モロ☆こと諸星大二郎スレッド 60★
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前スレ
モロ☆こと諸星大二郎スレッド 59★
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/comic/1528441651/
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 次スレは誰がたてるかルールはあったっけ?
980くらい? 早めにたててくれないとオラだけ行けねのAAが貼りづらい 乙かれ〜
ワッチョイあった方がID切り替えて自演してるって変な言いがかりつける人も納得するだろう 今回はギリギリだった。
じゃあ
>>980の人、次スレお願いします。
ワッチョイ入れていいのか分からないけど今回はこれを一行目に入れました。
!extend::vvvvv::
それではまったりとどうぞ。 __
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あんとく様がこのスレに興味を示されたようです。 稀にある質問
栞と紙魚子について
単行本刊行順
・生首事件 → 青い馬 → 殺戮詩集 → 夜の魚 → 何かが街にやって来る → 百物語
文庫版
・4巻まで既刊
・生首事件〜百物語の途中までを4冊にまとめたもの(未収録は5話)
新装版
・全4巻 全話収録に加え、各巻に描き下ろし新作追加
西遊妖猿伝について
大唐篇(及び河西回廊篇)
・双葉社版(全9巻) 大唐篇のみ
・潮出社版(全16巻)加筆修正された大唐篇と河西回廊篇を収録
・講談社版(全10巻)潮出社版の内容を収録し、章立て・サブタイトルの一部を変更した上で大唐篇としたもの
西域篇
・現在モーニングtwo誌にて連載中
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/02222/1000004707
http://morningmanga.com/lineup/57
・単行本は6巻まで既刊 稗田礼二郎に関する頻出キーワード
・鰻重
魔障ヶ岳第4章より。鰻重を奢られてシリーズ最高の爽やかな笑みを見せる。
直後に鰻重を取り落とし、ことのほか落胆した。
・変な顔
魔障ヶ岳第4章より。モノに迫られて不敵な笑みを見せる。変。
・花柄
天孫降臨第1章より。自室ベランダの外壁が花柄である事がPart14で指摘される。
また同章にて稗田がオンザロックをたしなむ事、所有するTVが縦横比伸縮自在である事が判明。
・すぐつぶれそうな家
黄泉からの声第1章より。「化物屋敷」と噂される家屋に住む友人に向かって
「すごい家だな住んでるのか?」「たしかにすぐつぶれそうな家だが…」などと暴言。
・特技他
裸眼立体視ができる
スキューバダイビングができる
携帯はマナーモード。メールの早打ちができる(人差し指使用)
美少女専門である
学者らしくないバッグを持つ
山歩きの際はズボンの裾を靴下にたくし込む
脱ぐとすごい(映画「奇談」より)
・その他語録
「海はつながっとるけん」(海竜祭の夜/彦ジイ)
「深夜の墓あらしか……学会の異端者にはそれもふさわしいだろう」(黒い探求者)
「ば…ばかな…この番組は録画のはずだぞ…!?」(天孫降臨第1章) 漫画家、永井豪さんと教育界が“歴史的和解” 「ハレンチ学園」騒動から半世紀 (1/4ページ) - 産経ニュース 2018.6.29 12:00
https://www.sankei.com/premium/news/180629/prm1806290008-n3.html
漫画界のUMA
また、この日は、公の場に姿を見せないことで知られる諸星大二郎さん(68)が大賞(コミック部門)を受賞して出席した。
「僕のことを『実在したのか』という声もありました。漫画界のUMA(未確認動物)ならぬ、『未確認漫画家』と思われているのかな」
と語り、会場を和ませた。
諸星さんは45年に漫画家デビュー。「妖怪ハンター」や「西遊妖猿伝」など、古典や怪奇譚をモチーフにした独特の世界観を持つ作品を手掛け、
多くの漫画家に影響を与えた。選考委員の漫画研究者、ヤマダトモコさんは「デビュー作から最近の作品まで、
ご自身にしか描けない『諸星ワールド』を高いレベルで描き続けている」と評した。 怪談専門誌『幽』『Mei(冥)』オフィシャルサイト | KADOKAWA
https://promo.kadokawa.co.jp/yoo/
怪談専門誌 幽 29号2018年6月29日発売
〈怪談漫画〉
諸星大二郎 「風の強い日」 >>18
これ当時のGON!にも同じカットでゴジラについて語ってたな 美加と境界の神は単行本に収録されてたっけ?見つからないんだけど。 >>23
主な未収録作品(なんらかの作品集や他の作家とのアンソロにも入っていないもの)
妖怪ハンター「美加と境界の神」
初期作品「現代間引考」
手塚賞受賞後読み切り「青ひげおじさん」
ナンセンスシリーズ「下宿人の幸福のために」「見ろ、指導者が悪いとああなる」
短編集「あもくん」以降の『幽』連載分
カラームック描き下ろし「波子を探して」(マッドメンの世界) 「雪の祭り」(妖怪ハンター異界への旅)
「カタツムリのはなし」(文芸別冊総特集諸星大二郎・増補改訂版)←多分次の諸星劇場に入る
単行本待ち ビッグコミック増刊連載中のオリオンラジオシリーズ ごめん
BOXスピンオフ読み切り「神宮智恵子のハロウィン」が抜けた 「昔死んだ男」って単行本化されてた?ぱふに掲載されてたヤツ >>28
コンプレックスシティ (アクションコミックス)に収録されてる >>29
その時の心臓刺されたTシャツ(江川先生によるとモロ先生自作の可能性)
タイトル忘れたがJSCかYJCのカバー耳に載る著者近影でも着てるね ごめん
ウイルス対策ソフトの掃除でsage消えてた
>>26
もしも今夜時間が作れたら一部だけうpるわ 神宮智恵子のハロウィンは単行本からしばらくは抜け落ちそう
栞と紙魚子をどこかで続けてくれれば載せるのにちょうどいいんだけどなあ > 栞と紙魚子をどこかで続けてくれれば
しれっと本編に絡んだりして 需要があるかどうかわからないが、長い書き込みします。
古いインタビューです。
1978年1月
プレイガイドジャーナル79号
プレイガイドジャーナル社
諸星大二郎電話インタビュー 前半
Q 「お生まれは」
諸星「昭和24年7月6日、長野県の軽井沢で生まれました」
Q 「出身校はどちらですか」
諸星「江北高校です」
Q 「その頃、漫画描いてらしたんですか」
諸星「子供の時からラク書き程度のものは書いてたんですが、高校時代もラク書きの時期で、本格的にストーリーのある漫画を描きはじめたのは20歳前後だと思います」
Q 「ラク書きってのは、やはり人気まんがの真似とか、似顔絵ですか」
諸星「いいえ、全く自分のイマジネーションで自由に描いていました」
Q 「小説は、読まれますか」
諸星「よく読んでいると言われるけど、ぜんぜん読んでないんです。本屋で、おもしろそうだなと思う本はなんでも読むんだけど。今は中国史や日本史が好きで、よく読んでますね。ちょっと歴史に、首をつっこもうかって考えてるし」
Q 「旅はなさいますか」
諸星「ぜんぜんどこも行ってないんです。漫画家どうしのつきあいってのも、あまりしませんしね。僕の漫画で、日本のいろんな地方が出てくるけど、みんな雑誌やなにかのを見て描いてるんです」 後半
Q 「長編と短編と、どちらが描きやすいですか」
諸星「ある程度まとまったものをやりたいと思いますから、長編でも、最後までストーリーを決めてからでないとやれないので、短編が大がかりになったような感じだと、自分で考えてますし、しいてどちらが好きかってのは、ないですね」
Q 「今、少年ジャンプに連載中の『孔子暗黒伝』は、久しぶりの長編ですが、かなり意気ごんでられるんでしょうね」
諸星「はじめは、読み切りのつもりで考えてたんですが、いつのまにかダンダン延びてきて、長編になりました。
『暗黒神話』の延長線上としてはじめたんですが、あれから2年経ってるしぜんぜん違ったものにしようと思ってるんです。だけど、尾をひいてるのは確かなんですよね」
Q 「今後、どんなテーマで何を書かれますか」
諸星「SF漫画作家だって言われますが、僕はそう思ってません。ただSF的な漫画を書いてくれって頼まれるだけで……。
さっき言いましたが、歴史に興味を持っているので、必ずしもSF的っていう意味じゃなくて、いろいろやってみたいですね。テーマってのは、今これだって言えないけど、なんて言ったらいいか、やりはじめてから解るっていうか、そんなとこですね」
Q 「御自分の作品で一番好きなのはなんでしょう」
諸星「『暗黒神話』です」
Q 「どうも、ありがとうございました」 >>36
ありがとう!
楽しく読ませていただきました。 実際に見てきたかのような描写に興奮していたが取材によるものではなかったのか >>36
面白かった。
高校の時の落書きというのも見てみたい。
「長編でも、最後までストーリーを決めてからでないとやれないので」とあるので西遊妖猿伝もオチを考えてあるのかと思った。 78年のインタビューだから
今はまた違うのかも知れないね >>42
短文だけど、にわかでDisな諸星大二郎ヘイターなのはわかった >>41
2000年以降のインタビューでも、各記事で取材はせず雑誌や写真集を参考にしていると言及してるけどね ヘイトは無いけどなぁ、スレには滅多に来ないけど
西遊妖猿伝の続きどうなったのよ >>42
リアルタイム連載の話題をネタバレ禁止だと執拗に叩く馬鹿のせいで
おまえみたいな更なる馬鹿が生まれて悲しいわ ネットで調べて簡単に分かった気になってるだけかもしれんけどな 大二郎先生の仕事場は資料で埋め尽くされていると勝手にイメージ。インターネットとは無縁で書斎には歴史物や文化人類学系の本があって、床やテーブルの上には集めた資料がうずたかく積まれているのではないかと。
仕事場の写真ってでてたっけ? >>44
横だけど、短編と長編どっちが好き(描きやすいか)かとか、
長編の描き方とは変わったかもね
題材やテーマにもよるだろうし
>>47
漫画家に限らず、他の職業もね
あと特に学生にとっては超ラクな時代になった
>>48
それもあるけど、
それはソースがネットじゃなく書籍や史料でも同じ
あまりに手軽すぎるから、
その傾向に拍車はかかっているかもしれないが
また大量の情報が出てくるから、無意識に読みたい方向性のものだけ読むかもね レス見てたら懐かしくなって棚から引っ張り出して読み終えたが
コンプレックスシティって定価650円なんだな
いま新装版を出したら2Cをモノクロにした上で1800円くらいか コンプレックスシティは珍しいのがいくつか入ってるな 「むかし死んだ男」と「ジュン子・恐喝」がどこにも再録されなかったせいで
長いこと必須アイテムになってたな>『コンプレックスシティ』 「現代間引考」だっけ?COMに発表されたヤツ。あれだけがずっと謎のままだ。相当暗い作品らしいけどそろそろ蔵出してくれないかな。スレ住人で読んだ人いるの? >>47
漫画の資料専用カメラマンってのもいるらしいが先生の資料は全部自力だろうか
専門的な知識を教えてくれるどっかの教授やブレーンはいないんだろうか >>59
古墳時代以前の歴史と考古学の知識や民俗学分野の知識は
ニワカな新人学者より上だろうからブレーンなんか要らないと思うよ >>59
たぶんブレーンはいない。本を読んで知識を蓄えたんだと思う。
実は宗像教授といろいろ話をしてたりして............ 俺は、例え駆け出しでも大学でちゃんと勉強した学者より知識があるとは思わない
諸星さん本人も言ってるけど、フィールドワークどころか
旅行すらほとんど行かないらしいし
そういう人に本物の民俗学は無理だ 民俗学や古史研究は諸星にとって創作の素材であってそれ以上でもそれ以下でもないだろう。面白いと思った素材にイマジネーションを膨らませて壮大なホラ話を作るのが作家。 >>66
そうだよ。同意だ
だから>>61のような意見(感想)を見ると、
「それは違う」と言いたくなるんだ >>66
だからと言って知識の蓄積がそんなに無いって反証にはならんでしょう?
広く深い知識があるからこそ説得力のある飛躍が漫画として描けるんだと思う
そこそこの古代史・記紀の知識だけでイマジネーションを膨らませた場合の漫画は
「ヒミコーン」「神様ドール」程度にしかならん
そう言えばゲームからメディア展開した「ペルソナ」もイザナミの呪詛とか言ってて
創作の素材止まりにした扱いの好例じゃないでしょうか だとしたらその原作が「素材止まり」なんですよ
諸星特集本で富士鷹ジュビロが描いてた「諸星さんが描くものは本物!他の(その手合いの)作品はニセモノ!」
というのはうまい言い方だと思う >>69
俺は諸星の知識が浅いなどとは一言も言ってないし、むしろインターネットなどない時代に資料を調べ尽くして「暗黒神話」「妖怪ハンター」みたいな話を創作した事は驚嘆に値すると思っているよ。
ただ研究者と作家は目的が全く別だと言いたいだけ。 司馬遼太郎を読んで学者より知識がある というようなもんだな 1978年12月
別冊奇想天外No.6 SFマンガ大全集Part.2
『暗黒神話』補論
先日、東北の方へ旅行した時のことだ。
一緒に行った友達が「きれい、きれい」と言っている景色を眺めながら、あの山はベタからアミにボカして、湖にスクリーン・トーンをはって、それにホワイトで波をかいて……などと考えていることに気づいたのである。
一体これはどういうことだろう。
いつからこんな風になったのだろう。
そもそもぼくは大の旅行ベタである。
その時は友達の後にくっついていったから何とかまともな旅行らしくなったが、東京を一歩出ると、もうどうしていいか分らずオロオロしてしまう、お上りさんならぬお下りさん≠ネのだ。
だから、『暗黒神話』で西日本一帯をとびまわり忙しい話をかいても、実際に現地に行ったのは諏訪の尖石遺跡と武蔵野の井ノ頭公園ぐらいのものだ。
他の出雲だの九州だのはどうするのかというと、古本屋で集めまわった写真集なんかを参考にしてかいているので、現地に行っていない負い目からか、そういう場面は必要以上に精密にかきこんでしまう。
ところが、精密にかけばかくほど、それが現実をはなれて、本来のその姿とは全く違った不思議な風景に変貌していってしまうのではないか――そんな気がしてしまうのだ。
一番いい例が装飾古墳の内部で、ぼくは実際に中へ入ったことはないのだから、石室の広さ平石の大きさも正確にはしらないのだし、石壁の文様も写真で見るようにくっきりと鮮かに見えるものではないのかもしれないし、第一そう自由に出入りできるものでもあるまい。
ぼくは本物を正確にかいているつもりでいても、実は地上のどこにもない幻想的な土地をかいているのかもしれないのである。
こういうことは大抵あとで気がつくので、前の『SFマンガ大全集』の解説をかいてくれた人にケチをつけるわけではないけれど、決して異常な風景をかこうとしてかくのではなく、むしろよりリアルに、より正確にと思ってかく結果、そうなってしまうのだ。
そういえば、アンリ・ルッソーも本当はリアリストで、写真を参考にしてアフリカのジャングルなどをリアルにかいたそうだ。 では、ぼくはリアリストなのかときかれると、そういうわけでもないし、リアルな漫画をかこうってわけじゃない。
なぜこんな事を書いているのかというと、一つには所定の枚数が埋まりそうになくて困っているからなのだが(大体、漫画家に文章を書かせようというのが開違ってる。
編集部が悪い、そうだ、そうだ、そうに決まった)もう一つには、漫画の絵に限らず、あちこちからひっぱってくる何とかいう文献だの、どういう説があるだの、神話や伝説がどうのという類のものにも、似たようなことがあてはまるのではないかと思ったからだ。
ぼくはやたらそういう資料を引用して喜ぶ悪い癖があると思われているようだが(ないともいえないが)少年漫画としての性格上、必要最小限にとどめているつもりだし、やるとしてもゲームとして楽しんでいる所がある。
(もっとも、時としてエスカレートしてしまう事もあるんだが)
そこで、『暗黒神話』の話になるのだが、本当をいうとこういう場所でこんな事を書くのも、どうかとは思った。
この漫画、見ていない人もいるだろうし、実はこれから書くことはそういう人には全然面白くないはずだし、興ざめになるかもしれない。
だから、自分勝手だけれど、本当はあまり読んでほしくない。
などと言いながらも、文章でかくようなネタは他に何にもないので(大体、漫画家にそんなものがあるわけない。
やはり編集部が悪い、そうだ、そうだ)あきらめて書いてしまおう。
『暗黒神話』は、思えば一年以上も前になるが、少年誌という制約に加えてページ数も限られていたため、割愛したネタ、大幅に変更した部分、涙をのんで削ったエピソードなどが、かなりあるのだ。
蛇神聖婚譚をもち、のち菊池家の聟となった大神惟基や、石舞台に関連して蘇我馬子やウマヤドの皇子(聖徳太子)にも触れたかった。
特に馬に関しては結構いろいろあって、馬小屋で生まれたキリストとか、それから『風土記』などにも人形、馬形を作って荒ぶる神を鎮めたというような説が多い。
けれども、そういうネタはそのうち別の作品に使えるかもしれないので、ここでは書かない。
ここで書くのは、そういうフィクションではなく、事実である。 特にかきあげてしまってから気づいたり新しく知ったりした事に意外な事実があったりして、『孔子暗黒伝』とも関わってくるが、
例えば弥勒と似た未来神としての性格をもつヒンズー教のカルキ――ヴィシュヌの化身で遠い未来に現われて人々を救うというが、その時それは馬頭の巨人の姿で現われるという。
そういわれて本に載っている宗教画をもう一度見てみると、なるほど、確かに長い顔をしていたり、馬の首をぶらさげていたりしている。
とすると、ヴィシュヌの馬頭の化身を仏教にとりいれたという馬頭観音はこのカルキなのだ。
カルキの未来神としての性格が弥勒に、馬頭の姿が馬頭観音に結びつくのなら、主人公が最後に弥勒になるのは、必然的帰結ということになるじゃないか!
弥勒の五十六億七千万年という数字も暗示的で、太陽の寿命を大ざっぱに百億年とすると、現在の地質学では地球の年齢は約四十五億年だという。
太陽の年齢も同じだから、百億から四十五億を差し引くと、残りは五十五億、ほとんどぴったり合う。
もっとも、その前に赤色巨星となった太陽は地球をのみこんでしまうのかもしれないが……。
それからこれは原稿をかいていた時のことだが、施餓飢寺の本堂に馬頭観音の絵をかいたのはいいが、両側がどうもさびしい。
そこで脇侍をかくことにして、何ということもかく一番有名な日光・月光菩薩をかいてしまった。
かいてしまってからこんな仏のおき方はないんじゃないかと思ったが、さらによく考えてみるとこの話は
スサノオ、ひいてはアマテラス、ツクヨミとも関係の深い話なのだから、かえって都合がいいのだと気がついて、これも伏線の一つに加えたのである。
こういう偶然のような、天啓のような符号は他にもいくつかある。
まさに天は自ら助くる者を助くである。 このように少なくとも『暗黒神話』に関しては、新しく入ってくる材料が一つもぼくの構成を裏切ることなく、かえってその理論(?)を裏付けてくれたりすると、かきながら少々怖くなってきたりもしたものだ。
もしかしたら、ぼくがかいているのは漫画でも空想でもなく、真実なのではないか。
どこかに目に見えない大きな力が働いている(平凡な表現だ)、それが一介の漫画家をあやつり、宇宙の神秘の一端をかいま見せているのではないか。
このような古代妄想にふけっていたりすると、その大きな力に見事に振り回されて、人間のアホさを思い知らされることにもなる。
次にその話をひとつ……。
これも『孔子暗黒伝』と関係してくるんだが、ギリシア神話のオリオンの話なのだ。
オリオンは巨人族の一人なのだが、月の女神アルテミスに愛されて、太陽神アポロンに殺される。
ここで太陽と月がうまく関わってきでいるのは馬頭観音の時と同じだが、それはまあいい。
話を続けると、アポロンは妹が巨人族の男とイチャついているのが面白くないのか、川を泳いでいるオリオンを指して、あの川を渡ろうとしている鹿を射ることができるか≠ニアルテミスに言う。
狩猟の女神でもあるアルテミスはすっかりだまされて、それが自分の恋人とも知らずにオリオンを射殺してしまい、オリオンは天に上げられて星座となる。
オリオン座の起源神話である。
ところで、『暗黒神話』はオリオン座とその真中にある馬頭星雲を扱っているわけで、オリオンと馬頭星雲を同一視する乱暴さが許されるなら、アポロンは馬を指して鹿だといったわけである。
『孔子暗黒伝』が関係してくるといったのは実にここで、鹿を指して馬と為す≠ゥら馬鹿≠ニいう言葉が出たという中国の故事があるからだ。
秦の二世皇帝と趙高に関する有名な話だが、しかしこれは本当は鹿馬≠ノなるはずで、馬鹿≠ヘ馬を指して鹿と為す≠ェ正しいはずだ。
それだけではない。
オリオンが巨人だということは先にも書いたが、神話や民間伝承において巨人というものは当然阿呆だという概念は世界中に普遍的にあって、オリオンに対するヘブライ名は本来馬鹿≠フ意味なのだそうである。 どれも決して適当に資料を使って読者をだまくらかそうといういつものテクニックを使っているわけではなく、調べているうちに出てきたホントのホントである。
こうなってくると、漫画をかいていても何が本当で、何か自分の空想か、かいている自分にも分らなくなってくる。
古代中国の故事とオリオン神話が関係あるとしたら、古代ギリシア人は20ミリ望遠鏡でやっと見ることのできる馬頭星雲の存在を知っていたことになる。
そんな事があり得るだろうか? そうでないとしたら、ギリシアや中国の歴史を自在に操り、ヘブライ人に言葉を与え、中国人に諺を作らせて、このとんでもない冗談を作り上げた何者かがいるのだ。
これこそ、宇宙の唯一物、偉大なるブラフマンからの人類へのメッセージなのではないか? ぼくは自分でも気づかない間に、神秘的なビジョンを見ていたのではないだろうか?
