かぁ・・・私もそろそろ男の人とお付き合いしてみたいなぁ///」
千歌「は?」 千歌「梨子ちゃんさぁ・・・今まで異性と縁のなかったチカたちに男性の恋人が出来るとでも?」
梨子「え、えっと・・・それは・・・・」
千歌「無理だよね!そういう訳なんだから梨子ちゃんは大人しく同性の私と付き合えば・・・」
梨子「もういい年なんだからいい加減男の人と付き合ってみたい・・・」 千歌「・・・・」ムッスー
梨子「あ、あの・・・千歌ちゃん?何を怒って・・・・・」
千歌「知らないっ!」
梨子「わ、私達・・・その、もう来年には学生じゃなくなる身分なんだよ?」
千歌「・・・・・」
梨子「なのに未だに、誰ともお付き合いをしたことがないなんて・・・このままじゃ私達行き遅れちゃうよ?」 千歌「いいもん別に・・・どうせチカの好きな人はチカのこと、全く意識してくれないし」ボソッ
梨子「えええっ!?ち、千歌ちゃん、好きな人居たのぉ!?」
千歌(やっば!聞こえちゃった・・・////) 梨子(そっか。千歌ちゃん、今までずっと片思いしてきたんだ。相手の人に気付いて貰えずに・・・・私みたいな地味な娘と違って、明るくて積極的で・・・・何より可愛さの塊のような千歌ちゃんに今まで浮いた話が無かった訳だよ)
梨子(こんなに可愛い娘からの好意に気付かない人が居るなんて・・・なんだかちょっと怒りが沸いてきました)
千歌「やっぱり、チカって魅力ないのかなぁ」グスンッ
梨子「そ、そんなことない!千歌ちゃんはとっても可愛い女の子だよ!!」 💦
千歌「でも・・・・」
梨子「千歌ちゃんの魅力に気付けないって言うのならそれは相手に見る目がないだけ!」
千歌「あ、あの・・・出来ればその、チカの好きな人のことは、あまりきつく言わないで欲しいな・・・」
梨子「あっ!?ご、ごめんなさい・・・つい熱くなっちゃった」 千歌「・・・でも、梨子ちゃんの言う通りかも・・・・・諦めた方が、いいのかな?」
千歌「ずっと好きだったけど、どうせ叶わない恋なら・・・・諦めた方がいいのかな?」
梨子「・・・正直言うとね、諦めた方がいいと思う」
千歌「っ!」ズキッ
梨子「だって、千歌ちゃんがここまで追い込まれる程好きでも、相手がそうじゃないなら勝ち目はないと思う」
千歌「・・・・」 梨子「その代わり、って言ったらおかしいけど・・・・私じゃ、ダメかな?」
千歌「えっ?」
梨子「あっ!勿論、変な意味じゃないよ!千歌ちゃんが新しい恋を見つけるまでの間、傍で支えてあげようかな?って・・・」
梨子「高校のときは、ずっと引っ張って貰ってたし、今度は私の番!って思ってるんだけど・・・・余計なお節介かな?」 千歌「梨子ちゃん、ありがとうね。でもやっぱりこの恋は簡単には諦められないの」
梨子「千歌ちゃん・・・・」
千歌「でもね、やっぱり1人になるとどうしてもまた今日みたいに挫けそうになるかもしれないから・・・梨子ちゃんさえ良ければ、ずっとチカの傍に居て欲しいな/////」
梨子「千歌ちゃん!うん!私、精一杯千歌ちゃんのことをサポートするね!」 千歌(えへへ・・・////これで梨子ちゃんはしばらくチカが独占しちゃうのだ♡)
千歌(押してダメなら引いてみろ、ってのはまさにこういう時のための諺だよね!意中の相手が意識してくれないなら、敢えて諦めるような雰囲気を出せば逆に距離が近くなるって、ネットに書いてあった通りだよ!)
