サッカーJリーグはJ1・J2の入替について、J1年間16位とJ2年間3位から6位まで参加するJ1参入プレーオフの制度を大幅に改革することになった。
まずJ2の年間3位から6位までの参加クラブについて、来季のJ1ライセンスを持っていることを条件としているが、
J2ライセンスであってもプレーオフに参加することが可能となる。
J1ライセンスを所持していないクラブが2回戦を勝った場合はJ1年間16位との入替戦は実施せず、J1年間16位のクラブはJ1残留となる。
また各回戦の一発勝負と順位が上位クラブのホームで開催することは変わりないが、90分で勝負がつかない場合は15分ハーフの延長戦を行い、それでも同点の場合はPK戦で決着をつける。
従来では90分で同点の場合は順位が上位のクラブが勝ち上がる規定だったが、一戦勝負で上位を忖度するのは不平等だというJ2クラブからの不満の声が相次ぎ、
PK戦まで実施して勝敗をつける方式に改めた。
なおJ1ライセンスを持っていないJ2クラブが自動昇格となる2位以内に入った場合でもJ1昇格とならないこと、
ライセンスの交付状態によっては入替戦を実施しない。