四畳半のアパートの一室に突然不思議な光が満ちあふれ、一瞬原稿も部屋も時空の彼方へ消え去り、ぼくは内なる霊的な力に満たされ、
そして天から厳かな声が響きわたるのを、ぼくは確かに聞いたのである。
その声はこう言ったのだ。
「馬鹿!」 先生らしい自虐と諧謔に満ちた文章だなあw
先生が新人学者よりは知識が上だって昼間の前言はみんな気に入らないようだから取り消すわ
狂信に近いモロ信者が言い過ぎたということで忘れてください >>80
これは初めて読んだけど、とても面白かった
ありがとう なんというセンス・オブ・ワンダーに満ちた文章なんだ
まさにSF作家と呼ぶにふさわしいな このスレ、ボクだけの諸星大二郎レスがだんだん増えててキモくなってきたな。
気持ち悪いからもうこない、じゃあな。 85は作品考察より作者賛美が多いから実際はどの程度作品を理解してるか判らん感じか
もっと作品について語れる奴が増えれば臭くなくなる
吾妻ひでおスレもファッション吾妻っぽいのが幅効かせてる
作者周りは気になるが作品は理解できて無さそうなのがわんさかとな
まぁあっちはロリコン絵師としてファンになった奴が多いから仕方ないか >>64
>>58じゃないが、コンプレックスシティの装丁が適当すぎると大友が怒ったって話のことだろう。
ギャラいらないから俺にやり直させろと。 そうそう
ここまで読んできて返レスしようと思ったら最後に先に書いてあった
まぁ、適当過ぎると言うか、諸星作品にこの装丁は合わないだろってことだと思うが >>88
なるほどね その話は知らなかったがなんとなく納得
だからといって新装豪華版の暗黒神話みたいのもどうかとは思うけどね 大友先生は諸星先生を盟友と思ってたんだろうか
新人時代に生物都市やヒルコの衝撃を受けた上に
その作家が自分がフィールドにしてるアクションにたびたび描くんだから
何かのインタビューでジャンプコミックスは小さ過ぎる発言してたな
まだA5やB5の愛蔵版なんか一般的じゃなかった時期に
諸星や星野の漫画は従来の新書サイズでは緻密な絵が潰れてしまうって >>87
それは凄い情報だ
新装版が出るとき大友が関わる可能性が高いとは >>69
えーと、「モロさんの知識がたいしたことない」
なんて誰も言ってないですよ スレ全部読まずに脊髄反射してしまった
今さらなんで92はなかったことに。 >>92 >>93
自分も相手のレスを過大に解釈してしまってお恥ずかしい限りです
だから無かったことにしたのでその流れはもう収めてください 小ネタ
1978年7月1日
だっくす 7・8月号「倉多江美」特集号
巻末特集「ちょっとここらでSFを」 その(13)
SFって何?――アンケート公開
Q 「SF映画ベスト3、ワースト3」
諸星「(ベスト3)禁断の惑星・宇宙水爆戦・2001年宇宙の旅。
(ワースト3)ソイレントグリーン・日本沈没・未知との遭遇」
Q 「影響をうけた作家(或いは作品)」
諸星「なし」
Q 「SFブームについて一言」
諸星「ただの空騒ぎ」
Q 「SF≠チて何ですか?」
諸星「空想力の最後の砦、今のSFブームは空想力の欠如したブームであり、自然発生的なもりあがりが感じられない」 1979年1月1日
ぱふ1月号 諸星大二郎特集
サイレント・インタビュー
諸星大二郎さんの静かな次元を訪ねて
おじゃました者 服部隆彦
矢野敬子
カメラマン 小川春樹
東武東上線をおりたら、静かな住宅地。
諸星大二郎さんのお部屋もきちんと整えられた静かな空間。
圧倒されるのは天井までびっしりと壁を占領した膨大な本・本・本………。
それも小説やマンガの本はなくて歴史や資料集のようなむずかしそうなものばかり。
テーブルの上に、次の作品のためのスケッチらしき紙がおいてある。
いれてくださったモカのコーヒーを飲みながら、さっそく質問をはじめました。
矢野「諸星大二郎さんというのは本名ですか?」
諸星「ええまあ」
矢野「あのうどちらのご出身ですか?」
諸星「一応長野県の軽井沢と本籍はなってます。
でも東京に居る方が長いから、東京育ちですねえ」
矢野「COMに投稿なさったときは確か諸星大二郎というお名前じゃなかったと思うのです」
諸星「そうですか、でもまあ昔のことだから……(笑)」
矢野「このあたりにはどのくらい住んでらっしゃいますか?」
諸星「ここは2年くらいです」
矢野「長野には何さいのころまでいらしたんですか?」
諸星「そうですね……全然記憶ないから……」
矢野「あ、そんな小さいときにこちらに?」
諸星「もう小学校は東京でしたから……」
諸星さんは無口ではにかみやさんのようで、うすく笑顔を見せながら、小声でとつとつと語る。
質問するとしばらく考えこんでからやっと口を開くことの多い寡黙な方です。 ◆古代美術はお好き?
矢野「孔子暗黒伝の連載は描いては載せ、という感じでした?」
諸星「いやあ、あれ描きだめしてあったから………」
矢野「あれを描きだめ?」
諸星「ぼくは週刊誌は描きだめやってないと連載できないですよ……」
矢野「始まる前にもうある程度の分量があったわけですか?」
諸星「まあ半分……描きだめしてあって…………それでも最後は追いつかなくなって……」
矢野「(ため息)週刊誌の連載ってすごいんですね」
諸星「描きなおす、とかね……」
矢野「描きなおすって?」
諸星「うーん……下書きでなおしたり……」
矢野「それは編集の方で絵についてですか?」
諸星「いやあ……構成がまずいとかね……あとでバックを描き足したり……」
矢野「孔子暗黒伝を描いているときに読者層を意識なさいました? 何さいくらい、とか」
諸星「さあ……って(フフッと笑って)……読者、いたんですか?(ものすごくテレて)」
矢野「アハハ、いましたよ。もちろん。あの、暗黒神話、孔子暗黒伝、と暗黒がテーマになっているのですが……」
諸星「…………あれは……テーマ似てますけどねえ……」
矢野「暗黒神話で竹内老人が、古代神は恐れられたものであってありかたいものじゃなかった、と言ってますけど、これは諸星さんの考え出されたことですか?」
諸星「でもないはずで――まあ、やっぱり神さまってのは……ありかたくって拝むものじゃないでしょうね……古代では」
矢野「タケミナカタとか、オオナムチとか……」
諸星「ずっと祖先の霊をまつってたようなもの……ですよね」
矢野「あの、出典があったんですか? あの異様というか……ふしぎな……」
諸星「うーん……いろんな本を読んでみると、そういうイメージが強いんですよね……古い宗教そういうもの自体からしてね」
矢野「あの、タケミナカタさんのね、スタイルのデザインとか諸星さんなさったんですか?」
諸星「ええ」 矢野「うわあ。迫力だなあ」
諸星「あれよりオオナムチの方が立派でしょ」
矢野「うう。あの、身体のうねうねしたもよう」
諸星「んー一応縄文土器をモデルにしてるんで…(本だなから本をとり出して)…
だいたい、この縄文の土器のグニャグニャとしてるところを………
まあなんとなくこんなイメージで(と火炎土器を指す)」
――ペラペラとページをめくって何枚かの写真を見せてくれる。
縄文土器のイメージだなとは思ってたけど、あの紋様と簡単だけど不思議な土偶から、
不気味な像を描き出すのか、とあらためて慄然とする。
矢野「日本の古代美術、というのがお好きなんですか?」
諸星「ええ……まあ、縄文使ってみようと思って……でも実物みるとあんまりぱっとしないんですけどね、写真でみるとなかなか……
(といろいろな古墳の壁画の写真を見せてくれる)」
矢野「ああ……あっ、あの日岡古墳、自己催眠装置。
………あのお、そういった遺跡を訪ねてまわるということは?」
諸星「いやあ、全然やってないんで……」
矢野「あの、施餓鬼観音暴悪大笑面、これ知らなかったんですがほんとにあるんですか?」
諸星「それは十一面観音の後ろについているんだそうですね。
……正面は慈悲にあふれたやさしい表情で、右側に怒ってんのがあって、それでも信じないのは左側にもっと怒ってんのがあるんだそうですね。
それでもどうしようもないのは後ろの方でおとなしくさせようという(笑)……」
――さすがに小説よりは文化や歴史やらの本がお好きな方らしく、その方面のことを質問すると返ってくる言葉の量も多い。
心なしかイキイキとさえしてくるので、きっと資料集ふうの本などを心から楽しく読んでおられるのだろうと考える。 矢野「これは冒頭に書かれてあるように壮大なジグソーパズルですね」
諸星「まあ、遊びといいますか……」
矢野「こういうものをどうやって思いつかれたんですか? これとこれを結びつけて……とか」
諸星「そうですね……だんだんエスカレー卜していったような格好ですね」
矢野「あ、オリオンがでてきますね、参は猛悪にして血を好み……≠アれは何にある文ですか」
諸星「あれは、まあ、デッチ上げですけどね」
矢野「えっ?」
諸星「参というのは中国のオリオンの三ツ星の呼び方ですが、このセリフは――デッチ上げです」
矢野「ホントにあるのかと思った」
諸星「ええ、それをてきとうに混ぜて」
矢野「(服部さんと顔を見合わせてスゴイなあとため息)歴史に興味がおありですか?」
諸星「え――……古代……で止まっちゃってるんですが……」
矢野「古代というと、やはり日本の古代ですか? 中国の古代ですか?」
諸星「まず日本の古代を集めて、だんだん別のところをと思ってたら、中国あたりで止まっちゃってるんですよね」
矢野「そうですか、するとこれから先進むとギリシャとかローマとかのマンガが出てくるのですか?」
諸星「さあ……どうですか……」 確かにタケミナカタさん登場時のインパクトは未だ超えるもの無いわ(個人の感想です >諸星「まず日本の古代を集めて、だんだん別のところをと思ってたら、中国あたりで止まっちゃってるんですよね」
>矢野「そうですか、するとこれから先進むとギリシャとかローマとかのマンガが出てくるのですか?」
1行目と2行目の間に10行くらい抜けてるんじゃないか?w >矢野「そうですか、するとこれから先進むとギリシャとかローマとかのマンガが出てくるのですか?」
このあと間髪入れずに描きましたね
砂の巨人とロトパゴイ
しばらくしてミノスの牛 >>76-80 >>95-99 (2b45-Xpip)
貴重な記事の書き起こしお疲れ様!!
そしてありがとう!!
前の方の記事の先生の口調や内容の一部にちょっと違和感があるけど(雑誌記者のアレンジ?)とても面白かった!!! 続き
矢野「もし行けるとしたら一番行ってみたい時代はどこですか?」
諸星「…………………まあ………アフリカなんか行ってみたいですね」
矢野「アフリカですか!? はあ……」
諸星「アフリカも一応、なんか、いろいろ独自の文化があったことだし………」
矢野「アフリカ……のいつごろですか? たとえばジンバブエの遺跡ができたころとか」
諸星「……………………まあ……そんなところですね………アフリカというところは全然ヨーロッパの価値基準とちがう文化があったんじゃないかと思うから……」
――しつこくつけ足すけれども、ここで「………」とあらわされている沈黙は、もっともっとたくさんで、全編にわたってちらばっているのであります。
慎重にことばを使う方であり、おしゃべりが苦手のごようす。
◆暗黒シリーズ第3弾は?
矢野「暗黒神話、孔子暗黒伝に続いて、暗黒シリースの第3弾をかくご予定は?」
諸星「なんか……そういう……あの……たいへんなんですよねえ…………また一年くらい描きだめしないと……」
矢野「あの、アシストさんお使いにならないんでしょう? 」
諸星「なんか……こう……………いないので」
矢野「とくに暗黒神話、孔子暗黒伝というのは3部作にして一つに完結させようとして意識して描かれた訳じゃないんですか?」
諸星「そう――じゃないですね。
そんな気がしないこともないけど……できるかどうかわかんないし……それでまあこれで終らせちゃえと、まあ……これがおもしろくなんなくちゃしようがないわけですわね。
結局、こういうラストにしちゃって。
このラストから続けようがないんですね」
矢野「タケルさんは五十六億七千万年後の未来で弥勒さんになっちゃったのかしら?」
諸星「なったんじゃないですか、こんなこと(半迦思惟のスタイルをとって)やって(笑)」 ◆暗黒神話も孔子暗黒伝も、実は真実なのだ!
矢野「星雲ということについてはよく知らないのですけど、馬頭星雲ってホントにあるんですか?(ああ、あれはあります有名な、と服部さん)え、あるの?」
諸星「知らないとののしられるんです。
罵倒される(ボソリと小声でつけ足す)」
矢野「アッハッハ!!(まじめ一方の方かと思っていたら、ちゃんとシャレをとばしたりするのですっかり喜んで、しばらくは笑い声が続く)」
矢野「特に仏教に興味をお持ちなんですか?」
諸星「宗教はだいたいなんとなくですね……話に関係してきたもので……馬に関係するのは何でも集めてたら、いろいろ出てきて………」
矢野「じゃ、馬頭星雲がまずあって……」
諸星「いや、馬頭観音です」
矢野「読んでるとほんとうの事のように思えてくるんですけど…」
諸星「いや、実はほんとうなんです」
矢野「(ギク)偶然にしてはあまりにも一致するんですね。
馬が神格化されているという……」
諸星「なんか、いくらでも出てくるんですよね」
矢野「もっと調べたらあるのかしら?」
諸星「ま、ありますね。
だいぶ削ったのもあります」
矢野「あ、そういえば暗黒神話補足を書かれるとか、広告にありましたね」
諸星「はあ、補論です。
………あんまりやりたくないんですけどね……あんまりマンガ描いてないでしょう、ぼくは。
………ほんとは描かないといけないんだけど…………………こう、ねえ、マンガをかいていないでインタビューとか文章とかですね、マンガとは関係ないことででてくるってことはですね……みっともないんじゃないかと…………………」 ◆不思議な絵のこと
矢野「諸星さんの絵はいつも不思議に思うんですが、背景に人物が溶け込んでるような気がするんです。
手塚治虫さんの絵というのは、風景の上に人物がのっかってるという感じで」
諸星「そうですか」
矢野「で、手塚さんのマンガの絵の影響みたいなものがないように思えるんですけど。
マンガからはいっていった、というより、ストーリーが先にあって、いたしかたなくマンガという表現を使ったという感じがするんですけど。
………どんなマンガがお好きでした?」
諸星「あんまり読んでなかったですね、昔から……雑誌なんか全然とってなかったし」
矢野「『生物都市』、手塚賞を受賞なさった作品、あれ読んで、いや、見てナゾがとけたような気もしましたけど。
機械と人間がとけて一つになっちゃうという発想が出てくる根源というか。
諸星さんの絵って風景と人間が溶けあってるんですね。
たんねんにバックも人物も描き込むし」
諸星「メカとかそういうの……苦手なんですよね………ロケットのデザインでもブリキをぶっつけたようなのが飛んでるとか言われるんですよね。(笑)」
矢野「でも、ティラノザウルス号、ですか、ぬえとかの整然とした宇宙船に比べて妙に迫力があったように思うんですけど」
諸星「………(無言)」
矢野「貞操号の遭難のラストの不気味さ、機械に人間のかたちをした植物が生えちゃうなんてすごい発想ですね」
諸星「………あれは、不気味というより、ナンセンスのつもりで描いたんですが……(笑)
気のきいたオチをつけようと思って描いたものなんですよね」
矢野「ナンセンスですか、はあ、そう思えなかった、失礼しました」 ◆SF? 読んでないから……
矢野「以前、公務員をなさっていたとか?」
諸星「え、一応」
矢野「マンガ家になるキッカケとなった作品は生物都市ですか?」
諸星「いや、あれはだいぶあと……いやあコムにのっちゃったせいですかね――」
矢野「SF小説はお読みになりますか?」
諸星「…………ほとんど読んでないんですよね」
矢野「小松左京の果てしなき流れの果てにを読まれました?」
諸星「題名だけは知ってるけど…………何か?」
矢野「ラストが暗黒神話のラストとだぶって見えるという人がいまして」
諸星「SF小説というのはあんまり………。
ノース・ウエスト・スミス、よく知らないけど、小説家の名前かと思ってた」
矢野「C・L・ムーアの小説の主人公の名前ですね。
でも諸星さんの作品を読んで、SFを読んでない人が描いているとは思わないんじゃないでしょうか」
諸星「………………(またもや無言)」
矢野「たとえば、ストーリーは終わりまで考えてしまってから、描き始めるんですか?」
諸星「それはまあ、そうですね。大すじは。部分的に変わることはあるんですけど。
孔子暗黒伝の方は、最後のところで収拾つかなくなって………」
矢野「どこをどうやってつないでいったのかって読んでいく方は夢中ですけど、作る方は大変ですね。
視肉なんて資料にあるんですか、やはり」
諸星「ああ。ああいうのはありますね。ウソはないみたい」
矢野「開明獣だとか」
諸星「一応、開明獣はあるんですが、だいぶ姿の感じがちがうんですね……資料とは」 ◆邪馬台国軽井沢説!?
矢野「ところで、諸星さんは絵はよく描かれる方ですか?」
諸星「いえ、あまり描かないんです」
矢野「マンガを描き始めたのは何歳頃ですか?」
諸星「うーん、ちゃんとしたマンガを描いたのはだいぶあとだなあ。
中学・高校の時にヘタなものを少し描いてたぐらいで……」
矢野「今、描きたいなって思う絵はあります?」
諸星「描かなきゃいけないのがたくさんあるから……」
矢野「いえ、描かなきゃいけないものじゃなくて(笑)、描きたいのは」
諸星「そうですね。絵だけじゃしようがないし。
やっぱりコマの中におさまっていないと、面白くないというか……」
矢野「どんな絵を好んでご覧になりますか? ルドンやらムンクやらクービンやら、夢幻的なエロティックな絵の類いは好きですか?」
諸星「ええ、一応好きです」
矢野「レオノール・フィニなんてご覧になりません?」
諸星「ええ、一応見ます。でも、あんまり面白くないというか。
絵よりも本人の方が面白そうですね、あの人は(笑)」
矢野「邪馬台国についてですが、諸星さんは、やはり中津平野説の支持者ですか?」
諸星「いや都合がいいから使っただけでして(笑)。そういうもんです」
矢野「邪馬台国には随分ファンがいますね。
宇佐説が正しいとか大和説が正しいとか」
諸星「あれは解釈の仕方によっていろいろと考えられますからね。
軽井沢にあったっていいわけで……」
矢野「え、軽井沢ですか?」
譎星「ええ、軽井沢説を出そうかな(笑)」
邪馬台国軽井沢説のマンガがそのうちあらわれるかもしれないなあなどと期待しながら、インタビューを終えてまた騒々しい新宿へと帰路についたのでありました。
1978年11月9日 1979年1月1日 ぱふ1月号 (筆記回答)
Q 女は宿命的に暗示的である≠ニはいつ頃出された結論なのでしょう?
A あれはボードレールからの借用だから、本人にきいて下さい。西新井橋の橋下に住んでます。
Q 特に興味のある宗教がおありですか?
A 道教というよりも、道家思想、無為自然という主旨がグータラな人間向きでいい。
Q どんな少年時代をすごされたのでしょう? どんなマンガをよく読まれました? 絵はお好きでした? 歴史書や科学の本をお好きでした?
A いいことなしのつまらない時代今が少年時代です(よーいうワ)。
Q ど次元≠フ発想は何によるのでしょう?
A 何げなく、ふと思いついた。
Q 『暗黒神話』のタケナミカタといい、その他の暗黒神たちがどことなく人間≠フ姿に似ていることについて、どう思われますが?
A 建御名方にしろ、もともと人格神なのだが……? まあ、それはいいとして、あれらの登場人物(怪物?)たちもすべて作者の分身なのであるから、それは作者の人間$ォによるものです。
Q 怪奇的な事象は科学で解明できると思われますか?
A この質問は間違っている。科学的な事象は怪奇で解明できるか≠ニいうのが正しい質問であり、それに対する答は科学的な解明は怪奇な事象である≠ニなります。
Q お好きな歴史上の人物を教えてください。
A 孔子、老子、荘子、穴子、朱子、顔回、屈原、陶渕明、項羽、秦始皇帝、司馬遷、
孫悟空、神武天皇、武内宿禰、倭建命、天智天皇、崇徳上皇、空海、最澄、安部晴明、
役小角、源信、天海、平田篤胤、室井恭蘭、安藤昌益、藤原秀衡、山背大兄王、益田時貞、
明治天皇、蘆原将軍、ゴータマ・シッダールタ、クリシュナ、ナーガールジュナ、ジャカヴァルマン七世、ネブカドネザル、
アレキサンダー、シンドバッド、ツタンカーメン、アブラハム、ヤコブ、モーセ、ダビデ、ゴリアテ、洗礼者ヨハネ、ソクラテス、プラトン、
ハンニバル、ヘリオガバルス、ネロ、チェザーレ・ボルジア、ジャンヌ・ダルク、ゴヤ、ダンテ、ゴーギャン、ヒットラー、ラスプーチン、
切裂きジャック、ジル・ド・レエ、ジョン・リンゴオ、マルキ・ド・サド、アラン・コーターメン、ボリス・サヴィンコフ、ナポレオン、
ジョニー・ウォーカー(黒)、ジンギスカン、スパルタカス、フロイト、山田長政、二笑亭主人、中山みき、築紫君磐井、
下間蓮崇、浦の島子、サロメ、イブン・バトゥタ、マンサ・ムーサ、月光仮面、諸星大二郎……
ン? 何のこっちゃ。 昔から人物と背景がごっちゃに溶け合ってるって指摘されてるんだなあ
この前出た文芸別冊の特集号では人物も背景も全部粘土製のクレイアニメってまで言われてた
ひどくねw インタビュアーが悲惨すぎる
>矢野「星雲ということについてはよく知らないのですけど、馬頭星雲ってホントにあるんですか?
無知は罪悪ではないけれど、
インタビューなり対談なりするなら事前にそれくらい調べて行けよ・・・ 無知な読者からは馬頭星雲って本当にあるんですかぁ?だとか
逆に黄幡=道祖神=馬頭観音説は本気にされ
SFマニアからは馬頭星雲が卑弥呼の時代には地球の脇にあって移動したなんて有り得ないと言われたり
これでは積極的に読者に会ってくれなかった時期が出来たのも無理ない
ちなみに今の観測値では馬頭星雲は1500光年彼方だそうで
3世紀のアートマンが光速で追っ払ったのならちっともおかしくないよね >>116
『ぱふ』も『ガロ』みたいにリニュか編集部が喧嘩別れをして『ふゅーじょんぷろだくと』に変わったと思った サブカルやオタク文化の初期と言ってしまうと悪いが
当時のその辺の出版って同人クオリティだからなぁ
まぁ先生もあれだけ高度なものを少年誌に描いてたんだから
分からない読者がいるのは当然、
分かる人にだけ分かればいいというスタンスではあったと思うが 1980年9月
SF&ファンタジー リュウ 19号
『COM』のころって、わけのわからない時代でしたね…。
飯田「あれ…どこかで会ってませんか……。虫プロのころ……(飯田先生は元『COM』の編集者だった)」
諸星「ええ。たしか芥(真木)さんのところで」
飯田「芥さんとはどういうおつきあいでしたっけ…?」
諸星「結局、『COM』の関係で……。同人誌というほどではないけれど集まっていて……」
編集者「ほかにはどんな人が……?」
諸星「まきのむらさんとかやまだ紫さんとかガンケ・オンムさんとかクセのある人ばかりだったから結局、なにもしないまま……という感じで」
編集者「本を出したりとかは?」
諸星「肉筆、一回やったんかな……。昔のことだからよく覚えてないけど……。……ぼくはわりと隅のほうで黙ってただけだから……」
鯛集部「『COM』っていうのは諸星さんの中で当時としては位置、大きかった?」
諸星「うーん。あのころはなにか、わけのわからない時代だったですよね。
『COM』のころはまだプロになる気はなかったんですね。
プロからふつうの読者にいたるまで、広い意味のまんが界の中で自分がどこにいるか分らない……で、それを知るために応募したんです」
飯田「それが『COM』に入選した『ジュン子・恐喝』ですね」
諸星「まあ、あれは……ああいうものを描きたがる時期だったんですね。今はあんまり描きたくない」
飯田「あれ以前には、まんが描いてないんですか?」
諸星「落描き……みたいなものだけで……ほとんど」
飯田「だとするとあの構成力とか心理描写だとか……えらいすごかったという当時の印象があるんだけど、それはどうやって形成されたんだろう? 映画なんかからは? 」
諸星「好きだったけどあまり……」 編集者「手塚治虫先生とか永島慎二先生とか『COM』系の人たちの影響というのはないんですか?」
諸星「最初、描いていたのがほとんど自己流のめちゃくちゃな絵でそれが描き始めだったわけで……
そのあと、まんがらしいものを描こうとコマ割って、1.2倍に拡大してそうして描いていくとまんがらしくなるんだけど、まんがらしくなるとなんだか手塚先生に似てきて、
で、いやだったから、似せないようにした……って記憶がありますね。
手塚先生は好きだったけど……」
飯田「『COM』に投稿してたのは公務員時代ですか?」
諸星「ええ。なんか地味でね」
編集者「『ジュン子……』から一連のSF作品へと作風がその後変わっていくわけだけど、それはどうしてですか?」
諸星「やっぱりこう、はじめはプロでやっていく気がなかったけどまあ、やっていこうかなあ……という気がしてきたから、なんとか商業誌に描こう……ということを考えまして、
それで、商業誌に通用するものを描こうということであっちのほうにいったんです」
編集者「それがSFもの……?」
諸星「というか怪奇ものだった」
飯田「SFまんが家≠ニいう呼ばれかたについてどう思います?」
諸星「うーん、あんまりそう呼ばれたくないですよね。SFはあまり読まないし……」
飯田「最近SF”っていわれるまんが家たちっていわゆるSF小説、読んでませんよね。
まんがの中の新しい部分が、一応、SF”としてひっくるめられているんですよね」
諸星「SFマニアじゃないわけでしょ。昔はSFマニアの人がよくきて、ぼくがSFは読んでない≠ニいうと、いや絶対、読んでるはずだ≠チていいはったりして(笑)」
飯田「柳田国男とか神話・古代史的な領域への関心ってのは、いつごろからですか?」
諸星「うーん……『妖怪ハンター』描いたあたりからかなあ。『妖怪ハンター』を最初にやったときは読み切り連載っていう形だったんで、
最初の一本、二本はよかったんだけど、どうも途中からアイデアが出なくなって(笑)。
アイデア不足だなあと思って、(ネタをさがして)読みはじめたんです」 編集者「作品の中の小道具に角川文庫版の柳田国男の本なんかでてきますけど.やっぱり柳田ファンですか?」
諸星「そうですね。そういうのは……古代史でもそうなんだけど、だんだん進んでいくと重箱のすみをつっつくようになっていくでしょ。
そうじゃなくて、それ以前のダイナミックな発想が好きなんですよね」
飯田「『暗黒神話』にいくまでかなり勉強したんじゃないですか?」
諸星「やっぱり『妖怪ハンター』でいきづまって、だめだなーと思って、勉強したんですよね」
編集者「話が前後しますけれど、怪奇的なものへの志向っていうのはいつごろからですか?」
諸星「うーん、やっぱり双葉社でやった『不安の立像』あたりかな」
編集者「『ジュン子……』とSF的な作品をつなぐ過渡期的な作品という気がしますが……」
諸星「そうかなー(笑)。あのころから、自分では商業誌的な作品ということで始めてたんですけど……」
飯田「『不安の立像』にはなにかもとがあるんですか? 実際の体験とか?」
諸星「あれは都庁に通っているとき、毎日、電車に乗って通っていて……まあ、そういうイメージがあった……」
飯田「見たわけじゃないでしょ?」
諸星「自分で布をかぶっていたんだろうという人がいるけど……(笑)」
飯田「電車の中でああいうのがいたらおもしろいなぁ……と考えちゃうわけ?」
諸星「そうですね。なにかわけのわからんものをね」
飯田「幽霊なんか見ちゃわないんですか?」
諸星「いや全然みないんですよね」
飯田「そうすると『妖怪ハンター』なんかで足もとにちっちゃいわけのわからないものがいるってうのは……?」
諸星「全くのでっちあげ(笑)」
飯田「幼児期に原体験かなにかあるとか、そういうリアル感に基づくのかなと思ったんだけど(笑い)」
編集者「女流のまんが家っていうのは実際に神秘的な体験をしちゃって、それが作品のベースになっているって人、いますよね」
飯田「山岸涼子さんとかね。諸星さんは、ほんとに見ませんか」
諸星「こわいから見ないというか。どうせ見ないからなにを描いてもだいじょうぶなんです(笑)」 飯田「なるほど。作品を描いていくうえで、アイデアをひろげていくとほとんど泥沼式にひろがっていきませんか?」
諸星「ちょっと『孔子暗黒伝』はやりすぎたなあ、という気がするんだけど。
この間、ひさしぶりに『孔子暗黒伝』を通して読んでみたんだけれど、あまりのややこしさに頭がいたくなった(笑)」
飯田「それは困る(笑)」
諸星「こんなの描いたのはどこのアホだ、という感じで(笑)。理解できなかった」
飯田「ああいうテーマっていくらでも尾をひいてひろがっていくんだよなあ」
諸星「ああいう調子でどんどんひろげていっちゃうと、ほんと、わけがわからなくなっちゃう。だからもうちょっと.今度はシンプルにしようかなって……」
編集者「この間、『ヤングジャンプ』でやった『妖怪ハンター』の新作ですが、あれなど、どの程度、事実に基づいてるんですか?」
諸星「うーん、フィクションと事実を意識的にごっちゃまぜにしていることが多いんですよ。『妖怪ハンター』に関しては、ほとんどフィクションですけど」
飯田「作品はやはり描きだめしてしまうんですか?」
諸星「ええ。『暗黒神話』は一年ぐらいかけて描きためて……半分ぐらいできた時点で連載にかかったんですよね。
それでも途中で(描きだめ分がなくなって)きつくなっちゃってね……」
飯田「そういえば『暗黒神話』の第三部なんて、やらんのですか?」
諸星「考えたこともあったけど、これだけ時間がたつと、どうもね。日本を舞台にしてもう一本できないかな……っていうのはあったけど」
編集者「具体的にはどんな話?」
諸星「内容をいうと描くと思われるから……(笑)」
飯田「ときどきギャグっぽいのを描きますが、あれは心境の変化など、あるわけですか?」
諸星「こんつめて描いているとやはり、まいっちゃうんですよね。自分ではギャグまんがが好きですしね」
編集者「あのシンプルなタッチはいつごろから?」
諸星「あれは『アクション』にいた頃のなんですよね。『OUT』に以前のったのは、そのころ描きためていたやつで、それをまとめて、みのり書房の人にわたしたんです」
編集者「好きなギャグまんがっていうと……」
諸星「『じゃりン子チエ』とか。『Dr.スランプ』とか、まともなまんがをまともに読んでる、まともな読者です(笑)」 インタビューを切りあげたあと諸星さんのスケッチブックを見せてもらった。
そのうち、何点かは別のページに掲載してあるが、驚いたのは、資料を読みながら描き起こした地図である。
作品ごとに関連する事項をびっしりと描きこんである地図が何百枚(?)とあるらしいのだ。
「昔から、地図が好きでね」と諸星さんは笑っておられたが、諸星さんの作品の奥の深さをかいま見た気がした。 ケチをつけたわけではないんだがな。
ではネタとして、諸星展で売られていたヒグチユウコとのコラボTシャツが再販されているね。
展には行けなかったから欲しい。 >>115
ネットなんかなくても、
天文関連の書籍を見れば普通に載ってる
オリオン座にあることも作品内で示唆されているのだから、
小学生でも存在を確認できるぞ >>124
のちに猿を描くにあたって長安の地図を23区地図と重ねた作図を自分で起こし
猿や玄奘を歩かせる予定のコースを品川から実際に踏んでみたって実話があるけど
20代からそうやって作品背景のイメージを固めてたんだな 飯田さん相手のインタビューなのに方倉先生の名が出ないなんて…
やまだ先生の回想だと上京の時に部屋と職を探したり一緒にキャンプしたり
あと初期作品にやたら方倉というネーミング使ったりでかなり交友を深めてたと思ったが 文字起こし面白いなぁ。流行ってるの?笑
でも諸星センセは神秘体験が全然言い切るところが面白い。資質的にはつげ義春に似てる気がする。つげ氏も創作として私小説的な漫画を描いてるけど、本人は全然事実じゃないって言ってる所がとてもよく似てる。 インタビューありがとう
シャレを言う諸星先生、魚の学校のマグロ先生みたいw 諸星先生はメジャー志向、つげ先生はサブカル志向の両極端なのに、なぜか似てるのが面白いな >>135
つげ義春も基本的にメジャー志向だと思う
ただ結果的につげも諸星も本人の資質もあって作品的にマニア受けになってしまったのではないだろうか
まぁ俺はそこが好きなのだが 俺は10年くらい前までつげを知らなかったんで
とりみきを斬新な作家だと思ってた 先生はメジャーな少年漫画を描いてみようと思ってあれだものな
しかも自分じゃ普通に描いてるつもりなんだけどねえと飄々とおっしゃる
やっぱり異才とか奇才だわ >>132
それなのにリライトの闇の客人では
稗田を「魔物は実在します」と平気で言うようなスタンスに変えてしまったから
BTOOOOM!の人は見限られて次の企画の分をお断りされたのかもね オオナムチ良いね〜
やっぱりオオナムチの下半身は謎のままですね オオナムチも欲しかったけど、15000円
支援したよ 1985年6月
月刊スーパーアクションVOl.25
創刊二周年特別企画 手塚治虫・諸星大二郎・星野之宣 スーパー鼎談 漫画宇宙へ――夢のバトルロイヤル!!!
四月六日(土)、午後8時45分。SAスタッフと星野・諸星両先生は新宿西口・京王プラザホテルの一室で緊張の時を過ごしていた。
お二人はなんと、前日初顔を合わせたばかり。
たちまち打ちとけたお二人だったが、この時ばかりは諸星先生はハイライト、星野先生はコスモスをふかして昂まる動悸を懸命におさえている。
その時、どうもどうも、遅くなりまして≠ニ手塚治虫先生がやって来た。
たちまち握手、笑顔の嵐。ここに世紀のスーパー鼎談は始まった
手塚「諸星さん、スーパーアクションには毎月何ページ描いてるんです?」
諸星「毎月32ページ……星野さんも30ですよね?」
手塚「(編集者に)もっと描かせないの?」
編集者「いや、最初は諸星さんに40ページお願いしてたんですよ。それが最近は32くらいになっちゃってまして」
手塚「それは冬、寒いからですか(爆笑)」
星野「僕は、一番最初は月5枚っていう話だったんですよ(笑)」
手塚「ホント!? 5枚といったら何描くの? だってトビラが1枚あるでしょう(笑)あと4枚で何を描くんですか?」
編集者「その頃は星野さん、他に連載を抱えててウチに描ける状況ではなかったんですね。そこを無理にお願いする形でしたから」
手塚「あ、なるほど」
星野「それが12ページって話になって、16になって30ページと」
手塚「じゃ、もう50は大丈夫ですね」
星野「(ただ笑っている)」
手塚「(笑)でも難しいやね、お二人とも手がかかるし」
編集者「お二人とも、バックをアシスタントにまかせることができない……」
手塚「でも、アシスタント五人いるんでしょ」
諸星・星野「五人――!?(笑)」
手塚「あれ?五人いる≠チてどこかで聞いたけどな」
諸星「いません、いません」
星野「アシは一人だけですよ。簡単なバックだけ、やってもらってますけどね」
編集者「諸星さんとこもアシスタント一人なんですよね。ただただほとんど自分で描いて〆切ギリギリになった時だけ、アシにベタを塗らせるという(笑)」 手塚「おたくの作品、ベタあるんですか?」
一同「(爆笑)」
諸星「いや、最近はベタもあります。(笑)トーンも使ってるし」
手塚「あ、そうか。いや、諸星さんの絵というのはね、昔の山川惣治を思い出すんですよ。
ベタまで全部斜線でつぶすみたいなね。『暗黒神話』とか『孔子暗黒伝』なんかはそんな感じですよね。
――本質的には、余りアシスタント使いたくないですか?」
諸星「やっぱり自分で描くのが正しいと思ってやってるから」
手塚「立派ですね。星野さんは、もっとページ増やして、アシスタントたくさん使ってやるという気はないですか?」
星野「その気は全くありません」
手塚「ないですか。すると今後ともスーパーアクション1本にしぼる、と」
星野「いや、そのうちまた違う想念が湧いたら他の場所でもボワッと」
手塚「あ、やりたいですか。(編集者に)バッチリ捕まえとかないとマズイよ(笑)」
編集者「諸星さんも星野さんも、古代史とか神話に大変興味をお持ちですよね。そういえば星野さん、きのう諸星さんとお会いした時、何やら火山の話をなさったそうで」
手塚「火山? 火山の何ですか?」
星野「いや、例えば世界中にいろんな火山がありますけどね、日本の火山というのは粘性の高い火山ですよね、
でハワイの火山なんかはベタッとした粘性のない、水みたいな火山ですね。
で、どうも日本の火山というのは、こう段々とエネルギーが溜まって、たえきれなくなったところで爆発するというタイプだから、
それはどうも民族性と関係があるんじゃないか、と」
手塚「粘着性があるんだ日本人は。(笑)中国には火山あるんですか?」
星野「いや、ないです。で、朝鮮半島にもないんですね」
手塚「うん」
星野「まァ、弥生時代に人間が大陸から渡ってきたとして、仮に九州に入ってきたとしてですね、九州って火山地帯ですよね。
で、連中にしてみるとやっぱり火山のない所へ行ったと思うんですよ」
手塚「ははァ」
星野「日本列島で火山のない所っていうのは畿内、それから四国……」
手塚「そうですね。なるほど、じゃあやっぱり邪馬台国畿内説の方がいいということですか。
そうすると、熊本の方に卑弥呼の墓ってのがあるけど、あれはインチキだね、じゃあ(笑)」
星野「それはまだ何とも言えませんけど」 手塚「『ヤマトの火』では、沖縄まで行ってかなり調べられたんですか?」
星野「そんなに時間はかけなかったです。どうもやっぱり、原地へ行ってしまうと、かなり何かとらわれてしまうんですね」
手塚「そうなんだよね。そういうことはありますね。『ヤマトの火』みたいなのを描き出した理由ってのは何なんでしょ。どういう風に入ってったのあれ?」
星野「『妖女伝説』ってのをやってた時、たまたま卑弥呼を取り上げてみようかなと。そういう軽い気持で古代史を勉強し始めたんですよね」
手塚「じゃ、もともと古代史のオーソリティーではなかったわけ?」
星野「ええ、まるっきり駄目だったんです。それが、ちょうど諸星さんが『暗黒神話』を描き始めたのを読みまして……」
手塚「諸星さんには最初からそういう雰囲気があったんですよね。独特のそういう伝奇的なムードがね。
でも星野さんまでそれになっちゃったっつうのは、僕はビックリしましたねー」
星野「僕もいつの間にか、古代史の面白さにすっかりのめり込んじゃいまして」
手塚「読者もそういうのを受け入れるようになりましたよねえ。山岸涼子さんの『日出処の天子』とかね。
僕らの頃はそういうのが描きたくても編集の人が描くなって言ったんですけどね、今は読者が古代の神秘に興味を持ってますからねえ。
スーパーアクションてのを、だから『ムー』にしちゃえばいいんだよ(爆笑)」
手塚「僕は、諸星さんはもちろん、星野さんもね、本来はSFにのめり込んでる人ではないんじゃないかと思うんだけど、どうですか? 当たってませんか?」
星野「当たってますね(笑)」
手塚「星野さんの短編を拝見すると、確かにSF的なオチもあるんですけど、本当に描きたいものが別にあるような気がするのね。
それがモロに出てきたのが、『ヤマトの火』じゃないかって気がするんですが、そんなこと言われません?」
星野「そこまでハッキリ言われたことはないですけど…」
手塚「諸星さんの場合は、SFを描いてるとは自他共に思ってないんじゃないか、と」
諸星「僕はかなり意識的にSFを離れようとしているところがあります。
要するに面白いものが描きたいんで。それが結果としてSFであれば、SFでも構いませんけど」 手塚治虫よく喋るなw
世代違うから作品以外でどんな人だったのか全然知らんけど神様のイメージと違うわ
この二人のことは本当に面白いと思って認めていたんだね >ID:uD89wh2k0
ありがとうー
スパアクも竹熊編集の猿特集号も捨てちゃって後悔してたんよ
懐かしくて貴重な記事が読めました
今日の新作も面白かったわ
オリオンラジオシリーズに続くオリオン劇場シリーズが確立したな >手塚「いや、諸星さんの絵というのはね、昔の山川惣治を思い出すんですよ。
この言い回しはやっぱりクリエイターの神様だね
漫画を描かないライターは直に「山川惣治に似てますね」「世代的に少年ケニヤの影響を受けたとか?」と迂闊なことを言って
先生が「読んだことないんですよね……」「意識してないけど……」と否定して盛り下がる >>154
85年だとアドルフ終わって火の鳥太陽編とベートーベンとネオファウストかな
実は隠れて病院に行ってたり健康に暗い影が差す中で身体にムチ打って描いてた 諸先生は手塚治虫が真似できんと言って一目置いてたんだっけか?
星野先生はどうなんだろ?
手塚治虫の星野評って、あまり記憶にないが。 >>157
手塚先生は諸星絵を独自で、自分には描けないと
手塚先生は新人漫画家をチェックしていて、これは自分でも描けるとか評価してた 手塚先生は大友克洋のように自分より絵が上手い人に嫉妬するので諸星大二郎には嫉妬しないw
面白い事に発想の才能には嫉妬しないんだよな >>157
その言葉って確かコピペされた鼎談の中で出たと記憶してたが違ったな
大友漫画がどうこうってなり「ボク、大友さんの絵って描けるんですよ」って神がまた蒸し返して
星野先生が受けて「疲れてるとつい大友タッチになる…描きやすいんですよね」(笑)
そして神の「いやあ諸星さんの絵だけは描けない」発言だとばかり
どこの場所での発言だったのか… >>159
夏目房之介と矢作俊彦がエッセイで書いてるから事実なんだろうけど
神は漫画賞パーティーで大友先生にわざわざ寄って「ボクね、あなたの絵を虫眼鏡で拡大して見ました」
「いやまったくデッサンが狂ってないですね」「でも、ボクあなたの絵を描けるんです!」 つか諸星先生のキャラは模写したいと思わないもんなぁ
それでも話は面白いし、なんつーか本当に稀有な漫画家だと思う 1985年6月
月刊スーパーアクションVOl.25
続き
手塚「やっぱり。そうなんだよね。僕とか小松左京なんて時代の連中は、すごくSFを意識してたんですよ。
″SFとはこういうものである”という概念というかワクを決めてね、それに合わせようとしてきたのが僕らなんですよ。
でもこの前ある人が言ってたんだけれども、これまでのSFってのはもう滅亡する時期にあるんじゃないかと。
だから今までSFを描いてた人が別のものに必ず行くはずだ、と。
つまりSF的な形をとりながら過去指向のね、創世記というか新しい形の人類起源みたいなものを書く方に行っちゃうんじゃないだろうか、ということを言ってましたよね。
だからお二人の作品は、僕は、SFとは違うと思います。
星野さんが手塚賞を取られた時に、僕らはあなたのこと最大のSFプロパーだと思ってたんですよ。
というのはね、手塚賞はSFをなるべくはずそうっていうことになってるんです。
応募作品の80%ぐらいがSFでしてね、もうウンザリしちゃって。
だからパッと見てSF的な感じのものは最初に落とそうと。
ところが星野さんの作品を読んだ時、これをはずそうと言う人が一人もいなかったんだよね。
つまりSFもここまで描けたらね、もうこれは一つの見本として賞をさし上げざるを得ないという暗黙の了解が出ちゃいまして、全員一致だったわけですよ。
だけど僕らがその時にね、星野さんの作品を最高のSFだと思ったのは審査の誤りだったんじゃないかと。
(爆笑)いや、ほめてるんですよ。(笑)つまり、今にして思えば、星野さんの本当に描きたかったものは、SFの姿を借りた何か別のものだったんじゃないか……。
諸星さんの場合は誰もSFだとは思わなかった。(爆笑)
諸星さんのやつは始めからみんなね、トワイライトゾーン≠フ一種だということでね、
そういう発想は今まで日本には無かったから…。そういうわけで賞をさしあげたんですよ」 手塚「ところで『西遊妖猿伝』ですけれど、中国のああいう話を作者独自の解釈で押してったっていうのは初めてですかね」
星野「あれは初めてのような気がしますね」
手塚「いや、あれは初めてですよ。『西遊記』をああいう風に解釈するっていうのはねえしかも三蔵法帥が全然、自由になっちゃっててねえ」
諸星「まだ全然、三蔵が西天へ向かってないんですよね」
手塚「だから普通、マジメな西遊記っていうと、三蔵法師になっちゃうでしょ結局」
諸星「まあ原作がありますから」
手塚「それを全く無視しちゃってるのがね、読んでて本当にビックリしちゃった。諸星さん、あなたの発想の原点というのはどこから来るんですか?」
諸星「昔から『西遊記』をやりたいと思ってたんですよね」
手塚「それは誰だってそうですよ。小池(一夫)さんと小島(剛夕)さんもやってるんだし、僕だって描きましたけどね。
だけど諸星さんの使う資料とか発想っていうのは僕らには無いものですね」
諸星「えー資料っていいますか、だいぶ昔なんですけど貝塚茂樹の『中国神話の起源』という、中国の神話とか甲冑文字に関する………本があるんですね。
それに面日いことが書いてあって。キ≠ニいう文字の元型である甲骨文字をね、分解して解説してるんですよね。
で、その字が実は、一ッ目で一本足のサルの絵じゃないかというんですね。
そのサルが何か悪いことをして、天帝の罰を受けて、こう……逆さ吊りにされたというような解釈をしていたんですね。
で、面白い考え方だなあ、と。その辺から孫悟空の話が描けないかと思ったんです」
手塚「なるほど。……あの作品には歴史的な事実とか、いろんな、いかにもありそうな人物が出てくるでしょう?」
諸星「歴史上の人物と西遊記の人物と、ゴチャゴチャですね」
手塚「西遊記は僕も読んだけど、出てこない人が多いよ」
諸星「フィクションも多いんです」 手塚「そうでしょう? だからああいう人物がフィクションでどんどん考えつくというのは、何かこの、大変に特殊な才能だと思うんですけどね。
あの通臂公”っていうおじいさんがいますね。あれはどこからの発想なんですか?」
諸星「通臂”っていうサルがいるんだそうですね。手が背中でつながっている。
そのサルの人格化……みたいな妖怪を考えたわけです」
手塚「ほう。で、そういう風にあちこちから引っぱってきて、パッと自分なりに使ってしまうと」
諸星「そうです。わりと中国世界というか、中国の物語にのめり込んでるところがあるんですよ。それで『児女英雄伝』とかいろいろ読んでみたんですが」
手塚「その辺僕も読みましだけど、僕らと諸星さんとでは受け取り方というか、そこからの発想が違うみたいですね。異質ですよ」
諸星「どうしたらいいんでしょうねえ(笑)」
手塚「僕としてはああいう発想をされると困っちゃうな。(笑)
『暗黒神話』和歌山のお医者さんが絶賛してましたよ。諸星さんは一つの創世記を新たに作り出しているという……。
そういうのは僕なんかとても発想できないものですよ。
そうかと思うと星野さんも今度の作品ではね、全然、僕なんかのイメージにもないような方向に話が行っちゃったから。
こういう発想ってのは、つまりマンガ家の発想ではないのではないかという気が……(笑)。
ちょっと宗教的なものを感じるんですよ。それなりに自分の宇宙を作っちゃうじゃない」
編集者「だからお二人とも、創作のレベルとしでは最高のことをやってるんですね。自分の宇宙を作っちゃって、人に通じるんですから」
手塚「それはもう宗教家でしょう? 何とか教ってのを作ったらどうですか?(爆笑)
……星野さんは、諸星さんを意識したことはないの?」
星野「しましたよ。もちろん」
諸星「(照れる)」
編集者「実は今日、対談の前にですね、諸星さんの家へ星野さんがたずねて行かれまして」
手塚「あ、そうですか。で、部屋を見て」
手塚「どんな部屋なんです?」
星野「いや、自分の部屋みたいだと(笑)」
編集者「まさに資料の宝庫ですよ」
手塚「あ、星野さんもそんな部屋なのね」
星野「自分の持ってる本と同じやつが並んでるんです」
一同「(笑)」 手塚「僕は一つ伺いたいんだけどね、星野さんも諸星さんもね、一時はすごいマニアというか信奉者を集めて、マイナーな場所で描かれておられたのがね、
ヤングジャンプみたいなメジャーな場所で描かれるようになって。
大友克洋氏もそうですよね、本来はマニア指向で、本当に少数の人が大友氏の真価を知ってたのが、今は講談社で描いてたりとか。
その辺、僕はすごくビックリしてるわけ。マンガってのは本来、そんなものだったのかなーって思ってね。
一方では『キン肉マン』とかあだち充とか、最初からメジャーを舞台にマニアを余り意識しない人達がいますよね。
で、一方にはこうシコシコと描いてたのが、メジャーの――メジャー、マイナーって言い方ほんとは好きじゃないんだけど、――方からお呼びがかかる、と。
それをまた堂々と描くだけの実力を持っておられるんですね。
言葉は悪いんだけど、そういうマイナー方面からのマンガっていうのが今、本流みたいな気がするんですよ。
そうした中から、お二人は立派に第一線クラスになっておられる……。
僕らみたいに最初から読者意識して、マンガ家でございでやってきた人間がダメになってきたのを見てね
今の少年マンガにはいい人がいない≠ネんて言う人がいるけど、それは違うのね」
諸星「僕はでも、最初から商業誌指向のつもりでやってきました。手塚賞にもそのつもりで……」
手塚「そう思ってましたか。星野さんも初めからそういう……つまりジャンプ指向ですか?」
星野「ジャンプに描いてると自然にそうなってしまいますけど、ただアシスタント大勢使ってパーッとやるのは嫌ですね」
手塚「それはないでしょうけどね。でも大長編も短編もこなす、週刊連載もこなしてますね。
お二人ともそういう一種のプロ根性”がものすごく強い。
例えばガロの人達みたいにシコシコしかやらないんだっていう人もいるわけですけど、そういう場所の方がいいですか?
それともいわゆるメジャー誌の方が描きやすいですか?」
星野「スーパーアクションみたいなところ、いま描いてて、実際描きやすいんですけどね」 編集者「諸星さんは最近派手なアクションシーンが描けて、うれしいって言うんですね。かつてはできなかった」
諸星「ページがもらえなかったんですよ。(ページがあれば)ハデな場面もやりたかったんだけど……」
手塚「ページをたっぷりもらえて、しかも週刊連載を一人でこなせれば、メジャーでやりたいと思ってるんじゃないですか? より多くの人に訴えたいという……」
諸星「できれば……そうですねえ」
手塚「やっぱりね。立派ですよね。誰だって思うことだけども、自分の力が及ばない人が多いでしょう。
――いや、僕がなんでこんな事を言うのかというとね、僕自身ジレンマになってるんですよ。
マンガっていうのは本来、一部の本当にマンガが好きな人達のために描くというのがいいのか、
チャップリンみたいに広く、全ての人に向けて描くというのがいいのか……悩んでるんですよ、僕は」
諸星「僕は広く、こう、一般の読者を対象として描きたいと思ってるんですけど……」
手塚「(読者は)そう思わないんだよね。諸星さんのマンガ見て、これはマニア指向のマンガだ≠ニ思っちゃうんだろうね」
星野「あまりにマニアックな人というのも……」
諸星「思い入れの激しい人がいて……こわいんですねー」
編集者「諸星さんは、主義とか論とか、そういうことが一番キライなんですよね。何で、こんなにこねくり回して……自分のマンガを語るのか……って感じで」
手塚「星野さんは人に批評されるのは好きですか?」
星野「良く言ってくれれば好きです。けなされるのは嫌いです(笑)」
手塚「けなそうとしてる人間は手紙なんかよこさないだろう。手紙くれるってのは惚れてんですよ。(笑)よく読んでるという証拠ですよね」
星野「ただ僕は、一部の人だけを相手にするのはやはり嫌で、できるだけ広く読んでもらいたいと思ってるんですけどね。ただ……ウケるためだけには描きたくないな、と」
手塚「それはそうですね。でも結局、編集者は人気投票の順位に何か言ってくるでしょう。スーパーアクションさんはそういうことないでしょうな」
編集者「それはアクション本誌でもないです。手紙自体はもちろんとってますけど、そこから判断はしません」 手塚「いいですね、本来そうなんですよね。順位だけをとやかく言うのはイヤですね。
ただ、今の週刊文春なんかそうですけど、マンガは一本だけ、他の人のは載ってないというのがあるでしょう。
あれだと人気投票ないわけですよ。逆にあれも寂しいですね。競争相手がいない寂しさ……というか、手ごたえが全くないですから。
僕は今まで……競走の連続でした。大抵負かされて、コンチクショウと思っても、また負かされて、後が無いところまで来て。
そしたら相手が僕より先に名前消えちゃって。(笑)それでザマァ見ろという感じで僕が一ランクぐらい上がるよね。
するとまた新しい人が出てきてすごい人気になったりして、また段々僕がダメになってどうにでもしてくれという形になってやってると、
その人が僕より先にまたいなくなって……(一同笑)。そのくり返しですよ。
で、その刺激というか、差別感、コンプレックスみたいなものがいいんですね、僕の場合」
諸星「理想的ですね(笑)。人気投票では下の方でもいいと思うんだけどね。キン肉マンが受けてても、一方でこういうものもあるんだ、という風に見せていられれば」
星野「ジャンプにいると戦っているといいますか……。
それが例えば、スーパーアクションで描いておりますと、非常に居心地がいいんですね。(笑)
居心地がよすぎて薄気味が悪い。(笑)何か不安だなという」
編集者「ライバルはいますか?」
諸星「できるだけ意識しないようにしてるんですが……。他人が凄いものを書いちゃったらガクンとくる……。それはありますよ」
星野「大友さんのを見ると落ちこみますね」
手塚「最近、大友氏の絵に似てる人はやたら多いでしょ。
実は今日ね、星野さんの昔の短編とね、最近の作品を比べてみたわけ、絵を。
もしかしたらどこかに大友氏のカラーが入ってるんじゃないかなと思って。
目を皿のようにして見たんだけど、入ってないね、おたくの絵には」
星野「一時、入ってたんですよ」
手塚「いや、僕は調べたんだ。(爆笑)――そういえば主人公が大きくいるコマの、その他多勢の中にちょっと、横顔か何かに……いたことはいましだけどね。
でもそれを指してイミテーションだとは、僕は言わないんですよ」 有り難いんだけど引用の範疇を超えてるんで心配になってくる そうかな?
手塚さん、自分のコンプレックスもさらけ出してて
それが出来るのはさすが神様と呼ばれた人だなと思うよ
嫉妬とか言って矮小化するのは違うと思う
そしてその神様に一目置かれていた先生はやはり凄いんだなと
素直にそう思ったけどな 手塚治虫もデフォルメ調の絵だけどデッサンは上手だから大友風の絵を描けると思う
でも諸星風の絵柄は独特すぎて難しいと思う
絵を描いたことあるから諸星絵の模写が難しいのは凄く分かる >>171
キーボード入力を練習しているのかもしれない >>170
指摘されたようにコピペほぼ全部になって手放しで褒めにくいけど
でもありがとう
やっぱりその流れの中でボク大友さんの絵が描けるんです
諸星さんの絵は描けないの発言になったんだな >星野「一時、入ってたんですよ」
『クオバディス』なんかそれっぽいよね
タイトルからして初期大友がやたら聖書からネタ持ち込んだのをなぞってる >手塚「手塚賞はSFをなるべくはずそうっていうことになってるんです。
> 応募作品の80%ぐらいがSFでしてね、もうウンザリしちゃって。
諸星先生が「そうと知ってたらあんなの描かないで野球漫画を投稿すればよかったw」って
言ってたように思ったが記憶違いだった…確かに言ってるはずなんだが… 通臂公がホームランコースをキャッチしてアウトにするアパッチ野球軍みたいな野球漫画か >>159
神様はみんな自分と同じで、発想は湯水のように湧いてくるものと勘違いしているふしがある 川崎ミュージアムのトークイベント、当選メールきた? 1985年6月
月刊スーパーアクションVOl.25
ラストです。
今回でしばらく休みます
星野「大友さんの絵、僕はできるだけ見ないようにしてるんです(笑)」
手塚「いやあ、見るとね、あれは毒だね(笑)」
星野「はっきり言いますけど毒ですあれは」
手塚「マリファナだよ(一同笑)」
星野「で、あれ描きやすいんですよね」
手塚「描きやすい? 一時あんな絵描ける人いないなって言ってたんだけどね」
星野「疲れると、つい、大友さんタッチが出ちゃうんですね」
一同「(笑)」
手塚「それはいけない。(笑)諸星さんなんて疲れるとどんな絵になるの?」
諸星「荒っぽくなりますね、僕は」
手塚「荒れるだけですか? 例えば、『西遊妖猿伝』に出てくる、例の講釈師のコマは背景何もないよね。
あれは疲れた時描くんですか?(爆笑)昔の諸星さんの絵はどのコマ見ても――『暗黒―』なんてのは、バッチリどのコマも描きこんでるでしょう」
星野「息を抜かせないという」
手塚「今は、ちゃんと手を抜く方法を考えておられるの?」
諸星「そういうことを覚えてしまったんです」
一同「(爆笑)」
手塚「いや立派だと思う。それは、プロ根性ですよ」
一同「(笑)」
手塚「皆さん、それぞれこれから描きたいものっていうのを話して下さいよ。それを僕も使っちゃうから。(笑)『西遊妖猿伝』は当分続くんでしょ」
諸星「軽く三、四年はいっちゃいますよね。ヘタをすると六、七年(笑)」
編集者「『西遊―』の打ち合わせの時、いろいろ他にも考えてましたね。あれはマル秘かな?」
諸星「いろいろと……アフリカの話が描きたいな、と思ったり」
手塚「純粋のSF的なものってない?」
諸星「僕には向いてないみたいだし。何が純粋なSFなのかわからないですしね」
手塚「例えば『二〇〇一年』みたいな」
諸星「あれくらいいけば凄いですけどね。よくある何とか物”みたいなジャンルのSFは余りやりたくないですね」 手塚「星野さんはどうですか」
星野「今までやりかけて放り出した作品が沢山あるので……。それを終わらせるだけでも四、五年はかかる感じですね」
手塚「はあ……。皆さんえらいもの抱えてるんですなあ(笑)」
編集者「手塚先生はいかがなんでしょうか。これから描きたい作品は」
手塚「僕は何もないですよ。いえ、もう連載が始まっちゃったんですけれど、大したことはないので……だから今、何か拾い物を聞いていこうと。(笑)
(編集者注・人に言わせておいてズルイ!)星野さん、動物モノなんてどう? 純粋な」
星野「いずれはやってみたいですね。昔は石川球太さんという人が、動物モノをやってましたけど、最近はいないですね」
手塚「目立たないところにいるよ。あ、ギャグじゃ駄目か。『ドテラ猫』じゃね。(笑)
星野さんもう北海道帰っちゃうの? これ終わったら。東京に仕事場持ったらいいのに。別荘というか」
星野「もう少しお金貯ったら……」
手塚「大丈夫ですよ。アクションのビルの上とか。カンヅメの感じで(笑)僕は以前、集英社の返本倉庫の上に部屋もらってね。
ハシゴで出入りするので、他社の人は来ないし、ハシゴ上げちゃうと誰も入れないし(笑)。
僕は好きなことできるわけ。酒を置いといて飲んだくれたり。(爆笑)
――ま、そういうのはヒドイにしても、東京に根城をね、ぜひ。そうしたら僕、たずねて行くからさ」
星野「そのうち50枚くらい描くようになったら(爆笑)」
編集者「今度、そのくらいお願いします(笑)」
手塚「ねえ、アクションさん。僕からもお願いしますよ。お二人にはそれくらいねえ、量産して欲しいですな。
ここまできたら、毒を喰らわば何とやら、ですよ。諸星さん、星野さん、やった方がいいよね!」
諸星・星野「(笑)…………」
編集者「もっとお話をお聞きしたいのですが、そろそろお時間ですので……」
手塚「あ、もう時間? ごめんなさいね、それじゃ、このへんで……どうも。僕、大変遅れてうかがったのが申し分けなかったんで、
あの……これからもっと早く来るようにいたしますから」
諸星・星野「こちらこそ失礼いたしました」 「『西遊妖猿伝』は当分続くんでしょ」
「軽く三、四年はいっちゃいますよね。ヘタをすると六、七年(笑)」
そして三十余年の時が流れた クラウドファンディングの本の表紙が発表されたね
内容が少し想像できた(おそらく赤い唇とGの日記と血入りソーセージ君が入ってる) >>190
収録作品は全部書いてあるよ
「鳥人の森」「涸れ川」「異界録」「Gの日記」「ことろの森」
「赤い唇」「石の中の女」「奇妙なレストラン」「奇妙なおよばれ」
「本の魚(栞と紙魚子)」「黒石島殺人事件」「加奈の失踪」「夏の庭と冬の庭」「小ねずみと小鳥と焼きソーセージ」 これ高いの買えば下のも全部ついてくるわけじゃないのか
15000円コースほしいけどオオナムチのフィギュアもほしいわ >>195
描きおろしの世界観が「塔に飛ぶ鳥」にリンクしそうで気になるぜ…
けど俺が参加したクラウドって9割がた未成になってるんで涙を呑んで参加自粛する
決して15000円すら払う余裕が無いわけではない(泣) >>193
教えてくれてサンクス!
ねずみと小鳥と始めたIT起業のソーセージとごっちゃに勘違いしてたら両方収録かい! 最初の暗黒神話完全版の通販の時もオオナムチフィギュアがなんたらってなかった? >>198
All in型なので目標金額達成しなくても品物送るってやつだよ(つまり先払いの予約販売) >>94
おう。次からは気をつけろよ(´・ω・`) おまえらの聖書が言う無原罪の人間だぞ
インドの孤立部族、米国人宣教師を殺害か 北センチネル島
https://www.cnn.co.jp/world/35129078.html 孤立部落は珍しくないわ
むしろ伝道決死隊のほうが驚き 無謀な雪山登山とかと同じで
チャレンジ精神に火が点いちゃったんだろうな
成功すれば自分の宗教の歴史に名が残せるし 今日のスレでは触れられてないけど
昨日くらいに立ったスレでは諸星っぽいという話が出てたな
先住民が弓矢で殺害の米国人、訪問目的は「キリスト教の布教」
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1542932224/ 大昔から同じだな、宣教師が布教のためなら死んでも構わないとか、まだいたとは 現文明の人類が疫病で滅亡したアカツキには 次代の人類の礎となることが期待される >189
>192
トーク外れた方々がおられたとは!
私は当たりました。遠方からなので許してやって下さい。
外れた皆様の無念は決して忘れません。皆様の分まで楽しんできます。 25日行けた人はレポよろしくお願いします
オリオン劇場に出てくる幼女は円盤に乗って消えてしまう子とは別人だったな 川崎行った。
メモをまとめてたらゆかりんの生配信忘れてた……。
・事前に司会が「夏目氏の提案で60分を90分に拡大」
・大まかな内容は「青年漫画の発展を、両氏プラス手塚治虫、大友克洋など様々な漫画家を絡めて語る」という趣向。
・SF映画、アニメへの言及あり。
・寡黙なお二人を前に、夏目氏が(道化を演じて?)大いに語り、楽しく進行。
・後半はお二人もポツポツとお考えを述べるように。
また明日…… >>214乙
なんか想像通りの進行w つづき楽しみにしてます >>215 すみません。発言そのものの全文を上げるのは
マナー的にはもちろん法律的にもダメらしいので、ちょっとまとめさせてください。
(他の方が上手に骨子をまとめてくださったらありがたい。) 〈夏目氏の発言〉
・60年代末に少年マガジンを先駆けとして、漫画が青年化を果たす。雑誌が続々刊行。
・1968年刊行「ビッグコミック」は中間小説がコンセプト。それが成功。
・1970年代からコスプレなど、SFのビジュアル化。それに対する反発も大きく、「ヤマトはSFではない」などの論が根強くあった。
・星野はSFど真ん中。諸星は「SFの周辺」だが、センスオブワンダーがあるからSF。
・(手塚の思い出)神様だから目の前にすると棒を飲んだようになっちゃう。週刊朝日の漫画コラムや、送った漫画の同人誌を読んでくれていた。手「読んでますよ」夏「うそでしょ!」 〈星野氏の発言〉
・石森、桑田次郎を模写していた。川崎のぼる、池上遼一も好きだった。
・大友克洋にはやっぱり敵わない。大友からニューウェーブ。1つ違うという認識。
・小松左京、星新一、筒井康隆など、活字で育った。
・2001年宇宙の旅に影響受けた。意味は分からなかったが、あれは体験に近い。
・諸星のことは意識していた。「暗黒」は閉じた世界。内へどんどん入っていく。自分は広がって行ってしまう。
・活字文化と映像文化の間の世代として、映画を漫画にするという意識で描いている。ニューウェーブではアニメが漫画に置き換わって、今の漫画はアニメの手法を漫画にしてる印象がある。
・(手塚の思い出)手塚は大阪のノリなのか変化球。人をとまどわせる。第一声で「動物漫画描いたらどう?」と言われ、「は?」とペースを狂わされた。
・近作「海帝」。実際に行われた航海だが、「実はこれはブルーシティです」(←説明無し) 〈諸星氏の発言〉
・手塚治虫しか読んでいなかった。ロボット三等兵は読んでいたが。
・自分がどんなポジションにいるのか分からない。
・星野は僕と似た傾向の作品を、僕より上手くやってる。妖怪→ブルー。暗黒→巨人。
・(夏目が「栞と衣魚子」を指して「無責任」な感じの作風と言ったのに対して)漫画がいちいち責任とってたら…… 〈会の締められ方〉
星野「前半の古い話が多すぎましたね。」
夏目「しかたないです。僕が聞きたかったので」「会場の皆さんはどうだったでしょうか。僕は満足してると思うな」(会場大拍手) (感想)
夏目氏は本当に達者だなあと思った。
ここで「そうですね。ではまた別の機会にもっと詳しく……」などと空々しいことは言わずに「これでよかったんですよ。最高の会でした」と言うことで、全員が満足して家路につくことができました。 > 妖怪→ブルー。暗黒→巨人
同じ傾向って、そういう認識?w 星野諸星って一目置かれてるけど大友と違ってフォロワーは居ないよな >>223 すいません。その部分は多分ハンターではなく妖猿伝でした。
謙虚に年下の星野氏をを立てる、諸星先生のおおらかさが素敵でした。 起こしてくれた人ありがとう!
メモと記憶を手繰るの大変だっただろうな
>>225
ウルトラジャンプが出始めたころ
猿の連載初期の絵に酷似した新人が2回くらい中国古典妖怪物を描いたけど
まったく人気なかったのかそれっきりだったな
森の描き方も猿やマッドメンぱくった感じで知識の蓄積が追いつけば諸星フォロワーになれたかもしれん 猿にしてもブルーとはつながらんなw
作風としては岩明はフォロワーくさいが絵が全然違うな 宗像教授の頃に背景を星野レベルで描けてたアシさんも
諸星先生との最新の対談では荷物まとめて田舎帰った感じに語られてたな
星野同等の絵で推理物やラブコメ描くエミュレータになったら面白かったのに フォロワーは宮崎駿だろうな
漫画の世界ではフォロー不可能なワンアンドオンリー 漫☆画太郎がいる
諸星大二郎のような背景を描けるアシを募集してた 画太郎の描く稗田礼二郎とか一度見てみたい気がする
二度は見たくないけれど >>223 >>228
諸星先生、こんなこと言ったと思う。
星野さんは僕より上手くやっている。
妖怪ハンターが5回で打ち切られたけど、そのあとのブルーシティーは10回連載した。
暗黒神話は6回だったけど、その後の巨人(たちの伝説)は、●回連載した。 諸星先生、滑舌があまりよろしくなく、語尾もフェイドアウト気味なんで
何言ってんのか聞こえないこともありました。
おそらくビッグコミックで対談再録するでしょうから、それを楽しみにしましょう。 >>233 すいません。
訂正と補足ありがとうございます! >>233
最初の宗像教授が完結した記念に対談した時と同じこと言ってたんだwww 画力的には圧倒的に星野之宣の方が上なんだろうけど俺の本棚は何故か諸星大二郎ばっかり >来週月曜アップのアニマゲ丼を脱稿。タイトルは「開く星 閉じる星」。「ビッグコミック50周年展」開催中の川崎市市民ミュージアムで25日に行われた星野之宣さんと諸星大二郎さんのトークイベントの模様です。 ビッグコミック50周年展のバックナンバー展示にお宝が
第12回ビッグコミック賞佳作諸星大二郎「女は世界を滅ぼす」
同じ回の入賞者に弘兼憲史
つか
のたり松太郎の連載この頃からなのがビックリだよ
(しかもまだ未完らしい)
https://pbs.twimg.com/media/Ds2hiEJU4AE4nYr.jpg >>240
なぜオリオンラジオのヤリマンちゃんを描こうと思ったんだろうかw >>235
褒めてるんだろ
当時は人気ないと即打ち切りだったから、
連載回数が長いということは成功しているってことだ >>240
この色紙はトークイベントの参加者に配られたの?