千歌(騙すようなやり方になっちゃって梨子ちゃんには申し訳ないけど・・・恋は戦争なんだよ♡好きな人と将来を過ごしたいなら手段は選んでいられないの♡)
梨子「大学を卒業したら内浦に戻ってくるね!あ、でも家はどうしよっか?」
千歌 「じゃあ家においでよ♡ルームシェアしよ♡」
梨子「・・・・いいの?」
千歌「勿論♡」
千歌 (えへへ////もうすぐ、梨子ちゃんと同じ部屋で毎日過ごせるんだ////早く来年にならないかなぁ♡) なんやかんやで就寝前
梨子「あの、ほんとにごめんなさい・・・」
千歌「・・・・・♡」
布団「俺1人だけだぞ」
梨子「梨子は本当に学習しない娘です・・・」 千歌「梨子ちゃんさぁ・・・私もうお泊まり3回目」 (;^∀^)
梨子「梨子は本当に大馬鹿です・・・」
千歌「・・・・まあいいよ。2人で一緒に寝ればいいだけなんだから」
梨子「千歌ちゃん?」
千歌「私だってたまには甘えたくなるよ。それとも、梨子ちゃんは同じ布団で眠るのは嫌?」
梨子「ううん、そんなことないよ!」
千歌「えへへ////お邪魔しまーす♡」
梨子「な、なんだかこうも近いと、恥ずかしい・・・・かも////」
千歌「チカだけに?なーんちゃって!あ、今のは近いとチカをかけた・・・・ 夜中
梨子「zzzz」
千歌「梨子ちゃんめ、気持ち良さそうに寝ちゃって・・・こっちは大好きな人とのゼロ距離にドキドキして眠れないっていうのに///」
梨子「zzzz」
千歌「梨子ちゃんの心音は正常、っと。こっちは心臓バクバクしてるのに///」 千歌「この鈍感、脈なしこめ・・・・」チュッ
千歌「・・・・いい加減に気付いてくれないと、逃げちゃうかもなんだからね///」
おしまい 千歌(クリスマスは二人っきりで過ごしたいなぁ・・・//////) 梨子「あの、クリスマスはAqoursの皆で集まれないかなぁ・・・」
千歌「は?」 千歌「梨子ちゃんさぁ・・・もうすぐそこまで迫ってるクリスマスに9人とも揃うと思ってるの?」
梨子「え、えっと・・・それは・・・・」
千歌 「無理だよね!だからクリスマスはチカと二人で・・・///」
梨子「せっかくのクリスマスなんだから9人でパーティーやりたい・・・」 なんやかんやクリスマス当日
千歌「黒澤姉妹は家の都合、マルちゃんは聖歌隊、鞠莉ちゃんは海外、果南ちゃんは店の手伝いに善子ちゃんは曜ちゃんを飼うので忙しいから二人になりましたー!」
梨子「うぅっ、残念・・・」
千歌「何?チカと二人きりって、そんなに嫌?」
梨子「えっ!?そういうのじゃないよ!いやぁ千歌ちゃんとのデート、楽しみだなぁ」
千歌「えっへへ〜、出掛ける前にまずはチカの家でお昼にしよっか!梨子ちゃんのために腕によりをかけてたくさん作るよ!」
梨子「本当に!うわぁ、楽しみだなぁ♡」 十千万
千歌「じゃーん!梨子ちゃんの大好きなたまごサンドにチカ特製のハンバーグなのだ!今回は、梨子ちゃんに楽しく美味しく食べて貰いたいから、ピーマンは抜きました!」
梨子「・・・ジュルリ」
千歌「さ、遠慮なく食べて♡」
梨子「いただきまーす♡」
・
・
・
・
・ 梨子「御馳走様でした〜♡」
千歌「えへへ、お粗末様」
梨子「千歌ちゃん、前に家に来たときより料理が上手になったよね」
千歌「ま、まぁ・・・好きな人に振り向いて貰いたいからね///」チラッ
梨子(こんな可愛い娘にここまで想って貰えるなんて、その人は幸せ者だなぁ♪)
梨子「頑張ってね千歌ちゃん!私、応援するよ!」
千歌「あー、うん・・・ありがとう(この脈なしこ!)」 千歌「ねぇ梨子ちゃん・・・せっかくだしさ、久しぶりに浦の星女学院に行かない?」
梨子「え?」
千歌「正確には浦女だった建物に、だけどね。梨子ちゃんのピアノの音、もう随分聞いてないって思って・・・だめかな?」
梨子「ううん、だめじゃないよ。でも私、大学生になってからほとんど弾いてないから上手く弾けるかどうか・・・」
千歌「あの場所で、梨子ちゃんのピアノの音が聞きたいんだ・・・」
梨子「・・・わかった。行こう」 千歌「うわぁ、懐かしいなぁ!スクールアイドルやってた頃はさ、ここで毎日梨子ちゃんの演奏を聞いてたなぁ〜」
梨子(あれ?もう廃校して結構経ってるはずなのに、どうしてピアノは綺麗なまま残ってるんだろ?)
千歌「・・・梨子ちゃん、梨子ちゃんのピアノ、聞きたいな」
梨子「あ、うん!スー、ハー」 梨子「〜♪〜〜♪♪」ポロロロン
千歌「〜〜♪」
・
・
・
・
・
梨子「うわっ!?もう辺りが暗くなってる!」
千歌「え・・・?あっ!本当だっ!」
梨子「なんだか、思ったより長いことこっちに居たね」
千歌「あはは・・・うん」 千歌「・・・・そろそろかな?」ボソッ
梨子「千歌ちゃん?」
プルルルルッ
千歌「あっ、もしも〜〜し!」
〜〜〜〜
ブロロロロッ
果南「いやー、久しぶりだね梨子ちゃん!何年ぶりだっけ?元気だった?」
梨子「あの、果南ちゃん?これから、どこに・・・?」
果南「まあまあ、それは着いてからのお楽しみにってことで!」
千歌「安全運転で頼むよー!」 とあるホテル
パン、パン、パパーン!!!
