白井健三
落選も晴れ晴れ「清々しい」苦しんだ五輪2文字「昔の自分が邪魔だった」
「五輪」の2文字に苦しめられてきた。過去の自分と戻ってこない自分のパフォーマンスのギャップに苦しんできた。
「五輪という文字が自分を邪魔していたし、昔の自分が邪魔だった。
強くなった日本でも通用したかなとか。何度も思いましたし。
でも、世界選手権金メダリストとか、それにすがっていても何も解決しない。
過去の自分はもういない。レベルが上がっている今の日本を、素直に受け止めて、何をすればいいか考え出して、すごく楽になった。
点数も理解して、五輪が絶対と考える必要ないと考え出して、楽になって、いい演技ができるようになった」。
現状の自分を受け入れ、4月末からようやく吹っ切れて、復調に繋げた。
今後については「何も考えていない」と話すに止めた。