まあ印刷だろうな 今日更新の朝日新聞デジタルカルチャー欄に対談のこと出たね
行った人がコンプライアンスとして伏せてた部分も読めた
お二方とも手塚鼎談を復習のために読んだのか言ってることが重複というかほぼ同じだったり
諸星先生が猿の時の作業量の多さにアシを受け入れた話は知ってたが
まさか当時の60年代回顧ブームの中で手塚や大友が注目した冬口たくみ氏だったとは驚いた 暗黒神話ってもともと短期連載企画だったわけじゃないの?
章タイトルが六道輪廻なんだから六回でちょうどいいと思うんだけど
もし仮に人気が出たら引き延ばされてた可能性もあったんかな その場合アートマンに覚醒した武が超能力バトルを展開する事になるな
そして何故かトーナメントが開催され誰が真のアートマンかを決めることになりそう 少年ジャンプの三原則
友情・努力・勝利の全てを無視した暗黒神話 武かわいそうだよな
あんな荒れ果てて生命の絶えた地球で餓鬼ども相手に
弥勒菩薩してもつらいだろw
お供のスサノオさんが会いに来てるから寂しさはないかもだが 餓鬼は武の命令で元の人間の姿に変身できる、とかの同人設定ないかな >>247
大筋は同じで、詳しいエピソードのいくつかが割愛されたんだろうね。
まとまってるから、あれから引き延ばすのは多分無かったと思う。
でも章のタイトルに六道をあてはめたのはやっぱり上手いな。 1章あたりコマを小さく描いてても本当は40枚から50枚だったそうだ
餓鬼から地獄までのカットしたエピソードは完全版で新章を足したけれど
それにしたってエピソード削ったあとの掲載版だと伏線もカットしてるから
削ぎ落した部分はほとんど復元できていないんだろうな
後の方の話を足そうとしたら前半から描き直しせんとそこだけ見せても唐突だろうし twitter上の用語と混同してるのかな
でもナウシカの6巻7巻は或るコマだけトリミングすると
パヤオなのかモロなのか区別しづらいものは見つかるw 聖地だったか墓所のキャラ
パヤオはタレ目 似たような絵柄だとモロはツリ目 メビウスは宮崎駿のファンで自分の娘にナウシカという名を付けたとか(スレチ) タケシは沢山いるけどコドワはキラキラネームだなw漢字当てるのが大変だ 海外作品の日本人設定の登場人物がムナカタ・コドワなんて名前だったら、
オッ分かってるな! とか思っちゃうなきっと 特注本を買うか悩んでる
主催者が集英社モロ担⇒YJ・UJ編集長⇒ホーム社社長だった人だし
数年前の暗黒神話暗黒本の受注販売やってノウハウは掴んでると思うから信用できそうだけど
安くない金額なのに前もって集金してから計画立ち消えになったら怖いんだ
締め切り近づいてきたのにどうしよう >>268
金持って逃げるなんてこたあ100パーセントねえよ >>269
まあそれは無いが、プロジェクトが失敗するということはある。
まあ既刊の内容の書籍の刊行ならリスクはかなり少ないが。 クラウドファンディングの本は大丈夫だろうけど
複製原画は数人の為に制作できるものなんだろうか?
オオナムチも星野さんの残像フィギュアも品質管理を考えると
中国でなく竹谷さんの工房で制作した方が良さそうな数しか支援がない そう言われれば暗黒神話完全版を最初に受注出版した時のフィギュアは出たっけ? ヒグチユウコの「ほんやのねこ」が諸星というか栞紙魚子テイストだなと思ったら
飼い猫にボリスって名前付けてるんだね >>268
>主催者が集英社モロ担⇒YJ・UJ編集長⇒ホーム社社長だった人だし
クラウドでやる必然性のない企画なんだよな
大会社でぬるま湯に浸かってた自意識だけは高いリーマン編集者の冒険気取りってとこなんだろうけど 「書き損じのある妖怪絵巻」って作品
ラストがジワジワ来るなぁ 楽天koboで妖怪ハンター地の巻が期間限定無料。
持ってるからいらんけど。 >>275
座敷牢の中にいるのは妖怪化した七代目なんだろうけど
七代目から家が栄えたっていうことは邪悪な座敷童みたいな存在になってるのかな 稗田先生が食事してるシーンはちょっと珍しいと思った
鰻重のときは受け取っただけで食べられなかったし 稗田先生のクリスマスは?
女気配ないし、寂しく魑魅魍魎と闘ってるのか。 バイオの黙示録のカカシンガーの出てくる作品間違えた感すき
諸星漫画というよりはボンボンとかコロコロあたりで出てきそう そうか?
ハードボイルドは先生っぽくて良いと思うが カカシンガーに出て来る鳥人たちってヒト遺伝子混じりの鳥じゃなく
やっぱり難民が変身を願い中に混ざってた鳥DNAを発現させたってことかねえ > ボイルド
> ボンコロ
どっちも気持ちが判るw 『オリオンラジオの夜』の収録作品判明
【収録作品】
オリオンラジオの夜
第1話 サウンド・オブ・サイレンス←掲載時「オリオンラジオの夜」
第2話 ホテル・カリフォルニア
第3話 悲しき天使
第4話 西暦2525年
第5話 赤い橋
第6話 朝日のあたる家
原子怪獣とぼく
ドロシーの靴 または虹の彼方のぼく
※コミックス巻頭カラーについて疑問※
第5話が初の雑誌巻頭カラーだったがモノクロ作品である第1話冒頭を着色改稿するのだろうか
なお残念ながら他社の未収録読み切りとあもくんシリーズはページが足りたために収録無し タイトルが半分くらい洋楽からだねえ。
最初に手を出したのも「僕とフリオと校庭で」で、音楽つながりで手を出したのを思い出す。 寡作な人かと思ってたら けっこう描いているんだねぇ〜w そうだそうだ!
絵がちょっとヘ●なだけだぞ!
(`Δ´) >>291
最初のアクションコミックスが出た時期って
ちょうど「♪ん〜… ナタリーッ♪」のおじさんが日本で大人気だったな
だからフリオをそっちと間違えてたらあとがきに先生から読者へちゃんと釘刺してあった 自選短編集読んだけどギャグ漫画にも手を出してた時期があったんだな
でも、ド次元って… >>296
ナンセンスギャグ漫画集が全2冊で出てるぞ >>296
むしろ近年はギャグ漫画家と言っても過言ではない。 受験生用にオッコチナイヨーニグッズ作って一儲けしてもいいんですよ先生 >>300
視床下部という言葉を知ったのはゼピッタから >>302
でも落っこちたやん。
町の人みんな死んだのかな。 諸星先生のインタビュー・対談・エッセイ・解説等をまとめてみました。
(ご自身のコミックスでの解説は省略しています)
間違い・抜け等のご指摘いただければ幸甚です。
1978年1月 プレイガイドジャーナル79号
1978年7月 だっくす 7・8月号
1978年12月 別冊奇想天外No.6
1979年1月 ぱふ1月号
1979年4月 ぱふ5月号
1979年5月 ケイブンシャの大百科 38「まんが家入門大百科」
1979年7月 少年少女SFマンガ競作大全集(Part2)
1980年5月 少年少女マンガ競作大全集(Part5)
1980年9月 SF&ファンタジー リュウ19号
1984年8月 コミコミ増刊AUTUMN SFコミック読本大特集
1985年6月 月刊スーパーアクションVol.25
1987年8月 Beep 8月号
1986年3月 西遊妖猿伝の世界
1986年12月 日本の建築家7 毛綱毅曠
1988年8月 ユリイカ臨時増刊号 総特集・大友克洋
1989年6月 マンガ基礎テクニック講座
1989年12月 歴史読本
1991年6月 月刊ベアーズクラブ6月号
1995年1月 マルコポーロ1月号
1995年7月 ブルーシティー(スコラ漫画文庫)
1997年8月 文藝
1997年8月 ユリイカ臨時増刊号 総特集・宮ア駿の世界
1997年11月 BUBUKA
1998年10月 コミッカーズ10月号
2000年8月 ダ・ヴィンチ No.76
2000年11月 SF JAPAN Millennium 01 2002年3月 宗像教授伝奇考・特別版
2004年4月 Bien(美庵)VOL.26
2004年10月 朝日新聞
2004年10月 陋巷に在り13
2005年6月 彷書月刊7月号
2005年7月 小説宝石7月号
2006年7月 映画秘宝7月号
2006年11月 AERA COMIC ニッポンのマンガ
2006年12月 読売新聞
2007年9月 DIRECTOR'S MAGAZINE
2007年9月 ダ・ヴィンチ
2007年11月 ダ・ヴィンチ
2009年3月 粘土道
2009年3月 ユリイカ3月号
2009年5月 日本漫画学院(WEB)
2009年6月 まんが王国(WEB)
2011年8月 幽 15号
2011年10月 まんがの達人 Vol.97
2011年10月 まんがの達人 Vol.98
2011年11月 文藝別冊 総特集・諸星大二郎
2011年12月 ダ・ヴィンチ
2012年10月 不熟
2012年12月 がらくた から たから
2013年1月 朝日新聞
2013年6月 文藝別冊 総特集・高橋葉介
2013年12月 Nemuki+ 1月号
2014年4月 しんぶん赤旗
2014年5月 サライ5月号
2014年6月 創作人 Vol.2
2014年7月 東京人 No.341 特集:ガロとCOMの時代
2014年8月 画楽.mag Vol.3
2014年8月 別冊太陽 太陽の地図帖27 2015年5月 読売新聞
2015年6月 文藝別冊 マッドメンの世界
2015年7月 別冊太陽 太陽の地図帖31
2017年1月 水木しげる大全集「貸本版悪魔くん」
2017年1月 朝日新聞
2017年6月 POPEYE
2018年5月 文藝別冊 怪を語り、快を生み出す
2018年12月 BUBUKA 素晴らしいです!諸星資料館のサイトより精査されてる
もしよければ伊藤潤二先生との対談がどれかご教授いただけたら…
読みたいのに詳細が不明で古本を探せない… 伊藤先生との対談は「2013年12月 Nemuki+ 1月号」ですね。 × 2018年12月 BUBUKA → ○ 2019年2月 BUBUKA >>306
去年アカハタにインタビュー載ってた半ページくらい アカハタというと魚を思い出すな、ダイバーだからw
味噌汁にして美味いぞ >>313
生物都市こそ理想郷!とか言ってんだろうか >>306-308
「奇談」DVDの動いてしゃべるモロ先生の特典映像が抜けてますぜ アシを使わないって業界伝説に対して
最初の猿の時には新人だった冬口たくみをアシにしていたことや
最新の星野対談でも月イチの人が上京して仕上げを手伝うってバラしたんだから
出版社主導でアシ募集をかければいいのにね
キャラは似てなくていいから人物への影の付け方や背景の斜線の入れ方をそっくりに描ける人を >>298
ギャグ漫画にしては知的にまとまりすぎてる気がしないでもない。 あのあとは瀬戸内海を東に進んで畿内に達するのかな
九州に比べるとダイナミックさに欠けるような… >>321
動かず喋らない置物のような動画もあるかも 西遊妖猿伝西域編はいつ再開するんだ?夏目雅子みたく天竺まで行けず逝ってしまうぞ・・ 最初の構想からしてそこまでは想定してなかったから… 原作でも面白いのは金角銀角牛魔王ら辺までなんだから、もういいんじゃないの?
俺たちの西遊はこれからだ! でも 天竺までたどり着いた西遊記モノのほうが珍しいかも。
パタリロ西遊記は最後まで行ったっけか?
翻案のスタージンガーは天竺相当の場所に到達してるなww それ言い出したらドラゴンボールも西遊記になるけどええんか? >>335
ドラゴンボールは天竺相当の場所にたどり着いたか? どう考えても三蔵法師はブルマ、沙悟浄はヤムチャだろ。亀仙人やクリリンは初期の西遊記路線が終わった後のキャラだ。スレ違いにもほどがあるが。 >>343
じゃあ何で亀仙人登場の後で牛魔王が出てきたの 西遊記なら何でも書き込んでOKって
確かにど次元だな なるほど・・・
普通は入水して死んだ後の怨念がウミヘビに変化したって読むが
実は生まれた時からああだったとなれば別の怖い話になりそう こないだ解説付きの平家物語読んだけど、九州から平家を追い出した緒方三郎惟義の祖先が大神氏というのを知って、暗黒神話の大神美弥の名前の由来がわかった
奈良の大神(大三輪)神社なんかは聞いたことあったんだけど九州に土着してたとは 帝の世継ぎがウミヘビの身体だって話はあれから思ったんだけど
モロ☆ワールドじゃなくて花輪和一の漫画になっちゃうな
いま店頭に並んでるビッグコミックにモロ星野対談の概要が載ってるね
参加した人が教えてくれた内容とほぼ同じだから無理して買わなくてもいいけど オリオンラジオの夜
発売してたので買ったけど、夜空の見える巨大な顔とか
ギャグにしか見えないんだよな。あとスプーン曲がるところとか
もったいな。
あとエノケンが重要人物で出てるけどエノケンってあんなキャラなの? 買ってきたところ
まあ読み切り連載でずっと追ってたんで目新しさは無いんだけど
最初のオリオンラジオ(明日に架ける橋に改題)がモノクロ原稿だったのを
カラーにデジタル着色してるのが新鮮だった
赤い橋もカラーのまま収録してくれてるしBOXよりもお得感が大きい(値段も高いが)
使用曲の解題をセンセが書いてくれてるのも資料性を高めてくれてる
でもこれってJASRAC通じて刷り1冊につき何円かテラ銭納めないとならんのだろうな S&G UFO 少年時代
って感じだったけどどれも「ぼくとフリオと校庭で」には勝ててなかったな
赤い橋はさ。最初に石が積んであるの見せたら
あそこがどこかまるわかりでダメなんじゃないか?って思うんだけどどうだろ? おまえらがお知らせしてくれなかったから新刊が出てたのすら知らなかったわ 読了
ドロシーの靴が巻末だから雑誌の時のカラーを期待してなかったら
ちゃんとこれもカラーで収録してて感動したわ
ずっと1話のテーマ曲を明日に架ける橋と思い込んでいたがサウンド・オブ・サイレンスだったわ
卒業なんか何十回と観てたのに何を勘違いしてるのやら ホテルカリフォルニアは逃れられない出られないって歌詞を
結婚の暗喩として使ったかなと思ったが歌そのものが構想と違ってるって・・・
センセの青春期なら時代的にビーチボーイズじゃないだろうし
ビッグオーのカリフォルニアブルーを本当は使いたかったのかな? >>332
思い出したスタージンガーw
あれ松本零士なんだよなwww
まキャラだけなんだろうけどさ >>321
奇談上映のころの雑誌で諸星先生のインタビューがあって、中年すぎてから筆圧の関係もあってペンの種類を変えたから
タッチが変わったっていうのを読んだ記憶があるんですが
どなたか内容を覚えてませんかね >>363
ペンを変えたインタビューは、2004年のBienで、奇談に関するインタビューは2006年の映画秘宝ですね。 Q 「最近ちょっとタッチが変わってきている気がするのですが?
『西遊妖猿伝』(83年〜)の大唐篇観音院の章あたりからでしょうか。
線が細くなって、透明感のあるグレイトーンの印象が強くなったような?」
諸星「『妖猿伝』は、掲載雑誌が変わって間が空いたせいかな? あまり意識はないですね。
ただ、ここ2、3年前から仕事の量が減ったこともあって、丸ペンを使ってみようと。
前はカブラばかりで、カブラの方が描きやすいのですが、筆圧が要るので、腱鞘炎気味になるんです。
あと、丸ペンは使ってみると結構面白い。それでちょっとタッチが変わってきているんですかね」 初期の頃はデザインも良かったのにな
新作の三途の川の鬼とかはポージングとかは影の町の巨人っぽいけど
迫力なかったな >>362
日本のテレビアニメ史上、1、2を争う短さで打ち切りになった「スタージンガー2」ってのもww
制作会社が倒産したドン・ドラキュラとどっちが早かったかな? >>371
ドンドラキュラに一票だは
スタージンガー2は結構覚えてるもの
姫の衣装が替わるんだよなw ドンドラキュラは次回予告があったのに実際には放送されなかったから謎だったんだがそんな理由だったのか >>363
今も書店にある文芸別冊諸星特集にインタビュー記事が入ってる
そこでも筆圧が強過ぎて丸ペンに変えたくだりが語られている ドンドラキュラは原作のチョコラが可愛かったのに
アニメじゃ髪の色が青白い変な色に変更されていてナニコレだったな >>358
同じく
しばらく諸星さんから離れていて書店で見かけたら買うくらいだったのだけど、モロ作品置いてる店も少なくなったと今日オリオンラジオ探して感じた >>366
>>374
ありがとうございます
ところでビッグコミックの諸星星野両先生の対談でペアルックなのは
ツイッターでの夏目氏の書き込みによるとあくまでも偶然だそうですね
現場でも話題になったとか オリオンラジオ初読
良かった! 俺が好きな曲とかぶっているせいかも
SoSとHCは暗喩が多くていろんな憶測を呼んでいるけど、諸星流の謎解きという感じで本当にワクワクした
他の曲も聞いてみないと
暗喩は詩の重要なファクターで、ティム・パワーズと言う作家がホラーのモチーフに良く使うんだけど、
絵になるとこういう感じになるのだな…… 映画の金星人が栞と紙魚子のカニ将軍に見えた
いや、あのカニのモデルがこっちだったと言うべきか 浅川マキの「赤い橋」といいつつその章は
エノケンの「東京節」と「私の青空」の方が引用多いんですがw 「オリオンラジオの夜」を読みました。
読み始めて、やっと、オリオンって、暗黒神話のあのオリオンの事だと気づきました。
菊池彦の「冬はオリオンが美しい」と呟いたセリフを思いだしました。
で、本の表紙の夜空にオリオン座が描かれているに違いないと思い、舐めるように見ましたが、オリオン座は描かれていませんでした。
諸星先生、そこはオリオン座を描いてくださいよう。、 カバー絵だと夏に死んだ女の子も紅梅色のオーバー着てるんだな
劇中の絵のまま1話の場面に立たせたら寒くて可哀想だもんな 赤い橋
昨日夜中に読んだけど怖かったw
原曲知らないからまずつべで探して聴いてみてなんか不気味な曲だなと思って、それから読んだから余計怖かったわ
子供が主人公の話は全部良かった、やっぱりいいなぁ諸星大二郎 >>383
もしかして、裏表紙の右上でしょうか?
オリオンの三ッ星を目印に探していたのですが、白ではなくて、キラキラした色の星が三つ並んでいるのですかね?
教えていただかなければ、全く分かりませんでした。
ありがとうございます。 銀箔押し加工はコストが10円20円って上がるんでしょう?
それで目立たないって勿体無いね
構図を決める打ち合わせにデザイナーと印刷会社も同席して提案したんだろうになあ
先生の過去作品の雰囲気だと他の星よりひと回り大きくオリオン座を成す星を描いて
もっと目立たせただろうな 木元オリオン座のラインナップで随分前のこの特集上映を思い出した
あの時先生も来てたのかな?
ttps://i.imgur.com/wUP8cqa.jpg レコードプレイヤーに 諸星大二郎らしさが滲み出ている... いつの対談記事か不明だが今度出る星野短編集に諸星×星野対談も収録とある 昨年の川崎での対談なら、ビッグコミック最新号や、
https://syutaibu.exblog.jp/27240073/
https://www.asahi.com/articles/ASLCW65CNLCWPTFC015.html
でも詳しく載ってるんで「今更…」だけど。
もしかしたら
「川崎対談のあと、落ち着いたところでリラックスして、あらためて対談」
とかなら興味あるねえ。 >>394
川崎かどこかの再録だろうね
川崎トークショーで紹介された2001夜の西遊記講釈師パロのコマは惜しいな
雑誌掲載版だとおそらく鼎談のあとのことに触れていて
コマ割りの外に諸星さんまたお酒飲みましょうねって肉筆で落書きしている
漫画研究の時に原典主義で臨む房之介先生でも揃えられなかったか 2001夜物語の講釈師は学生の頃スーパーアクションで読んで二人は仲が良いのかと初めて知ったなあ
西遊妖猿伝じゃ翌月そのネタを引き継いでニヤリとさせてくれたけど単行本で初めて読んだ人はなんのこっちゃだよね >>398
星野の講釈師はわかりやすいが、翌月引き継いだ猿のネタってなんだ?