「「「梨子ちゃん、メリークリスマス!!」」」
梨子「・・・・え?」ポカーン
曜「えへへ〜〜♪驚いた?」
鞠莉「どう?驚いたでしょぉ〜〜?」
梨子「え?曜、ちゃんに・・・鞠莉ちゃん?え?何、皆が居る!?」 ダイヤ「千歌ちゃんから、梨子ちゃんがこっちに帰って来るって聞いてね。来ちゃったわ♡」
梨子「え?でも、今日は会えないって・・・」
ルビィ「どうせならサプライズで会おう!って皆がね♪」
ダイヤ「まあ本当のところは用意が遅れてしまったのが理由なんだけどね」
花丸「この時期、聖歌隊はとても忙しいからマルの合流が遅れちゃって・・・えへへ、ごめんなさい///」
梨子「み、皆ぁ・・・」ポロポロ
果南「因みに皆で集まろうって呼び掛けたのは千歌だよ!」
千歌「ちょっ、果南ちゃんっ・・・///」
梨子「千歌ちゃんが?」
果南「せっかく梨子ちゃんが帰ってきてくれるんだから、最高のクリスマスにしたい!って言って聞かなくて・・・」 「べ、別に・・・梨子ちゃんのためにー、とか、梨子ちゃんが皆に会いたいって言ってたから、って訳でもないし〜〜、わ、私が・・・!あくまでも私が皆に会いたかったから・・・・////」
ギュッ・・・
千歌「り、梨子ちゃん!?///」
梨子「・・・大好き!」 梨子「ありがとう!・・・私なんかのために、本当にありがとう!!」 ポロポロ
千歌「・・・なんか、じゃないよ」
梨子「え?」
千歌「梨子ちゃんだからこそだよ。梨子ちゃんだから、皆が集まったんだよ。ここにいる皆が、勿論私も、梨子ちゃんのこと大好きなんだよ!だから集まったの!」
梨子「千歌ちゃん・・・」 グーーッ
曜「あっ・・・///」カァーッ
千歌「あはは、曜ちゃんはもう限界かぁ・・・・クリスマスなんだし、真面目な話はここまでにしよ!楽しまなきゃだよ!梨子ちゃん!」
梨子「そうだね!」 善子「うはぁ!どれも美味しそうで迷っちゃうー!」
曜「ほひほひゃ〜、ほへほはほいひ〜よぉ」
善子「ちょっと!食べるか喋るかどっちかにしなさいよ!」
曜「ほ?・・・・ゴクンッ!」
善子「口にソース付いてるわよ。ほら、拭いてあげる」
曜「えへへ〜、ありがとう!」 梨子「あの、よっちゃん・・・」
善子「何、どしたの梨子ちゃん?」
梨子「その、愛の形は人それぞれだし、私は気にしないけど・・・程々にね?////」
善子「・・・・は?」
鞠莉「梨子ちゃ〜ん♡これとか食べてみたくない?」
梨子「うわぁ♡これ、何て言う食べ物なんですか?すごく可愛い♡」スタスタ
鞠莉「これはねぇ〜♪」
善子「ちょっと!え・・・?千歌ちゃんってば梨子ちゃんに何言ったのよぉぉぉ!!」
曜「モグモグ」 ルビィ「わーい!チキンにケーキに、いっぱい食べ放題ー!」バクバクモグモグ
ダイヤ「あんまり食べ過ぎると太るわよ。マルちゃん、コレ食べない?」
花丸「ありがとうダイヤちゃん!」
ダイヤ「あーん♡」
花丸「ずらああ^〜」 千歌「皆楽しそうで良かったぁ」ホッ・・・
梨子「今日は本当にありがとう。最高のクリスマスになったよ。千歌ちゃんが友達で良かった」
千歌 「私も、梨子ちゃんが友達で良かった・・・」 千歌「あのね、その・・・梨子ちゃんさえ良ければね///もう少しだけ進んだ関係になりたいな・・・/////」
梨子「千歌ちゃん?」
千歌「あのね、私・・・梨子ちゃんのことがっ!!」 ・
・
・
・
|c||^.- ^||「これにて、このお話は終了ですわ。果たして、千歌さんが無事に恋を叶えたのか、それともこのままの道を歩んだのか?」
|c||^.- ^||「はたまた、別の道を進んでしまうのか?結末は、皆様の想像にお任せしますわ」 これシリーズものなのか
最後のクリスマスの話超好きだわ テンポ良くて好き
あと>>87が見えないんだけど何で? とても良かったんだけど思いどおりにならないと叩く千歌ちゃんはDV感あってちょっと嫌だな 乙
見たことなかった話もあってよかった
このシリーズのテンポの良さ好き )ゞ チカチャンチカチャンチカチャンチカチャンチカチャンチカチャンチカチャン この板でようちかよしりこ以外のカップリングは書くな
曜アンチクソ野郎 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています