しかも、この検証はCVTに有利な設定(つまり回転数によって効率の差が表れやすい負荷領域)での比較ですから、実運用では益々CVTを使用する意義が薄れます。

Wikipediaにあった出所不明なBSFCの比較では当てにならないと言われそうなのでもう一つも検証してみましょう。以下の左図はマツダのSKYACTIV-G 2.0Lエンジンです。235[g/kWh]あたりがスイートスポットなので、7%の悪化だと240[g/kWh]あたりになります。

http://anopara.net/wp-content/uploads/2016/10/cvt_vs_sky.png