当時の単行本を見比べてるが出版年月あいててわからんぞ 冒頭であの講釈師がここはいつもの場所だよな?みたいな感じで戸惑ったように自分の居場所を確かめてたね キョロキョロしながら「先月は何か別の物語を講釈してしまったような…」とか言ってたなw >>399
単行本まとめの際に冒頭と末尾の講釈師を結構抜いてるからね
2001夜の方も欄外のメッセージは消しちゃったし >>399
スーパーアクションを捨ててるから記憶を頼りにコミックスを比較した
当時のスーパーアクションに2001夜・明日を超える旅が載った翌号のお遊びなので
次の石化世界と一緒に載った猿だと思う
竜児女も死んで悟空が禁中に引き立てられたあとの猩々が大暴れした回か
始めて地下迷宮に入り込んだ回が該当するな
アクションコミックス4巻をその前後数話までじっくりめくったけど
連載時は必ずあった冒頭のあらすじコマが
全て描き直されて背景やストーリー開始になってるから今となっては読めないね あっぶねー
3月17日号のことを3月17日発売と勘違いしてた
急いで買ったわ
いつも最新漫画や関連記事の情報を書いてくれるbunji2さんありがとうございます 自分の娘を誘拐されてる最中に悪趣味クラブどころじゃないだろう
発表当番のメンバーとぐるになって演出しただけじゃないかな ファンサイトみるとまだ未収録の短編が結構あるんだよな
出せないもんなのかね >>410
いろんな出版社に熱心な諸星ファンの編集がいて
彼らが自分が持ってる諸星先生の短編を手放さないから
なかなか一冊にまとめて出版できないという話は昔聞いたな
みんな自分の所から出したがってるんだと >>414
納得できる理由だけど誰か決断してほしいね >>414
一番困ったのが集英社だな
モロホシはワシが育てたって考え
古参編集者が定年や新会社出向でいなくなった2000年頃から妖怪ハンターを干したくせに
絶対に講談社や朝日新聞出版局に渡そうとはしない
だったら従来作品と若干の描きおろし加えた150頁程度の単行本出して「教会の神」収録しろよ 「境界の神」だったスマヌ
月末に出た星野の未収録作品集に11月のビッグコミック記念対談抄録も入ってたね
ほとんど発言が星野… 都市伝説ネタで初めて知ったんだけど
映画『オズの魔法使い』のラストシーンに首つり死体が映り込んでいるそうね
確かに当時のフィルムとそれを収録した映像ソフトだと黒い何かがぶーらぶら
屈辱的な仕打ちを受けた小人役の小人症俳優の一人がスタッフに抗議した末の行動と解説されてた
映画会社と現在の商品化権利者がセット内に鳥を放してリアリティを作ってたからと釈明するものの
HDリマスター版からは消されてるのを見ると余計に穿った見方をしたくなる
先生がこの前描いた新作の続きでこのネタの真相を解明してくれないかな >>417
既得権益を守ることは別に悪くはないし、
>絶対に講談社や朝日新聞出版局に渡そうとはしない
と書いているけど、それは事実なの?
業界の事情通のようだからお尋ねするが、
「絶対に渡さない」というのではなく折り合いがつかないとかでは?
っつか、そもそも複数社での話し合いってものがあったの? 著作権は当人のもののはずだけど出版権とかなんとか業界的にいろいろあるみたいだねえ
生原稿は作家本人が保管しているはずだけど没後に相続税が発生するので遺族が処分した例もあるとか
古い漫画が電子版で復刻されているけど原稿が見つけられず雑誌を複写したものもあって読みずらい
今は初めから電子原稿だから大丈夫かな 諸星大二郎スレなんてあったのに今まで気が付かなかった
Makuakeの自選短編集みなさんはやはり出資済みで…? リアルで知ってる人誰もいなかったからそんなにマイナーなのかと思ってたんだ
良かった >>423
普通版コースに応募したよ
今までは主催者のブログがあったり定期メルマガ付きの出資しかしてないから
満期になった途端に音沙汰が無くなってちょい不安がw 「今年初めて見る一角獣」
この見開きすごいよね。こういうの今はもう書けないのかな
言葉のセンスも良いし見開きもすごい
その前のコマのジャングルジム越しに主人公が見えるのとか
最近はこういうこだわった構図とか大ゴマで魅せるみたいのなくなっちゃったよな。 高価な豪華本とか趣味が悪い もう中身で勝負できる年齢でもないのかね 脈絡なく失礼します。質問スレから来ました。
30年以上前の作品なのですが、「主人公が地獄(?)に行く。屋台の場面で首がない客が酒が飲めないというと店主が喉に包丁で線を入れてその切れ目から酒を飲む。
他の客は自分の手を食材にして包丁で切って刺身にしてもらってそれを満足そうに食べる。もう切り過ぎて食べるところがないという会話。それらを当たり前のようにやっている光景を主人公が見て驚いている。」
という場面のある作品をご存知の方はいらっしゃいますか? これはつまり質問スレでは諸星っぽいと言われたのかw 確かに諸怪志異に化け者どもが集う縁日の屋台の話があったなw
モロ版の地獄変だと栞と紙魚子が主役になりそう
酒が飲めないと嘆く首無しに紙魚子が「当たり前でしょ」ツッコミ入れて
栞が「喉に口を作ればいいのよ」「飲めた!お嬢ちゃんありがとう」 >>429
装丁を含む本作りの文化を知らんのか・・・・
まぁデジタル社会だからな、しょうがないか 俺ここ数年マンガは電書でしか買ってないし 紙で買うのは電書のないハードカバーのノンフィクションくらいだな >>431 >>432 おっしゃる通り日野日出志「地獄変」の「地獄宿」でした。
質問の作風からここのスレを薦めてもらいました。違う作者なのにすぐにわかるという皆さんの博学さに驚嘆しました。
スッキリしました。ありがとうございました! >>436
あんまり電子図書使ってないんだね
俺はあちこちの電子出版の閉鎖で購入した書籍が読めなくなった経験あるので
好きな作家ほど電子文書でなくて紙だな。
両方とも買ってるのも多いけど。 電書でこそ読める作品も少なくないからなあ
単行本に一冊数万円のプレミアが付いて復刻本も無く国会図書館に通った事がある
でも近年になって数百円で読めるようになったし作家が個人的に出してる電書もあるし上手く利用したいね 妖怪ハンターの最終話は没後の全集でも出ない限りは紙のジャンプスーパーコミックス版しか読む手段無いよな あれって単にタイミングとか尺の問題で入らなかったの? 本当かは分からんけどモロ先生が気に入らなかったから収録しなかったって話をどこかで聞いた
でも文庫版には収録されてるんだよなぁ ああ
地の巻に収録されてんのか
ヤンジャンコミックスで出てる海竜祭の夜とかからそのまま文庫化だと思ってた あれは良く分からん正体不明の怪について、疑似生命体と言う結論を描いてしまいその後の展開を狭めてしまったのが不満だったとか何とか
うろ覚えだが 自分もそういう話聞いたことあるけど、本当なのかなって思って ワイド版の「海竜祭の夜」の後書きでは
不満足な出来なので収録しなかったって書いてあるよ ありがとう。なら間違いないね。
人間を恨んでるとかちょっと違うもんね。時間に追われて書いちゃったのかな。 でも影絵の作者の締めの言葉が入ってるから最終話って感じがあって嫌いじゃないなあ >不満足な出来なので収録しなかった
碁娘伝が一番出来が悪いと思うが・・ 死人還りは結果的にやっつけ仕事だったとどこかで言ってたな
第3回分が雑誌に載った頃は4回目がまだ真っ白
しかも担当から話の変更注文は来なくなった代わりに絵を普通の少年漫画っぽくさせられたとか…
編集さんが緊急手配のアシとしてひとり付けたけど野球漫画から呼んだから何も手伝えなかったはず やっつけにしては壮大な話だ >死人還り
と言うかリアルタイムで読んだ時はエホバのラスボス感に痺れたw 巫女姿で高らかに笑いながら登場するお母さんが異様に迫力あったな
ただ、駆除アイテムまで用意して積極的に妖怪ハンティングに臨む稗田先生になんか違和感を覚えたわ 暗黒神話
阿闍梨というだけで問答無用に超能力が使えるんだな。
阿闍梨を知ったのがクレイジージャーニーが先だったから
唐突すぎだって思ったわ。
星野とかも阿闍梨出してた気がするけど当時阿闍梨に対するなんか
先入観みたいのあったのかな? >>461
そんなことどこにも書いてないが?星野も同様
方術使える人があじゃりだっただけだろ 俺阿含宗で最初に阿闍梨という言葉を知ったから
普通に超能力者のことだと思ってたよ
70年代はまだ超能力がまじめに取り上げられてた時代だった 阿含宗の人の本で知ったんだ、入ったわけじゃないぞ! >>463
70年代ってユリゲラーとかコックリさん全盛の時代に、超能力が真面目ってなんだよ >>465
そう全盛と言いたかったんだ、ごめん
子供だったから、テレビでやってるから真面目な根拠のある話だと
思い込んでいたんだ ゴールデンタイムは矢追純一の木スペ、
夜は大橋巨泉の11PMだな 俺は小6の時のテレビ見るだけの授業で阿闍梨のNHK特集みたいのを見たのが最初だったな
千日回行やってる僧侶をひたすら同行して撮影してるだけ
眠らずに深夜も歩き続ける姿はガキにもぐっと来るものがあってしばらくは男子の間に阿闍梨が大流行した
学校の裏の崖を登っては「阿闍梨」公園の奥の藪に入っては「阿闍梨」 >>462
なんていうか超能力を使うリアリティレベルが今の時代とちがくね?
って事なんだよね。
他はリアルなのにあのお坊さんだけなんか「修行してるから超能力使えるでしょ」
って感じでなんか超能力を使う事に対するハードルが低いきがする 呪術とか神様とか妖怪が普通に存在する世界観の漫画にそんなこと言われても 三つ子の魂百までをリアルでやってるのか
小6病の発病当時の刷り込みで50杉のおっさんに語られてもな 修行すれば、かめはめ波出せると信じて大人になってるレベルだな。 阿闍梨ならありがたそうだけどアーチャリーと読むと忌まわしい >>469
あじゃり、って響きに何か小6男子の心を掴むものあったんだろうなあ 本日、天皇陛下退位奉告の儀
近代憲政体制では初のことであり過去の典礼や有職故事を参考に初めて作った式次第
稗田「これは本物の神事じゃない…」 譲位と表記するのは産経だけだもんな
両陛下とも譲位と言ってんのに
まあそれはともかく神事を認定するご本人なんだからかまわないだろ
有職故実 XLはサムスン製ディスプレイのみで
無印だけディスプレイがLGとサムスン2つがあるんだっけ >>487
ご指摘感謝
極めて恥ずかしいタイプミスしてもうた 高いわw
4/17 幻妖館にようこそ 5400円
漫画家・諸星大二郎氏の画業40年超の記念出版となる、著者自選の短篇集です。
この短篇集のために書き下ろされた新作「鳥人の森」ほか14編を収録。
諸星ワールドをご堪能いただけるラインナップとなっています。
巻末に、星野之宣氏の特別寄稿漫画「中國三千年 宿命之対決」を収録。
カバーイラストは書き下ろし、表1表4の一枚絵となります。
B5判・ソフトカバー・並製本・ペーパーバック。
短編の名手として知られる著者・諸星大二郎氏自選の短篇集。
雑誌大の大判コミックス。
注目は、書き下ろし新作「鳥人の森」34P!! カバーイラストは書き下ろし、表1表4の一枚絵となります。 あ、初回限定版プレミアム版がハードカバーで同内容で8630円
知らない出版社だけど高すぎやしませんかね。 クラウドファンぢングに乗り遅れたファンを救済するありがたい話じゃないか つつしんでお布施しなさい やっぱり印刷会社の方で最低でも赤字にはならないって刷り部数が
クラウドFを知って乗って来た人数より多いんだろうね
取り敢えず下限部数+アルファを刷ってクラウドの納品を済ませた後は
頓田さんの会社が在庫を抱えながらマニアからの注文を待つ商売なんだろうか >>490
収録作品 ほとんど他の短編に入ってるのっぽいな クラウドファンディング申し込み忘れていたのでありがたい。
が、普通に売れば、小学館や講談社等から出てる単行本程度の価格で済んだだろ。
俺ら騙されてないか?w 1本くらい描き下ろしがあったところで すでに持ってるマンガまた買うだろうか いや買わない この本限定の読み切りもいつかは収録されるだろうな
発起人がヤンジャン編集長OBだから妖怪ハンター愛蔵版が出たらそこに綴られそう 普通に数年後に文庫本になるからその時買えば良いよ
前の自選短編二冊もすぐに文庫本になったし やっぱり暗黒神話はジャンプコミックスだ
後からゴテゴテ付けられてもなあって感じ 暗黒神話の執筆当時はろくに取材に行けなかったそうなのでいろいろ気になったんだろうなあ
マッドメンも加筆や修正があるけど掲載時の電柱に絡みつかれて…ってのは修正も無理ないなと思った 当初 考えていたストーリーを某社編集部の都合でにカット・短縮されてしまったんジャマイカ
だから先生としては 長年心に蟠りがあたったんだよ。そこで改めて加筆して完成させた...
のではないか と思う >>503
最初の読み切りは続きなんて気にせずン・バギが全てぶち壊す
あのインパクトが良かったからなあ
2作目ではン・バギがT-Rexの生き残り設定なので1作目は1本で独立している
数年後に連載物の第1回として直すにあたり電柱が魔術で大蛇になるオチに変えたところ
「蛇は人間を堕落させた悪魔の象徴だからエデンの園の世界観なのにコドワが蛇を使ったのはおかしい」
という煩いファンレターが来たから現行の最終版ではン・バギ来襲に戻ったという都市伝説がある
話をしてくれる人によって連載中に1巻を読んだファンからだとか
完結してからずいぶん経つのに文庫版を読んだ人から全体の辻褄の検証で指摘する長い手紙が来たせいと色々 読み応えがある未収録作は案外と少ないね
ジャイブコミックから珍・妙が出てくれたおかげかな
残る「恐るべき丘」は文芸別冊の初回版か増補版に収録
「現代間引考」掲載のCOMはボロ本なら1000円で見つかる
「青髭おじさん」掲載ジャンプも1000円以内で見つかる
カドカワの幽に連載されてる読み切りが毎回ページ数少ないけど地味に未読として増えてて焦る
30ページもある「雨の日はお化けがいるから」が講談社掲載⇒小学館刊行へと持って行かれてしまったんで
あもくんシリーズが160ページになってカドカワから出せるまでは理屈じゃ3年先かな 幽は廃刊になったけど怪との合併の新雑誌に連載移るんかな uわ!幽は休刊になったんだ
まあ認知度が低過ぎたものなあ >>505
「マッドメン」「ティラノサウルス号の生還」「孔子暗黒伝」いずれも
ティラノサウルスの造形が当時の想像図なので「まっすぐ直立して、のっしのっし」
時代を感じますな。
若い子が見たら「ジェラパーのT-Rexとちゃうやん、別のモンスター?」とか言われそう。
ちなみに私が子供の頃、本によっては「チラノザウルス」って書いてありました。 >>511
俺が見たある本には「タイラノゾールス」と書いてあった
しばらくは全く別の恐竜と思ってた 少年ケニヤって復刻版を読んだけど女の子とサバンナをさまようってなかなか中二心をくすぐったなあ
原作じゃケートが幼すぎる感じだったけど今となれば…
とはいえ作品を知ったのはオンゴロの後だった 口移しにメルヘンください
本当のこと教えてください >>519
大林宣彦監督だから、これも尾道で撮るんだろうか?っていうジョークがあった。 >>517
インタビューでその指摘をされたらそっけなく
違う、幼少期は全く読んでないってさ 今なんか相当しょうもない作品でもアニメ化されるのに往年の名作みたいのはさっぱりだね
やっぱり萌え要素が無いとダメってんならしょうがないけど 手塚治虫ですら真似出来ない画風だからアニメ化出来ないのだ 鬼門と裏鬼門があるからな諸星作品
鬼門は独特過ぎる表現や演出や迫力をアニメに落とし込むのが非常に困難
諸星が書いた妖怪ハンターと別人が書いたリメイク妖怪ハンターが好例
伝説化してる「鬼踊り」の一枚絵を取ってもあれだけ差があった
裏鬼門は知識。兎に角どっから引っ張って来たんだこの文献、とか逸話とかね
読者はなんとなく「こういう事なのね」と雰囲気だけでも十二分に楽しめる
けど制作者からすれば「なんとなく」が許されない
「なんとなく」ってフワッとした理解のままで許されるのはアマチュアの趣味まででプロの仕事でそれは出来ないしやったらプロじゃない 妖怪ハンターの絵を若干今風にして稗田を今風のイケメンにして
アニメ化すれば腐女子に受ける可能性はワンチャンある 栞と紙魚子ならキャラデザだけそれっぽくすればいけそう 才能は父と比べ物にならないが
一定ラインのユニットがそろう宮崎息子に「栞と紙魚子」やらせればいいと思う
トトロ的なホラー演出と萌え度で
NHKでやって中ヒットくらいはいけると思うので双方に利があります(´・ω・`) シリーズ構成くらいが関の山
と厳しいことをつい言ってしまう
俺も爺になったんだな・・・ 妖怪ハンターなんか鬼太郎やウォッチなんかと並べられそうな気がする
美少年稗田がヒロインと一緒に妖怪退治&妖怪ゲットをするという企画なら通りそう
もはや別もんだけどアニメじゃよくある話 『稗田くんの摩訶不思議アドベンチャー』
(原作:妖怪ハンター 著:諸星大二郎)
みたいにされてしまうのか ごく平凡な少年タケシくんとスサノオ(馬頭星雲)が
楽しい仲間たち(餓鬼)と過ごす日常系アニメはよ マッドメンをアニメ化するとしたらやっぱりCGだろうな
手描きで刺青ごと動かすの難しそうだし >>535
八百屋の息子の机の引き出しから出てきた未来からやってきた馬形ロボットのスサノオの話か アニメ版進撃の巨人を見るに諸星絵のアニメ化くらい充分いけそうに思う >>532
アニメ化するなら原作に忠実にするか、
あるいはソレくらいはっちゃけてくれたほうが好き
中途半端なのって「それアニメ化(映画化、実写化)の意味あんの?」と思う >>536
今どきテクスチャ素材貼り付ける要領でなんとかなりそうだけど あの頃の作品を映像化すると時代背景の設定が難しいね
マサイ族すらスマホ持ってる現代にジャングルへ帰ったコドワの心情を描けるかどうか
パプアニューギニアの人からも言われるほど未開じゃないって文句が出そう 猿ならアニメ化しても大丈夫だろうが、よくある西遊記ネタの一つになって埋もれてしまうだろうな
アキちゃんシリーズならいけるかな 京アニみたいな萌え絵でも困るけど今風だけど軽薄すぎない絵柄でシオシミとかは普通にアリだと思う >>536
>>542
コドワと波子のキャラデは「ラーゼフォン」やった人なんかになりそう
諸星スキーだからオファーあったら飛びつくだろう >>542
そりゃそうだろうなぁ。あの時代のキャラでつくるほうが変でしょう
>>543
そーか? 自分は540なんだが、結構いいセンいってると感じたわ
>>544
時代は当時のママにして、
誰かの回想ってことで話を進めるといいんじゃない?
よくある逃げ方だけど、違和感はない 回想形式にするとしたら語り手はミス・バートンだろうけど
隼人の手記を参考にするとしても波子が森の老婆に会うところなんか知りようがないから難しいな
老婆や大いなる仮面視点だと神に近すぎて不安感やミステリアスな雰囲気が出しにくそう 出崎(弟)に作ってほしかった
あんがい兄でもよさそうけど >>550
ヒクイドリの時の婆さんが語り手でどうかな
あれも精霊みたいなもんだから森の中のことは何でも知ってるでしょ
何十年も前の話として子供たちに語る感じで ムックの、ナミコを追いかけてみたいでも良いんじゃないか?
インタビュアーが人から人に紹介されて話を聞いてゆくと、だんだん相手の素性が怪しくなってゆく
骨番じいさん、ナラモ、大いなる仮面…… マッドメンは1970年代の時代劇(?)でいいと思う。 今、マッドメンをアニメ化するとキッズから
もののけ姫のパクリ!!
が噴出するのが目に見える…
いっそ宮崎駿が作れよ 作風的にジブリ絵と親和性がありそうだけどメアリと魔女の花みたいに
どこかで見たシーンのツギハギになりかねないような危うさがあるね >>556
えーと、どのへんが似てる??
森の精霊なんて世界中にいるぞ 森から巨人みたいなのがグワーっと出てくるイメージとかそっくり
文明と自然の相克とか
顔のペイントとか >>559
それだけで「もののけ姫」のパクリなんて
もの知らずが言うことでしょ
っつかペイント・・・・入れ墨のことか? そういえばサンの顔の朱は縄文時代の名残の刺青と植物顔料塗ったのとどっちなんだろうな 刺青なら青黒くなるから水銀朱なんじゃないかと思ったな縄文からあったし
南の島国だとサンゴ岩が風化した白い土や腐葉土の混じったくすんだ朱色の土があるから意外とカラフル まあ、もののけ姫の世界はなんちゃって縄文だし・・
つかパプアニューギニアの刺青って女性だけの文化だったらしいね
白人が入ってからは当然廃れてボディペインティング化したということで
で考証学的にはポリネシア系との接触以降の文化じゃないかとか(つまりせいぜい2千年くらいの歴史?) もののけ姫の世界観は中世だろう
たたら製鉄とかハンセン病とか
諸星大二郎よりも歴史学者の網野善彦の影響の方が強いと思うよ >>566
PNGで十把一絡げにしないほうがいい
島はばかでかいし部族も多いしね 地球で面積が二番目に大きい島なのな >ニューギニア >>566
PNG文化は深いよ。
ロンプラじっくり読んで勉強すると驚きのことが書いてある。 >>570
これか! 横からだけどありがとう
ttps://www.amazon.co.jp/Lonely-Planet-Guinea-Solomon-Islands/dp/1741793211 モロ先生の凄いところはロンプラのような専門書を読んでインスピレーションを得たのでなく
世界残酷物語を観たり少年マガジンの「世界の奇習奇祭」「これが野蛮人だ!」などのグラビア見て
マッドメンの骨子を構想したこと 以前 マッドメンの種本とおぼしき古書を大学の書庫の整理バイトんときにみつけたが
そのことをモロスレに書き込んだら邪険やレスしかこなかったな >種本
京極夏彦の某シリーズを読んでいて、ネタ元はあの本だろうと当たりを付けても巻末の参考文献リストに入っていたためしがないのは、わざと書いてないのかなぁ。
柳田国男の著作はつまみ食いばかりでちゃんと読んでなかったが、bookwalkerでカドカワのソフィア文庫の幾つかが全ページ読めるので、なんやかんやしながら読みすすめると
孔雀王の作者って、ネタ元に柳田の著作使いすぎだろと突っ込みたくなった。 マッドメンの種本は吉田敦彦の「日本神話の源流」だろ
参考文献にもあがってたじゃん >>574
あの人の場合はジャンプ体制が漫画家を急がせ過ぎるからネタが未消化なんだよな
裏高野が物語の本格的なステージだった時に獏さんの架空陀羅尼をパクってもめたことも >>576
萩野が獏ともめたのはサイコダイバーだろ プレミアム版ってのをアマゾンで注文した
どんな話が収録されてるのか確認してないけれど諸センセの単行本は全部買わなきゃ後悔するからさっさと注文した >>559
「これは女のものの毛だ!」
もののけ姫といえば、鹿神(シシガミ)が暗黒神話にも 暗黒神話で語られている神は恩恵だけもたらすわけじゃない…ってのが当時ショックだったなあ
怨霊を神として祀り鎮めるとかそういう事だし世界中の精霊信仰と共通している >>583
あそこの元々の村ってハズレガチャばかりだったような気がするな
明治になるまでずっと貧困にあえぐ寒村って説明だったし超プラスの神様が呼べたことない感じ
100回も祭りして1回くらい3等賞の神様が来て99回は乙女✔✔しないとならん状況 タケミナカタとか、蠅なす荒ぶる神とか、あんとく様とか、先生の描く祟り神はわかりやすく禍々しくて好き ヨーロッパではキリスト教の布教で、その土地の土着信仰が徹底的に否定されたが
それでも残ったものが精霊、妖精などでは
怨霊を神として祀り鎮める(例えば菅原道真の北野天満宮)とかやるのは、日本くらいでは >>588
菅公、将門公、崇徳院、etc. 死んだら神。悪霊を鎮めるために祈るってのは日本だけだねぇ。
中国だと岳飛廟の秦檜像みたいに死後も徹底的に叩く。欧米も同じ。
この辺りの日本民俗文化を理解してもらえると、靖国とかへの風当たりも変わってくるんだろうけど。 京都の三十三間堂で異形の風神雷神を指してデーモンだのモンスターとか言ってる外人がいたし
キリスト教徒にとって異教の神々や精霊はみんなそういう扱いで押しつぶされちゃう
ギリシャですらギリシャ12神は異教の神に落とされていてまさに侵略的外来信仰だね アミニズム的な悪霊を崇めるのは世界的にも多いだろうけど実在の人物でやるのはかなり特異なんだろうな >>589
靖国は全く別物、国家戦略であり、英霊は悪霊ではないし >怨霊を神として祀り鎮める(例えば菅原道真の北野天満宮)とかやるのは、日本くらいでは
死んだから祟る、祟られたから祭り上げるというのは貴族の発想で武士はやらない。
と司馬の遼ちゃんが言ってたけど、山中鹿介とかフツーに周囲を恨んで死んでそうな希ガス 確かに貴族は災難が続くと誰々の祟りだといって祀り上げて鎮めようとする
ただ、平将門はどうなんだろう? なんかヒクイドリに殺された人がいるとかで今話題らしいが
そもそもヒクイドリは低地熱帯雨林に生息して高地にはいないとか
ヒクイドリはニューギニアでは南部にしかいなくて
セピック川のある北部は別種のパプアヒクイドリだとか
パプアヒクイドリは首の色が黄色なんだって >>595
マッドメンの次の版では訂正されるかもなw 現実が空想の上を行くようになったら作家はおまんまの食い上げだ お笑いの世界でも現実の方がよほど笑える事件があったりで作家や芸人は大変になってきたね >>594
>ただ、平将門はどうなんだろう?
えっと、将門は広い意味(学術用語としては不適格)での軍事貴族じゃねぃ?
明治や昭和の事なら、言い伝えを真面目に受け取ったんだろう。 天皇の三種の神器のニュースやってて暗黒神話を思い出した この人の漫画凄く面白いけどアクションはヘタだよね
迫力がない
なんか一枚絵って感じ マッドメンの天国の鳥の上でのアエンとの戦いの躍動感は、宮崎駿が絶賛してたそうですよ ジャングルを駆け抜けるアエンとコドワは屈指の名シーンだろうに >>601
アクションを主にする漫画家ではないから、無問題
得体のしれないもの、訳のわからないもの、異質なものが混じりあったものを描ける たまたまそれらのシーンを見てないだけかも知れないぞ
俺が好きなアクションシーンは、最近だとBOXで甲田さんが変身して追ってくるところ 西遊妖艶伝のアクションはすごく迫力あるやん マッドメンもいいぞ 漫画アクション連載だしな
モロ先生のアクションシーンで記憶に残ってるのは
シマ男に出てきた蒸しタオル十文字投げの場面
その後の展開も含めて好き >>609
最近、星野スレが見つからないんだが……
最近ので好きなシーンは、ステルス気球のロンドン爆撃 >>611
待って待って!所在はしたらばなの!?
住人も少なくて自然消滅したのかと思ってた ブラタモリ(熊野)で、船に閉じ込めて海に流していた歴史を語ってた アクションは下手だとは思わないけどアクション多くなるとつまらなくなる気がする 幻妖館プレミアム版、唐沢なをきも支援してたんだな
あの人もファンだとは知らなかった まあ数話に渡って延々殴り合いで話がさっぱり進まなかった漫画もあったね 猿はもう無理かなぁ。。。先生は相変わらずビック増刊の方の作品ばかり執筆中。。。 如意棒アクションでは
小手打ちのようにスナップをきかせて素早く当てるのとか
振りぬいて完全に殺しに行くのとか
かき分けがハッキリしていて
割と攻防が表現されてて楽しく読める
前蹴りをカッコよく描けるのもマンガアクションでは珍しいのでは 横蹴りや回し蹴り、掛け蹴りなんかはいくらでもカッコよく描けるものである >>611
無人の辺境ならではの北海道である!!(今さっき東京から帰ってきた地方民としての所感 >>601
下手だと評価するのは主観として大いにアリだが
>なんか一枚絵って感じ
は全くの見当違い
諸星アクションはコマの連続で表現されており、むしろ一枚絵の迫力は乏しい
「アクション」を売り物にしているマンガのほうがむしろ「一枚絵」を重視というか寄って行く傾向
ここでいう一枚絵はアクションシーン中でのことである念のため 上手とか下手とかいう評価は適切ではない
絵柄が唯一無二なので他と比べることができない あもくんシリーズに稗田先生が登場したらしい
恐怖小説はあまり読むの好きじゃないし8ページかそこらのために2000円出すのはきついなあ
金を出したくない!……でも読みたい
ショート作品はへたすると未収録未刊行になるしどうしよう アクションはそういう専門家とは比較にならんよ
向き不向きがあるんだからそんなもんまで対抗せんでいい >>624
横だが
そりゃ一枚絵で動きを出すのは難しいでしょ
601が言いたいのは、
コマの連続でも「動きが出てない」ってことじゃないの? 碁娘伝の「范叔方!かくご!」みたいに
意識が集中したときに時間が遅く感じるようなアクション表現はうまいと思う >>630
鈴木先生のあとサイコサスペンス物の連載やってたけど
それ以降はコンビニ実録本なんかのゲスな漫画しか見てなくて売れなくなったのか心配だった
そういうの描いてたのかw 儀式をしなかっただけで皇位の空白は無いな
昨日の前皇の退位宣白と天皇に関する法令が0時と同時に皇太子の即位を決めてるから 地獄の戦士とかの絵は
アクション感満載だったような気がするが CF本はまだ来ないなあとのんびりしてたら
amazonの方が先に一般販売していたなんて酷すぎる……出荷メール来たからいいけどさあ >>630
さっそく読んだよ。結構いいね。
土偶とか蚩尤とか…。
絵も諸星先生にほんの少しだけ似てるところもある。 帯といえばこういうのも
『へんちくりん江戸挿絵本』
http://i-shinsho.shueisha-int.co.jp/kikan/034/
諸星大二郎氏
私は変なモノが好きですが、
江戸時代、私以上に
変なモノが好きだったり、
真面目にフザケていた
人たちがこんなに
いたんですね! >>639
立ち読みしたが聖☆おにいさん的発想は江戸の昔に既にあったんだなw
良い本だな
買うかどうか考え中 『鳥人の森』
予想してた内容と違って怖かったw
『塔に飛ぶ鳥』やカカシンガーみたいなほろ苦い恋話かと思ってたのに
星野先生の友情漫画は安定の「モロ☆凄い モロ☆怖い モロ絵は描けない」だった
CFの星野本には諸星先生の友情寄稿があるんだろうな
高いけど…読みたい…買いたくなった… 荻野真の孔雀王のカバーで諸星先生みたのが最初だった
奇跡の1枚の逆な最悪な写真だった 黄龍の耳は読んだこと無かったから
この機会に読むかとネカフェに行ったら電子版しかなかったけど
小池一夫テイストでサクサク読み進められた
令和直前に失われた作家があまりに多くて驚く >>645
PCあればブラウザ読みでいけるんでね? 展開は安定王道の孔雀王(退魔伝)なんだけど
絵は夜叉鴉の時が一番整ってたなあ
小人類は発想が面白かった
変にバトルやるよりゆるい話に変え諸星絵で読んでみたい >>650
俺的にはつまんなかったけどな
小学生でYJ、Bjリアタイ世代でも 孔雀王って設定はいいのに、妙にガキ向けっぽくてつまらなかった 備忘メモに使わせてくらさい
17日増刊ビッグコミック発売 >>658
うn
いつもの諸星劇場
増刊ビッグ(無印)って他に興味引く連載がなくてゴルゴは再録でいつも読んだ憶えがあり
万が一に落ちてたら小銭とはいえ無駄になるから中身確かめてから買ってるの
これがモーニングとアフタなら落ちても他が面白いんで掲載告知出た段階でネット予約してる 整髪料や肌の保湿に使えるムルムルバターっていうのがあるんだな。
ヤシ科のムルムルヤシの木の実から取るらしい。
アマで注文してみた。 >>664
幽・霊の連載短編は別にカドカワが本を出すだろうから
現在の未収録分は「美少女を食らう」と今回のタイムマシン映画の話だけ
次の掲載予定7月、9月、11月をフルに執筆なさっても合計150ページ程度でコミックス1冊に足りない
特集本に入れた怒々山博士を再録してもきついかなあ
そうすると来年の2月、5月発売号までを入れる割り付けにしても3巻目は来年7月末発行だなあ そろそろBOXの文庫版か上下巻構成に変えた新装版が出てもいい時期かな
巻末に「神宮智恵子のハロウィン」が収録されるのだろうか 諸星大二郎『西遊妖猿伝』4年半ぶりに連載再開!
6月22日発売の「モーニング・ツー」8月号より、新章「火焔山の章」がスタート!
https://twitter.com/anayuko/status/1130851574014590978
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) どこかの漫画家みたいにほっぽり出したり別作品に夢中になったりしてるわけじゃないのに中断が長くてツラかった
描き始めてかれこれ三十年以上にもなるのに載せる場が安定しないなんて皮肉
再開したからには応援しないとね〜 モロはもう単行本だけ買おうと思う
装丁が豪華でそれだけで大金が吹っ飛ぶから
単行本と雑誌とで書き直されることってあるのかね
あるなら雑誌も買わないといけないんだけど 取材旅行もしたのかなムック本も楽しみ
新キャラが金髪碧眼ぽいのも西域らしいなあいいなあ
同じ年齢と同じ漫画家キャリアのミウチ先生も見習ってガラかめ再開してくだちい そうなると短編集はどうなるの?短編も並行してできる作家ではないよね? 短編集なんかどうでもいいから、猿を再開、完結してくれください >>682
予告に使われてる絵は本編の一部っぽいね
いままでビッグ連載とコミック幽の短編を描きつつストックしてたと思う
多分6回分くらい掲載されてビッグの方も2か月おきが4か月おきに減ってでも続くんじゃないかな
先生が疲労や病気にならないって前提だが 全てはお釈迦様の手のひら上の出来事でした 西遊妖猿伝 〜完〜 モロ先生が亡くなったら横山光輝みたいにスーパー諸星大二郎大戦が勃発するのだろうか 前も書いたけど西遊妖猿伝って失楽園をじっくりやってるだけだろうし。
ボックスとかみると今の諸星に天竺が描けるとも思えないんだよな。
ボックスで箱の中身を描かなかったし。 >694
>前も書いたけど西遊妖猿伝って失楽園をじっくりやってるだけだろうし。
玄奘がインドに着いた時点では仏寺のほとんどが壊されてたり無人の廃墟だったっていうし
悟空が「同じなんだ!唐も天竺も同じなんだ!」って叫んでもおかしくないな
玄奘だけが辛うじて残るナーランダーに行って悟空トリオは地下に飲み込まれるかな 玄奘が到着した頃にはインドはヒンズー教の国になっていたんだよね釈迦もヒンズーの神の化身って事になってるし
でも仏教原理主義の教団が残っていて玄奘が求めていた原典を得る事が叶った
一応ヒンズー教とも交流したみたいで悟りを得る法だとヨガを教わったそうだけど持ち帰らなかった様子
そこらはギャグパートになるかな ホントかウソか、東京の用賀はかつてヨガ道場があった名残という説があるそうで。
三蔵さんが唐まで伝承したというのは、ネタとしては面白い。 玄奘が見たバーミヤンの磨崖仏は顔の部分も無事だったし金色に輝いていたというのだから絵にしたらすごそう
あまりの荘厳な姿に八戒ですら改心しそうだけどやっぱり金や宝石をくすねるんだろうね
タリバンが爆破した際に宝石がたくさん出てきたそうだし
でもそこまで何年かかるやら… ガラかめやバスタードの作者のようにもう続きは書かないんじゃないかとか
モチベ無いだろうと好き勝手言われてたのがこうやって復活したんだ
もうそれだけで読者としては満足だよ 美内すずえは話が作れない&高齢
萩原一至は目にトラブル抱えて事実上リタイア
諸星大二郎は高齢… だけ? エースをねらえ!は未読なんだけど
ガキの頃姉貴の部屋に置いてあった「ひっくり返ったおもちゃ箱」が大好きで何回も読み返してたんだが
続編がオカルト化しててわろた… モロさんもオカルトなのにあっち側に行かないのは何気に凄い 諸星教があれば入信してもいいな
年間一万くらいのお布施で、経典として年2冊の新刊を配給と未単行本作品を読み放題でよい
あれ?今とそんなに変わらないような気がする、俺って信者だったのか? 「もともと漫画家と読者の関係って教祖と信者の関係に似てますよね」とは山本鈴美香先生のお言葉だったかしら 美内先生の父親がアレな人で先生を教祖に祭り上げたんだよね
一昔前に某雑誌で集会潜入レポートを読んだけどまあ関わっちゃいけない類だと思った
諸星先生はそういうグダグダを高い視点で眺めている感じなのでそっち側にはいかないだろうね >>714
父親が絡んでるのは山本鈴美香だったと思う >>710
主にアジア古代宗教を調査・研究し、そこからの妄想を漫画という形にしてるだけでは
初期にはSFやギャグをやったり、後期は西洋系魔術も加えていったが ホラー系の人は意外とスピ系に行く人居ないんじゃないか。楳図かずおとか伊藤潤二とか現実主義っぽい。 永井豪とかもだけどギャグを書ける人が多いんだよな
高橋葉介もギャグマンガ家になるつもりだったらしいし 漫画に仕込んだアナグラムでK先生を呪殺しようとしたオカルト漫画大家T先生 >>719
恐怖漫画描いてる先生のインタビューって
Q幽霊を信じますか? A信じてません ってスタイルが多いものな >>722
兄弟が編集部に乗り込んで来た時に
『サルまん』ではヤクザの親分のようにデフォルメされてたSさんが土下座せんばかりに謝って
すべて悪いのはつのだ先生だみたいに持って行き
居合わせた本宮ひろし先生があまりの情けなさに怒るより号泣して連載降りたという噂が有る 「大英博物館 マンガ展」レポート
https://togetter.com/li/1360743
展示されてる暗黒神話の原稿は複製じゃなくてオリジナルかな? むしろ他のもオリジナルぽいのに諸星だけ複製とか無いだろ >>725
暗黒神話が大英博物館 に展示されてるのか、感激! 猿が再開するまでに読み返しておかなければ
すでに忘れているわ 同じく
1巻をおさらいしてたら石槃陀のアジトでちょっと混乱する表現が…
最初は食卓のミイラを何十年もここに座っていると言いつつ
最後のネタばらしパートでは男のミイラが本当の石槃陀で半年前に死んだのを据えてると言ってる ねじ式の原稿もあるけど、本物?
思っていたより凄い力の入れよう。行ってみたい。 宗像教授展の時は誉めてたタイムズ紙が今回は加減しろ莫迦!と論評w >>732
過ぎたるは〜かもしれんし、中の人が特ア系に代わったのかもしれんし。
朝日新聞だって、アメリカではトランプがカート運転してゴルフしてたのを報道してたのに
安倍が運転してたら、「アメリカの運転手」って文句言うくらいアホでダブスタだから。 描かないと諦めてた猿の最終章が始まるのだから
海神記もきっと4巻のシナリオと途中までの鉛筆ラフは書いてあると信じたい! 諸怪志異の男三人が裸になって合体する話のタイトル覚えてる人居ない?あの話をよみたい 犬操る男が最後復讐されるやつすき
最後のコマの不気味さ異常すぎてすき よりによって何でこんなのにリメイクさせたのか謎・誰も得をしなかった
諸星ファンの間ではイメージダウンさせられてしまったこの作者も、
諸星リメイクという観点をはずせばソコソコいい位置な中堅なんだろうけど・・・この作者のオリジナルを一回くらいしか読んでなくて面白いとも思わなかったので興味が無いので本当にそこそこの中堅なんか知らんけど >>745
まあそう言わず
今のうちから少しずつリメイクに耐性を付けておくほうが楽しみは増えると思うよ
本家が描けなくなったらデビルマンとか寄生獣みたいに
色んな他の作家からリメイクやスピンオフされることでしか
このワールドの新展開を読む機会はなくなっちゃうんで >>745
わかる
絵がどうとかいうよりも「稗田をこの程度にしか理解してないのか」って話と演出が問題
冒頭の大学の講義では「妖怪はイマース!」って逝きっぷりだし
大鳥町に着いて駅でJKの盗撮を疑われる演出は何のためかと思った
(原作知らない奴には何も面白くない場面だし原作ファンは怒りしか湧かなかった)
くらげで2話読んで切ったけれど後日のモロインタビューでモロ先生も次を断ったと話してたの読んで
自分だけの思い込みじゃなかったと知った >>747
星野先生によって宗像リメイクされる可能性もあるから
そこは期待していいのでは?
これは素人による井上淳哉リメイクを宗像リメイクしたもの
ttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=66126133 学会を追放された稗田礼二郎と小保方さんのコラボ的な読み切りを実現してほしい >>749
これ面白い
画像を切り貼りしたのかな。
よくできてるし、本人が描いたものを見たくなってきた。 >>752
モロ記念イベントの御恵贈色紙だけじゃなくて星野絵の稗田読み切りなんか一度読みたいよね
顔がちょっとドクタージェノサイド入ってるクールな稗田
反対にタヌキの妖怪のようなモロ版宗像も
またクラウドファンディングやって
それぞれの先生の本の描きおろし漫画が稗田と宗像を入れ替えた作品だったら両方参加しちゃう >>753
>またクラウドファンディングやって
この前のやたら高いだけの短編集とか、クラウドで出す意味が無い元ジャンプだかの老害の自己満足のためだけの官僚天下り事業みたいな下らなさがあったが(言い過ぎ
そういうのとかならクラウドでやる意味があるワー
ワシとしては基本的にクラウドは金とか機会とかに恵まれない輩の使うものというイメージなんで
既に安泰なモロ先生とかの大御所でやるのなら、よりいっそうの必然性を提示されないと白けるンよねー >>748
モロ先生も嫌だろうし
井上淳哉のイメージも悪くなるだろうし何にもいいことないもんねー何を考えてたのだろうあの雑誌は
それとも違う作家にリメイクさせて、最終的にネオデビルマンみたいな単行本を出すつもりだったのかな(´・ω・`) https://togetter.com/li/1368090
「建設会社ではひたすら地鎮祭をやる部署がある」との話に諸星大二郎先生の世界観を感じる人々
楽しそう 夢の樹の下ではもってるけど、鰯の埋葬なんて話あったっけ ぜんぜん記憶にない いま本をひっぱりだしてきたが、壁男前に読んだからいいやとほっぽらかしてた。その次に載ってたのか 20年読んでなかったわ 鰯の先代神様はやっぱりお世話係だったのか創業社長の成れの果てなのかが判らんで困る 新宿スバルビルが解体されるんだな
新宿の目も無くなるのかな ロケ隊の集合場所な、早朝は ロケバスがたくさん止まっている なんか開かずの踏み切りに汽車きて、それに姉さんの髑髏乗ってた
次の日から道端の木に赤い実がなり、へんな虫(タコかと思った)が釣れたのってこの人の漫画? とりあえず巻頭カラーで華々しく再開
目ぼしい急展開はまだ無し 忘れもしない10歳のころ千葉の叔母のところへ遊びに行く
途中、駅の売店で買った漫画雑誌に「黒い探究者」が載っていた。
45年ぶりに「海竜祭の夜」という単行本で読み返してみると
民俗学や古代史などの造詣が深い事を知る。 夏目房之介が諸星と隣になって
なにしてたんだろうと思ったら柳田邦男の文庫本読んでて「らしいな」と思った話 >>773
天孫降臨のストーリーのヒントにしたんだよ、うん 根暗なミカンなら持ち運べる
巨顔の女性とも知り合えるかも >>773 >>774
柳田の『一つ目小僧 その他』はタネ本だって先生ご自身が語ってるよ
東京都職員が人身御供にされる初期作品とフリオに入ってた「鎮守の森」
2回もインスピレーションを得てるしよく読み返すとインタビューで話してる >>773
ごめん
元レスは柳田邦夫と書いてあるのかwww
そうすると日航機123便墜落をモデルにした話の方だな >>782
新宿の目が出てきた話なんだっけ
「地下鉄を降りて」だっけ?
「夢みる機械」の会社の入り口だっけ?
歳とってきたせいか物忘れが進行しとる… 夢見る機械の入口だね
「”新宿の目”奥入る」
で出口が西口の通気口 >>782
スバルビル解体だね
目はどうなるのだろう。 あの頃作られたアクリル製オブジェってほとんど解体されちゃってるから貴重なのに何てことしやがるのか
ガラスのように透明なのに切ったり曲げたり自在で色も多彩で造形作家にとって夢のような素材だったけど
屋外展示しているとけっこう劣化するし洗浄作業で傷だらけにしちゃったりで保存されることはまずないね > 捜査関係者によると、男は6月4日午前10時ごろ、東京都庁方面から新宿駅に向かって地下通路を歩いていた。
> 新宿の目のそばを通過した際、突然持っていたビジネスバッグを投げ付け、その後、駅の方向に立ち去ったという。
> 男は上下黒のスーツ姿だった。
黒のスーツ姿の男が怪しい >>792
むしろ傷つけて入れなくしたんじゃないか? 今の外国人観光客が問題起こしてるニュースを見る度
やってくる神様は選べない、という言葉を思い出す それでも貧しいこの国は
この危険な祭りをやめられなかったのだ… 極道めしってのを読んで、刑務所の漫画を他に探したら花輪和一の「刑務所の中」ってのがあったから
読んでビックリ!諸星先生、もしくは丸尾末広が描いた様なタッチだった。やはり、この時代の人達が参考にした
伊藤彦造に影響を受けているのだろうか?後、祝再開ですね!先生が生きてる間に完走して欲しい >>807
刑務所でスケッチとか出来ないから花輪先生は全部記憶で描いたんだぜあの漫画 ちびまる子ちゃんのクラスには花輪君や丸尾君は居るけど諸星君は居ないよな 【AFP=時事】(写真追加)パプアニューギニア西部ヘラ(Hela)州で氏族間の抗争が発生し、3日間で妊娠中の女性2人を含む、少なくとも20人超が死亡した。これを受けて同国のジェームズ・マラぺ(James Marape)首相は10日、迅速に法的措置を取ると約束した。
当局によれば、事件が起きたのは同州の高地帯で、対立関係にある氏族同士が金を豊富に埋蔵する鉱脈の支配をめぐって衝突したとみられるという。
同国の高地帯で暮らす氏族らは数世紀にわたって抗争を続けてきたが、自動小銃の流入により、衝突による死者数が増加し、暴力の連鎖がエスカレートしている。
ヘラ州当局者は10日、AFPに対して死者数がさらに増加する可能性を指摘。地元警察官約40人の増援のため、少なくとも警官100人を配置するよう要請したという。
襲撃を受けたカリダ(Karida)村では、30分の間に妊婦2人を含む女性6人と子ども6人が斬り殺されたり、銃殺されたりしたとみられる。
地元の保健当局者はいくつかの遺体の部位は識別困難だったと述べるとともに、蚊帳で作った間に合わせの袋にまとめられた遺体の写真を投稿した。
地元警察が提供した画像には、学齢期の子ども2人の遺体が捉えられており、うち1人の頭部はひどい傷があった。
地元メディアは今回の襲撃が、前日発生し6人が殺害された待ち伏せ攻撃に関連しており、その報復とみられるとの見方を示した。
同国の高地帯では民族間の衝突が頻発しており、レイプや窃盗、テリトリーの境界や資源をめぐる争いに端を発した古くからの対立関係が、しばしば暴力沙汰を招いているという。 本多勝一の「ニューギニア高地人」にあったような
男気を見せるための命懸けのスポーツって感じの戦争じゃなくなってきたんだな… 体感!グレートネイチャー▽熱帯フィヨルド 異形の大地をゆく〜パプアニューギニア[字] ウェブ検索
7/13 (土) 19:30 〜 21:00 (90分) この時間帯の番組表
NHK BSプレミアム(Ch.3)
ドキュメンタリー/教養 - 自然・動物・環境
番組概要
南国の地で発見した異形の海岸“熱帯フィヨルド”氷河が作る地形がなぜ?世界一の種類を誇る極彩色の
サンゴ礁を堪能!未開のジャングルの地下に純白の空間が広がっていた。
番組詳細
南国の地で発見した異形の海岸“熱帯フィヨルド”極寒の氷河が生み出す地形がなぜここに?その謎を追って、
海へ、そしてジャングルへ!ダイバー憧れの地ニューブリテン島では世界一の種類を誇るきらびやかなサンゴ礁。
それは今なお続く不気味な火山活動がつくったという新説が…。そしてジャングルの奥地には、火山とサンゴが
つくりあげた神秘の地下空間が広がっていた! >>814
ヘラ州の名物はマッドメンでなくウィッグマン 今日の新作は「ふむふむ、CF本も出たことだし描き下し漫画のセルフカバーね」
と思ったらまんが日本むかし話だったw
バイオの黙示録といい塔に飛ぶ鳥といい先生は人間鳥のモチーフ好きね 週刊少年チャンピオン50周年記念で、マッドメン色紙が掲載されとる。 あの絵柄でメジャー志向なのが凄い
でもあの絵柄じゃないと不安の立像とかは面白くないだろな 星野さんの絵は怪異を描き込むにはシャープ過ぎるからだろうね
同様に「闇の客人」の別人リメイクも絵柄が好ましくなかった
その上にあれを描いた人って原作へのリスペクトが足りない感じ
同じ場面でも俺はこれだけ描き込めるんだぜって気取ってる印象ばかりで
読んでる方は鼻についた >読んでる方は鼻についた
読んでる「俺」は鼻についた、だろ
読者代表じゃないんだから 別に鼻にはついてない。
ってか、単行本になってる?
あんまり記憶に残ってないわ。 ジュンヤーファンだったけど闇の客人リメイクはめちゃくちゃ鼻についたよ
ゲームは好きだったのでとても残念だった 俺は感じなかった……
というか田舎のホテル街の感じが似過ぎて絵が超上手いのに
言われるまで気付かなかったよw
ただ、火サスみたいにはっきりくっきりしすぎて、つい原作と比べて
違和感あったね デジカメを通すと見える神、とかの切り口も古代感が
薄れた感じで……昔の人はどうしてたんだとか
別作品なら良いかもしれぬと思った
四万十怪奇譚は金が無くてまだ買っていない
残念だ 考古学界の異端者=稗田礼二郎
漫画界の異端者=諸星大二郎 そもそもエリートじゃないとK大教授になれそうもない >>82
いや君も鼻についたからといって、
828を否定することにはならないでしょ
感じ方は人それぞれなんだから >>837
なんか荒れる燃料入れちゃったかな?
>>827だけどごめんね
ただしワッチョイで判るように自演じゃないから
ゲーム関連でジュンヤーファン多いのは事実だけど
RE:闇の客人は諸星カテでは多数に受け容れられていないのも複数意見だ 俺もケイブシューやってたからジュンヤーファンだし、闇の客人も嫌いではないけど諸星ファンとして許せんなぁってのはわかるわ 諸星大二郎ってロックバンドに例えたらザ・バンドかなー
最初は地味でとっつきにくいけど聞いてる(読んでる)うちに味が出てきて最後は病み付きになる
唯一無二で後継者がいない >>841
そういった意味でならグレイトフル・デッドのほうがそれっぽいかも スゴい大先輩のスゴい漫画なんだけど決定的に売れてない
表現がとっつき辛いが読み解くとそのストーリーはとてつもなくスゴい
これは表現を分かりやすくして多くの読者に読んでもらわねば!そして不遇の大先輩の実力を世間に知らしめねば!!
とかいうのなら分かるが
モロ先生はけっこーな引く手あまたの売れっ子で全然寡作でもない・でもスピンオフで儲けられるような方面ではない
よく知らんがリメイクした人も、世間に知らしめるほどの売れっ子と言うわけでもなく中堅クラス
誰も得をしない企画でした >>844
モロ先生のコマ割りは正統派だし構成も正統派なんで(地味なんで)表現で読みづらいわけではないし 小学生の頃リアルタイムで諸星先生の手塚賞受賞作読んでものすごく強く印象に残ったよ
あの頃のジャンプで、星野之宣、寺沢武一もそうだったけど「これは凄い人が出てきた」と子供心にも分かった 漫画で考古学とか民俗学だからなw
興味のある人は面白く読めるんだろうけど... >>849
ジャンプデビュー作の生物都市を分析すると…
すべての生命体と機械とが一つになる=友情
だがそれは人間が人間でなくなることだから息子だけはそうさせたくない父ちゃんが
必死で息子に知らせる=努力(息子も全力で逃げる)
どっかの婆さんは神経痛が消える・息子はアウトドアおじさんと無事に野生暮らし=勝利 不浄呪力瘴気成分なら諸星作品に
あるんだが少年達はもっと熱く爽やかなのが
欲しいだろうしなあ 子供の頃に読んだジャンプの諸星マンガが妙に記憶に焼き付いていて大人になって再会して「あ、これって諸星大二郎だったんだ!」っていう50〜60代は少なからずいると推測する。かくいうワシもその一人 【西遊記】玄奘三蔵が「大唐西域記」で描いた仏教国か アフガン中部の遺跡で経典写本発見 栄えた仏教都市だったことを裏付ける
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1564134640/ 星野との友情
へたくそだけど線をいっぱい描き込む努力
手塚治虫に勝利 >>856
手塚治虫に勝利とはずいぶんだなと思ったが
「『いやあ、ボク、大友(克洋)さんに言ったんですよ。ボクはあなたの絵が描けますって。』
でもね、諸星さんの絵だけは真似て描けない」と言わしめたアレかw >>858
諸星×星野対談記事もよく読むとけっこう星野先生がひどいことさらっと言ってるw
新人は修行として売れっ子のアシに回るのが普通だったのに諸星先生はやっていないって話の流れで
「諸星さんの絵ではアシは無理だ」「手伝ったそこだけ別の世界になっちゃう」 小学生のころ読んだ暗黒神話は
「なんか体に傷が増えていく話」「終わりのほうにでっかい太陽が出てくる」くらいの認識だった 小学生の暗黒神話の衝撃的な記憶は
タケミナカタのガチガチと、オオナムチのツメと、オトタチバナのドロドロと、裸女性が餓鬼に変身するドキドキ。
おかげでスプラッターなエロが大好きな中年男ができたと思う 床屋の待合で読んだ地獄の章が初モロだったけど
「地獄がひらいた……」がやたら怖かった思い出
次ページのシーンも 暗黒神話も友情努力勝利だな
少年が、友情で数々の困難を乗り越え、アートマンへ 初見の衝撃度ではタケミナカタを越えるクリーチャーは未だ皆無
リアルタイムで見た者の感想 ページをめくったらいきなり1ページ大で出てきたアエンもなかなかでした 多分、先生自身もこの手法うけたの承知して自分でリスペクトしてる
あんとくさまもそう >>865
連載当時だとページをめくって大ゴマが目に飛び込んでくる
そんな計算されたページ繰りなんだけど
コミックだと1ページずれて見開きの左にネタバレしちゃってたね
終わりに出て来るオオナムチも同じ
最近の新版だと直った? >>868
奴はロリより飴を選んだ時点で理解できない存在 >>869
え!?
そんな乱暴なつくりだったの??
単行本にする際、
見開きは見開きで掲載するのが当たり前と思ってた
4コマ漫画とかならともかく、
普通は右から左へのコマの流れも計算してるんだから 雑誌掲載時にデンと1P広告が入っていて単行本化する際にページがずれた作品があるね
広告スペースを調整するのに脈絡のないコマが入っている作品を良く見るけど
作品に傷を入れてるようなもんで止めて欲しい… 集英社文庫版では「畜生の章」の扉絵(JSC版の口絵と同じ)が左ページにあって
右ページから本編が始まってるな >>871
流石に見開きの一枚絵は昔の単行本でも見開きに合わせる 実はブルーシティですって言ってたがなんか星を継ぐ者みたいになってるな 中文版のwiki見たら、石槃陀こそが孫悟空の原型って説があるのか 漫画家と猫 Vol.1
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309290553/
> 猫を愛する漫画家による新シリーズ。萩尾望都、諸星大二郎、西原理恵子、吉田戦車、
> ヤマザキマリの豪華5名が登場。
> ●自宅&仕事場での撮りおろし猫写真100点以上掲載。
> ●最新インタビュー収録。
> ●描きおろし含む貴重な猫マンガ・猫イラスト収録。 >>880
でもモトさまとヤマザキマリはモロ☆スキーだから
先生を重心に一応は関連性ある人脈 小林まことも入れるべき
猫好き漫画家なんていくらでもいるだろうに何でその人選なんだろうな メンツ固定の雑誌じゃないと思う
ひとりぐらい連載枠あるかもしれんが >>893
君はそうなんだろうが、俺はいるな
俺にとっていらんな、というのは吉田さんだが、
そんなの誰だって一人二人いるだろ >>888
E7系電車に暗黒神話ラッピング編成が登場したら起こして >>893
俺はむしろ諸星特集のムックでサイバラとの対談とそのレポしたサイバラの漫画あったら読みたいな
全然ご発言の無い先生に対してサイバラ自画像がどんどん脂汗まみれになったり
縄文土器や古代中国の話とかされたら今度はサイバラの理解が追い付かなくて青白くなったりという
大げさな表現したエッセイ漫画ぽいやつ おっさんはなんでみんな西原理恵子をサイバラと呼ぶんだろう 西原は高須と再婚してネトウヨ漫画家なって大嫌いになったわ サイバラのネトウヨ漫画見たことないな
イチャイチャ漫画にはちょっとイラッとしてたが、京アニ被害者治療の件で高須を見直したので良しとする 検索してみて記事を読み画像で出てくるマンガも読んでみたけど全然大したことなかった サイバラの漫画は、ピンポン玉くらいの子フグをプチプチ踏みつぶした…というイメージしかない 西原は最近ネトウヨやめようとして高須に意見してるみたいよ
高須が入院して何か心境が変わったぽい 高須死ぬからネトウヨ商売できなくなっちゃうだけやんけ
高須に合わせてネトウヨ商売やってたんだから、高須死んだら飯の種改めて考えなきゃいかんでしょ 花輪和一の描く猫とかキモカワイイんで花輪を掲載してほしいキモカワイイのは猫に限らず全部だが >>901
一般的な話として、ネット検索は指向性が強くなりがちだから、
それだけを読んで納得(または思考停止)してしまうすると危ないよ
そういうアドバイスの仕方もね >>908
一般的な話として、見た事が無いって言ってんだから長々と説明するより実物を見てもらった方が早くない?
で、それを見て納得または思考停止するかどうかは見た人が判断する事でしょ
あなたの“アドバイス”の方が変だと思うよ >>907
護法童子の猫屋敷回の絵がその中でも飛びぬけて可愛い
先生はこれまでにも猫本に2回描き下ししたけど今度の本は描くのかな
ついでに猫パニックも再録しておくといいんだが
妙にリアル志向の絵だった初期作品はファンでも案外と読んでなかったりするので ゆでたまごが護法童子パクってジャンプに連載始めた時はびっくりしたなぁ モロさんのキャラって誰もパクらないよな
描けないのか、描く価値がないのか キャラじゃなくてストーリーの人だからな
キャラクター至上主義の小池一夫と対極の人 手塚に「僕には描けない」と言わしめた諸星先生の絵
その諸星先生に「自分もこんな絵が描きたい」と言わしめた弐瓶勉の絵
そして鬼才花輪和一の絵
この御三方の絵は、己の内面の深い業が描かしているので他の人には真似できない 少年の不安気な表情を描かせたら諸星先生の右に出る者はいないと思う >>917
赤い唇の月島さんのエロさや失楽園前編のララの白痴美?はもう描けないんだろうな
代わりに近年の作では文明が衰退した世界らしき短編によく描かれる裸の少年少女がとても可愛い モロの絵はデッサンは危ういがそれがまた異次元感を増してるし、構図とかすごく考えられてうまい方だと思うわ
プルプル感とかグネグネ感とかモシャモシャ感の真似は誰にもできない オオナムチの造形は凄い
頭の中のイメージを可視化できる天才だよ 開明獣の目付き
「そんな事はどうでもよい?」の講釈師の目付き
「ヂーゼル猿人!」の怒々山博士の目付き >>913
よく冷えた冷次郎というパロディキャラならいた 冷蔵庫から出ると腐っちゃうムニョス博士へのオマージュか 西遊妖猿伝の強さランク作ったけどどうかな
A
斉天大聖・悟空
B
斉天玄女・竜児女 与世同君
C
羅刹女 李勣 羊力大仙(暫定) アマルカ(暫定)
D
悟空 金角 一升金&大青&小青 ヴァンダカ
イリーシュカ 黄袍 百眼道人
E
竜児女 恵岸行者 通臂公 鹿力大仙 ドゥルジナス サソリ女
析易居士 丘秀才 六耳び猴 七仙姑 紅孩児 石方相 阮馮河
F
黄風大王 白骨夫人 沙悟浄 銀角 六健将 阮暴虎
G
ちょっと強い一般人 

同ランク内では左に行くほど強い >>928
宮城の地下にいたナタ太子と母親のBBAは?
あと竜児女の重複ノミネートの違いはなにか >>929
あれってそういう意味だったのかよ・・・
俺はウルジャンで連載が始まってから諸星作品を読み始めた読者(45)なんで
それ以前のネタは全く理解していなかった 世界伝奇行 中国・西遊妖猿伝編
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309290454/
> 漫画家・諸星大二郎と「奇界遺産」の写真家・佐藤健寿が「西遊妖猿伝」の現地取材で中国へ!
> 撮り下ろし写真80点、新作マンガ22頁、貴重なカラーイラスト100点を収録した超豪華版。
> ●描き下ろし新作マンガ「ポンコツ西遊記 火焔山を行く」
世界伝奇行 パプアニューギニア・マッドメン編
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309290461/
> 『文藝別冊 特別編集 諸星大二郎 マッドメンの世界』(2015年刊)に
> スペシャル対談「萩尾望都×諸星大二郎」など、新たに60ページ追加した増補決定版!
> 【NEW】
> ●スペシャル対談「萩尾望都×諸星大二郎」カラー24ページ
> 萩尾望都の自宅での撮り下ろし写真満載。撮影・佐藤健寿。
> 「真似したくても真似できない」とお互いが語る1万7千字のロング対談。
> ●パプアニューギニア新規写真26点追加
> ●現地でのカラースケッチ 新規5点含む16点掲載 萩尾望都24Pかぁ…
ホントこういう増補改訂版って意地悪だよな
本棚一杯なんだよ どうせこのスレの大半はすでに持ってるのに出たら買う出版社に都合のいい糞虫なんだろうなぁ
俺もだよ >>937
20年以上前の絶版本とかなら話も分かるんだが完全にマニアターゲットだもんな
せめて増補前版を下取りして安くするとかしろよと言いたくなる 以前のは描き下し漫画(波子を探して)が載るというんで買った
文芸別冊の増補完全版は描き下し漫画と単行本未収録漫画を載せた上に
ノホシンとの対談というから買った
今回はモトさま対談だけしか追加の目玉が無いんじゃ買わない 寄生獣スピンオフみたいに一本描いてくれればね
萩尾先生の「温室」とモロ先生の「肉色の誕生」は自分の中でダブってる 資料本を買っても漫画本編に描かれている以上の情報を得られることは殆ど無いので買わないようにしている
描かれていないものを「実はこういう設定で描いています」というのは読者に対してあまりにも礼を欠いている 俺の思っている、限定版とイメージが違うんですけど。 タワーレコード渋谷店 @TOWER_Shibuya
9/14(土)から渋谷店8F“SpaceHACHIKAI”にて「諸星大二郎×佐藤健寿展」開催決定🌵
1⃣『世界伝奇行』シリーズ2冊同時刊行を記念して2期構成🌲
2⃣サイン会を実施🌿
3⃣会場限定グッズも販売🌿
詳細は👉http://towershibuya.jp/news/2019/08/09/136959 #諸星大二郎 #佐藤健寿 (GN)
https://pbs.twimg.com/media/EBf0xuSUEAYwB4H.jpg
https://pbs.twimg.com/media/EBf0xvKUYAEXsMn.jpg
2019年8月9日 12:15
https://twitter.com/TOWER_Shibuya/status/1159664587010002944
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 待ってくれみんな、言うことは尤もだが、
既に旧版を持っているわれわれは自分のために買う必要は無いんだ。
子供に買うんだ。 サイン会やって欲しいよな
数年前から全国回ってた原画展でも関係者への顔見世はあっても
一般客がサインお願いできる感じじゃなかったし >>948
作ってもいいし、養子を迎えても良いし。 >>854
俺の場合、食事の時間だな
脳に焼き付いた >>854
>>953
俺はその類いじゃないけど
その感じ凄いわかる!!
気にも止めず読んだけどインパクト強めだし記憶にこびり付いてて、あの作者何だったんだろう・・・って 一番最初の形のマッドメン読み返したが
現行本に比べると波子の顔がけっこう初期作品寄りの絵柄だったな
記憶では孔子暗黒伝以降の絵で描かれてると思ってたが >>850
>>853
モロ先生からインスピレーションを受けた庵野秀明がエヴァンゲリオンでゆでたまごのグルマンくんに大勝利。 漫画自体は貞本のエヴァよりグルマンくんのほうが面白かった 子供の王国ってあったよな
なかなか再版しづらい内容 >>959
現在も販売中の小学館諸星短編集2『子供の情景』に入ってる
いきなり巻頭で >>913
孔子暗黒伝連載当時、コンタロウの1・2のアッホに開明獣が解説者で出てた。 講釈師なら2001夜で星野が
あれはパロでなく友情出演か 唐沢俊一の本の挿絵に稗田先生のコスプレした唐沢のイラストがあったな コンタロウのモロへのツッコミは異常
ライバル心があったのかな 少し前に諸星大二郎さんを知ったものです
暗黒神話、マッドメン、巨人譚、妖怪ハンター、短編集(無面目太公望伝、雨の日はお化けがいるから、オリオン座ラジオ)などいろいろ購入しましたがおすすめはありますでしょうか? >>967
それ以外なら、諸怪志異、孔子暗黒伝、諸星大二郎特選集4(不安の立像、子供の遊びなど代表作が入ってる)かな
夢の木の下で、トゥルーデおばさんなども面白いよ >>968>>969
教えて下さりありがとうございます!まだ自分で金を稼げる程の年齢ではないのでコツコツ購入していきたいと思います 栞と紙魚子シリーズは読んだ短編集の中に入ってるのかなぁ
まだなら必読やろうね 題名しか知らないのでこれから購入してみようと思います
教えて下さりありがとうございます! グリム童話が元のトゥルーデおばさんやスノーホワイトもおすすめ 西遊妖猿伝は欠かせないだろ。
アクションコミックス版なら安く手に入るんじゃね? モロ本はネカフェにほとんど置いてないしね〜
マニアが多いからブコフにもほとんどない
コツコツ集めてくしかないね、でもこれから楽しみが何年も続くと思えばいいか なにを言っているんだ?
先生の書いた本で読まなくていい本なんて一冊もないよ! あまりはまると俺みたいに現代間引考や青髭おじさんを読むために国会図書館行ったり
古雑誌のオークションを探し回るところまで中毒になるから現行本と文庫本までにしておく方がいい
980超えてると2日誰も来ないと落ちてることが多いので皆さん書き込みよろしく
自分は何故かエラーするんで次スレもおながいします >>985を見て一般的な反応は
キカイダー派、あしゅら男爵派の順であり、ハリハラ派はいない 碁娘伝はオカルトなのかリアルなのかわかりにくいところがイマイチだが面白い。
もう少しエロがあればもっと良かったのに。 >キカイダー派、あしゅら男爵派、二人こまわり君派
おいおい平均年齢高いなー、俺もそうなんだけど >>988
うん、そうだね。
でも自分も真っ先にキカイダーを思い出したよ。ごめん ページ少ないくせに格闘シーンがあってギャグ漫画でもある「シマ男の逆襲」は読むなとおっしゃるのか? 西遊と諸怪志異の3、4の阿鬼が燕剣鬼になってからのやつ
あれは読まなくても 読まなくていいとか言ってる奴はそいつの主観でしかないし、そいつがどんな感性を持ってるかも分からないから全く信じなくて良し このスレッドは1000を超えました。
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